シリア:トルコ国防相がユーフラテス川東岸部におけるPKKへの攻勢を強めると表明

2022年01月12日付 al-Quds al-Arabi 紙

■トルコ国防省は、ユーフラテス川東岸部において「クルディスタン労働者党」に対する懲罰を激化させると新たに警告

【スナック・シリアン・ドットコム】

トルコ政府が火曜日、ユーフラテス川東岸部における治安上の利益を保護・保証するために軍事オプションの選択を示唆したことにより、政治の進捗は、準備段階が加熱した緊張状態へと急転する姿を目撃することとなった。こうした緊張の背景には、シリア領内あるいは自国領内でトルコ軍が展開している各地域を標的とした攻撃を実施するための前哨拠点として、ユーフラテス川東岸部を利用している「クルディスタン労働者党」の脅威のレベルが上昇したことがある。

数か月にわたって脅威が継続するなか、トルコのフルシ・アカル国防大臣は「「国境の外」からトルコを標的とした攻撃に対する懲罰を激化させる」と述べて脅迫を行った。

トルコのアナトリア通信が報じたところによると、同大臣は昨日火曜日、軍の作戦に関して我々の国境の外から国家(トルコ)を狙った攻撃にはもう耐えられない。我々の懲罰的軍事作戦は激化するだろう」と述べた。

同大臣は続けて、トルコ・シリア国境においてトルコ兵3名が殺害されたことに応じて、(同氏が呼ぶところの)「テロリスト」22名を逮捕あるいは殺害したと述べた。

アカル国防大臣は火曜日、「先週土曜日に3人のトルコ兵が殉職したことに応じて、無力化された「PKK/YPG」所属テロリストの数は22名まで増加した」と述べた。

(後略)


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翻訳者:メディア翻訳アラビア語班
記事ID:51789