アイスランドでスキャンダル;サッカー代表、入国で足止め

2019年06月09日付 Milliyet 紙
トルコサッカー代表は、ユーロ2020予選H組でアイスランドと6月11日火曜日に行われる対戦のためにアイスランドにやってきた。コンヤからチャーター機でケフラビッキ空港にやってきたトルコ代表は、入国に際しアイスランド当局によって約2時間パスポート検査で待たされた。

代表選手たち個人の持ち物も詳しく調べられ、長い間、パスポート検査で待たされたことが判明した。

選手のエムレ・ベロゾールとブラク・ユルマズは、空港の出口でこの出来事に対して反感を示した。

ブラク・ユルマズは、「彼らが行ったことは、敬意を欠く、非礼な行為だ。私たちはそこで3時間待っていた。全員のカバンが取り上げられ、全員のクリームを取り上げ、カバンを取り上げた。彼らは何度も何度も検査を行った。私たちは6時間半飛行機に乗った。それから3時間も待っていた。さらに、数人の仲間はまだ来てい ない。出られたものから来ている」と述べた。

■チャウシュオールの反発

メブリュト・チャウシュオール外相は、代表チームに対してアイスランドで示された対応は容認できるものではないと述べた。

チャウシュオール大臣は、SNSのツィッターアカウントから発したメッセージで、「代表チームがアイスランドの空港で受けた扱いについて、外交的な慣例という点からも人道的な観点からも容認できない。私たちは必要なことを行う。みなさんもご懸念なく」と述べた。

■ファフレッティン・アルトゥン:責任者を非難する

大統領府通信局長ファフレッティン・アルトゥンはというと、この問題に関して次のように会見を行った。「アイスランドの空港でのトルコ代表に対する振る舞いは、外交上の礼儀やスポーツマンシップに適った行為ではなかった。私は、空港で起こったことについて責任者と担当者を非難する。状況を注視し続けていく予定だ」と述べた。

■イブラヒム・カルン:ことは開始された

トルコ代表に対してアイスランドで行われた敬意を欠く振る舞いは容認できず、必要な措置を講じる予定である。ことは開始された。私たち政府も国民も代表を応援している。最も素晴らしい回答をトルコ代表が試合で示すだろう。

■オメル・チェリッキ:アイスランド当局は、この「未熟な」扱いについて謝罪すべきである

公正発展党広報オメル・チェリッキは、ツィッターの公式アカウントでアイスランドに反感を示した。彼の投稿である。

「トルコ代表に対してアイスランドの空港で行われた敬意を欠いた振る舞いは、アイスランド当局に責任がある。私たちは、アイスランド当局に対して強い憤りを抱いている。スポーツマンシップに適わない、この敬意を欠いた振る舞いに対して、必要な回答が明確な形で出されるだろう。

アイスランド当局には、人道的でない、スポーツマンシップに適わない、外交的な点からも決して容認できない行為について責任がある。

トルコ代表に対して行われたことは一種の暴力である。アイスランド当局は、この「未熟な」扱いに対して謝罪すべきである。この過ちを償う措置を講ずるべきである。

私たちはトルコ代表に対してメッセージを送った。全ての国民があなたたちを支持していることを彼らは知っている。未熟な振る舞いに対して、スポーツマンシップに適う成功をおさめ、最も良い回答を出せると私たちは信じている。私たちの心は、トルコ代表とともにある。」

トルコ代表キャプテンのエムレ・ベロゾールも「何も言いたくはない。彼らは、わたしたちの犠牲となってほしい。必要なことは彼らが明らかにするだろう。私たちが飛行機から降りて以降、不要で過剰な捜索が行われたのは何とも残念である」と話した。

■トイレのブラシを伸ばした

他方、アイスランドのサポーターは、インタビュー中にエムレ・ベロゾールに対して、マイクのようにトイレのブラシを伸ばした。そのサポーターは、その後視界から消えた。

■アイスランドの最初の声明

アイスランドの最初の声明で、アイスランドサッカー協会警備責任者のヴィディル・レイニションは、「この問題はあらゆる点でとても奇妙である。協会は、朝一番で会議を行う予定であり、この問題について会見を行う予定である」と述べた。

トルコ代表は空港で長く待たされた後、バスで首都のレイキャビクに移動し滞在予定のホテルに入った。

トルコ代表は試合が行われるラウガルダル・スタジアムでトルコ標準時で21時45分に行われる練習に向けて準備した。

練習前に代表監督シェノール・ギュネシュと1人の選手が参加する記者会見が行われる予定である。


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翻訳者:新井慧
記事ID:46945