テヘラン予防警察長官が発表「首都テヘランにて武装した郵便配達員を逮捕」

2021年12月13日付 Jam-e Jam 紙

 テヘラン予防警察長官は、郵便配達員を装い市民らの住居で強盗を行っていた者を逮捕したことを発表した。

【ジャーメ・ジャム電子版】テヘラン警察広報センターによると、テヘラン予防警察長官ジャリール・モウグーフェイー大佐は、「ラーズィー地区第115警察署員らが管轄区域内を巡回中、市民らに追いかけられて逃げている者を目撃した」と述べた。

 同長官は続けた。「警察官らは直ちに行動を起こし、逃亡する容疑者をしばらく追跡した後に身柄を拘束した。取調べを重ねる中で、容疑者が9発の弾薬と一丁の軍用銃を所持しているのを発見した。」

 モウグーフェイー大佐は説明した。「ラーズィー地区第115警察署の署員らは容疑者の逃亡元に赴き、現場での捜査や被害者と目撃者の証言から以下のことが明らかになった。容疑者は、初めに郵便配達員を装って封書を手に持ち、裕福そうに見える家を訪れた。ベルを鳴らして、その居住者らに自分が郵便配達員であることを伝え、居住者らがドアを開けると建物内に侵入、住戸のドアを確認し、軍用銃を使用して金品を脅し取ろうとしたが、当該の建物の多くの居住者らに遭遇したため逃亡を図ったのだった。」

 同長官は以下のように付け足した。「逮捕された犯人は、警察署に連行され、警察の専門的手法による取調べを受けて犯行を自供、我が国の西部諸州で銃を購入し、窃盗を企てたことを認めた。」


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翻訳者:SK
記事ID:52070