シリア:イドリブ県で電力価格が2倍まで高騰(2)

2022年01月08日付 その他 - Alsouria Net 紙

■イドリブ県で電力価格が昨年から2倍の高騰

【スーリーヤ・ネット】

人々の激怒

新たな電力価格リストは人々の間で激怒を呼んだ。複数の市民は本サイトによるインタビューのなかで、「当該リストが人々の生活条件に配慮していない」との苦情を述べた。

イドリブ市で香水店を営むアブー・アフマド氏は次のように述べた。「燃料、水、食料品、パンの価格が全体的に上昇しているなか、電力価格のさらなる高騰が人々の生活上の危機を増大させることになった」。

アブー・アフマド氏は、自宅と店舗で月に600リラ分の電力を消費している。

同氏は述べた。「新たな電力価格は、その価格が2倍まで上昇したことで人々を多いに困らせている。もし人々がアンペア制に留まっていられたなら、金銭的にはより豊かでいられただろうに」。
イドリブ市の大学地区に暮らすアフマド・ミウマール氏は次のように述べた。「新たな電力価格は一般的な生活条件や、家族の長の平均収入に見合っていない」。

同氏は本サイトに次のように語った。「電力会社は安価によって加入者を集め、今日ではその価格を異常なまでに引き上げた」。

(後略)

(1)に戻る


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:メディア翻訳アラビア語班
記事ID:52147