革命防衛隊報道官「イランの選挙は外国メディアの春である」

2021年05月27日付 Jam-e Jam 紙

 イスラーム革命防衛隊報道官は、外国メディアにとって重要な時期の一つは選挙シーズンであるとして、「イランの選挙は外国メディアの春である」と述べた。
 
【ジャーメジャム・オンライン】IRNA通信によると、革命防衛隊司令官のラマザーン・シャリーフ報道官はタブリーズのジャーナリストとメディアとの会見で、あらゆるメディアが記事の題材を追っているとし、「革命の当初から、イスラーム共和国[イラン]に関連する外国メディアの立場は明らかであり、常に彼らは新たな問題を見つけるたびに、イランに対し敵対的な報道をしている」と述べた。

 また、同氏は「サイバースペースは非常に広大であり、我々はインターネットを完全に制御することは出来ない」と述べたうえで、インターネットを使用する際、特にオンライン学習が行われている現状においては、子供たちに注意するよう各家庭で促した。

 さらに、敵は常に革命に対する人々の後悔、明るい未来の欠如、危機的な状況などの問題によって、人々を体制について失望させようとしていると述べ、「我々は40年間の資産をフェイクニュースによって、二束三文で売るべきではない」と語った。

 シャリーフ司令官は、一部の報道機関の罠に陥ってはならないと強調し、「我々のメディアは、対象となる事柄の眼目を把握し報道すると同時に、人々の尊厳と名誉もまた考慮し、中傷してはならない」と指摘した。

 同氏はメディアの効果的な役割と、世論に対する影響力や牽引力に言及し、「我々の国には偉大な人物が多くおり、メディアが殉教者バーケリー[イラン・イラク戦争時に活躍し殉教した英雄]のような人物の素顔を若い世代に伝えることができれば、それは若い世代への最高の貢献となるだろう」と述べた。


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翻訳者:SK
記事ID:51156