サウジの宗教指導者:「女性が夫の同伴なしで男性医師の受診は禁止」

2014年02月14日付 Hamshahri 紙

【ハムシャフリー・オンライン】サウジアラビアの宗教指導者の一人は、同国の女性たちが夫の同伴なしで男性医師の診察を受けることは禁止されるべきことだと述べた。

ISNA(イラン学生通信)によれば、サウジアラビアの《カイス・アール・ムバーラク》導師は、女性が自身の《マフラム》の男性[訳者注:夫、もしくは、父、兄弟、息子など]の同伴なしに、男性医師に診察を受けることは、慎むべきことであり、禁止されるべきことである」と発言した。

同導師によれば、男性の専門医によって女性が診察を受けることは、どうしても必要な場合を除いては、合法的ではなく好ましいことではない。

同導師はまた、「女性は、女性医師がいない場合においてのみ、男性医師の診察を受けることが許される。[…重複のため省略…]」と述べた。

この報道によれば、サウジアラビアの宗教警察は、同国の東部州においては、個人診療所では、女性が男性の同伴なしに医院に立ち入ることに対し制限を設けているという。


関連記事(「サウジアラビア:司法評議会が裁判所に女性の「ID」への依拠を義務づける」)
関連記事(「サウジアラビア:諮問評議会に加わった女性たち」)
原文をMHTファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:8400001
記事ID:33035