イスラーム:アラビア書道文化の豊かな歴史とその未来・・・(3)

2021年07月27日付 Al-Ahram 紙
■アラビア書道…危機に瀕する伝統芸術

【アシュート:本紙】ハマーダ・サイード、ワーイル・サミール

サアダーウィー氏は以下のように付言した。「フリースタイルの書体もあるが、それは各芸術家の才能に委ねられている。芸術家マスアド・ハディール・ブールサイーディーの場合、彼はこの書体に基準を制定し、書き手にとって見やすく美しく書かれたものを生み出すよう条件づけた。いくつかの映画やドラマのタイトルはこの書体によって書かれた。これは知られているたぐいの書体とは異なったタイプで、一部の書道家が用いている。その際彼らはアラビア書道の筆記の規則に縛られない芸術手法による筆記を駆使している」。

芸術家サアダーウィー氏は以下のように指摘する。「アラビア書道は一世紀以上にわたって専門教育機関で教授されてきたが、アラビア書道の卒業生たちは大学教育を終了することができない。芸術大学であれ専門教育学校であれ、アラビア書道の専攻学科が存在しないからである。アラビア書道を教える最初の学校は1923年に開校された。これは王立の書道学校であり、アブドゥルアズィーズ・リファーイー師(神が師を憐れみますように)、通称アラビア書道のアミール(長)が教鞭をとった。師の書道作品や芸術作品は、アムルー・ビン・アースモスクやアブドゥッラヒーム・カナーウィーモスク、アブー・アッバース・ムルスィーモスクなど、歴史ある偉大なモスクの壁に見られる。

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翻訳者:中嶋甘奈
記事ID:51444