モロッコ:モロッコはスペインにとって「文明的結び目」を形成する(1)

2021年07月15日付 al-Quds al-Arabi 紙

■「モロッコ議会」議長:我々の国はスペインにとって「文明の結び目」を形成する

【ラバト:アナトリア通信】

モロッコ衆議院議長のハビーブ・マーリキー氏は木曜日、モロッコがスペインにとっての「文明的結び目」を形成しているとの考えを述べた。

マーリキー氏の発言は、議会(代議員)における立法会議の終了後に同氏が開いた記者会見の中でなされたものである。

同氏は、スペインは「モロッコ王国に対する文明の結び目に悩まされており、今日に至るまでそれを解決することができなかった」と述べ、スペイン南部にある多くの歴史的都市が「アラブ・イスラーム的文化遺産への観光を通して養われている」と加えた。

続けて同氏は、「非常に残念なことに、スペインがいまだに生きているのは十字軍の時代であり、21世紀の時代ではない」と述べた。

「偽りの大統領(イブラーヒーム・ガーリー)を受け入れたことにおけるスペインの挑発的な立場はこの問題に由来する。これでは、この危機を乗り越え、両国間の平和や友情、敬意を取り戻すことはできなかった」と説明した。

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翻訳者:二瓶恵理子
記事ID:51344