連続テレビ小説『おしん』の作家、95歳で他界

2021年04月06日付 Hamshahri 紙

 テレビドラマ『おしん』の脚本家橋田寿賀子氏が、急性リンパ腫のため95歳で逝去した。

【ハムシャフリー電子版】寿賀子氏は映画及びテレビの脚本家として日本で最も著名な人物の一人であり、イランと母国で、何よりもまずドラマ『おしん』の脚本の執筆で知られている。ドラマは1983年4月から1984年3月まで、15分間297話が日本のNHKで朝に放映された。

 『おしん』は1360年代半ば[西暦1980年代]に『家を離れての年月』の名前でIRIB[イラン・イスラーム共和国放送]の第2チャンネルで放映され、非常に多くの視聴者に愛された。しかし同時に、物語の主人公の主要な仕事について奇妙な噂が飛び交うこととなり、一部の人々はこのドラマに多くの検閲が行われているとしてIRIBを非難した。

 寿賀子氏は2021年はじめから癌の治療を受けていたが、果てに4月4日、95歳にして東京西方[静岡県熱海市]の自宅で亡くなった。彼女の訃報は、日本の往年の映画・テレビ俳優の泉ピン子氏によってメディアに伝えられた。彼女は『おしん』をはじめ、寿賀子氏の多くの企画作品に出演してきた。

 橋田寿賀子氏は1925年韓国に生まれ、1930年代末に日本へ渡り大阪で育った。1949年に松竹の映画製作スタジオに加わり、後にフリーの作家・脚本家となった。彼女の最高傑作は『おしん』であり、60か国以上で放映され、大いに愛され称賛を受けた。


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翻訳者:OK
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