イマーム・レザー廟聖域条例とシーア派コミュニティーの誇り

2017年09月06日付 Hamshahri 紙

 イラン全国に存在する最も重要な場所の1つとして、聖地マシュハドと同地にあるサーメン・アル=ホジャッジ Thāmen al-Ḥojajj[訳注:12イマーム派第8代であるイマーム・レザー]の廟が挙げられる。

 イランは、世界でシーア派第一の拠点であり、マシュハド市は、イランで第一のシーア派拠点である。シーア派コミュニティーにおけるマシュハド市とイマーム・レザー廟の重要性を考慮すると、廟を訪れることに栄誉を抱きながら押し寄せる巡礼者たちの波に対して細心の注意を要するという特殊性を鑑みながら同廟に包括的な対策を実施する場合、極めて慎重に特別な計画案を立案しなければならない。

 今日のマシュハドにある建築物は100年後にも残るものである点を考慮する必要があり、それ故に、100年先にシーア派コミュニティーの誇りとなるよう計画されなければならない。この観点から、一般的な対策や6か月間の調査、4つの問題の現認、1案の準備をもってしても、現在のレザー廟の聖域に求められる必要性とマシュハドの歴史的文脈に対する回答には程遠いと言わざるを得ない。

 マシュハドの歴史的文脈に必要なものは、レザー廟とマシュハドの歴史的文脈を保護するために正確な検証と国家最高の専門家を結集することである。レザー廟の聖域とマシュハドの歴史的文脈について通達された条例が、その可能性を用意している。同条例では、聖域とマシュハドの歴史的文脈を保護するための活動、計画、調査を行う、国の第一級の専門家たちや、マシュハドの歴史文脈とレザー廟の聖域の関係者全員が出席する最高評議会の設立が盛り込まれている。

 マシュハドは、ありふれた方法や、それ自体がもはや時代遅れとなり、脇に追いやられた包括的計画などで斟酌されるような小都市ではない。最近制定されたレザー廟とマシュハドの歴史的文脈に関する条例は、先日、ホラーサーネ・ラザヴィー州知事に通知されたもので、一つの最高評議会によって全メンバーが広範な研究と節度ある予算確保と投資を行い、シーア派コミュニティーの覚書として受容しうる優れた業績を残す可能性を準備するものである。同条例の通知により、誰もが重要であると理解した点は、レザー廟の聖域とマシュハドの歴史的文脈の保護に関する調査がシーア派コミュニティーの誇りを維持すべく、厳正に実施されなければならないことである。

 この条例の基本事項は、科学技術・行政・環境・文化に関わる全ての施設の総力を結集し、シーア派コミュニティーの誇りとなるようレザー廟聖域周辺の歴史的文脈における諸条件を設定することである。またこの条例では、レザー廟聖域周辺に最小限の介入を行い、精細な調査を実施した後に同廟とマシュハドの歴史的文脈を維持するための長期再開発計画を準備する点が強調されている。はっきりしているのは、我が国の責任を負う立場の者は誰一人として、この条例が通達されたことの重要性を疑っていないということである。


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翻訳者:AI
記事ID:43459