モンテネグロに辛勝、オリンピックに望みー世界バスケット

2019年09月08日付 Cumhuriyet 紙

男子バスケットボールトルコ代表は希望を最終試合へと託した。

新月と星のチームは2019FIBAワールドカップのグループリーグでモンテネグロを79-74のスコアで倒し、オリンピック最終予選進出へ望みをつないでいる。代表チームではセルタチ・シャンルとフルカン・コルクマズが負傷した。

男子バスケットボールトルコ代表は2019年FIBAワールドカップの第2グループリーグでモンテネグロを79-74のスコアで倒し、オリンピック最終予選へ進む望みを最終試合へと託した。

トーナメントの第1次グループでは僅かひとつの勝利を獲得し、第2グループリーグに残った代表チームは、Oグループでモンテネグロに対し前半戦で効果的でないプレーを見せた。試合の大半で遅れをとった代表チームは、とりわけ最後の5分に素晴らしいプレーでライバルを79-74のスコアで倒したことが分かった。

■最後の5分で試合に勝利

代表チームは試合の最後5分に見せた優れたディフェンスによって相手チームを倒した。

試合の35分で65-53のスコアで12点ビハインドとなった代表は、残り時間で9点を失い、ライバルのゴールへ26点を放り込んだ。

トルコの19点を獲得し、4つのリバウンドを取ったジェディ・オスマンは、試合のベストプレーヤーに選ばれた。サイドラインから上がるメテジャン・ビルセンは25分間試合に参加し、勝利に貢献する役目を果たした。24歳のバスケットボールプレーヤーは15得点と8のリバウンドの獲得を見せた。代表のプレイメーカー、スコティエ・ウィルベキンは13アシストと9ゴールと重要な貢献をした。

■オリンピック最終予選に向けニュージーランドと対戦

代表チームはオリンピック最終予選へ向けた最後の試合でニュージーランドと9月9日月曜日に相まみえる。

トルコはニュージーランドをも倒した場合、Oグループを首位で最終予選に出る権利をつかむ。

■エルサン・イルヤソバはユニフォームを着ず

代表で負傷中のエルサン・イルヤソバはモンテネグロとの試合に出場しなかった。

エルサン選手は、対チェコ戦で足首を負傷し、重要な試合でプレーができないものの、チームメートたちのためにベンチで試合を見守った。

■セルタチとフルカンも負傷。

モンテネグロ戦ではセルタチ・シャンルとフルカン・コルクマズも負傷した。

セルタチ・シャンルは、試合の17分にコート下で倒れた。跳ねながらコートから離れたセルタチの足は包帯がまかれた。彼は残り時間、試合に出場しなかった。

代表ヘッドコーチのウフク・サルジャは、ゴール下のローテーションが減少した後、トーナメントの最初の3試合で参加できなかったエゲ・アラルをモンテネグロ戦で起用した。

代表チームのけが人の中にフルカン・コルクマズも加わった。試合の終了の1分半前に胸に強打を受けたフルカンは、モンテネグロの控え選手のいる場所に倒れた。

その後にコートサイドに来たフルカンの呼吸が困難である様子が見られた。試合の終了28秒前に控え室にむかったフルカンは、検査の為に病院へ連れていかれた。

(訳注:トルコはその後、ニュージーランドに1点差で敗れたが、アドバンテージを獲得して、最終予選進出の権利を得た。)


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翻訳者:小林佑輔
記事ID:47503