―芸術家たちの悲哀を誘う秋は続く― モルテザー・アフマディーさんが死去(2)

2014年12月21日付 Jam-e Jam 紙
彼は、1326年(西暦1941/2年)外国映画の声優となり、映画声優・音響監督協会(1342年(西暦1963/4年)設立)の初期メンバーの一人となった。1332年モルダード月28日(西暦1953年8月19日)のクーデター以後、アフマディーさんは役者をやめ、7年間アフヴァーズに行っていたが、その後テヘランに戻るとテレビシリーズ『タック・メズラーブ(唯一の撥[楽器サントゥールで用いる])』で演劇活動を再開した。彼が演じてきたその他のテレビ連続〔番組〕としては、『星合のスルタン(ナーセロッディーン・シャーの敬称)』や『7つの都の愛』(共に1356年(西暦1971/2年))、『小さな市場の鏡と地下』(レザー・ズィヤーン、1377年(西暦1992/3年))などが挙げられる。

1349年ファルヴァルディーン月(西暦1970年3/4月)にもアリー・ハータミーに招かれ、映画『ハサネ・キャチャル(禿げのハサン)』のテーマ曲に太鼓の伴奏でタラーネを歌った。(この歌は、ロウホーズィー[結婚式や大きな催しなどで行われる演奏付きの伝統喜劇]としても知られている)。この演奏スタイルでは、1328年(西暦1949/50年)に5枚の音楽レコードがイギリスのある会社のために録音されている。アフマディーさんは、400曲以上のタラーネ・ザブリー(打楽器の伴奏付きのタラーネ)と150曲以上のタラーネ・フォカーヒー(コメディーの語りが入るタラーネ)を唄った。そしてこれらの曲は、『イラン近現代伝統音楽家』の著者で知られる作家のナスィーリーファル氏の作詞であり、アフマディーさんのミュージカル作品の大半が彼の著作をもとにしている。

アフマディーさんの不朽の作品としては、彼の声優業(吹き替え)である『ピノキオ』シリーズを挙げることができる。彼はこのシリーズの「キツネの詐欺師」の声優を務めている。

『きれいな理髪店』、『求婚者のスーツ』、『ダーニーとわたし』などは、モルテザー・アフマディーさん出演のテレビ番組である。またアニメ『シェキャレスターン(砂糖の国)』でも声優を務めている。
(終わり)


参考:モルテザー・アフマディーさんのタラーネ(youtube)
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翻訳者:37hasan
記事ID:36497