イラク:バグダードで2度の自爆攻撃が発生(2)

2021年01月21日付 al-Quds al-Arabi 紙

■バグダード中心部でテロ攻撃…二度の爆発により数十名が犠牲に 治安当局は怠慢を非難される

【バグダード:マシュリク・ライサーン】

イラクのムスタファー・カーズィミー首相は治安当局の幹部複数名を解任する諸決定を発表した。それによると、アーミル・サッダーム大将が内務省諜報担当次官から解任され、アフマド・アブー・ラギーフ中将が同職に任命された。

アブドゥルカリーム・アブド・ファーディル(通称:アブー・アリー・バスリー)内務省諜報・テロ対策局(通称:鷹諜報細胞)局長が解任された。代わりにハミード・シャトリー国家治安当局副司令官が、鷹諜報細胞の統率任務および同機関と軍部の最高司令官を連携させる任務に任命された。バグダード作戦司令官であるカイス・ムハンマダーウィー少将は国防省に移動し、代わってアフマド・サリーム少将が同職に任命された。

ジャアファル・バッタート中将はイラク連邦警察長官を解任され、代わってラーイド・シャーキル・ジャウダト大将が連邦警察の指揮をとる。同様に諜報部・バグダード作戦治安部部長を務めたバースィム・マジード少将も解任された。

(後略)

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翻訳者:中鉢夏輝
記事ID:50545