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フェトル祭(ラマダン明けの祭り)の詐欺に注意!|犯罪者はこんな手口であなたから盗む

 テヘランサイバー(FATA)警察長官は、幸いなるフェトル祭期間中のフェトゥリーエ[訳注:フェトルを祝う寄付]、ザカート[訳注:宗教的義務としての喜捨]、カッファーラ[訳注:宗教上の罪を償うために課される行為。ここでの罪とは故意の断食破りのこと]などの支払いを装った詐欺師らの活動について警告した。      【ハムシャフリー電子版】大テヘラン圏サイバー警察長官ダーヴード・モアッザミー・グーダルズィー大佐は、「詐欺師やサイバー犯罪者らは、人々を騙し詐欺を行うため、あらゆる機会を利用するものである。 全文をよむ

  • 2024-04-06
  • Hamshahri紙

写真|タクフィール主義者のテロリスト2名、ゴムで逮捕

 タクフィール[背教徒宣告の意]主義集団ISKP[イスラーム国ホラーサーン州]に属しているテロリスト2名が、聖マアスーメ(彼女に神の祝福あれ)廟に入る時に逮捕された。      【ジャーメ・ジャム電子版】ここ数日、軍および治安部隊におけるイマーム・ザマーン(至高なる神よ、彼の救済を早め給え)の名もなき兵士たち[情報省職員の意]の尽力によって、聖ファーテメ・マアスーメ(彼女に神の祝福あれ)廟に入ろうとしていたタクフィール主義集団ISKPに属しているテロリストの2名が逮捕されたという。      全文をよむ

  • 2024-04-02
  • Jam-e Jam紙

イランのガスパイプライン爆発はイスラエルの仕業か|詳細

 ある米国紙が、イランで起こったガスパイプライン爆発事件にシオニスト政権が関与したことを認める記事を掲載した。      【ハムシャフリー電子版】YJC通信によると、ニューヨーク・タイムズ紙はある記事で、「二人の西側の高官によれば、イスラエルは今週、イラン国内の二つの主要な天然ガスパイプラインを秘密裏に攻撃し、数百万の人口を有する複数の州へのガス供給の流れを混乱させた」と報道したとのこと。       同紙によると、今回の攻撃はイスラエルとイランが空、陸、海、及びサイバー攻撃を通じて長年にわたっ 全文をよむ

  • 2024-02-17
  • Hamshahri紙

アゼルバイジャン共和国のある機関の指示を受けた複数人のスパイがイランで逮捕

 複数人の外国人スパイ及びテロリストがアゼルバイジャン共和国のある[諜報]機関の指示を受けてイランに入国し、イラン国内で破壊工作を実行しようとしたが、実行に移す前に身元が特定され、逮捕された。      【イラン電子版政治部】最近、イランの治安機関がアゼルバイジャン共和国のある機関の指示を受けた複数人のスパイとテロリストを逮捕したとのことである。       すでに入手した情報によれば、逮捕された者たちはスパイ行為に加え、イラン国内で破壊工作を実行しようとしたが、実行に移す前に身元が特定され、逮 全文をよむ

  • 2024-02-07
  • Iran紙

同級生が語るアールミーターさん失神の出来事(2)

−(続き)−   ◆誰も私たちに警告しなかったし、アールミーターを突き飛ばしもしなかった       この出来事の当日にアールミーターさんと一緒にいた、彼女のもう1人の同級生で友人のメフラーさんも、ファーテメさんの話に続けてその出来事がどのように起こったのかを説明した。「その日(日曜日)、他の日と同じように、ファーテメとアールミーターと一緒に学校に行くためにメトロ(ショハダー駅)で待ち合わせをしていました。私が駅に着いたとき電車は来ていて、私よりも早く着いていたファーテメとアールミーターが私を待 全文をよむ

  • 2023-10-05
  • Iran紙

同級生が語るアールミーターさん失神の出来事(1)

【イラン電子版】「その日、いつも約束していたように、私が最初にメトロの駅に着きました。そのあと、アールミーターがやってきました。全てが普段通りで、音楽を聴いて、話をし、大いに笑いあいました。」       これは、数日前にメトロで失神してしまったアールミーター・ゲラーヴァンドさんの同級生にして親友であり、かつ一緒に通学していたファーテメさんの言葉である。ファーテメさんは、本日(水曜日)、事件当日のことを語った。       アールミーターさんの親友で同級生の彼女は、この聞き取りの中で以下のように 全文をよむ

  • 2023-10-05
  • Iran紙

イスファハン州アルデスターン県で歴史的価値を持つナフルが焼損

アルデスターン県警察本部長は、市内の奉賛会所有の歴史的なナフルnakhl[訳注:棺を模した神輿のようなもの]を焼損させた2名を逮捕したと発表した。      本紙によれば、アルデスターン県警察本部長のモスタファー・サーデグザーデ大佐は、次のように述べた。「アルデスターン市クーシュク地区でのナフル放火により、祭具や人々の信仰が侮辱され、ホセイニーイェの哀悼者ら[ムハッラム月に開催されるイマーム・ホセイン殉教追悼行事「アーシューラー」に参加する人々]の心を傷つけた。この放火犯の逮捕まで一瞬足りとも休 全文をよむ

  • 2023-07-23
  • Hamshahri紙

ザーヘダーンの警察署にテロ攻撃 ジェイショッゾルムが犯行声明/マッキーモスク近くの警察署に

 テロ組織ジェイショッゾルム[またはジャイシュッズルムで「不正義の軍」の意。一般的にはジャイシュルアドル(「正義の軍」の意)との自称に基づく名称で呼ばれる]が、ザーヘダーンの警察署に対するテロ攻撃の犯行声明を出した。      【ハムシャフリー電子版】テロ組織ジェイショッゾルムは声明を出し、ザーヘダーン第16警察署に対するテロ攻撃への関与を認めた。       第16警察署への武装襲撃者4人は警察によって殺された。       この事件では、アリー・ケイハー中尉という警察官1人と、モビーン・ラシ 全文をよむ

  • 2023-07-08
  • Hamshahri紙

パルカース大佐殺害の首謀者逮捕の詳細|前科持ち悪党を誕生日パーティー中に逮捕|パルカース大佐は国際麻薬マフィアに大打撃を与えた

ホルモズガーン州の国境警備隊司令官は、「国境警備隊のマスウード・パルカース大佐は過去数年間、この国際麻薬マフィアの多くのメンバーと戦って排除し、彼らの経済基盤に深刻な打撃を与えた」と語った。      ハムシャフリー・オンラインによると、ホルモズガーン州国境警備隊の司令官サルダール・エスマーイーリー氏は次のように述べた。   「ホルモズガーン州のエマーム・ザマーン無名戦士隊と同州の麻薬取締警察との一連の情報交換及び技術協力の結果、パルカース大佐殺害実行犯の所属する国際麻薬海上密輸組織のトップが、 全文をよむ

  • 2023-07-05
  • Hamshahri紙

ハルハール県のヒグマ密猟者に禁錮27か月の判決

 アルダビール州環境保護局長は、「ハルハール県におけるヒグマ密猟事件の主犯は、タアズィール刑〔罪人の矯正を目的に、裁判官が自らの裁量によって刑罰を決めることのできる裁量刑で、イスラーム法に具体的な刑罰が定められていない犯罪に対して適用される〕による禁錮27か月の判決を言い渡された」と述べた。      【ハムシャフリー電子版】アルダビール州環境保護局長のハサン・ガーセムプール氏は、「ハルハール県ハシュジーン地区のある村でメスのヒグマを狩った密猟者の事件は司法当局に送致され、捜査が行われたのち、タ 全文をよむ

  • 2023-07-03
  • Hamshahri紙

ケルマーンで集団での喧嘩が発生、1人が死亡/60歳の女性が心肺停止

 ケルマーンにあるシャーザーデ庭園の駐車場で集団での喧嘩が起こった後、60歳の女性が心肺停止の状態になりその後病院で死亡した。      【ハムシャフリー電子版】ケルマーンにあるシャーザーデ庭園での集団の喧嘩の後に1人が死亡した。日曜日の午後にケルマーンのシャーザーデ庭園の駐車場で旅行者たちの集団と他の複数人からなる集団の間で喧嘩が起こった。       喧嘩の規模が大きくなるにつれ新たな人々が加わり、乗客を運んでいたバスに向かって荒々しく激しい言葉を浴びせながら石を投げ、バスの窓ガラスを割った 全文をよむ

  • 2023-04-23
  • Hamshahri紙

ゲゼルヘサール刑務所での流血騒動に関する詳細 1人が死亡

 アルボルズ州捜査警察長官は、ゲゼルへサール刑務所内での殺人事件の発生が明らかになったことを発表した。      【ハムシャフリー電子版】アルボルズ州捜査警察のヘクマトッラー・ショジャーイー長官は次のように述べた。「ゲゼルヘサール刑務所房内で喧嘩が発生したとの報告を受け、アルボルズ州捜査警察刑事課が当事件の調査を行った。」       同治安当局者は続けて次のように述べた。「当警察の刑事らが犯行現場に臨場し捜査を進めた結果、以下のことが明らかになった。すなわち、2名の人物が自作の凶器を使用して揉 全文をよむ

  • 2023-04-11
  • Hamshahri紙

イラン赤新月社社長が発表 昨年に比べノウルーズ期の事故が増加

 1401年エスファンド月29日[西暦2023年3月20日]月曜正午までの交通事故での負傷者救助件数は、昨年の同時期と比較して23パーセント増加している。      (ジャーメ・ジャム電子版)イラン赤新月社広報サイトによると、同社の社長がイラン国営テレビのニュースチャンネルのインタビューで以下の通り述べた。「赤新月社のノウルーズ期全国救難救助計画が始まってから、本日エスファンド月29日火曜正午までに、マーザンダラーン州、イスファハーン州、ファールス州の連絡幹線道路では最多の交通事故が記録されてい 全文をよむ

  • 2023-03-20
  • Jam-e Jam紙

サラーヴァーン国境で国境警備隊員1人が殉教

 サラーヴァーン国境警備連隊隊員の一人が国境地帯の安全確保にあたっていた際に殉教した。      【ハムシャフリー電子版】国境警備隊によると、本日1401年エスファンド月24日(西暦2023年3月15日)国境警備隊の隊員の一人が、スィースターン・バルーチェスターン州にあるサラーバーン国境地帯の安全の確保のため、巡回と待ち伏せ、管理と監視にあたっていた際に負傷した。       この発表によると、スィースターン・バルーチェスターン州サラーバーン国境警備中隊警備隊員であるモハンマドレザー・モガッダム 全文をよむ

  • 2023-03-15
  • Hamshahri紙

ザーヘダーン市の警官に武力攻撃で2名死傷─銃撃犯逮捕に尽力

 スィースターン・バルーチェスターン警察本部長は、ザーヘダーンのチェシュメイェ・ズィヤーラト警察署に所属する、巡回中の警察官への武装した凶悪犯らによる卑劣な攻撃と、治安維持警官[訳注:徴兵制により採用された二等兵]の殉教を発表した。       スィースターン・バルーチェスターン州のモハンマド・ガンバリー警察本部長は以下のように述べた。「数時間前、ザーヘダーン市のチェシュメ・イェ・ズィヤーラト警察署の警官が警備エリア内でパトロールを行っていたところ、一台のシルバーのプジョー405に乗る武装した凶 全文をよむ

  • 2022-11-22
  • Hamshahri紙

バスの運転手が心筋梗塞を発症し事故発生

 テヘラン市営バス会社の広報局長は、テヘランのバス運転手の心筋梗塞を確認し、以下のように述べた。「この事故で2名の負傷者が出たが、現在、負傷者らと運転手の容体は安定している。」      【ジャーメ・ジャム紙電子版】マフディー・アーガーベイギー局長は火曜日、IRNA(イスラーム共和国通信)のインタビューにおいて、バスの運転手が心筋梗塞を発症したこと、そのバスがタクシー2台と衝突したことについて以下の様に述べた。「この事故はシューシュ広場付近で発生した。バス運転手が原因不明の心筋梗塞を発症し、これ 全文をよむ

  • 2022-11-22
  • Jam-e Jam紙

無法者がテヘランの地下鉄で車両に放火 サーデギーエ駅と列車の最新状況 逮捕後の自白

 テヘランで地下鉄[テヘラン・メトロ]車両の座席に火をつけて車両を燃やそうとした者が地下鉄警察により逮捕された。      【ハムシャフリー電子版】首都警察情報センターによると、同警察は以下のように公式に発表した。「ここ数ヶ月の国内の騒動や、敵たちが国内の混乱した状況を悪用していること、また外国メディアが世論を操作していることに乗じて、ある人物がサーデギーエ駅で地下鉄車両の座席に火をつけ、同駅地下構内の秩序と安全を乱そうとしたが、地下鉄警察職員の尽力により逮捕された。」      「逮捕された容 全文をよむ

  • 2022-11-15
  • Hamshahri紙

シーラーズのシャーチェラーグ廟参詣者に対するテロ攻撃 副大統領の反応

 女性・家族問題担当副大統領は、追悼メッセージを発表してシャーチェラーグ聖廟に対するテロ攻撃を非難し、「このテロ攻撃は、体制の敵が国民の団結の前では無力であるがゆえに起こされたものだ」と述べた。      【ハムシャフリー電子版】エンスィーエ・ハズアリー女性・家族問題担当副大統領は、シーラーズのシャーチェラーグ廟でのテロ攻撃について以下のように述べた。「数多くの我が国民が殉教するに至った、聖アフマド・イブン・ムーサー(彼の上に平安あれ)の聖域に対するテロ攻撃は、イラン国民の団結と抵抗を前にして体 全文をよむ

  • 2022-10-27
  • Hamshahri紙

19人の専門医が故アミーニーさんの死因を確認 警察署の建物内でマフサー・アミーニーさんが意識を失った理由(2)

(続き)   8歳のときに脳腫瘍の手術       フォルーゼシュ局長は続けてこう言った。「我々が故アミーニーさんの案件について、保健省、社会保障機構及び健康保険機構に問い合わせたところ、社会保障機構と保健省から我々に資料が送られてきた。ミーラード特別専門病院の資料によると、故アミーニーさんは1386年(西暦2007年)8歳の時に、頭痛と成長障害、及び視覚障害の症状から良性脳腫瘍と診断され、外科手術を受けている。また、そのとき[故アミーニーさんが病院に運ばれたとき]、故アミーニーさんの父親は医師 全文をよむ

  • 2022-10-08
  • Hamshahri紙

19人の専門医が故アミーニーさんの死因を確認 警察署の建物内でマフサー・アミーニーさんが意識を失った理由(1)

マフサーさんの父親が頭部に血漿を見たのはなぜか マフサー・アミーニーさんの母親が提供した重要な情報          テヘラン法医学局の局長は、「故マフサー・アミーニーさんの死因に関する調査結果が19名の医師から成る委員会で確認されるに至った」と述べた。      【ハムシャフリー電子版】テヘラン法医学局のメフディー・フォルーゼシュ局長は、報道特別インタビューの中で次のように語った。「法医学庁は司法権の強力な腕ともいうべきものであり、その義務と使命は社会に正義を確立し、真実を明らかにすることだ。 全文をよむ

  • 2022-10-08
  • Hamshahri紙

マフサー・アミーニーさんの父親「娘の脚にある痣は検査されなかった」「提示された映像は認めない」「[彼女に]病歴はなかった」「マフサーの病院への搬送が遅れた」(2)

―(1)の続き―       故アミーニーさんの父親は依然として、娘に病歴はなく、健康そのものであり、何の病気もなかったと主張している。       彼は続けて、大統領から電話があり、同情とお悔やみを伝えられたとして、「お昼に電話で大統領から、マフサーの死についてお悔やみの言葉をいただいた。私たちが望んでいることは、この問題の様々な面を一刻も早く明確にしていただくことであり、本件を継続調査し、娘の血が踏み躙られることのないようにしてほしい、ということだ」と語った。       マフサー・アミーニ 全文をよむ

  • 2022-09-19
  • Hamshahri紙

マフサー・アミーニーさん*の父親「娘の脚にある痣は検査されなかった」「提示された映像は認めない」「[彼女に]病歴はなかった」「マフサーの病院への搬送が遅れた」(1)

 マフサー・アミーニーさんの父親は、「今日のお昼に電話で、大統領からシーナー[マフサーさんのことだが、ジーナーの誤植の可能性も]の死についてお悔やみの言葉をいただいた。私たちが望んでいることは、この問題の様々な面を一刻も早く明確にしていただくことであり、本件を今後も継続調査して、娘の血が踏み躙られることのないようにしてほしい、ということだ」と述べた。      【ハムシャフリー電子版】マフサー・アミーニーさんの父、アムジャド・アミーニー氏はこの件について説明し、「私たちはテヘランを旅行しており、 全文をよむ

  • 2022-09-19
  • Hamshahri紙

仮想通貨採掘による事故 シーラーズ消防局「マイニング機器の設置で住宅火災」

“シーラーズ市消防・安全サービス局の局長は「仮想通貨採掘のために家庭の電力を使用したことにより一軒の住宅で火災が発生した(注)」と述べた。”      【Hamshahri電子版】シーラーズ消防局局長であるモハンマドハーディー・ガーネ氏はこの事故について記者たちに対し以下のように語った。「ある住宅の屋上で発生した火災を受けて、シーラーズ消防局第19団と第11団の救助隊が、今日の午後1401年モルダード月12日(2022/8/3)15時43分に現場に駆け付け、近隣住宅に火が燃え移る前に火災を制御し 全文をよむ

  • 2022-08-04
  • Hamshahri紙

テヘランで風変わりな窃盗 救助用レッカー車で車を盗む

“首都予防警察第二警察署長は、プロの車泥棒を逮捕したと発表した。”      【ハムシャフリー電子版】アブドッレザー・モハンマディー大佐は以下のように述べた。「テヘランのサッタール・ハーン地区における車の窃盗被害の増加を受けて、同地区第118警察署捜査官チームが事件の調査と犯人逮捕の任務に当たることとなり、初動捜査を開始した。そして捜査官らは公安捜査を行う中でレッカー車による車の窃盗を突き止め、さらに専門的手法による捜査により容疑者の身元と潜伏先を特定し、令状を取って容疑者の潜伏先に向かい、統合 全文をよむ

  • 2022-07-06
  • Hamshahri紙

マシュハド-ヤズド間の列車脱線の原因発表 重機との衝突! 乗客を臨時の列車でタバスに輸送

 国営鉄道[イラン・イスラーム共和国鉄道]の旅客担当副社長は、今朝発生したマシュハド-ヤズド間の旅客列車の事故で10人の乗客が死亡したことに言及し、「初期の調査によると、線路横にあったショベルカーのアーム部分が列車の機関車両と客車に衝突し、客車5両が脱線した」と述べた。      【ハムシャフリー電子版】ミールハサン・ムーサヴィー国営鉄道副社長は今朝発生したマシュハド-ヤズド間の旅客列車事故の最新状況について「発生当初の現場からの情報によると、本日午前5時半ごろ、マシュハドからヤズドに向かってい 全文をよむ

  • 2022-06-08
  • Hamshahri紙

テヘラン警察長官、認可されたサイトにおける武器販売の広告を批判

 大テヘラン圏治安維持軍[警察]司令官は、武器や弾薬筒の販売、不道徳な事柄等に関してネット上に掲載されている一部の宣伝広告を批判した。      【ジャーメ・ジャム電子版】ホセイン・ラヒーミー司令官は、いくつかのウェブサイトに掲載された広告の一部の内容について次のように述べた。「残念ながら、一部、認可を受けている複数のウェブサイト上に不適切な広告が掲載されている事案が見られた。これらは、ナイフ、刀剣類、武器として使用可能なもの、弾薬筒の販売や不道徳な事柄等の宣伝広告であり、監視すべき事案である。 全文をよむ

  • 2022-04-23
  • Jam-e Jam紙

シャフリヤール公園での酸攻撃容疑者を逮捕

 テヘラン州西部治安維持軍司令官は、シャフリヤール県マルヤム地区の公園で3人の女性に対し酸攻撃をした者を逮捕したことについて発表した。      【ハムシャフリー電子版】YJC通信によると、テヘラン州西部治安維持軍指揮官ケイヴァーン・ザヒーリー司令官はこう述べた。「シャフリヤール県におけるわが同僚らの奮励により、昨日シャフリヤール県マルヤム地区の公園で3人の女性に対し酸攻撃をした男が逮捕された。」       同司令官はこう続けた。「わが同僚らはシャフリヤール県捜査警察において24時間経たぬうち 全文をよむ

  • 2021-12-29
  • Hamshahri紙

地下鉄衝突事件にテヘラン広域メトロ開発会社CEO、市民に謝罪

テヘラン広域メトロ開発会社のマフディ・シャーイェステ・アサル代表取締役は、今朝メトロ5号線[訳注:テヘラン=キャラジ間を結ぶ地下鉄線]で発生した事故について市民と乗客に謝罪し、次のように述べた。「可及的速やかな全線の運転指令所の総点検と統合を最優先事項としている。」      ファールス通信によると、シャーイェステ・アサル氏は今朝メトロの5号線で発生した事故に関して次のように述べた。「負傷された市民の皆さまと、同じく弊社の事故による遅延の影響を受けられたすべてのお客様にお詫び申し上げます。」   全文をよむ

  • 2021-12-22
  • Hamshahri紙

国内で8人の買い占め業者を逮捕

イラン・イスラーム共和国経済安全保障警察長官は、国内で家電や農作物、飼料などを買い占め逮捕された8人への措置について伝えた。      警察HPを参照した本紙報道によると、経済安全保障警察長官のモハンマドレザー・モギーミー司令官[第二准将]は次のように述べた。「警察の捜査員らは、情報収集や裏付け捜査に昼夜を問わずの努力を続け、ファールス州、スィースターン・バルーチェスターン州、ケルマーンシャー州、イスファハーン州、ケルマーン州で建築資材・工具、洗剤や衛生用品、自動車用タイヤ、家電製品、農作物や飼 全文をよむ

  • 2021-12-18
  • Jam-e Jam紙

テヘラン予防警察長官が発表「首都テヘランにて武装した郵便配達員を逮捕」

 テヘラン予防警察長官は、郵便配達員を装い市民らの住居で強盗を行っていた者を逮捕したことを発表した。      【ジャーメ・ジャム電子版】テヘラン警察広報センターによると、テヘラン予防警察長官ジャリール・モウグーフェイー大佐は、「ラーズィー地区第115警察署員らが管轄区域内を巡回中、市民らに追いかけられて逃げている者を目撃した」と述べた。       同長官は続けた。「警察官らは直ちに行動を起こし、逃亡する容疑者をしばらく追跡した後に身柄を拘束した。取調べを重ねる中で、容疑者が9発の弾薬と一丁の 全文をよむ

  • 2021-12-13
  • Jam-e Jam紙

占い師の男がコロナ治療詐欺

 人々に対し、コロナ治療をうたい、詐欺を働いていた中年の占い師の男が逮捕された。       ケルマーン州アナール県治安維持軍[警察]司令官であるレザー・ハリーリーネジャード大佐は警察のウェブサイトで次のように述べた。「ある占い師の男に2000万トマーンを騙し取られたという複数の市民からの告訴を受けて、本件に関する捜査が開始された。」       捜査を進める中で、占い師の男が新型コロナウイルス感染症への治療薬の処方箋を書くことを口実にして、彼らを騙していたことが明らかになった。       容 全文をよむ

  • 2021-12-03
  • Jam-e Jam紙

若い女性2人が賭博でトラブル  1人が死亡

 賭博をめぐって麻薬常習者の若い女性と麻薬の売人の間に喧嘩が起こり、麻薬常習女性が殺害されるに至った。       本年イラン暦8月21日金曜日の夕方[西暦11月12日]、中年女性が自身の22歳の姪をテヘラン・スィーナー病院に搬送し、救助を求めた。       医師らが当該の若い女性の体を診ると、体にナイフで刺された跡があり、その傷により感染症を起こしていることが分かった。医師たちの治療も虚しく、女性は亡くなった。被害者のおばは取調べにおいてこう述べた。「私の姪は、テヘラン南部のある地区に住んで 全文をよむ

  • 2021-11-14
  • Jam-e Jam紙

NAJA経済安全保障警察長官が発表 2430億リヤール相当の土地の不法使用を摘発 5人の容疑者を逮捕

 NAJA[イラン・イスラーム共和国治安維持軍]経済安全保障警察長官は、先月中に国内で2430億リヤール以上に相当する276ヘクタールの土地不法使用を摘発したと発表した。      【ジャーメ・ジャム電子版】警察のウェブサイトによると、経済安全保障警察長官のモハマドレザー・モギーミー司令官は、この発表の詳細を説明して以下のように述べた。「経済犯罪に対する総力を上げた対策と取締り、特に土地の不法使用対策のため、情報収集と警察捜査の実施による経済犯罪取締り作戦計画が当警察において決定された。」   全文をよむ

  • 2021-11-14
  • Jam-e Jam紙

国の経済システムに21兆トマーンの損害を与えた者たちを逮捕

 首都警察長官が国の経済システムに21兆トマーンの損害を与えた者たちを逮捕したと発表した。      【ジャーメ・ジャム電子版】首都警察長官のホセイン・ラヒーミー司令官は、大テヘラン圏経済安全保障警察における、本年7ヶ月の業務実績についてこう述べた。「経済安全保障警察は、治安維持軍に新設されたばかりの一警察組織とみなされるものの、きわめて注目すべき対策を講じてきている。」       同長官は、「大テヘラン圏だけで[イラン暦の]今年初めからメフル月[西暦9/23~10/22]の終わりまでに、国の 全文をよむ

  • 2021-11-05
  • Jam-e Jam紙

テヘラン、1日1,700件の衝突事故が発生

 大テヘラン圏交通警察執行担当副長官モハンマド・ラーゼギー大佐は、テヘランでは人身及び物損の衝突事故が1日あたり1700件起きていると発表した。       本日午前、FATEB[大テヘラン圏治安維持司令部]本部で実施された交通工学と交通安全に関する会議において、同氏は次のように発言した。「テヘランの人口は約900万人。そのテヘランにおいて1日1,700件の衝突事故が発生しているということは、テヘランの道路では毎分1件の衝突事故が発生しているとも言える。」       同氏は、テヘランにおけるバ 全文をよむ

  • 2021-10-31
  • Iran紙

大テヘラン圏サイバー警察長官が発表「デジタル通貨投資を装った詐欺」

 デジタル通貨への投資を装い金銭をだまし取ったとして、プロ詐欺師がサイバー警察に逮捕された。       本紙事件担当記者によると、大テヘラン圏サイバー(FATA)警察長官ダーヴード・モアッザミー・グーダルズィー大佐は、この報道について「ある市民から本署に対し、デジタル通貨を購入するという名目で詐欺に遭ったとの相談があり、本件が本署の捜査対象となった」と説明した。被害者は、被害の届出に際して次のように述べた。「しばらく前にメッセージアプリのテレグラムを通じて、デジタル通貨関連の仕事をしている者で 全文をよむ

  • 2021-10-24
  • Jam-e Jam紙

ダマーヴァンド山頂上の活火山化を否定

マーザンダラーン当局は、地質学の専門家と共にダマーヴァンド山頂上における火山活動を否定し、インターネット上にアップロードされた動画は地元の人々にとっては見慣れたダマーヴァンド山頂上の平常時の様子であるとした。   IRNA[イスラーム共和国通信]によると、ダマーヴァンド山頂上の動画が本日[西暦2021年6月23日]朝、SNSとインターネット上で共有され、火口から煙が出てくる様子が映されている。携帯電話でこの場面を撮影し、その瞬間を本日アップロードした人物は、「溶岩」がダマーヴァンド山頂の火口より 全文をよむ

  • 2021-06-23
  • Hamshahri紙

石油相、テヘランの製油所火災の原因究明を要請

 石油相は自身のツイッターアカウントにメッセージを投稿し、テヘラン製油所のタンク火災の原因究明と文書化、およびこの種の事案の再発防止を求めた。      【ハムシャフリー電子版】石油省によると、ビージャン・ザンギャネ石油相は、テヘラン製油所タンク火災の鎮火と同製油所での生産再開後、自身のツイッターアカウントに以下のように投稿した。「テヘラン製油所の油性廃棄物貯蔵タンク火災は鎮火に成功し、この製油所は生産を再開した。       消火活動は全面的に自己犠牲と献身を伴う仕事であり、関係者の方々、特に 全文をよむ

  • 2021-06-05
  • Hamshahri紙

モヴァッレダーン化学工場火災事件 訴訟に

 ゴム州の副検事は、同州のシャフラケ・ショクーヒーエ地区にあるモヴァッレダーン化学工場での火災事件に関し訴訟を提起すると発表した。      【ハムシャフリー電子版】ミーザーン通信によると、アリーアスガル・ソルターニー副検事は次のように述べた。「シャフラケ・ショクーヒーエ地区に石油化学分野で事業を行なっているモヴァレダーン化学工業という名の工場があり、今朝、施設内のタンクから火災が発生した。タンク内部にはコンデンセートが保管されており、それがタンクから漏出し、延焼の原因となった」。        全文をよむ

  • 2021-05-02
  • Hamshahri紙

フーゼスターンで落雷事件 デズフール県で5人の教師と生徒が雷により負傷

 デズフール県サルダシュト郡で、プレハブ教室への落雷により、5人の教師と生徒、そして地区住民の一人が被災した。      【ジャーメ・ジャム電子版事件部】イラン紙電子版によれば、デズフール県サルダシュト郡のアリー・アブドッラヒーシャー郡長は、「デズフール県サルダシュト郡チェシュメ・シーリーン地区及びキャンギャレスターン地区のプレパブ校舎の学校に落雷があった結果、建屋の火災が起き、教師と生徒らが火傷により負傷した」と述べた。       郡長はまた次のように付け加えた。「昨晩(月曜日)22時頃に落 全文をよむ

  • 2021-01-20
  • Jam-e Jam紙

エスファハーン東部での58件の窃盗を自供

 エスファハーン州治安維持軍司令部刑事警察長官のホセイン・トルキヤーン大佐は、エスファハーン県内で建築中の家屋及び市民民間作業所への窃盗を行なった者の逮捕と同犯人による58件の窃盗事件の自供を発表した。      【ハムシャフリー電子版】警察広報サイトによると、ホセイン・トルキヤーン大佐は以下のように述べた。「エスファハーン県東部地域での建築中の家屋及び市民民間作業所への窃盗事件発生を受け、本件はエスファハーン州刑事警察東部署刑事らの特別捜査事案となった。刑事らは窃盗事件現場の科学的専門調査と、 全文をよむ

  • 2021-01-09
  • Hamshahri紙

ピーシュヴァー県のプロの窃盗団が警察により逮捕

 ピーシュヴァー県[※テヘラン州内の県]治安維持軍司令官は、県内でプロの車上狙い窃盗団を逮捕したことを発表し、「この件でプロの窃盗犯3名が逮捕された」と述べた。      【ハムシャフリー電子版】メフル通信によると、ピーシュヴァー県治安維持軍司令官マスウード・ファラ―マルズィー大佐は以下のように述べた。「ピーシュヴァー県内の様々な場所での数件の車上狙いの窃盗事件発生を受け、この事案に関する特別捜査が同警察本部によって行われた。」       彼はこう続けた。「当警察の職員らは、警察としての専門的 全文をよむ

  • 2021-01-06
  • Hamshahri紙

2人の有名な密輸業者がホイで逮捕

 西アゼルバイジャン州の国境警備隊司令官が2人の有名な密輸業者を国境警備隊警備官の努力によりホイで逮捕したことを発表した。      【ハムシャフリー電子版】YJC通信によると、ヤフヤー・ホセインハーニー司令官は「ホイの国境警備隊警備官は、物品と外貨の密輸取り締まり突撃作戦において司法当局と連携してガトゥール郡周辺のギーヴァラーン村とラーズィー村での家宅捜索令状を取得し、あらゆる戦闘・戦略上の力を駆使し、2人の密輸業者の逮捕と注目すべき発見物の押収に成功した。」と述べた。       西アゼルバ 全文をよむ

  • 2021-01-03
  • Hamshahri紙

ホッラムシャフルのナイトパーティーで若い男女50人を逮捕

 ホッラムシャフル治安維持軍司令官はナイトパーティーで若い男女50人を逮捕したことを発表した。      【ジャーメジャム電子版】(事件部)ホッラムシャフル治安維持軍司令官ファルシャード・カーゼミー大佐は本日、ホッラムシャフルのファールス通信記者の取材に対し以下のように述べた。「ホッラムシャフルのモアンマレ・サングール村で誕生日パーティーが開催されているとの情報を受け、ホッラムシャフル県警察公安課職員が現場に臨場した。」       同氏はさらに、「このパーティーの参加者は品のない不適切な服装を 全文をよむ

  • 2020-12-13
  • Jam-e Jam紙

密輸業者の夫婦、319キロのアヘン所持で逮捕

 エスファハーン州麻薬取締警察長官は、プジョー・パールス[イラン・ホドロー社製造のイラン版プジョー]の車内を捜索し319キロ600グラムのアヘンを発見、密輸業者の夫婦を逮捕したと発表した。       同長官ゴラームホセイン・サファリー大佐は、「エスファハーン警察特殊部隊隊員らは、エスファハーン州東部の連絡幹線道路の一つでアヘンを輸送中の死の商人[売人]たちがいるとの情報を入手し、すぐさま対応した」と述べた。       同長官は、隊員らはエスファハーン州東部の連絡幹線道路での巡回後、密輸業者の 全文をよむ

  • 2020-10-11
  • Iran紙

ヒールマンド県出身の青年、殺人容疑で逮捕

 スィースターン・バルーチェスターン州ヒールマンド県出身で、26歳の青年が1398年ホルダード月(イラン暦3月)[西暦2019年5月~6月]に発生した集団乱闘事件の際に回転式拳銃を発砲して殺害に至ったとして逮捕された。      【ハムシャフリー電子版】ファールス通信によると、スィースターン・バルーチェスターン州及びヒールマンド県の警察刑事課捜査部職員の昼夜の捜査により、容疑者は15か月間の逃亡の後に隠れ家にいるところを突き止められ、司法当局との調整による不意打ち突入作戦によって逮捕された。逮捕 全文をよむ

  • 2020-09-30
  • Hamshahri紙

テヘラン州西部での爆発の情報に対する代議士の反応

 シャフリヤールやゴドゥス市選出の第11期議会代議士ホセイン・ハッグヴェルディ―氏は、「昨夜この地区ではいかなる爆発も発生しておらず、電力会社の整備作業のために停電していただけである」と強調した。      【ハムシャフリー電子版】ISNA[イラン学生通信]によると、ホセイン・ハッグヴェルディ―代議士は、インターネット上で一部のユーザーの間に広まっているテヘラン州西部ゴドゥス市で発生した爆発に関する噂について、以下のように言及した。「私の選挙区であるシャフリヤール県やゴドゥス県およびマラールド県 全文をよむ

  • 2020-07-10
  • Hamshahri紙

消防本部はスィーナー・アトハル・クリニックの安全管理の脆弱性を警告していた─酸素ボンベ保管庫に違法性の疑い

 テヘラン市議会安全危機管理委員会のザフラー・サドラザムヌーリー委員長は、スィーナー・アトハル・クリニックの爆発事故発生以前から、テヘラン市消防本部がこの医療センターの安全管理体制について警告していたと強調した。       同委員長は本紙の取材に対し、火曜日の夜、テヘラン北部のスィーナー・アトハル・クリニックで起きた爆発事故に関して同委員会の最初の検証結果について、次のように述べた。「現在、今回の事故原因について断定には至っておらず、より正確な検証が求められている。しかし本職がテヘラン市消防本 全文をよむ

  • 2020-07-01
  • Hamshahri紙

森林・牧草地・流域管理機構保護部隊司令官「国内の森林火災に関与したとして40人が逮捕」 木材密輸の増加

 イラン森林・牧草地・流域管理機構保護部隊司令官は、国内で最近発生した火災の諸々の被疑者の最新の逮捕状況について、「昨今の火災に関与したとして40人が逮捕され、これらの被疑者の調書が作成された」と述べた。      【ジャーメ・ジャム電子版】ファールス通信によると、アリー・アッバースネジャード司令官はイラン森林・牧草地・流域管理機構長官のマーザンダラーン訪問の合間に、記者団に対して国内の木材密輸量について述べた。「森林保護計画以来、国内の木材密輸量は増加傾向にあり、保護部隊は密輸業者対策で多くの 全文をよむ

  • 2020-07-01
  • Jam-e Jam紙

首都予防警察長官「自動車窃盗事件の60%がプライド関連」 自動車メーカーへ通知

 ケイヴァーン・ザヒーリー首都予防警察長官は「自動車窃盗事件のうち60%がプライド[韓国の起亜自動車が生産を開始した自動車で、イランでは1993年から自動車メーカーであるサーイパーが生産を開始した]関連であり、当然のことながら自動車メーカーにこの自動車のセキュリティー向上に関し必要な通知を行った」と述べた。      【ジャーメ・ジャム電子版】(事件部)首都予防警察長官のケイヴァーン・ザヒーリー司令官はメフル通信によるインタビューの中で、プライド車窃盗犯を逮捕したとして詳細について以下のように述 全文をよむ

  • 2020-06-27
  • Jam-e Jam紙

インスタグラム上で私的な写真を公開し妻に復讐

 ネット上に妻の私的な映像を公開し復讐しようとしたとして、男が逮捕された。      【ハムシャフリー電子版】シャルグ紙によると、ある若い女性がしばらく前にマーザンダラーン州サイバー警察に相談に訪れ、詳細不明の人物に対し訴えを申し出た。彼女は以下のように言った。「誰かが私のインスタグラムのアカウントを乗っ取って私の私的な写真を公開し、私に関することでみだらで下品なことを書き込んで私の名誉を棄損した。しかし、だれがどんな動機でこのようなことをし、どうやって私の写真を入手したのかは分からない。」   全文をよむ

  • 2020-06-25
  • Hamshahri紙

前方不注意、死亡事故原因の45% 首都テヘランで最も事故の多いハイウェイを発表

 大テヘラン圏交通警察長官モハンマドレザー・メフマーンダール司令官は、「交通死亡事故のうち45%は、前方不注意が原因となっている。また、交通死亡事故の27%は14時から20時に、22%は20時から深夜24時の間に発生している。」と述べた。       メフマーンダール司令官はテヘラン交通警察高度道路交通管制センターから提示された統計に言及して「この統計によれば、衝突事故の半数以上はテヘラン市内のハイウェイで起こっており、アーザーデガーン・ハイウェイ、エマーム・レザー・ハイウェイ、バスィージ・ハイ 全文をよむ

  • 2020-06-14
  • Iran紙

ルーミーナーさん殺害事件に関する新たな詳細 どの電話連絡がルーミーナーさんの父を狂気へ駆り立てたのか

 13歳のルーミーナーさんは父の家で瞼を閉じると、その後再び開くことはなかった。父レザー・アシュラフィーが娘ルーミーナーさんの首に鎌で致命的打撃を与え、彼女の人生を終わらせた時、時計の針は午後6時を過ぎていた。彼女の罪は、およそ15歳年上の28歳のバフマンという名の青年と駆け落ちしたことであった。最近、ルーミーナーさんの父方のおじは、ルーミーナーさんの殺人について新たな話を明かした。      【ハムシャフリー電子版】アスレイラン紙によると、相思相愛だったバフマンとルーミーナーさんが殺害される5 全文をよむ

  • 2020-06-02
  • Hamshahri紙

バーボルサルでサイバー空間を利用した悪魔崇拝者を逮捕

 バーボルサル県治安部隊司令官ホセイン・アサディー大佐は、インターネット上での悪魔崇拝集団の布教者で砂占い師の身元を特定し逮捕したと発表した。       大佐は、「悪魔崇拝と砂占いを布教するためにソーシャルネットワーク上にページを作成している人物がいるとの情報を受け、本件は公安警察の捜査対象となった。」と述べた。       同氏は以下のようにつづけた。「警察が情報を収集し捜査範囲を拡大したこと、また捜査員が特別な手段を講じたことで成功した。砂占いの容疑者の身元を特定し、司法当局との連携により 全文をよむ

  • 2020-05-31
  • Iran紙

道路住宅都市開発研究センター地震課長「テヘランの本日の地震は余震である」

 道路住宅都市開発研究センター(BHRC)地震課長のアリー・ベイトエラーヒー博士は、「テヘランで数分前に発生した地震は、以前のダマーヴァンド地震の余震であるとみられる」と述べた。      【ジャーメジャム電子版】[事故部]アリー・ベイトエラーヒー博士はこの件に関して、ISNA(イラン学生通信)の取材に対し以下のように述べた。「この地震は以前のダマーヴァンド地震の余震とみられ、マグニチュードは4.0であった。」       同氏はさらにこう続けた。「2020年5月8日[現地時間]のマグニチュード 全文をよむ

  • 2020-05-27
  • Jam-e Jam紙

フェトリーエやカッファーレの募金を装った詐取を警察が警告

 治安維持軍サイバー警察社会担当副長官ラーミーン・パーシャーイー大佐は、フェトリーエ[*断食明けに際しての貧者への施しや寄付]の募金を装って市民から金銭を騙し取る事案が発生する可能性について警告した。      【ジャーメジャム電子版】[事件部]ラーミーン・パーシャーイー大佐は、イラン学生通信(ISNA)の取材に対し、これに関して次のように述べた。「欲深い人間は、人々の善意を悪用し、詐欺や窃盗を行う機会を常に追い求めているのだ。まさにこのことに関し、幸いなるエイデフェトル[*断食月明けの祭り]が 全文をよむ

  • 2020-05-23
  • Jam-e Jam紙

革命防衛隊がテロ組織と戦闘 テロリスト2人が死亡

 ハムゼ・セイエドッショハダー(彼の上に平安あれ)駐屯地広報室は、コルデスターン(クルディスタン)州マリーヴァーンでの革命防衛隊兵士と反革命テロ組織との間での戦闘を発表した。      【ハムシャフリー電子版】タスニーム通信によると、ハムゼ・セイエドッショハダー(彼の上に平安あれ)駐屯地広報室は、公式発表の中でコルデスターン州マリーヴァーンでの革命防衛隊兵士と反革命テロ組織との間の戦闘を伝えた。その原文は下記の通りである。         至高なる神の御名において      至高にして偉大なる御 全文をよむ

  • 2020-05-20
  • Hamshahri紙

新型コロナウイルスを恐れて自殺

 若い女性が新型コロナウイルスの感染を恐れ、建物の6階から飛び降り自殺を図った。       本紙刑事事件担当記者によると、キヤーンシャフル第158警察署職員が金曜日午後3時34分(現地時間)、若い女性の転落死を首都殺人担当予審判事に連絡した。       この連絡の後、テヘラン刑事検察庁第11支部予審判事の指示により捜査が開始された。初動捜査により、この若い女性は自宅建物の6階から自ら飛び降りていたことが判明した。       捜査によって、自殺をしたナスタランさん(35)は、新型コロナウイル 全文をよむ

  • 2020-05-17
  • Iran紙

ホルモズガーンで270億リヤールの密輸品発見

270億303リヤール相当の密輸品がホルモズガーンで発見された。      【ハムシャフリー電子版】IRIB通信によると、ホルモズガーンの治安部隊司令官は「72時間に及ぶ汚染地点浄化計画の実施で、密輸品を運んだ29台の軽重自動車が確認され、差し押さえられた」と述べた。      ゴラームレザー・ジャアッファリー司令官は加えた。「治安維持部隊職員は、61万本のたばこ、350メートルの布、216個の生活用品、36個の自動車用部品、9万3千リットルの燃料、72個の化粧用品、1300キロの食料品、150 全文をよむ

  • 2020-04-15
  • Hamshahri紙

赤新月社救難救助機構長官「6都市と145ヶ村が東アゼルバイジャン地震で被害」

赤新月社救難救助機構長官は、「6都市と145ヶ村が東アゼルバイジャン地震で被害を受けた。」と述べた。      ファールス通信によると、赤新月社救難救助機構のモルテザー・サリーミー長官は、「今朝の東アゼルバイジャンにおけるマグニチュード5.9の地震に際して、30の救援隊が当該地域にて活動に従事している。2機のヘリコプターが同地域でさらなる調査活動をする用意がある。」と述べた。      同氏は、「これまでに65ヶ村が調査され、うち7ヶ村では最も深刻な被害を被っていた。調査によると、ヴァルナケシュ 全文をよむ

  • 2019-11-08
  • Jam-e Jam紙

私は7歳の娘を天国に行かせるために絞殺した!

ブーシェフル州治安維持軍(警察)司令官は、「自身の7歳の娘を咄嗟に絞殺した男の身柄が警察に引き渡された」と述べた。      イラン学生通信によると、ハリール・ヴァーエズィー第二准将は記者会見で、「本日ティール月20日(西暦7月11日)木曜日午前1時、ジャム市の病院から、7歳の子どもが死亡したとの届け出が警察にあった。」と述べた。      彼は、亡くなった少女の父親と称するマフムードという人物が刑事警察に対して供述したこととして、次のように付け加えた。それによると、マフムードは「私はパールミー 全文をよむ

  • 2019-07-11
  • Jam-e Jam紙

ラームサル県で偽造小切手を発見

 ラームサル[訳注:رامسر /rāmsar/日本ではラムサール]県警察司令官アリー・ゲイサリー大佐は、県内在住の人物から6700万リヤールの偽造紙幣[ただし制度上イラン・チェックは紙幣でなく小切手]を発見したと発表した。       イラン学生通信によれば、ゲイサリー大佐はこう語った。「県内商店主の一部からの照会に続いて、偽造イラン・チェックで彼らから商品を購入したことに関わり司法と警察権限で県警による捜査が決定された。」       彼は、「この任務遂行において、第12警察署の警察官があら 全文をよむ

  • 2019-06-14
  • Jam-e Jam紙

バンダレ・シャヒード・ラジャーイーでの石油製品倉庫での火災

 ハムシャフリーオンライン紙によれば、バンダレ・シャヒード・ラジャーイーにある石油製品倉庫が焼失した。       イラン国営通信は、次のように報じている。バンダレ・アッバース市消防・防災本部長は、「バンダレ・シャヒード・ラジャーイー・コンビナート地区での火災を確認し、この火災は、輸送用倉庫の一つから発生し、瞬く間に広がった」と述べた。       ファルジャーム・ダーネシュ二等消防司令[訳注:警察・軍の中佐に相当]は、火災の拡大とその速さについて触れ、以下のように述べた。「消防士たちは、消火に 全文をよむ

  • 2019-06-06
  • Hamshahri紙

高価な携帯電話の窃盗犯を逮捕、盗難被害者は犯人の顔写真の確認を

刑事警察は、高価な携帯電話の窃盗常習犯に盗難被害を受けた携帯販売員は、被疑者の確認のために刑事警察に問い合わせるように発表した。       mizan通信によると、イラン暦の昨年バフマン月11日(西暦2019年1月31日)21時20分、「アミール・ホセイン・Mという身元の人物が市民らに取り押さえられた」との情報が110番警察緊急通報センターを通じてメフラーバード119番警察署に伝えられ、これを受けて職員が現場に急行し容疑者を逮捕、警察署へ連行した。         刑事手続きの開始後、被疑者は 全文をよむ

  • 2019-04-17
  • Jam-e Jam紙

安価な商品のネットショッピングに関して警察が国民に警告

 ハムシャフリーオンライン:ホセイン・ラヒーミー・テヘラン州警察長官は次のように述べた。「我々は国民に対し、その本来の品質よりもかなり低い値段が付けられ、盗品と推測される商品を買わないように注意喚起している。」       テヘラン州警察長官はタスニーム通信との対談において、合法的なサイトでの盗品売買を監視するためにテヘラン州警察が講じた策について以下のように述べた。「盗品バイヤー仲介による品物や盗品の売買の犯罪件数や盗品の犯罪数は、窃盗犯罪に勝るとも劣らない。」       テヘラン州警察長官 全文をよむ

  • 2019-01-14
  • Hamshahri紙

救急救命庁長官「これまでのところギーラーンガルブ地震被災者は31名」

 救急救命庁長官のピールホセイン・クーリーヴァンド博士は、ケルマンシャー州のギーラーンカルブで発生したマグニチュード5.9の地震後に31名が治療センターで診察を受けたことを報告した。       本紙によると、ピールホセイン・クーリーヴァンド博士はISNA(イラン学生通信)の取材に対し、ギーラーンカルブで本日発生した地震の被災者数について次のように述べた。「本日午後ケルマンシャー州のギーラーンカルブで発生した地震後、現在まで31名が治療センターで診察を受け、そのうち29名は外来治療を受けた。2名 全文をよむ

  • 2019-01-06
  • Jam-e Jam紙

テヘランのモスタファー・ホメイニー通りで道路陥没

 首都テヘラン交通警察広報局次長のマスウード・ジャッバールザーデ大佐は、道路陥没に続きモスタファー・ホメイニー通りの交通規制実施について述べた。       ISNA(イラン学生通信)によると、ジャッバールザーデ大佐はこれについて、「今日の午後6時45分頃モスタファー・ホメイニー通りのモウラビー交差点区域での道路陥没で穴ができたことにより、この地域で激しい交通渋滞が発生している」と述べた。       彼はまた、現在市役所と交通警察の職員が現場に配置されているとしながら、「復旧工事を進めるために 全文をよむ

  • 2019-01-06
  • Hamshahri紙

赤新月社:嵐と降雪で立ち往生した2600人を救助

ハムシャフリー・オンライン:イラン・イスラーム共和国赤新月社救助隊の隊長は、一昼夜に及ぶ先日の降雪・嵐・洪水・断水は国内の15の州で2,600人の同胞を巻き込んだ、と発表した。   モルテザー・ソレイミーはIRNA通信の記者とのインタビューで以下のように続けた。「一昼夜に及ぶ先日(アーザール月15日の木曜日)の洪水と断水は、イーラーム州・フーゼスターン州・ガズヴィーン州・ケルマンシャー州・ロレスターン州・ハマダーン州の6州で確認されており、被災者のうち843人が救助を必要としている。」   彼は 全文をよむ

  • 2018-12-08
  • Hamshahri紙

イラン治安維持軍司令長官:「チャーバハールのテロリストグループ逮捕のために尽力」

イラン治安維持軍司令長官は以下のように述べた。「我々は必要な警戒を怠らない。チャーバハールのテロリスト集団メンバーの多くが国境付近で拘束され、彼らによるテロ行為は頓挫し、壊滅した。」       ジャーメ・ジャム・オンラインによると、ホセイン・アシュタリー司令長官はメフル通信とのインタビューにおいて、先日チャーバハールにて発生したテロ事件に言及し、以下のように語った。「報じられている通り、昨日の午前9時半ごろ、爆発物を積んだピックアップトラックが、自爆テロを行う目的でチャーバハールの治安維持軍本 全文をよむ

  • 2018-12-07
  • Jam-e Jam紙

アフワーズ事件の女性は、殉教者モハンマド・ターハーの姉

 出血を止めるため、モビーナーは自身のスカーフで弟ムハンマド・ターハーの負傷した脚を縛った。       ファールス通信によると、4歳で殉教したムハンマド・ターハーの父親は、アフワーズのテロ事件について、ジャヴァーン記者クラブに次のように語った。「殉教したモハンマド・ターハー以外に、私にはモビーナーという娘がいる。家族は、アフワーズの軍事パレードを見にいっていた。すると、テロリストたちが背後から、人々に向かって発砲した。妻は息子の命を守るために息子を抱きかかえた。一発の弾丸が妻の足を貫通し、息子 全文をよむ

  • 2018-09-29
  • Jam-e Jam紙

タンクローリーから143キログラムのヘロイン見つかる

 税関職員が麻薬探知犬のチームとX線検査装置により、1台のタンクローリーから143キログラムのヘロインを発見した。       本紙の調べで、イラン税関によると、税関職員は麻薬探知犬のチームとX線検査装置により、一台のタンクローリーから143キログラムのヘロインを発見した。この量のヘロインはドガールーン経済特区税関職員の待ち伏せと慎重な監視と貨物検査による情報局の協力により、本日[6月4日]発見され、押収された。       税関職員は、貨物情報の慎重な監視と、輸入燃料を積載するタンクローリーの 全文をよむ

  • 2018-06-04
  • Jam-e Jam紙

テヘランで写真のアジアチーターを発見、野生動物密漁組織を摘発

 テヘラン州自然保護隊のミールザー・キャリーミー隊長は、この件に関して「テヘラン州自然保護隊と保安警察の昼夜に渡る努力と、司法当局の特命により、我が国における野生動物大型密漁組織が解体され、犯罪者らは摘発された」と述べた。       また、同氏は続けて「幸運にもこの組織における最後の構成員たちを、テヘランで一頭のアジアチーターを移送中に逮捕し、司法当局に引き渡せた」と述べた。       同氏によると、このチーターは獣医による診察のためにパルディーサーン公園の野生動物病院に引き渡された。 全文をよむ

  • 2017-12-25
  • Jam-e Jam紙

テヘランで交通事故─日産マキシマ、側溝上で裏返しに

 シモン・ボリーバル並木通りで、乗用車の日産マキシマが横転し側溝で裏返しになった。       タスニーム通信によれば、本日12時、シモン・ボリーバル並木通りで車両の転覆事故が発生したと125番通報システム[訳注:日本の119番通報に相当]に連絡が入った。テヘラン消防指令本部は、直ちに第94消防分署の隊員を事故現場に急派した。       テヘラン消防庁第1区方面本部長を務めるダーヴァル・キャラミー消防司令長は、この事件の概要について次のように語った。「一台の乗用車、日産マキシマに3名の乗員が乗 全文をよむ

  • 2017-10-11
  • Jam-e Jam紙

アルボルズ州で5つの村が洪水の被害を受け、9歳の少女が行方不明に

 アルボルズ州サーヴェジボラーグ県のアボルガーセム・パーリーズギール知事は、ティール月22日[2017年6月13日]木曜日深夜の豪雨により洪水が発生し、同県5つの村が被害を受け、9歳の少女1名が行方不明となったことを発表した。       パーリーズギール知事は、イラン国営通信(IRNA)に対して以下のように述べた。「豪雨はサーヴェジボラーグ県チェンダール郡のアガシュト村、バーグバーンコラーフ村、スィーバーンダレ村、サンジ村、タキーイェ村に被害を及ぼした。」   《本誌関連リンク:洪水が来るとど 全文をよむ

  • 2017-07-14
  • Hamshahri紙

2千円の強盗殺人・死体損壊事件─被害者はダマーヴァンド出身の男性

 3人の外国籍の男が、6万トマーン(約2050円)を盗み取る目的でダマーヴァンド出身の男性を殺害し、遺体を焼却したとして身元を特定、逮捕された。       本紙のミーザーン通信を引用によれば、テヘラン州警察アブドルレザー・ナーゼリー東部方面本部長(長官)は、「ダマーヴァンド県のジャーバーン地区にあるサルバンダーン村で焼死体が発見されたとの110番センター(緊急通報センター)通報を受け、直ちに鑑識が現場に派遣された」述べた。        同氏は、現地の警察官の立会いのもと現場検証と検視が行われ 全文をよむ

  • 2017-05-28
  • Jam-e Jam紙

「クーレバル」たちの死の対価(5)

 雪崩が起きた夜、この若いクーレバルは仕事には行かなかった。自分たちのところにいるよう、家族にせがまれたからだ。そして朝になり、友人らの死の知らせを聞いたのである。この若者は言う。      雪で街中が真っ白に覆われています。しかしコルデスターンの人たちの心は悲しみに染まっています。クーレバルたちは多くの希望を胸に、足を大きくふり上げて山へと旅立ちましたが、帰ってくることなく、雪の下に埋もれてしまいました。いつ私の番になるのか、分かりません。みんな、このことはよく分かっています。しかし妻子や家族 全文をよむ

  • 2017-02-01
  • Iran紙

「クーレバル」たちの死の対価(4)

 この地方の男たちは人々は一切れのパンを手に入れるために、重い荷物を肩にかつぐ。      荷物のオーナーは国境近くで自動車を止め、私たちを待ちます。そして私たちが彼らのところへと駆け寄るというわけです。私たちが道中で死んでも、彼らが悲しむのは自分たちの荷物のことだけ。かわいそうなクーレバルとその妻子のことなんて、誰も考えてはくれないのです。      私たちは国の経済にダメージを与えているって言う人もいます。でも私たちだって、こんなことしたくはありません。でも本当のことを言いますが、仕方がない 全文をよむ

  • 2017-02-01
  • Iran紙

「クーレバル」たちの死の対価(3)

大卒の職業       バーバクはこの仕事に命を預けるようになって、すでに12年になる。つまりクーレバルになって、である。死の危険と隣り合わせの職業だ。彼は言う。      クーレバルの仕事が国の経済に悪影響を与えていることくらい、わたしたちも知っています。でも、仕事がないんだから、どうしたらいいって言うんですか。      マリーヴァーンに一番近い〔正規の職員を雇っているような〕仕事場は、サナンダジにある仕事場です。マリーヴァーンの知り合いで〔正規の〕職業に就いているのは2人です。一人は天然資 全文をよむ

  • 2017-02-01
  • Iran紙

「クーレバル」たちの死の対価(2)

 がっしりした体型だが、顔に刻まれたシワは、彼がかなりの年齢であることを物語っている。ところが、彼がもっている身分証明書は、別の事実を伝えている。なんと、彼は30歳にすぎないのである。そして彼の職業は「クーレバル」である。       彼の気持ちは自身の職業にマッチしているわけではない。いや、彼だけではない、他のすべてのクーレバルたちもこう考えているのだ、クーレバルたちは若いうちに歳を取り、老いさらばえていくということを。しかしクーレバルであること以外に収入源がないのであれば、何をしたらよいとい 全文をよむ

  • 2017-02-01
  • Iran紙

「クーレバル」たちの死の対価(1)

【イラン紙17面:事件部:マルジャーン・ホマーユーニー】「よいっしょ、よいっしょ」。ある男が大きな声で叫ぶ。雪原では赤い柄の付いたシャベルが目立つ。数名の男たちが雪を掘っている。その深さはすでに50センチを越えようとしている。雪の下から手が出てくる。他の手が、助けに向かう。雪がどけられ、若い「クーレバル」の遺体が掘り起こされる。その遺体にはいまだ、荷物を背負うためのロープが肩にかかっていた。       どの辞書を見ても、「クーレバル」という語にお目にかかることはない。国境付近の街の住民でもない 全文をよむ

  • 2017-02-01
  • Iran紙

セターイェシュちゃんの殺害犯、精神病院に入院(2)

 モジタバー・ファラフバフシュ氏は被告人が精神病院に移送されたことを明らかにし、さらに「アミール・ホセインは精神的な問題に陥っている。〔‥‥〕この問題は〔時とともに〕深刻になったため、被告人は精神病院に入院することになった」と述べた。       ファラフバフシュ氏は「われわれには400種類の精神障害がある」と指摘した上で、      アミール・ホセインは軽度の精神障害を複数抱えていた。本件が置かれた状況やストレスなどによって、この障害が重度なものとなり、ついには病院に送られることになったのであ 全文をよむ

  • 2016-12-22
  • Iran紙

セターイェシュちゃんの殺害犯、精神病院に入院(1)

【イラン紙17面:事件部】最高裁判所の裁判官らがセターイェシュちゃん殺害犯に対して下された死刑判決の精査に取りかかっている中、被告の弁護人は被告が精神病院に移送されたことを明らかにした。       イラン紙事件部記者の報告によると、6歳になるアフガン人少女セターイェシュ・ゴレイシーが近所に住む17歳の少年によって、ヴァラーミーンの某地区で略取され、残忍に暴行されたあと、〔殺害されて〕酸によって焼却されたのは、今年のファルヴァルディーン月22日〔西暦4月10日〕のことだった。       身の毛 全文をよむ

  • 2016-12-22
  • Iran紙

4人目の「黒サソリ」団メンバー、絞首刑に処される

【イラン紙17面:事件部】若い女性らを特殊な計略によってかどわかし、金品を盗んでは暴行を加えていた犯罪グループ、通称「黒サソリ」団の最後のメンバーが絞首刑に処された。このグループのメンバーらは、数々の邪悪な犯罪の過程で、ある若い女性を殺害したこともあった。       「イラン紙」の犯罪部記者が伝えたところによると、この事件の捜査は88年メフル月(西暦2009年9~10月)、ある若い女性がヴァラーミーンの病院に搬送されたことをきっかけとして始まった。この女性は事情聴取の中で、捜査員らに対し「数時 全文をよむ

  • 2016-09-29
  • Iran紙

セターイェシュちゃん殺害犯に下された死刑2回の判決は未確定(2)

 同氏はアミール・ホセインの精神状況について、「アミール・ホセインの家族や周辺の人たちには、判決の内容を彼に言わないで欲しいと言ってきた。彼は今、自分のしたことを後悔している。矯正センターの責任者たちも、彼には肯定的な側面があるということを認めている」と述べた。       ヴァラーミーンのヘイラーバード村に住む6歳になるアフガン人少女が殺害されたとの一報が司法機関にもたらされたのは、ファルヴァルディーン月23日〔西暦4月11日〕のことだった。父親の話では、セターイェシュ・ゴレイシーはファルヴァ 全文をよむ

  • 2016-09-26
  • Jam-e Jam紙

セターイェシュちゃん殺害犯に下された死刑2回の判決は未確定(1)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】セターイェシュ・ゴレイシー殺害犯の弁護人を務める人物は、「アミール・ホセイン〔※被告〕に下された死刑2回の判決は、いまだ〔裁判所によって〕署名されたものではなく、〔被告人ないし弁護人に〕通知もされていない。われわれは示談を目指しているところだ」と述べた。      ※訳注:イランで採用されているイスラーム法では、故意による殺人・傷害の加害者に対して、被害者あるいは被害者遺族は同害による報復(キサース)を要求する権利を有する。しかし被害者あるいは被害者遺族は同害によ 全文をよむ

  • 2016-09-26
  • Jam-e Jam紙

セターイェシュちゃん殺害事件の犯人に死刑2回が宣告

【ジャーメ・ジャム・オンライン】セターイェシュちゃん殺害事件の弁護士の一人は、「先に殺害された少女セターイェシュの殺害犯に対し、死刑2回が宣告された」と述べた。       ジャーメ・ジャム・オンラインが伝えたところによると、アスギャル・ガーセミー・アーグバーシュ氏はナスィーム・オンラインとのインタビューの中で、「殺害犯には故意による殺人と強姦を理由に、死刑2回が宣告された」と語った。       同氏は「セターイェシュちゃんの殺害犯にはさらに、婦女暴行ならびに死体損壊に伴う賠償金の支払いが命じ 全文をよむ

  • 2016-09-24
  • Jam-e Jam紙

セターイェシュちゃん殺人事件の裁判、始まる―被告が驚愕の告白(2)

 起訴状が読み上げられると、裁判長は被告人の若者に対して質問を始めた。      —事件の日のことを明確に説明しなさい。      私は学校から帰ってきたばかりでした。酒を4杯ほど飲んだところで、近所に住むセターイェシュという女の子が家の庭で遊んでいるのに気が付きました。カナリアを見せてやるという口実で彼女を自分の部屋に連れていき、それから彼女を暴行しました。   —なぜ彼女を殺害することにしたのか?      1時間が経って、セターイェシュの両親の声が聞こえました。彼らは彼女を探して、我が家の 全文をよむ

  • 2016-09-15
  • Iran紙

セターイェシュちゃん殺人事件の裁判、始まる—被告が驚愕の告白(1)

【イラン紙17面:事件班マアスーメ・モラードプール】今年世間を騒がせたとある事件の犯人の裁判が、事件の捜査の過程で生じた喧々囂々たる騒ぎを経て、昨朝、モハンマド・ホセイン・ハーザニー判事を裁判長として、テヘラン州刑事裁判所第7法廷にて始まった。       殺害時に17歳だったこの事件の犯人は、6歳のアフガン人少女を誘拐し、悪魔の所業かと思わせるような乱暴を働いた後、犠牲者を殺害し、その後遺体に酸をかけて焼却した罪に問われている。       「イラン紙」の事件記者が伝えたところによると、事件が 全文をよむ

  • 2016-09-15
  • Iran紙

キヤーロスタミー医療過誤疑惑―「3~4度目の手術は主治医の執刀によるものではなかった」(2)

 またファッターヒー博士は、(主治医だった)ミール医師が故キヤーロスタミー氏の手術時に不在だったという疑惑について、次のように述べた。      最初の2回の手術(1度目と2度目の手術)については、主治医であるミール医師が行った。1度目の手術は94年エスファンド月16日(西暦2016年3月6日)に、そして2度目の手術はエスファンド月21日(西暦2016年3月11日)に行われている。1度目の手術では、ミール医師自らが大腸の一部を摘出した。しかし、患者は外科手術の3日後に出血を起こし、再び、出血を抑 全文をよむ

  • 2016-07-14
  • Iran紙

キヤーロスタミー医療過誤疑惑—「3〜4度目の手術は主治医の執刀によるものではなかった」(1)

【イラン紙4面】一部の〔SNSの〕ユーザーやメディアが故アッバース・キヤーロスタミー氏の手術に際して、治療スタッフが怠慢を働いたのではないかと噂し、医師たちの不注意ないし医療過誤がこの映画監督の死につながったと考える者もいる中、故アッバース・キヤーロスタミー氏の医療問題を調査する特別委員会が昨日午前7時に始まり、昼12時頃まで続けられた。これは、この問題の隠れたアングルを明るみに出すためである。       国家医療制度機構の治安担当次長は、この会議の内容について「イラン紙」に次のように述べた。 全文をよむ

  • 2016-07-14
  • Iran紙

三名の自然保護官殉職に対するロウハーニー大統領の哀悼の言葉

 ロウハーニー大統領は、犠牲となった三名の自然保護官の殉職へ哀悼の言葉を述べる中で、以下のように強調した。「自然保護官と森林保護官は、国のデリケートな天然資源を保全する最前線にいる。」       大統領府広報サイトを引用した本紙報道によれば、わが国大統領ハサン・ロウハーニー氏は、違法な狩猟者らとの交戦で殉職したモハンマド・デフカーニー氏、パルヴィーズ・ホルモズィー氏、マヌーチェフル・ショジャーイーヤーン氏三名の勇敢で献身的な自然保護官に哀悼捧げ、以下のように述べた。「この度の国家のデリケートな 全文をよむ

  • 2016-06-27
  • Jam-e Jam紙

「セターイェシュを殺害した犯人にはキサース刑を望む」—アフガン人少女殺害事件で父が激白

【マルドムサーラーリー紙5面】ヴァラーミーンで殺害された6歳のアフガン人少女セターイェシュちゃんの父親は、娘の事件をめぐる最新の状況について説明した。       シールアーガー・ゴレイシー氏はニュースサイト「ミーザーン」とのインタビューの中で、「昨日、ヴァラーミーンの金曜礼拝導師や市の一部当局者と面会しました。彼らは本件が終わりを迎えるまで、私たちのそばに寄り添ってくれると言ってくれました」と述べた。       彼はさらに、「幸いなことに、ヴァラーミーン選出の国会議員の方も、私たち家族を支援 全文をよむ

  • 2016-04-18
  • Mardomsalari紙

アフガン人少女、隣人宅で無残な運命―司法関係者、本件の可及的速やかな調査を命ずる(2)

 この治安関係者は、次のように付け加えた。      テヘラン州東部治安維持軍の当局者らは、殺害された子供のセターイェシュ・ゴレイシーの家族ならびに父親と面会し、その中で事件発生への哀悼と遺憾の意を表明し、司法・治安当局はいかなる怠慢・手抜かりもない形で本件の捜査に対応することを、遺族に請け合った。またこの面会では、加害者と被害者の国籍が異なっているとしても、司法手続きや被害者遺族の権利実現に関しては、いかなる区別もないことが強調された。    〔‥‥〕       ヴァラーミーン県の安全評議会 全文をよむ

  • 2016-04-18
  • Iran紙

アフガン人少女、隣人宅で無残な運命—司法関係者、本件の可及的速やかな調査を命ずる(1)

【ショック班】6歳のアフガン人少女を殺害した少年は、惨劇の現場を再現した後、矯正徳育院に送られた。       この17歳の少年は、酸で遺体を焼き尽くすことに失敗した後、自身の闇に満ちた秘密を友人に打ち明けた後、〔犯人検挙のために警察が仕掛けた〕ワナにかかった。       今年のファルヴァルディーン月21日〔4月9日〕の日曜日〔※ママ。日曜日は4月10日〕の正午、6歳になるセターイェシュちゃんは元気よく朗らかな様子で、食料品を買いに外出したまま、二度と戻らなかった。娘の帰りが遅れていることを心 全文をよむ

  • 2016-04-18
  • Iran紙

3千件のキサース刑を出した名物判事アズィーズ・モハンマディー、インタビューに答える(2)

 しかし、アズィーズ・モハンマディー判事が審理した重要事件の中には、彼が数年前に審理し、「もっとも凄惨な家族殺人事件」として有名な事件が含まれている。彼は次のように言う。      この事件では、ファーテメという名の若い女性がエブラーヒームという名の若い独身男性と知り合いになり、自分を独身の女子大学生と名乗り〔、この独身男性と不倫をし〕ました。      ファーテメの夫であるエスマーイールはこの関係に気づき、妻に対して火遊びを続けるよう求めました。凶行に及ぶことになるこの男は、自分をファーテメの 全文をよむ

  • 2016-03-24
  • Jam-e Jam紙

3千件のキサース刑を出した名物判事アズィーズ・モハンマディー、インタビューに答える(1)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】刑事裁判所の判事らの中でもっとも多くの判決を出した人物を探そうというのであれば、何はともあれ、ヌーロッラー・アズィーズ・モハンマディー氏のもとを訪れるべきだろう。この男こそ、長年にわたって判決を出し続けた記録保持者なのだ。       ジャーメ・ジャム・オンラインの取材によれば、彼は4千件以上の殺人事件を審理し、3千件ものキサース刑(同害報復刑)の判決を出した人物である。刑事裁判所で長年にわたって経験を積んできたプロの裁判官である彼は、「キャラジ女性連続殺人事件」 全文をよむ

  • 2016-03-24
  • Jam-e Jam紙

イランでもオレオレ詐欺?—親戚を騙って老女らを欺した詐欺師が逮捕

【事件部】遠い親戚を名乗って年老いた女性らを欺した男が、警察によって特定され、逮捕された。       今年のアーバーン月〔10/11月〕、73歳の老女が〔テヘランの〕タジュリーシュ101署を訪れ、次のように訴えた。      私の親戚だ、交通事故を起こしたのでお金がとても必要だと嘘を言って、私の人道的感情を悪用した40歳くらいの男に、キャッシュカードを奪われ、口座に入っていたお金をすべて取られてしまいました。   〔‥‥〕       訴えを起こした女性は大テヘラン刑事警察第1署に出向き、捜査 全文をよむ

  • 2015-12-22
  • Mardomsalari紙

「私はコーランを暗記したおかげで命を救われました」―ある元死刑囚の話(2)

 サイードは刑務所でも悪事をやめることはなかった。何度も他の囚人たちといざこざを起こし、一度は独房送りになった。ついに裁判の日が来て、彼は手錠と足枷をかけられた状態で刑事裁判所へと移送された。殺人の被害者の母親が裁判所で涙を流していた。殺人犯はそこで初めて、結婚を2週間後に控えた若い男性を殺してしまったということを知ったのであった。       ある日、刑務所のスピーカーからの呼び出しを聞いて、事務室へと向かった。そしてそこで、裁判所の判決が彼に言い渡された。判決文の最後のページで「キサース刑」 全文をよむ

  • 2015-12-09
  • Jam-e Jam紙

「私はコーランを暗記したおかげで命を救われました」—ある元死刑囚の話(1)

【ジャーメ・ジャム紙別冊タペシュ13面:マアスーメ・カーゼミヤーン】       ある冬の寒い日の夜、彼の人生は新たな道へと迷い込んだ。それは彼を、死の一歩手前まで至らせ、そしてその後、自由の喜びを与えた道だった。       夜11時頃、いつもの夜のように、彼は喫茶店を出て家路についた。いい一日とは言えなかった。ツキもなかった。朝、父親からもらった10万トマーン〔※日本円で約3300円〕を手に家を出たが、そのすべてを博打ですっていた。      私はメチャクチャ腹を立てていました。誰に対しても 全文をよむ

  • 2015-12-09
  • Jam-e Jam紙

テロ組織ダーイシュを装った武装強盗事件が発生

【事件部】ダーイシュの名をかたって、赤新月社の事務所への強盗を働いた犯罪者らが警察に逮捕された。       今年のアーザル月〔※2015年11/12月〕、テヘラン=ゴム高速道路35キロ地点にある赤新月社の事務所に対して武装強盗事件が発生したとの通報が、ハサンアーバード176署に寄せられた。      〔‥‥〕       武装した5人の強盗犯によって3時間にわたり人質として捕らわれていた8名の赤新月社の職員(事務員7名と守衛1名)は、供述の中で次のように語った。      建物の中にいたところ 全文をよむ

  • 2015-12-06
  • Mardomsalari紙

「傷ついたオオカミ」が8人の女性に対してLINEに仕掛けた非道な罠(3)

 ソーシャル・ネットワーク上では「傷ついたオオカミ」の名で活動していたサディストの男は、サイバー警察課に身元を移されて取り調べを受けた。男は当初、矛盾した供述に終始していたが、事件の被害者が男の目の前に直接現れると、沈黙を破らざるを得なくなり、自らが犯した卑劣な犯行を自白した。      「傷ついたオオカミ」によるショッキングな供述       若い容疑者は供述の中で、次のように述べた。      はじめのうちは、好奇心からLINEを使い始めた。数週間して、友達探しをするようになった。若い女たち 全文をよむ

  • 2015-11-26
  • Jam-e Jam紙

「傷ついたオオカミ」が8人の女性に対してLINEに仕掛けた非道な罠(2)

「インターネットの友達」が既婚女性に仕掛けた非道な罠       訴えを起こした女性は、さらに次のように語った。      面会した際、彼は私を自宅の前まで送ってくれました。一週間前、夫の不在時に私が家に一人でいたところ、ドアのベルが鳴りました。ドアを開けると、彼が目の前に立っていました。訪ねてきた理由を聞くと、彼は質問には答えずに、私を脇に押しやって、無理やり家の中に入ってきました。彼は私を殴り、力ずくで強姦しました。それから、暴行の様子を撮影し、私を部屋に閉じ込めてから逃げ去りました。   全文をよむ

  • 2015-11-26
  • Jam-e Jam紙

「傷ついたオオカミ」が8人の女性に対してLINEに仕掛けた非道な罠(1)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】LINEで「友達」としてつながった後、若い女性たちをだまし、彼女たちの自宅に入り込んで暴行を働き、さらにはその非道な犯行の様子を撮影した若い男が逮捕された。「傷ついたオオカミ」の名で知られる容疑者は8件の暴行事件を認めた上で、恐喝が目的でこれらの犯行に及んだことを自供している。      「傷ついたオオカミ」が8人の女性に対してLINEに仕掛けた非道な罠の映像       ジャーメ・ジャム紙によると、今年のアーバーン月初旬〔西暦10月下旬〕、取り乱した様子の女性が 全文をよむ

  • 2015-11-26
  • Jam-e Jam紙

テレグラムが原因で結婚生活にピリオド(3)

 ここで裁判官は、若い女性に説明を求めた。彼女はそこで、次のように答えた。      裁判官殿、私はマジード〔※夫の名前〕自身がやってきたことを、そっくりそのまま彼に示しただけです。彼は私の行動しか見ていませんが、しかし本当は自分の方が私よりひどいのです。      彼も朝から晩までこのグループに入り浸りで、私の知らない女たちとチャットをしていたのです。いつも彼女たちと談笑していました。グループのある女性が居心地が悪くなって、グループをやめようとしたとき、マジードが彼女にメッセージを送って、グル 全文をよむ

  • 2015-11-25
  • Jam-e Jam紙

テレグラムが原因で結婚生活にピリオド(2)

ゴルナーズがこのグループに加わってから少し経った頃、彼女の行動に変化がありました。最初のころは、私に「どうしてこのグループでチャットなんかしてるの」とか「どうしてこの人とはチャットして、あの人とはチャットしないの」などと、たびたび言ってきたものですが、その後、彼女もグループのメンバーとチャットするようになったのです。      ゴルナーズは徐々に、グループの中でもっとも活発なメンバーの一人になっていき、ついには自分の日常生活のことさえも忘れて、携帯電話を手に、しょっちゅうグループでチャットをした 全文をよむ

  • 2015-11-25
  • Jam-e Jam紙

テレグラムが原因で結婚生活にピリオド(1)

【ジャーメ・ジャム紙別冊タペシュ4面:スィーマー・ファラーハーニー】      彼女に限っては、携帯電話をいつも気にかけるような人ではなかったし、電話に出ないことすらあるような人でした。ところがです、私の友人らが作っているテレグラムのグループのメンバーになってからというもの、朝から晩まで四六時中そのグループに入り浸るようになり、友人らと談笑するようになってしまったのです。    これは、結婚生活に永久にピリオドを打とうと、妻とともにテヘラン家庭裁判所第268法廷に離婚申請にやってきた男性の発言で 全文をよむ

  • 2015-11-25
  • Jam-e Jam紙

タブリーズ・オルーミーイェ両県知事、アーゼリー語圏諸都市で衝突発生の噂を否定(3)

 イラン国営通信の報道によると、この集会は16時から18時にかけて、イマーム・ホメイニー通りで行われ、あたりが暗くなるのにつれて終了した。オルーミーイェ県知事は発言の別の箇所で、州の幹部らが講じた措置について説明する中で、この件について      西アゼルバイジャン州知事は内務大臣ならびに国家安全保障最高評議会議長〔=ロウハーニー大統領〕に書簡を出し、また問題追及のためにテヘランを訪れ、このテレビ番組の制作者らの処罰を要求した。先週の金曜日、テレビ第2チャンネルで放映されたこの番組は、トルコ語を 全文をよむ

  • 2015-11-11
  • Iran紙

タブリーズ・オルーミーイェ両県知事、アーゼリー語圏諸都市で衝突発生の噂を否定(2)

アーゼリー人、警察に協力       イスラーム共和国治安維持軍のホセイン・アシュタリー総司令官もまた昨日、「月曜日の集会では、市民が警察に良く協力してくれた」と指摘した上で、この集会では状況を悪用しようと試みたごく一部の不心得者に対する取り締まりが行われたことを明らかにした。同氏はまた、アーゼリー系の人々が暮らす街の現在の状況について、平穏であると指摘し、次のように述べた。      幸運にも、この集会の参加者は全体として、警察に非常に良く協力し、決められた時間には集会場所から退去してくれた。 全文をよむ

  • 2015-11-11
  • Iran紙

タブリーズ・オルーミーイェ両県知事、アーゼリー語圏諸都市で衝突発生の噂を否定(1)

【イラン紙3面】テレビ番組「フィーティーレたち」に対する抗議活動の過程で、[東アゼルバイジャン州の]タブリーズと[西アゼルバイジャン州の]オルーミーイェ(ウルミエ)の複数の市民が「殺害」ないし「逮捕」されたとの噂が流れたが、これらは〔当局によって〕否定された。       月曜日[9日]の午後、タブリーズおよびオルーミーイェの複数の市民が抗議集会を開き、その中でこの問題についてイラン国営放送の責任者たちに対して説明を求めた。集会終了から1時間後、複数の外国メディアはこの抗議活動の過程で「少なくと 全文をよむ

  • 2015-11-11
  • Iran紙

「フィーティーレ」たちも謝罪

【ジャーメ・ジャム・オンライン】フィーティーレおじさんトリオ及びフィーティーレの番組プロデューサーは、金曜日[11月6日]放送の番組が、不本意とはいえ国内の多くのアゼルバイジャン市民ならびにトルコ語話者の人々の心を傷つけてしまったことを謝罪した。       「フィーティーレ」の番組ディレクター兼進行役であるモハンマド・モスレミー、出演俳優であるアリー・フォルータンとハミード・ゴリー、ならびに「フィーティーレ」のプロデューサーであるアリーレザー・アーガーイーはアゼルバイジャン市民に対して陳謝の意 全文をよむ

  • 2015-11-10
  • Jam-e Jam紙

イラン国営放送、「フィーティーレ」を放送中止に―ある「不注意」が理由(2)

 ところが、こうした意識があり、またこうした意識に基づいてさまざまな活動が行われてきたにもかかわらず、残念ながらアーバーン月15日〔11月6日〕金曜日、テレビ第2チャンネルの子供・ティーン向け番組の一つである「フィーティーレ」の放送の一部で、番組制作者および関係の監督責任者らの過ちや不注意、監督不行き届きによって、アーゼリー語を母語とする誇り高き親愛なる同胞をからかい、結果として彼らの心を傷つけ、不快な気持ちにさせるような会話がアーゼリー語で表現されてしまい、多くの苦情を生んでしまった。     全文をよむ

  • 2015-11-09
  • Jam-e Jam紙

イラン国営放送、「フィーティーレ」を放送中止に—ある「不注意」が理由(1)

【ジャーメ・ジャム・オンライン】番組関係者の不注意により親愛なるアーゼリー人同胞の心を傷つけてしまった、テレビ第2チャンネルの番組「フィーティーレ」のアーバーン月15日〔11月6日〕金曜日の放送を受け、〔イラン国営放送系のジャーメ・ジャムとしては〕高貴なるイラン国民、特に親愛なるアーゼリー人同胞には以下の内容の説明をお伝えしなければならないだろう。      ※訳注:フィーティーレは国営第2チャンネルの子供向け番組で、11月6日の番組の一部でアーゼリー人(トルコ人)を侮辱するような芝居が放送され 全文をよむ

  • 2015-11-09
  • Jam-e Jam紙

「アフガン人の男4人組によるフランス人観光客乱暴事件」その詳細

【ジャーメ・ジャム紙19面】テヘランはファラフザードの山道にてフランス人女性に乱暴したとして、昨日(9月20日)アフガン人不法滞在者4名が、国外逃亡直前に逮捕された。        ジャーメ・ジャム紙の報道によれば、土曜日、テヘラン市内のとある山道で、不法滞在のアフガン人男性4名がフランス人女性に乱暴を働いた。事件後、女性は地域の警察署を訪れて訴えを提出、警察官らは直ちにこの事件の捜査を開始した。       23歳になるフランス国籍の観光客に対する取り調べの過程で、彼女がプロの登山家で、今年の 全文をよむ

  • 2015-09-21
  • Jam-e Jam紙

イラン老舗ミネラルウォーター「ダマーヴァンド」の生産ライン、停止に

【ジャーメ・ジャム・オンライン】食品医薬品庁の査察・監督局長は、「食品医薬品庁の法令を守らなかったことを理由に、ミネラルウォーター『ダマーヴァンド』の生産ラインは本庁の査察官立ち会いの下、停止された」と述べた。      ※訳注:「ダマーヴァンド」はイラン初のボトル詰めされたミネラルウォーターのブランド。1974年にペリエ社が開発し、「ダマーヴァンド・ミネラルウォーター社」を設立。その後2009年にはフランスのダノン社がダマーヴァンド社の株の70%を取得している。       ベフルーズ・ジャン 全文をよむ

  • 2015-09-21
  • Jam-e Jam紙

メッカ巡礼でのイラン人巡礼者の死者数、23人に

【ジャーメ・ジャムオンライン】「メッカ本部」の福祉・事故局の責任者は、今日までにイラン人巡礼者23人が亡くなったことを明らかにした。       イラン国営放送通信が伝えたところによると、ジャヴァード・シェイフザーデ博士は「アル=ハラーム・モスクでの事故で命を落とした巡礼者11名に加えて、その他12名の巡礼者がこれまでに命を落とした。これにより、94年〔※西暦2015年〕の巡礼期間が始まって以降に死亡したイラン人の数は23名となった」と話した。       同氏は、うち4名の巡礼者がメディナで、 全文をよむ

  • 2015-09-20
  • Jam-e Jam紙

イランの家庭裁判所から〜衛星放送の連続ドラマを見たことが原因で離婚

 衛星放送で放映される連続ドラマを見たことが、ある若い女性にトラブルの種をもたらし、夫との結婚生活に永遠に幕を下ろす原因となった。       記者クラブが伝えたところによると、少し前のこと、ある若い夫婦が家庭裁判所を訪れ、離婚を申請した。       若い男性はその理由について、判事に次のように述べた。      判事殿、私の妻は朝から晩まで衛星放送で放映されている連続ドラマばかり観ています。ドラマの観すぎのせいで、その影響は彼女の脳にまで及んでいます。そしてその影響下で、彼女は私たちの生活す 全文をよむ

  • 2015-07-02
  • Mardomsalari紙

イランの家庭裁判所から〜「夫は私がLINEやWhatsAppのアプリをインストールするのを許可してくれないんです」

【マルドムサーラーリー紙5面】夫がヴァーチャル・ネットワーク上のグループに参加しているのを知ったある若い女性が、家庭裁判を訪れ、離婚の申請を行った。       記者クラブが伝えたところによると、しばらく前のこと、ある若い女性が家庭裁判所を訪れ、離婚の申請を行った。彼女はその理由について、裁判官に次のように訴えた。      判事殿、私の夫は携帯電話のヴァーチャル・ネットワーク上にあるさまざまなグループに頻繁に出入りし、いつもViberやWhatsApp、LINE でチャットをしています。なのに 全文をよむ

  • 2015-06-25
  • Mardomsalari紙

警察、ホテル内のコーヒーショップで独身男女92名を逮捕

【ショック班】〔イラン北西の〕タブリーズ警察は、ホテル内にあるコーヒーショップで断食破りをしていた独身男女92名を逮捕したと発表した。       この報道によれば、今年のティール月1日〔2015年6月22日〕、タブリーズ警察の警察官らがあるホテルで断食破りが行われているとの一報を受け、直ちに現場に向かった。       警察官らがそのコーヒーショップに入ると、タブリーズ市民で独身の女性41名と男性51名が飲食をしているのを発見した。       警察官らは断食を破っていた者全員を、ハミードとい 全文をよむ

  • 2015-06-25
  • Iran紙

「婚資金の金貨1枚」が払えず収監されていた男性が釈放

 〔イラン中部〕ホメイン県刑務所長は、金貨1枚がないがために刑務所に収監されていた人物が釈放されたことを明らかにした。       ホメイン刑務所の広報が伝えたところによると、ジャムシード・エスキャンダリー所長は、      この服役囚は、婚資金の権利として設定された金貨1枚すら〔妻に〕支払うだけの資力がなかったために、今年のオルディーベヘシュト月15日〔2015年5月5日〕から刑務所に収監されていた。ホメイン県のある慈善家が、この金貨を〔服役囚の妻に〕支払ったことで、この人物は刑務所から釈放さ 全文をよむ

  • 2015-06-24
  • Jam-e Jam紙

悩みを話して悩みの種―妻の友人に相談したことで妻から三行半(2)

 この女性の話が終わると、若い男性は判事に次のように話した。      判事殿、信じてください、私はこれまで何回となく彼女に許しを乞いましたが、それでも彼女は私を許そうとしてくれないのです。人間は過ちを犯しやすいもので、確かに私は間違ったことをしました。彼女の友人に連絡を取るべきではなかったし、彼女の悪口を言うべきでもありませんでした。でも、ああいう状況の中で、このことが彼女を不快にさせるとは想像していなかったのです。彼女は良き妻ですが、しばしば強情なところがあり、そのことが私のしゃくに障るので 全文をよむ

  • 2015-06-24
  • Jam-e Jam紙

悩みを話して悩みの種—妻の友人に相談したことで妻から三行半(1)

夫が自分の一番の親友に夫婦間の問題について話したことを知り、妻は離婚を申請      【ジャーメ・ジャム紙別冊タペシュ4面:スィーマー・ファラーハーニー】サミーラー〔※女性〕とマジード〔※男性〕の生活は、夫が妻の友人に悩みを打ち明けてしまった、ただそれだけのために、崩壊の憂き目をみることとなった。マジードは妻の親友に心の内を打ち明けた。そしてこのことを知ったサミーラーは、離婚を申請するために家庭裁判所に赴いたのである。       今、若い女性は椅子に座り、いたって落ち着いた様子だ。しかし、彼女 全文をよむ

  • 2015-06-24
  • Jam-e Jam紙

「妻は自分の好きな料理しか作らない」—男性が離婚を申請

【ジャーメ・ジャム紙別冊タペシュ4面】若いカップルが、夫婦生活に永遠に終止符を打つため、家庭裁判所に赴いた。2人は若い男性の側の強いこだわりによってここを訪れ、離婚を求めたのである。       裁判官が離婚を申請した理由を尋ねたとき、男性はテヘラン家庭裁判所268法廷の裁判官に、次のように訴えた。      判事殿、結婚して18ヵ月が経ちますが、私はその間、ろくな料理を食べていません。私と妻の間には、食べ物の好みで分かり合えないものがあります。彼女は私の嫌いなものが好きで、反対に私も彼女が不味 全文をよむ

  • 2015-06-24
  • Jam-e Jam紙

サイバー警察を名乗るいたずらには禁固刑の刑罰—サイバー警察が警告

【ジャーメ・ジャム紙19面】サイバー警察は、電子メール、ショートメッセージ、ないしはプライベート・メッセージを通じて、いかなる種類の召喚状や警告もユーザーらに通告することはなく、もしユーザーに対して何らかの訴えがあった場合は、ユーザーに対して書面での召喚状を送付すると表明した。       サイバー警察の広報サイトが伝えたところによると、イスラーム共和国治安維持軍(NAJA)サイバー警察(FTA)のサイバー犯罪予防課の課長代理は、〔インターネット〕ユーザーの中にはサイバー警察の名を騙って他のユー 全文をよむ

  • 2015-06-18
  • Jam-e Jam紙

イランの家庭裁判所から~「妻のおしゃべりのせいで、親族の前で私は赤っ恥」

【マルドムサーラーリー5面】ある若い男性が、おしゃべりな妻と永遠に別れるために、家庭裁判所を訪れた。       記者クラブの伝えたところによると、先日ある若い男性が家庭裁判所を訪れ、離婚を申請した。彼はその理由について、裁判官に次のように話した。      判事殿、妻はとてもおしゃべりな人間で、いつも話をしています。彼女は日中、定期的に私に電話をし、1時間しゃべり続けるのです。    この若い男性はさらに、次のように付け加えた。      いくら仕事があるからと言っても、聞いてはくれません。私 全文をよむ

  • 2015-06-17
  • Mardomsalari紙

アフガン人麻薬密売人、公開処刑—昨朝サーリーで

【ショック班】サーリー市民らの見守る中、麻薬密売人が公開で処刑された。       マーザンダラーン州〔イラン北部、州都はサーリー〕司法局の広報課が伝えたところによると、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのアサドッラー・ジャアファリー師は刑執行の傍らで、次のように述べた。      この死刑囚は「ジョムエ・ハーン」という名のアフガニスタン国籍の者で、7270グラムのクラック〔※コカインの一種〕の購入・所持に関わった罪で、サーリー革命裁判所によって死刑を宣告された。この判決は国の最高裁判所 全文をよむ

  • 2015-06-17
  • Iran紙

4人目の妻とも離婚—「夫の子供たちが私たちの生活を不幸なものに」(3)

再婚する前には子供たちと相談を      【ハサン・アシャーエリー博士(心理学者)】今回の離婚の根本的な原因の一つは、男女がお互いについて最低限の情報しか共有せずに、結婚してしまったことにある。彼らは、互いのことを充分に理解し合うことなく、結婚生活を始めてしまい、結局相互理解にいたらず、離婚してしまうかもしれないという可能性を認識していなかった。       男女が簡単に離婚をしてしまうのは、こういうところに問題があるのである。そして彼らは別れたあと、どのような困難が待ち受けているのかも知らない 全文をよむ

  • 2015-06-17
  • Jam-e Jam紙

4人目の妻とも離婚—「夫の子供たちが私たちの生活を不幸なものに」(2)

 このとき、若い男性は裁判官に次のように述べた。      ファリーデと知り合い、彼女のことが好きになりました。今回は、私の娘たちも妥協してくれるのではないか、私がこの女性と仲良く暮らしていくことを許してくれるのではないかと、勝手に考えてしまいました。      娘たちは母親を亡くした後、私の再婚に反対し、何とかして私〔の再婚生活〕を邪魔しようとしていました。そして結局、毎回娘たちの思い通りになってしまいました。      私は娘たちをとても愛しているので、彼女たちに口出しすることもできず、彼女 全文をよむ

  • 2015-06-17
  • Jam-e Jam紙

4人目の妻とも離婚—「夫の子供たちが私たちの生活を不幸なものに」(1)

【ジャーメ・ジャム紙別冊タペシュ4面:スィーマー・ファラーハーニー】シャフリヤール〔※男性〕とファリーデ〔※女性〕は知り合い、交際が始まってから数年が経っていた。彼らは隣人同士で、いつもよく会っていた。そしてついに、この交際の過程で、互いに対して恋心を抱くようになった。しばらくして、シャフリヤールは結婚を申し込み、ファリーデから「はい」の返事を受け取ったのだ。       シャフリヤールの最初の妻は事故で命を落とし、その後2度結婚したが、どれもうまくいかなかった。そして4度目の結婚を決意したので 全文をよむ

  • 2015-06-17
  • Jam-e Jam紙

イランの家庭裁判所から~「金銭的に困っていても妻は金を手放そうとしないんです」

【マルドムサーラーリー5面】妻が自分の所有する金製品を借金返済のために売ろうとしないのをみて、ある若い男性が別れる決心をした。       記者クラブの伝えたところによると、先日ある若い男性が家庭裁判所に赴き、離婚申請を行った。彼はその動機について、裁判官に次のように述べた。      判事殿、私の妻は金(きん)に心を奪われています。いろいろな理由をつけては、自分に金製品を買ってくれるよう、私に求めてきます。現在結婚して5年になりますが、この間に私は稼いだお金の分だけ、妻のために金製品を買いまし 全文をよむ

  • 2015-06-16
  • Mardomsalari紙

既婚女性、「LINE」で知り合った男のもとへ家出

【ジャーメ・ジャム紙19面】SNSのLINEで女性を騙し、彼女に家出を強要した若い男6名が逮捕された。       ジャーメ・ジャムの報道によると、ホルダード月17日〔※西暦6月7日〕、とある男性がテヘランの刑事警察を訪れ、妻が姿を消したと通報した。       この男性は訴えのなかで、次のように述べた。      数年前、妻のナーザニーン(当時26歳)と結婚し、仕事の関係でダームガーンに移りました。数ヵ月前から妻は色々とあら探しをするようになり、私たちの関係は悪化しました。彼女は携帯電話用のS 全文をよむ

  • 2015-06-16
  • Jam-e Jam紙

路上乱闘殺人事件の殺害犯に大いなる赦し

【ショック班】絞首台の手前にまで来ていたある殺人犯が、大いなる赦しによって再び生きるチャンスを得た。       殺人の犠牲者の遺族は〔賠償金が得られるという〕いかなる見込みもないまま、〔キサース(同害報復)刑による〕復讐を放棄した。       イラン暦1390年ティール月7日〔※西暦2011年6月28日〕、首都警察の警察官らは、ジョムフーリー通りで数人の若者たちの間で、流血を伴う乱闘が起きているとの一報を受けた。警察官らが仕事に取りかかると、ハミード・レザーという名の若者がこの路上での乱闘で 全文をよむ

  • 2015-06-15
  • Iran紙

イランの家庭裁判所から~「夫の過剰な愛に疲れました」

【マルドムサーラーリー5面】夫の過剰な愛に疲れたある若い女性が、別れを決心した。       記者クラブが伝えたところによると、少し前のこと、ある若い女性が家庭裁判所を訪れ、離婚の申請を行った。彼女は裁判官に対し、その理由を次のように述べた。      判事殿、夫は私のことが大好きなのです。一瞬たりとも、私なしに生きていくことができないんです。彼は朝から晩まで私に連絡してきて、私がどこに行こうと、私に付いてこないと気が済まないんです。一瞬たりとも私を一人にして、静かな時間を過ごさせてはくれないの 全文をよむ

  • 2015-06-15
  • Mardomsalari紙

イランの家庭裁判所から〜ガンに罹ったことが分かって離婚を申請

【マルドムサーラーリー5面】ガンに罹ったことが分かったある若い女性〔※ママ〕が、家庭裁判所を訪れて、離婚の申請を行った。       記者クラブの報道によれば、少し前のこと、ある中年女性が家庭裁判所を訪れ、離婚を申し出た。彼女はその理由に関して、裁判官にこう述べた。      夫と寄り添って30年になります。ところが数年前、私はガンに罹り、病院通いの毎日となりました。毎日薬を飲み、時には入院生活を送ることもあります。この間、私は夫が私の看病に疲れているのではないか、私との生活に苦しんでいるのでは 全文をよむ

  • 2015-06-15
  • Mardomsalari紙

テヘラン市民のケンカ、2ヵ月間で1万6千件

【ジャーメ・ジャム紙17面】今年のファルヴァルディーン月とオルディーベヘシュト月〔※2015年3月21日〜5月21日〕の間に、16,429人がケンカに起因する負傷などで、テヘラン州の法医学施設を訪れていたことが分かった。この数字は昨年同時期の17,989件と比べて、減少している。       テヘラン州法医学局の報告によると、今年に入って最初の2ヵ月間〔=2015年3月21日~5月21日〕で法医学施設を訪れた人のうち、10,666人は男性、5,763人は女性だったとのことである。       今 全文をよむ

  • 2015-06-15
  • Jam-e Jam紙

中年夫婦を殺害した死刑囚、死刑執行目前で赦される

 母方の叔母夫婦を殺害した罪で、昨日絞首台に上った若い男が、殺人被害者の子供たちの赦しによって、死から救われた。       ジャーメ・ジャムの報道によると、死刑囚の男は91年デイ月6日〔※2012年12月26〕の夕刻、アラークにある「ショハダーイェ・サファリー」通り沿いにある叔母の自宅に侵入し、殺人を犯したあと、金品を強奪してその場から逃走した。       事件が露見すると、捜査班は中年夫婦殺害事件の真相解明に向けた捜査を開始、初動捜査で殺害犯がいかなる抵抗もなく家に侵入し、中年夫婦の頭部を 全文をよむ

  • 2015-06-15
  • Jam-e Jam紙

殺人犯、コーランの暗記を条件にキサース刑から救われる

【ショック班】銃で自分の両親を殺害した男に対し、3年間でコーランを暗記するということを条件に、その兄弟・姉妹がキサース刑(同害報復刑)を免除した。       イラン暦1392年デイ月24日〔※西暦2014年1月14日〕、ある男が武器を手に、南バハール通りにある実家で両親に銃弾を浴びせて殺害するという事件が起きた。       刑事・司法チームが捜査を開始すると、その家の娘に対する取り調べの過程で、22歳になる兄弟が夜半過ぎに、サイレンサー付きのピストルで両親を殺害したことが分かった。この娘は朝 全文をよむ

  • 2015-06-14
  • Iran紙

イランの家庭裁判所から~「車をぶつけたからという理由で夫が暴力をふるうんです」

【マルドムサーラーリー紙5面】車の事故をめぐってある若い男性が騒ぎを起こしたことが原因で、彼は家庭裁判所に足を運ぶ羽目に陥った。       記者クラブが伝えたところによると、少し前のこと、ある若い女性が家庭裁判所を訪れ、離婚の申請を行った。彼女はその理由について、判事に「判事殿、夫は自分の車に驚くほどの執着心を持っています。私が彼の車に乗るのを、まったく許してくれないほどなのです」と述べた。       彼女は次のように続けた。      彼は頻繁にその車を修理工場に持って行っては、車のあらゆ 全文をよむ

  • 2015-06-11
  • Mardomsalari紙

イランの家庭裁判所から~「夫は娘に友達との交際を許そうとしないんです」

【マルドムサーラーリー紙5面】ある中年女性が、夫が娘に友達との交際を許さそうとしないのを知って、離婚を決めた。       記者クラブが伝えたところによると、少し前のこと、ある中年女性が家庭裁判所を訪れ、離婚の申請を行った。彼女はその理由について、「判事殿、私の夫は娘に、友達との交際を許そうとせず、娘〔の行動〕をいつも制限しようするのです」と述べた。       この女性は、さらに次のように続けた。      娘は今20歳ですし、自分のことは自分でできます。ところが夫は、この歳になっても娘に外出 全文をよむ

  • 2015-06-11
  • Mardomsalari紙

サイバー警察「お見合いサイトは違法」

 これまでのところ、結婚相手を探すためのお見合いサイトに対して運営許可が下りたことはなく、一部のお見合いサイトが謳う許可取得済みの主張は偽りである。       治安維持軍サイバー警察のサイバー犯罪予防課の課長代理は、次のように述べている。      現在、お見合いサイトの状況は法に則ったものではまったくなく、信頼できない。こうしたサイトでは、現実とは異なるウソのプロフィールが散見され、極めて危険な状況である。この種のサイトでは、犯罪者たちが〔自分は資産家だ、といったような〕特別な状況を吹聴する 全文をよむ

  • 2015-06-10
  • Iran紙

アルボルズ州サイバー警察長官、インターネット詐欺について警告「簡単に信用することなかれ」

【ジャーメ・ジャム紙別冊タペシュ12面】アルボルズ州サイバー警察長官は、インターネット上で暗躍する恐喝犯たちについて、人々に注意を喚起しつつ、次のように述べた。      同胞の方々に訴えたいのは、新たなテクノロジーを利用し、携帯電話の通信ソフトを活用する際には、十分に気をつけてほしいということである。ところが残念なのは、ユーザーらはこのことに十分注意を払っていないだけでなく、ときにSNS上にいる詐欺師たちのワナにはまってしまっているということである。      これまで何度も述べてきたことだが 全文をよむ

  • 2015-06-10
  • Jam-e Jam紙

オンライン花婿たち(7)

インタビュー:どのようにして私は「偽の求婚者」の被害者となったのか       彼女がアフマドとフェイスブックで知り合った頃、夢にまで見た男性が詐欺師だったなんて想像だにしていなかった。求婚者の姿をして、彼女のお金をかすめ取ろうとする詐欺師だったとは。アフマドはすぐに馬脚を現し、詐欺を働いたあと、行方をくらました。シーマーは訴えを起こすため、サイバー警察を訪れることを余儀なくされたのである。      --どのようにしてアフマドと知り合ったのですか?       フェイスブックで知り合いました。 全文をよむ

  • 2015-06-10
  • Jam-e Jam紙

オンライン花婿たち(6)

チャット・ルームの問題       心理学者のアミール・アフマディーザーデ氏も、結婚相手を探すのにチャット・ルームは適切な場所ではないと考えている人物だ。同氏は次のように指摘する。      チャットを通じた若者同士の関係は、興奮した依存の感情の産物であり、親の認知や介入がなく、〔若者にとって〕問題を起こす可能性がある。しかし、どれだけネットを介した出会いや結婚が失敗に終わるかについて、多くの若者は疑問に思っているのである。    同氏は、こうした出会いでは一部で〔関係の〕破綻が生じていることに 全文をよむ

  • 2015-06-10
  • Jam-e Jam紙

オンライン花婿たち(5)

 若者がなぜインターネット上の求婚者に惹かれてしまうのか、その原因を調べるために、われわれは社会学者のレザー・ハンダーン氏の元を訪れた。同氏は次のように言う。      バーチャルな空間では、直接面と向かってのコミュニケーションがないために、こうした空間に参加する人の多くは、偽のプロフィールや写真を使って、理想の人物像を作り上げようとする。そうすることで、他人の関心を惹こうとするのだ。実際、こうした人たちの身元はまったくもって不確かで、彼らはもっぱら自らが望んだ情報のみを自分の個人プロフィールと 全文をよむ

  • 2015-06-10
  • Jam-e Jam紙

オンライン花婿たち(4)

 こうしたインターネット上の求婚者たちはさらに踏み込んで、しばしばアーティストのような有名人になりすます。少し前のこと、警察は有名な映画俳優名義のページをフェイスブック上に開いて未婚の女性たちを欺し、結婚をちらつかせて彼女たちに詐欺を働いた男を逮捕した。       この犯罪者の被害者の一人は、次のように言う。      フェイスブックでこの俳優のページをフォローし、彼にコメントしたら、しばらくして彼が私の個人ページの投稿に「いいね」をしてくれたのに気づいたの!私は有頂天になってしまいました。信 全文をよむ

  • 2015-06-10
  • Jam-e Jam紙

オンライン花婿たち(3)

若い女性の不注意と警戒心の欠如       首都サイバー警察のモハンマド・マフディー・カークヴァーン長官は、ヴァーチャルな会話環境では、人は自分の本当の姿を見せないものだと指摘した上で、次のように述べている。      インターネットやそれが有する可能性を活用することは、今日では欠かすことのできないことになっている。通信の時代とも呼ばれる今世紀において、ユーザーはこれらの機器やネットワークから逃れることはできない。しかし、問題が起きぬよう、万全の注意を払って、こうしたネットワークに参加することが 全文をよむ

  • 2015-06-10
  • Jam-e Jam紙

オンライン花婿たち(2)

 その若い女性が〔警察に〕訴えたとき、彼女はまだ、求婚者の言葉がウソだったということを信じることが困難だった。彼女は次のように述べている。      1ヶ月前、私は携帯電話のソーシャル・ネットワーク上にある、とある趣味のグループでトゥーラジと知り合いました。彼は彼は活発でナイスな青年に見えました。社会問題について、何度か個人的にチャットで話し合い、しばらくすると、彼は私のことが気に入った、求婚したいと言ってきました。      この間、私もトゥーラジのことが好きになり、それが理由で彼には前向きな 全文をよむ

  • 2015-06-10
  • Jam-e Jam紙

オンライン花婿たち(1)

【ジャーメ・ジャム紙タペシュ8-9面:モジュガーン・アンサーリー】「好きだよ」の言葉は、彼女にとってあまりに甘美なものだったのだろう、憧れの男性との夢の宮殿が突然にして崩れ去ったことを、彼女はいまだに信じられずにいる。彼女は2人だけのチャットのページを何度も何度もスクロールし、白馬に乗った王子様がご機嫌を損ねた痕跡やら言葉やら態度やらを探してみた。しかし、そんなものはどこにも見つからない!       〔チャットの中身を冷静に〕見回せば、交わされた愛の言葉、「好きだよ」の言葉の中には、〔男性の側 全文をよむ

  • 2015-06-10
  • Jam-e Jam紙

妻、期末試験を理由に離婚を要求(2)

 裁判官は尋ねた。「なぜ彼女が試験を受けることを許可しなかったのですか?」       メフヤールは次のように言う。      判事殿、信じてください。私は妻に命令したり、束縛したりするような男ではありません。サハルの学期末試験が、私の祖母の死とぶつかってしまい、私たちは葬儀に出席するために田舎に行かねばならなかったのです。行かないなんてことは、ありえませんでした。一方で、もしサハルが私と一緒に来なければ、私の親族は気分を害したでしょう。だから、私はサハルに学期末試験を諦めて、自分と一緒に田舎に 全文をよむ

  • 2015-06-10
  • Jam-e Jam紙

妻、期末試験を理由に離婚を要求(1)

【ジャーメジャム紙別冊タペシュ4面:スィーマー・ファラーハーニー】家庭裁判所の廊下の隅で腰掛に座り、過去を振り返る。初めてサハルに出会い、人生が変わった日のことを。あの時はサハルに出会ったことで、ずっと追い求めていた幸せに手が届くものと想像していた。サハルとの出会い後、彼の人生は幸せや喜びから遠く隔たったものになってしまうとは、思いもよらずに。メフヤールはこんなにも簡単に生活が壊れてしまい、〔結婚生活という名の物語の〕最後の場面を通り過ぎようとしていることに、思いを馳せた。       数分後に 全文をよむ

  • 2015-06-10
  • Jam-e Jam紙

イランの家庭裁判所から~家の掃除をめぐって若いカップルに騒動

【マルドムサーラーリー紙5面】ある若い男性が、自分で家を掃除しなければならないことを知って、離婚の決断をした。       記者クラブが伝えたところによると、少し前のこと、若い男性が家庭裁判所を訪れ、離婚の申請を行った。彼はその理由について、判事に次のように話した。      判事殿、妻は私に家の掃除をしろと要求するのです。私は朝から夕方まで仕事にかかりっきりで、夜は疲れて家に帰ります。ところが、家に着くや否や、妻は私の手にほうきと洗剤を持たせ、私に家を掃除しろと言うのです。    若い男性は 全文をよむ

  • 2015-06-10
  • Mardomsalari紙

イランの家庭裁判所から〜「夫は一年間も仕事に行っていません」

【マルドムサーラーリー紙5面】ある若い女性が、夫が大きな事故に遭って以降、仕事に行かなくなったのをみて、夫と離婚することを決断した。       記者クラブが伝えたところによると、少し前のこと、ある若い女性が家庭裁判所を訪れ、離婚の申請を行った。女性はその理由について、判事に次のように語った。      判事殿、私の夫は1年前に事故を起こし、足を大けがしました。夫はもはや仕事に行けなくなり、彼の職場には代わりとして別の職員が採用されるほどでした。    若い女性はさらに、次のように続けた。   全文をよむ

  • 2015-06-10
  • Mardomsalari紙

2人の悪魔、公開処刑に処せられる

【ジャーメ・ジャム紙19面】2人の悪魔的性質の男が、昨日〔ケルマーン州〕シャフレバーバクの「殉教者ラジャーイー」交差点で処刑された。       タスニーム通信の報道によると、シャフレバーバク検事はこの件について、次のように述べた。      昨年デイ月15日〔2015年1月5日〕、ある女性の夫が自宅に不在であることを知った3人の強姦魔が、その家に押し入り、彼女の2歳になる子供〔の生命〕を脅しながら、この女性を暴行し、逃亡する事件が起きた。    アフマド・アスキャルプール氏はさらに、次のように 全文をよむ

  • 2015-06-10
  • Jam-e Jam紙

婚資金の支払いのために若い女性を恐喝した男が逮捕(2)

私は簡単に騙されてしまいました       犯人の被害にあった人物の一人は、ジャーメ・ジャム紙に次のように述べている。      私は事務職員で、ザーヘダーンに住んでいます。4ヶ月前、私は結婚相談サイトを通じて、この若者と知り合いました。彼は自分のことを、高学歴でテコンドーのコーチをしており、エンジニアだと称していました。何度か会いました。彼はことば巧みに、私の信頼を惹き付け、私はこうして〔彼のワナに〕かかってしまいました。犯人の男はまず、あるガン患者を助けたいという理由で、私から数百万〔トマー 全文をよむ

  • 2015-06-09
  • Jam-e Jam紙

婚資金の支払いのために若い女性を恐喝した男が逮捕(1)

 結婚相手を見つけるためのサイトで独身女性らに詐欺を働いていた凶悪な男が、最後の「獲物」をゆすろうとした際に逮捕された。容疑者はマシュハドにある旅館で、被害者の一人に乱暴を働いていた。       テヘラン・メフラーバード空港警察の治安司令官は、この件について本紙ジャーメ・ジャムに次のように述べている。      本件の捜査は、ある大学生の独身女性が詐欺師の男を訴えたことで、今年のオルディーベヘシュト月5日〔西暦2015年4月25日〕から、メフラーバード空港情報治安警察の捜査官らによって始められ 全文をよむ

  • 2015-06-09
  • Jam-e Jam紙

息子を失った母親が本紙に激白「心が震え、刑執行目前で殺人犯を赦しました」(5)

 殺人の被害者の母親は刑が執行されようとしていた時について、こう語っている。      手足を拘束された状態で死刑囚が部屋に連れてこられたとき、その姿を見て私の心は打ち砕かれました。彼の様子をみて、私は不快な気持ちに陥りました。彼は沈黙していました。そして部屋には重たい空気が立ち込めていました。      私は彼に、なぜ息子を殺したのか訊きましたが、彼は黙ったまま、うつむきました。彼が唯一語った言葉、それは「お母さん、私を許してほしい。私はあなたとあなたの家族にとても悪い事をした。私は死んで当然 全文をよむ

  • 2015-06-02
  • Jam-e Jam紙

息子を失った母親が本紙に激白「心が震え、刑執行目前で殺人犯を赦しました」(4)

私は落ち着きませんでした。すると、見知らぬ男性が上の息子の携帯電話に電話をかけてきました。アリーは怪我をして、病院に搬送されたというのです。気が動転した私は、他の息子たちと病院に行きました。しかし、時すでに遅しでした。アリーは出血多量で亡くなっていたのです。誰が息子の命を奪ったのか、見当も付きませんでした。刑事警察で事件について警察官の人たちに尋ねて、初めて分かりました、息子の親友であるレザーが息子をナイフで刺し殺したことを。私は刑事警察や裁判所で彼と何度か対面しましたが、彼は自分の行ったことに 全文をよむ

  • 2015-06-02
  • Jam-e Jam紙

息子を失った母親が本紙に激白「心が震え、刑執行目前で殺人犯を赦しました」(3)

 マアスーメ・ザファル〔※殺人の被害者の母親〕は、自らの過去を悔い改め、この過去を償うためにも〔遺族の〕赦しに一縷の望みを抱いてた殺害犯に、再び生きる機会を与えた。彼女は次のように述べている。      アリーは27歳でした。86年〔西暦2007年〕の夏には結婚式を挙げる予定でした。ところがすべては暗転しました。8年にわたって、彼を失った悲しみが、彼の若い嫁と私、そしてその他の私の家族の人たちの心に残りました。      この辛い事件は、1386年オルディーベヘシュト月10日〔西暦2007年4月 全文をよむ

  • 2015-06-02
  • Jam-e Jam紙

息子を失った母親が本紙に激白「心が震え、刑執行目前で殺人犯を赦しました」(2)

刑の執行       事件発生から8年がたち、死刑囚の男の身柄は死刑執行のためにサナンダジ県の刑務所に移された。殺害犯に対するキサース刑の執行に向けた準備が整えられた。その日、レザーは独房から出され、刑務所付きの宗教指導者の前に座り、遺言書をしたためた。殺害された男性の母親を見て、ただただ彼女に赦しを乞うた。       死刑囚の若者の家族も、〔刑が執行される〕刑務所の高い壁の向こう側に立ち、祈りの言葉を口ずさみ、コーランを朗唱して、遺族の母親が〔キサース刑の免除に〕同意してくれるを祈った。   全文をよむ

  • 2015-06-02
  • Jam-e Jam紙

息子を失った母親が本紙に激白「心が震え、刑執行目前で殺人犯を赦しました」(1)

【事件部:マアスーメ・マレキー】時は一瞬のうちに過ぎ去った。中年の女性は意を決して叫んだ。「彼の処刑をやめてください。自分の権利は放棄します。神の御心に従い、この死刑囚を赦します。これ以上、私のように子供を失って悲しみに打ちひしがれた母親を見ることなんてできません」。       ジャーメ・ジャム紙によると、この女性は8年間、年若い息子を殺害した犯人に対するキサース刑(同害報復刑)の執行を心待ちにしてきた。しかし最後の瞬間、この殺害犯にもう一度人生を与える決断を下したのであった。       1 全文をよむ

  • 2015-06-02
  • Jam-e Jam紙

女児暴行魔、処刑される

【ジャーメ・ジャム紙19面】11歳の少女を略取して暴行を加えた罪で公開処刑の判決を受けた男が、昨日ジーロフト市にて絞首刑に処せられた。       ジャーメ・ジャム紙によると、昨年末、ある家族がジーロフト県刑事警察を訪れ、11歳になる娘を略取し暴行を加えた罪で、ある男を訴え、逃亡中の犯人の逮捕を求めた。司法で本件の捜査が決定され、捜査官らがこの少女への取り調べを行ったところ、事件のあった日、この少女は学校が終わって自宅に帰る途中、人気のない路地裏で突然ある若い男に行く手を阻まれ、この男に襲われた 全文をよむ

  • 2015-06-02
  • Jam-e Jam紙

暴行魔の男、シーラーズで処刑

【ジャーメ・ジャム紙19面】強姦魔に対する死刑判決が、シーラーズで執行された。       メフル通信によると、シーラーズ次席検事は昨日、この犯罪者の処刑の傍らで、記者団に対し      この犯罪者はイラン暦1390年〔西暦2011/12年〕に、シーラーズで8件の強姦事件を起こした。犯人は逮捕後、刑事警察に身柄を移されて取り調べを受け、女性らを暴行したことを認めた。容疑者は投獄され、起訴状の発行をもって、本件はファールス州刑事裁判所第4法廷に送られた。裁判所の判事らは、被告に対して死刑を言い渡し 全文をよむ

  • 2015-06-01
  • Jam-e Jam紙

妻に付きまとっていた男を殺害した夫が無罪放免—若妻、結婚後にハラスメントの被害

【ジャーメ・ジャム・オンライン】自分の妻に付きまとっていた男を殺害した若い男性が、刑事裁判所の判決により、問われていた罪から放免された。       イラン暦1393年モルダード月1日〔西暦2014年7月23日〕、警察官らは殺人事件発生の一報を受けた。彼らはただちにこの問題の処理に取りかかり、事件現場を訪れて、本件の捜査に着手した。警察官らが現場を訪れて判明したのは、若い未婚男性がナイフで刺されて殺害されていたということだった。本件に関する捜査が始まり、殺人の被害者はある若い既婚女性と関係してい 全文をよむ

  • 2015-06-01
  • Jam-e Jam紙

死刑囚の男、遺族の赦しにより絞首台から救われる

【ジャーメ・ジャム・オンライン】麻薬が原因で人を殺めてしまった薬物常習者の男が、〔殺人を犯した加害者に対してキサース刑(同害報復刑)を要求する権利を有する〕被害者遺族の同意によって、死を免れた。       ジャーメ・ジャム紙によると、ベフザード死刑囚はイラン暦1389年アーバーン月3日〔西暦2010年10月25日〕、麻薬代金の支払いについての口論が原因で、フーシャングという名の男性を殺害した。       この若い男は逮捕後、〔裁判所〕第71法廷にて裁判にかけられ、キサース刑(同害報復刑)の判 全文をよむ

  • 2015-06-01
  • Jam-e Jam紙

妻殺しの男、3ヵ月間の沈黙を破る

 ある若い男が3ヵ月間の沈黙ののち、妻を殺害し、遺体を谷に遺棄したことを自白した。       ジャーメ・ジャムによると、昨年エスファンド月3日〔西暦2015年2月22日〕、ある男が刑事検察庁を訪れ、34歳の妻がいなくなったと訴えた。この男は訴えの中で、予審判事に対し、「もう1週間も妻と連絡が取れない。とはいえ、妻とは仲が悪く、そのために私は彼女と離れて暮らしていた。家族も行方を知らない」と述べた。       この訴えを受け、刑事検察庁第6課の予審判事の命令により、捜査官らが34歳の女性をめぐ 全文をよむ

  • 2015-05-31
  • Jam-e Jam紙

殺害犯、5年を経てついに処刑

【ジャーメ・ジャム紙19面】二人の若者を殺害した罪でギャチサーラーン刑務所に収監されていた35歳の男が、絞首刑に処せられた。       記者クラブの報道によると、ルーホッラーという名の35歳の犯罪者は89年〔西暦2010/11年〕、 よく分からない理由でチャムシール地方において二人の人物を殺害した。殺害犯はこれまで、殺害の動機については一言も発していない。       殺人の容疑者は逮捕後、殺害を認め、刑務所に送られた。       しばらくして、刑事裁判所で裁判が行われ、被告にはキサース刑( 全文をよむ

  • 2015-05-30
  • Jam-e Jam紙

男児暴行魔に死刑判決—2人の男、男児を家畜小屋に連れ込み絞殺

【ジャーメ・ジャム紙19面】8歳になる男児を暴行し、殺害した悪魔のような性質の男2人に対し、刑事裁判所の5名の裁判官は死刑3回と禁錮45年の刑を言い渡した。       ジャーメ・ジャム紙の報道によると、昨年アーザル月11日〔西暦2014年12月2日〕、ホセインという名の8歳になる男児が友達と遊びに行くために、ザンジャーンの、とある村にある自宅を外出し、戻らなくなった。息子が長い間戻らなくなったことから、家族はザンジャーン市内にある刑事警察を訪れ、ホセインが行方不明になったことを通報した。   全文をよむ

  • 2015-05-30
  • Jam-e Jam紙

シーラーズで若い女性の露出事件が発生

【ジャーメ・ジャム紙19面】シーラーズ検事は「市内を裸で徘徊した若い女性は、精神的な病を患っており、病院への入院が必要だ」と述べた。       記者クラブが伝えたところによると、タフマーソブ・ヤズダーニー検事はさらに、次のように続けた。      イラン暦1月12日〔2015年4月1日〕、悪名高き〔反革命的な〕グループによって、ヴァーチャル空間上でヘジャーブ撤廃への呼びかけが行われた。こうしたことから、一部の者が裸の状態〔※文字通りの「裸」を意味しているのではなく、イスラーム的に妥当とされる服 全文をよむ

  • 2015-05-30
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3名の貴金属強盗犯、マシュハドで公開処刑

 マシュハドで19件もの貴金属店への武装強盗を働き、店主の男性1名を殺害して逮捕された3名の凶悪な強盗犯が、昨日絞首刑に処された。       ジャーメ・ジャム紙の報道によると、本件の捜査はマシュハドで複数の貴金属店への武装強盗事件が起こる中、84年〔2005年〕から開始された。捜査は、マスクをした武装強盗犯らがモタッハリー通り沿いにある貴金属店に押し入り、店主の男性を脅して金を盗んだ90年メフル月20日〔2011年10月12日〕まで続いた。そしてこの事件の通報後すぐに、捜査官らは特殊捜査班とい 全文をよむ

  • 2015-05-28
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60歳の老女宅から100トンのゴミが発見

 〔西アゼルバイジャン州〕ブーカーン市役所の調査員らは、24台ものトラックを使って、100トンものゴミをある住宅内から搬出した。       イラン国営通信(IRNA)の報道によると、ブーカーン市の市民サービス担当副市長はこの件について、次のように述べた。      ブーカーン市スィーミーネ通りソルーシュ15番地区の一部住民から、近隣の家から不快な臭いがするとの苦情が寄せられたことを受け、本件は同県の検察に報告がなされた。続いて、市の職員らが件の住宅に向かったところ、山のように積み上がった大量の 全文をよむ

  • 2015-05-28
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サイバー犯罪に国民は気をつけろ(3)

石油省のサイト、ハッカーらの攻撃を受ける       キャマール・ハーディヤーンファル司令官は結婚相手を探すための婚活サイトに関し、「スポーツ青年省が管理しているような結婚相手探しのサイトは、国内にはないし、これまで結婚相手探しで活動許可が与えられたサイトもない。もし何らかサイトがこうした形で活動しているのなら、われわれは必ずその取り締まりを行う」と述べた。       同氏はさらに、次のように続けた。      結婚相手探しのサイトの多くは、そのウラに詐欺や道徳的逸脱を隠し持っている。〔婚活サ 全文をよむ

  • 2015-05-27
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サイバー犯罪に国民は気をつけろ(2)

 同氏はまた、世界規模でサイバー犯罪が組織的に企てられ、実行されていることや、そうした犯罪がそもそもにおいて国や地域を越えた性質を有していることに触れ、      こうしたことが理由で、テロ組織や麻薬マフィア、人身売買業者や武器の密輸業者、マネーロンダリングに関わる者たち、さらには伝統的な犯罪者たちまでもが、専門的な人材を雇用し、サイバー空間を活用することで、自らの〔犯罪〕活動を拡大させているのである。    と述べた。      ヴァーチャル空間におけるテロ組織対策       治安維持軍総司 全文をよむ

  • 2015-05-27
  • Jam-e Jam紙

サイバー犯罪に国民は気をつけろ(1)

 ・国内で発生しているサイバー犯罪の9割は摘発されていること、・犯罪を目的としたサイトが週に8万も立ち上げられていること、・ヴァーチャル空間におけるテロ組織の活動には対策が講じられおり、石油省に対するアメリカ人ハッカーによる攻撃が無力化されたこと、そして・国内で起きた最大規模のインターネット窃盗事件の詳細が明かされたこと、これらが「相互につながった世界におけるサイバー犯罪」と題されたシンポジウムで提起された主な内容である。       ジャーメ・ジャム紙が伝えたところによると、このシンポジウムは 全文をよむ

  • 2015-05-27
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お金を払えばインターネット上で占って差し上げます(4)

なぜ「占い」なのか?       心理学者のマフムード・ボルジアリー博士は「インターネット占い」という新種の現象について、「タペシュ」の取材に次のように述べている。      最近になって私たちを悩ますようになり、新種の現象の一つに位置付けることのできる問題として、ヴァーチャル空間の世界をはじめ、〔近年になって〕人類の利用に供されるようになったファシリティ(便宜、利便)〔のもたらす問題〕が挙げられる。      インターネット、そして総じて仮想空間では、占いや自己診断〔のためのサイト〕が多く見受 全文をよむ

  • 2015-05-27
  • Jam-e Jam紙

お金を払えばインターネット上で占って差し上げます(3)

 現在、インターネット上の占い師はヴァーチャル世界でも顧客探しに躍起だ。客らは自分の名前と特徴を記入して、電子メールを占い師に送り、ただ回答を待つだけだ。忠実なる顧客は占い師から問い合わせがくるまで返信を待つ。そしてその後〔占い師は〕カードや口座の番号とともに占いを求めるお客のところにメールを送り、〔占ってほしいことを〕心に念ずるよう求めるのである。       〔‥‥〕       値段はさまざまだが、中でもろうそく占いが最も高い。〔支払の〕のち、もし運が良ければ、数時間のうち、またそうでなけ 全文をよむ

  • 2015-05-27
  • Jam-e Jam紙

お金を払えばインターネット上で占って差し上げます(2)

 いろいろなサイトの中から、「豆占い」や「吸い殻占い」といった占いが、彼女の目に留まるが、それらを試したことはまだなく、真偽の程は不明だ。「コーヒー占い」のところに行く。彼女はコーヒー占いを大いに信用している。数ヶ月前も、この占いによって彼女の夫が不貞を働いていることが分かったばかりだ。占い師が言うには、別の女(ひと)と一緒にいるところの夫の姿がコーヒーカップの中に見えたとのことだった。       もちろん、コーヒー占いはインチキだ、占い師たちは金儲けのために人々を騙しているのだということを妻 全文をよむ

  • 2015-05-27
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お金を払えばインターネット上で占って差し上げます(1)

【ジャーメ・ジャム紙別冊タペシュ11面:ガザーレ・マーレキー】彼女はネットサーフィンをしている。しかし、いつもと様子が違う。彼女は自己診断サイトを探しているのだ。可能な限り真の自分を知り、見つけるためだ。       ミーナーは性格診断テストで、「嫉妬深い」という言葉が気に入らなかった。この単語は、彼女の性格を記した辞書には全く載っていないものだからだ。「自分」と「嫉妬」はまるで関係がないわ!このサイトは間違いよ、こんなテストを設計した人はきっと無学な人ね。彼女はそのサイトを閉じて、別のページを 全文をよむ

  • 2015-05-27
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ヴァーチャル世界、犯罪者どもが跳梁跋扈する空間(8)

専門家の視点4:ヴァーチャルな愛を好む傾向      【談:サイード・レザー・アーメリー(テヘラン大学コミュニケーション学教授)】       通信産業、そしてその延長線上にある世界的な通信・情報ネットワークとしてのインターネットの出現と拡大は、生活の領域に新たなヴァーチャル空間を生みだした。それを「第2の空間」ないし「ヴァーチャル空間」といった名称で呼ぶことができるだろう。       ヴァーチャル空間が有している負の側面としては、さまざまな病理・害悪や規範の喪失〔といった現象〕を指摘すること 全文をよむ

  • 2015-05-20
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ヴァーチャル世界、犯罪者どもが跳梁跋扈する空間(7)

専門家の見解3:「濾過」が必要      【談:アッバース・サラーヒー(国会社会委員会委員)】       イスラーム共和国体制の奉じる価値観は他国とは異なるものであり、この点に留意すると、一部のネットワークに対するフィルタリングは必要であると考えられる。もちろん、フィルタリングをめぐる問題はイランにのみ特有のものではなく、他国もフィルタリングを行っている。しかし、その「濾過」のレベルや方法は異なっている。       もちろん、ヴァーチャル空間の管理・統制の問題では、この領域ではいかなる問題も 全文をよむ

  • 2015-05-20
  • Jam-e Jam紙

ヴァーチャル世界、犯罪者どもが跳梁跋扈する空間(6)

専門家の視点1:ヴァーチャル・ネットワークとともにある生活      【談:セイエド・ハサン・ムーサヴィー=チャルク(イラン・ケースワーカー協会会長)】       テクノロジーの発展、そしてソフトウェア制作によって迅速な情報の利用〔が可能となったこと〕は、チャンスであるとともに脅威でもある。〔こうした情報やソフトを〕正しく活用するためのリテラシーがある場合にはチャンスとなるが、そうでない場合には脅威となるし、私たちの精神的安定にも影響を与えかねない。       以前、私はすでに引退した、ある 全文をよむ

  • 2015-05-20
  • Jam-e Jam紙

ヴァーチャル世界、犯罪者どもが跳梁跋扈する空間(5)

この件に関し、社会、家族、そして関係機関は、      ▼若者たちの倫理的、精神的、人間的価値観を強化し、物質的な基準を弱体化させること、   ▼スポーツやリクリエーションのための施設を強化・拡充させ、若者の余暇を正しく管理すること、   ▼子供たちや青少年の抱える愛情不足を解消させるための福祉・社会サービスを提供すること、   ▼子供たちや青少年の家庭や学校における自尊心や自信を涵養すること、      によって、社会の中で若者が孤立化し、ヴァーチャル空間における交遊関係に彼らが依存するように 全文をよむ

  • 2015-05-20
  • Jam-e Jam紙

ヴァーチャル世界、犯罪者どもが跳梁跋扈する空間(4)

 サイバー警察の鑑識・予防担当次長のアリー・ニークナファス大佐はこの件について、次のように警告している。      インターネット上の出会いで生まれた交遊関係は、長期的に見た場合、自分の利益のためなら何でもするオポチュニストたちによって悪用されるきっかけともなり得るし、こうした交遊関係では、男女が互いを正確に知り、〔結婚相手として〕間違いのない選択をする機会は生まれない。      この種の交遊関係の中にいる人たちは、自分たちの関係は結婚を動機としたものであり、それは堅い愛情に支えられているとば 全文をよむ

  • 2015-05-20
  • Jam-e Jam紙

ヴァーチャル世界、犯罪者どもが跳梁跋扈する空間(3)

 法律の専門家であるアリー・ホセイニー氏はこのことについて、次のように言っている。      旧来型の犯罪者とインターネット犯罪者の間には、多くの違いが存在する。前者は、物理的な手段や脅迫といった方法を使って、自らの犯罪行為を追求するが、サイバー犯罪者はもっと頭の良い人物であり、彼らは最小の費用で最大利用をする人々である。      こうした犯罪者が詐欺やハッキングのような犯罪行為のために自らの知力を利用するとき、彼らは優越感に浸り、自らの行為に快感を覚える。こうした犯罪者たちの手法〔がよりスマ 全文をよむ

  • 2015-05-20
  • Jam-e Jam紙

ヴァーチャル世界、犯罪者どもが跳梁跋扈する空間(2)

 最近では、WhatsApp、LINE、Viberのような通信用ソフトウェアを搭載したスマートフォンを保有するのに高い費用はかからず、ほんの少しのお金で、Viberや類似ソフトウェアを搭載した携帯電話やタブレット端末を持つことができる。       しかし、当初あまり重要視されてこなかったこうしたソフトウェアがもたらす社会問題は、多くの青少年を危険地帯へと誘うまでになっている。それに対して、サイバー警察は警告を発するようになっており、〔国の〕当局者らはついに、スマートフォンに搭載されたこうしたソ 全文をよむ

  • 2015-05-20
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ヴァーチャル世界、犯罪者どもが跳梁跋扈する空間(1)

インターネット上の危険への無知が、コンピューター犯罪者たちの市場を過熱させている      【ジャーメ・ジャム紙別冊タペシュ8-9面:サイーデ・アサディヤーン】ソーシャルネットワーク(以下SNS)は近年、イランの若者の生活にとって欠かせない一部となっている。実際、パーティーや教室、職場など、いつでもどこでも、このネットワークは自らの存在感を顕示している。大多数の若者はViber、Telegram、LINE、Tango、ツイッター、フェイスブックのようなSNSのうち、少なくとも一つにアカウントをも 全文をよむ

  • 2015-05-20
  • Jam-e Jam紙

娘の結婚をめぐる対立の末、中年カップルが離婚

【ジャーメ・ジャム紙別冊タペシュ4面】ある中年カップルが、家庭裁判所268法廷に入り、離婚申請書を判事に手渡して、ソファに腰掛けた。       多少の間をおいて、判事が離婚を申請する理由を尋ねると、中年女性が口を開き、次のように述べた。      私と夫の生活は、娘の求婚式の後、崩壊してしまいました。      私と夫は2年前に結婚したばかりです。結婚したとき、夫の子供はみな既に結婚していて、私は年下の娘と一緒に暮らしていました。一緒に暮らし始めたとき、私たちの間にはこれといった問題や不和は一 全文をよむ

  • 2015-05-20
  • Jam-e Jam紙

若い男性、家庭裁判所で離婚を請求―理由は「妻は寝てばかりいるから」(3)

専門家の見解:結婚に際してはよく考えて      【ハサン・アシャーイェリー博士(心理学者)】残念ながら今日、若い男女は〔互いに対する〕十分な理解をもたぬまま、容姿や〔財産・収入などの〕物質的な条件だけを理由に、一瞬の感情的決断によって結婚をしてしまうが、これは大きな間違いであり、こうした要因が離婚数の増加を生んでいる。こうした結婚は、一緒に暮らし始めてまさに数ヵ月、あるいは長くとも2〜3年で離婚するという結末を迎えることになるだろう。       結婚に対する若者の基準が、〔結婚相手の〕誠実さ 全文をよむ

  • 2015-05-20
  • Jam-e Jam紙

若い男性、家庭裁判所で離婚を請求―理由は「妻は寝てばかりいるから」(2)

 この男性の話が終わり、判事が妻の言い分を尋ねると、彼女は次のように話した。      夫は問題をひどく誇張しているのです。そのせいで、離婚云々の話になってしまったのです。実のところ、私もこの人と一緒に生活したくはありません。判事殿、彼はこのことを口実にしているだけなのです。私は知っているのです、彼がなぜこんな話をするのか。オミードは私が仕事に行かず、私に収入がないことに、不満を抱いているのです。      彼が求めているのは、私が働きに出て、生活費の足しを稼ぐことです。でも、私には仕事をする気 全文をよむ

  • 2015-05-20
  • Jam-e Jam紙

若い男性、家庭裁判所で離婚を請求—理由は「妻は寝てばかりいるから」(1)

【ジャーメ・ジャム紙別冊タペシュ4面:スィーマー・ファルハーニー】オミード〔男性〕とベフナーズ〔女性〕が一緒に暮らし始めた頃、彼らが自ら家庭裁判所に足を運び、結婚生活に終止符を打つことになるとは、誰も想像だにしていなかった。オミードとベフナーズの生活は初めのうち、お互いに何の問題もなかった。彼らはお互いに愛し合っていたし、お互いを尊重しようと常に努力していたからだ。       彼らの間にミゾが生じ、諍いを起こし始めたのは、彼らが一緒に住み始めてから数ヶ月後のことだった。問題は、妻がいつもに眠っ 全文をよむ

  • 2015-05-20
  • Jam-e Jam紙

新年の治安維持軍兵士殺害事件で、20人以上が逮捕

[イラン南西部・フーゼスターン州]アフワーズの一般・革命検察庁副長官は、ハミーディーイェで3人の治安維持軍兵士が殺害された事件に関連して、20人以上が逮捕されたと発表した。      IRNAによれば、アリー・アスガル・サーデギー・ギャンドマーニー副長官は、フーゼスターン州治安維持軍司令官アフワーズ地区代理が同席した記者会見でこう述べた。      これらの者たちの罪状に関する捜査は、継続中であり、未だ、判決が出されるには至っていない。   同副長官は付け加えた。      20人いる逮捕者[ 全文をよむ

  • 2015-05-18
  • Jam-e Jam紙

兄弟の顔に酸をかけた人物が逮捕

 ハメダーン市デフピヤーズ村で兄弟の顔に酸をかけた人物が逮捕された。       イラン国営通信の報道によると、ハメダーン州治安維持軍作戦担当副長官はこの件について、次のように述べた。      今年のオルディーベヘシュト月19日(5月9日)、酸かけ事件が起きたとの通報がジューラガーン署に寄せられ、警察官らが村に駆けつけた。捜査の結果分かったのは、二人の兄弟が個人的・家族内の揉め事が原因で喧嘩をし、一方が他方の顔に酸をかけた、ということであった。    フェレイドゥーン・キャリーミー大佐はその上 全文をよむ

  • 2015-05-14
  • Jam-e Jam紙

若妻が離婚請求—理由は夫が夜勤を始めたから

 夫が自分の仕事のシフトを夜にするつもりであることを知った若い女性が、離婚を決意した。       記者クラブが伝えたところによると、しばらく前のこと、若い女性が家庭裁判所を訪れ、離婚を請求した。その理由について、女性は判事に次のように述べた。      判事殿、私の夫はある工場で働いており、それは何年も変わっていません。ところが最近になって、夫は仕事のシフトを変更し、夜に仕事に出かけるつもりでいます。      私はこのことに耐えられません。夜、家に一人ぽっちで、夫が朝に仕事場から帰ってくるの 全文をよむ

  • 2015-05-13
  • Mardomsalari紙

イランの乞食たちの頭目《老師フェイギン》、北部アーモルで逮捕(2)

 アーモル警察司令官の発表によると、このグループのメンバーの中には、ストリート・チルドレンを除いて、5人の女性の姿も見受けられ、彼女たちは現在取り調べを受けているところである。       また、この犯罪者の隠れ家に対する捜索の結果、男は当該の廃屋を賃借しており、建物の所有者は、男がこの家屋をどのように使用しているのか、詳しくは知らなかったことも分かった。       アーモル警察司令官のヴァリーヨッラー・ギャンジヤーン=モガッダム大佐はこの件について、「この男は司法機関に送検された。子供たちは 全文をよむ

  • 2015-05-10
  • Jam-e Jam紙

イランの乞食たちの頭目《老師フェイギン》、北部アーモルで逮捕(1)

【ジャーメ・ジャム・サラー】小説『オリヴァー・ツイスト』〔※チャールズ・ディケンズによる長編小説、1838年イギリス〕よろしく、ストリート・チルドレンらを廃屋に集め、物乞いのために彼らを利用していたアフガン人の男が、アーモルにある隠れ家が発見されたことで逮捕された。       「アーモルの老師フェイギン」の名で知られるこの男は、この街のとある地区に廃屋を用意し、親からの保護がほとんど、あるいはまったくないストリート・チルドレンや女性たちをこの場所に集め、自らの犯罪行為のために彼らを悪用していた 全文をよむ

  • 2015-05-10
  • Jam-e Jam紙

《エドモンド》、逮捕される

 シャーフルード・サイバー警察長官は、「《エドモンド》という偽名を名乗る人物が、ソーシャル・ネットワーク上でウソや不道徳な情報を撒き散らした容疑で特定され、逮捕された」と述べた。       シャーフルード治安司令官のゴラームレザー・カーゼムザーデ大佐は、次のように述べた。      バーチャル・グループに対してシャーフルード・サイバー警察が行った観察の結果、《エドモンド》という偽名を名乗る人物が《LINE》および《What's up》というソフトウェア上に23もの反文化グループを立ち上げ、そこ 全文をよむ

  • 2015-05-09
  • Jam-e Jam紙

女子大学生、シーラーズで焼身自殺を図る

【メフル通信】イスラーム自由大学シーラーズ分校の女子大学生が、焼身自殺を図った。       大学関係者の発表によると、この学生は大学の敷地外で焼身自殺を図った。現在シーラーズのゴトゥブッディーン病院に入院中とのことである。       火傷の程度は重度と伝えられている。 全文をよむ

  • 2015-05-09
  • Jam-e Jam紙

マハーバード出身の若い女性がホテルで死亡した事件の舞台裏と、その後(8)

 同氏は続けた。      遺族は当局とよく協力しており、ホテル前での集会開催を呼びかける若者らへの煽動に、一切関わっていない。その逆に、遺族は法的機関を通じて問題は究明されるべきであることを、強く主張しておられる。マハーバード市民も多くは昨日の暴動に不快感を表明しており、遺憾の意を表している。なぜなら、彼らはこうした出来事がマハーバード市住民の公共の利益に反するものであることを、その目で見ているからだ。    西アゼルバイジャン州政治・治安担当副知事はさらに、「昨日の集会では、救助隊の救助活 全文をよむ

  • 2015-05-08
  • Jam-e Jam紙

マハーバード出身の若い女性がホテルで死亡した事件の舞台裏と、その後(7)

 同氏はさらに続けた。      聡明なマハーバード市民、特に若者には、これらの〔集会開催の〕呼びかけには耳を貸さぬよう求める。なぜなら、主に反革命分子によって導かれているこれらの呼びかけの目的は、混乱を引き起こすことであり、マハーバード市民による長年の苦労と努力によって得られたマハーバードの発展のチャンスを台無しにするものであるからだ   州副知事はさらに、「州内ではすでに、事態のコントロールのための予防措置が取られている」と強調した。       ラードファル氏はまた、マハーバード市民自身 全文をよむ

  • 2015-05-08
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マハーバード出身の若い女性がホテルで死亡した事件の舞台裏と、その後(6)

 同氏はさらに、「我々は真剣に問題を追っており、必要な段階を踏んでいるところである。この出来事で違反を犯した者たちに対しては、必ずや決然と対処することになろう」とつづけた。      事件の負傷者数       副知事はまた、マハーバードで行われた昨日の集会での負傷者数に関して、「ホテルでの火災発生に際して、消防車が現場に入るのを一部の者が妨害し、現場で双方による小競り合いが起きた。この小競り合いで25名が負傷し、そのうち7名は治安維持軍の隊員であった」と述べた。       ラードファル氏はさ 全文をよむ

  • 2015-05-08
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マハーバード出身の若い女性がホテルで死亡した事件の舞台裏と、その後(5)

 政治・治安担当副知事は、さらに「反革命分子はこの問題で、マハーバードの状況を別様に見せようと躍起になっている。彼らは発砲や人々の殺戮といった偽りのニュースを広めることで、状況の混乱を狙っているのだ」と指摘した。       ラードファル氏はまた、「昨日の集会に参加した者たちの大半は15歳から22歳までの若者たちだった。彼らには充分な経験がなく、感情的にこの問題に対応したのである」と述べた。       政治・治安担当副知事は、昨日の集会参加者に対して警官隊が発砲したとの偽りの情報が一部のメディ 全文をよむ

  • 2015-05-08
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マハーバード出身の若い女性がホテルで死亡した事件の舞台裏と、その後(4)

 副知事はさらに、次のように述べた。      昨日の集会では、我が方の治安部隊は完璧な自制心を働かせ、状況のコントロールという目標を掲げて事に当たった。しかし残念ながら、これらの若者のうち若干名は、警察が自制しているのをいいことに、ホテルに損害をもたらした。      この集会に参加していた者たちの中には、ホテルの責任者こそ〔女性が亡くなった〕事故の罪に問われるべきだと考えているが、この件については現在調査中である。    ラードファル氏は続けて、昨日の集会は残念ながら、マハーバードがここ数年 全文をよむ

  • 2015-05-08
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