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ヒット件数: 200件

イラク:教職員組合が教員に金銭的手当を与える法律への不服申し立てを非難

■イラク教職員組合が教員に金銭的手当を与える法律への不服申し立てを非難      【バグダード:本紙】      イラク財務省が、教育省に関する法律(教育セクターの職員・教職員らに特権と金銭的手当を付与するもの)に対して不服申立てを行う決定を下したことで、教職員組合の間に怒りの反応の波が広がった。      同組合は、政府が同法の条項を履行し、同法に一切手を加えないことを確約しない場合には、バグダードおよび各県での大規模な抗議デモに加え、無期限の座り込みを実施する用意があると示唆した。      全文をよむ

  • 2025-11-16
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:30万人の子どもたちがオンライン学習プログラムに登録

■UNRWA:ガザの30万人の子どもたちがオンライン学習プログラムに登録      【ラーマッラー:本紙】      国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、イスラエル占領軍が犯した2年間にわたるジェノサイドがもたらしたトラウマと苦しみののち、子どもたちを教育環境に戻すために、ガザ地区での停戦を遵守する必要があると強調した。      UNRWAガザ地区担当副部長ジョン・ホワイト氏は、「ガザ地区のパレスチナの子どもたちには、日々のルーティンと教育、そして構造化された枠組みが必要だ。したが 全文をよむ

  • 2025-10-29
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:イスラエル企業がトルコによる対イスラエル貿易禁止措置を受けて倒産

■イスラエルの鉄鋼・スクラップ企業がトルコの対イスラエル貿易禁止措置を受けて倒産      【エルサレム:本紙】      南部アシュドッド市で鉄鋼・スクラップ事業を行っていたイスラエル企業が、トルコが対イスラエル貿易禁止を決定したことにより、倒産した。      ヘブライ語の経済専門紙『カルカリスト』によると、イスラエル南部アシュドッドにある「シャウル・ゴイタ」社は、イスラエルがガザ地区で実行しているジェノサイド戦争を理由に、トルコ政府がイスラエル政府との通商を禁止したことを受け、経営が崩壊・ 全文をよむ

  • 2025-10-24
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:スィーワでデーツ産業の開発継続

■250の輸入業者がデーツ国際博覧会に参加…マトルーフ県知事:スィーワはデーツ生産におけるもっとも重要な地域      【マトルーフ:本紙】      マトルーフ県のハーリド・シュアイブ知事は、エジプトでデーツの製造、栽培においてもっとも重要な地域とみなされるスィーワ(シワ)でのデーツの製造とナツメヤシの栽培の推進を引き続き進めていくと確認した。      博覧会は今月の10月19日まで続く      これは、カイロ県知事が、食料供給・国内通商大臣のシャリーフ・ファールーク教授によって、第5集会 全文をよむ

  • 2025-10-16
  • Al-Ahram紙

エジプト:エジプト人女優が殉職したパレスチナ人記者を追悼

■女優リーハーム・ハッジャージュが殉職したパレスチナ人記者を追悼      【カイロ:本紙】      エジプトの女優リーハーム・ハッジャージュ氏は、パレスチナ人記者サーリフ・ジャアファラーウィー氏の訃報を受け、同氏に対する深い哀悼の意を表した。ジャアファラーウィー氏は、日曜日の夜、ガザ市で現地の情勢を取材中に殉職した。      ハッジャージュ氏は、インスタグラムのストーリー機能を通じて次のように投稿した。「親愛なるあなたよ、アッラーがご慈悲と天国での安らぎを、英雄であるあなたにお与えになりま 全文をよむ

  • 2025-10-14
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:ダール・イフターがガザ地区の殉教者家族へのザカート送金を許可

■エジプトのダール・イフター:ガザ地区の殉教者遺族へのザカート送金を認可      【カイロ:本紙】      エジプトのダール・イフターは、ガザ地区の殉教者遺族へのザカート送金を認可すると発表した。ただしこの送金は、資金が正当な受取人に届くことを保証するため、公式かつ合法の、公認されたルートを通して行われることを条件としている。      ダール・イフターは、フェイスブック上の公式ページへの投稿で、「ザカートは本来、人間を育み、その需要を満たし、生活上の要求を充足するために制定されたものである 全文をよむ

  • 2025-10-13
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:パリでイスラエル人とパレスチナ人による共同経営レストランが開業

■フランス・パリに開業したパレスチナ人とイスラエル人による中東料理レストラン「平和の味」      【パリ:本紙】      ガザ出身のパレスチナ人とイスラエル系フランス人がパリで立ち上げた新しいレストランが、土曜日にオープンした。このレストランは、食を通じて和解を呼びかけることを目的としている。      最初の客たちは、フンムスやファラーフィル、ガザ風サラダを食べるためにレストラン「サバーバ:平和の味」の前に集まった。店の中にはパレスチナ、フランス、イスラエルの国旗が掲げられていた。     全文をよむ

  • 2025-10-12
  • al-Quds al-Arabi紙

スーダン:難民キャンプの避難民95人、飢えと病気により死亡

■民衆委員会:エル=ファーシルのアブー・シューク難民キャンプの避難民95人が、飢えと病気により死亡      【ハルツーム:アナトリア通信】      スーダンの民衆委員会は日曜日、エル=ファーシル市のアブー・シューク難民キャンプで、過去40日の間に、幼児73人を含む95人の避難民が飢えと病気によって死亡したと発表した。      アブー・シューク難民キャンプの緊急対応室(民衆委員会)は声明で、「5歳未満の幼児73人と高齢者22人以上が過去40日間に飢えと病気により死亡した。彼らはアブー・シュー 全文をよむ

  • 2025-09-29
  • al-Quds al-Arabi紙

スーダン:医療部門の損失140億ドル超える

■ハルツーム:医療部門の損失が140億ドルを超える      【ハルツーム:ミアード・ムバーラク、本紙】      スーダン医師ネットワークは、2025年に首都ハルツームのおける医療状況が相対的に改善したと発表した。これは、2023年4月15日に戦争が勃発してから2年以上が経過した後のことであり、その戦争は(ハルツーム)州の医療部門をほぼ完全に崩壊させ、140億ドルを超える損失を引き起こした。      同ネットワークは、昨日日曜日に発表した声明の中で、戦争の最盛期にはわずか7つだった稼働中の病 全文をよむ

  • 2025-09-29
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:アウン大統領が国家治安総局の創設40周年に祝意

■アウン大統領が国家治安総局の創設40周年を祝福:腐敗防止における「見張りの目」      【ベイルート:本紙】      アウン大統領は、国家治安総局の司令部、将校ら、職員らに対し、その創設40周年を祝福し、同局が「現行法に基づいて付与された任務を遂行するうえで果たしている役割」を称賛した。      アウン氏は「国家治安総局の顕著な発展は、この治安機関が、他の治安機関と同様に、第一にはレバノン国民の安全と平和を守る、そして第二には国民の利益を守る『見張りの目』であるようにと望む、指導部の強い 全文をよむ

  • 2025-09-28
  • Al-Nahar紙

カタール:「アルジャジーラ」が大手チャットボットにとっての主要な情報源となる

■大手チャットボットが「アルジャジーラ」を主要な情報源として活用…米国内で懸念が広がる      【ナザレ:本紙】      イスラエルの「チャンネル14」は米シンクタンク「ワシントン・フリー・ビーコン」の分析を引用し、米国の関係者の間で懸念が広がっていると報じた。その理由は、主要な人工知能チャットボットが「ジャズィーラ」(アルジャジーラ)を主要な情報源のひとつとして位置付けているためである。      同シンクタンクのレポートによると、これらのチャットボットはジャズィーラをもっとも信頼できる情 全文をよむ

  • 2025-09-25
  • al-Quds al-Arabi紙

カタール:PHCC、今季の巡礼希望者への健康証明書発行を開始

■初期医療機関が、巡礼希望者に健康証明書の発行を開始      【ドーハ:カタール通信社】      初期医療機関(Primary Health Care Corporation)は、今シーズンの巡礼希望者に対して「医学的に適格」であるとする健康証明書の申請受付を開始したと発表した。これは、ワクフ・イスラーム省と協力して行われている。      同機関は、自分たちがカタールで唯一この証明書を発行する権限を持つ機関であると強調し、10月31日までこのサービスを電子的に提供する準備が完全に整っている 全文をよむ

  • 2025-09-24
  • al-Watan紙

レバノン:シリア人避難民の生徒受け入れをめぐる問題とユニセフの支援

■10万人におよぶシリア人生徒がレバノンの学校に通えないおそれ      【本紙】      教育省における優先事項は、来たる9月15日にレバノンの生徒らのために学期を開始することである。シリア人生徒に関しては、事態は非常に複雑であり、今年、約10万人の生徒が教育を受けられない可能性がある。リマ・カラーミー教育大臣は数日前にシリア人生徒に関して、前学期からのいかなる変更を提示しないつもりであるが、依然として政府から発出される決定を待っていると公表した。しかし実際は、シリア人避難民の生徒の規模とい 全文をよむ

  • 2025-08-27
  • al-Mudun紙

エジプト:精神病院の料金引き上げに関する訴訟を呼びかけ

■エジプト:国立精神衛生病院における、サービス費用引き上げ決定の撤回を求める訴訟      【本紙:カイロ】      「私たちの運命は一つ」キャンペーンは、国立精神衛生病院の財政・経営計画を撤回させるための訴訟を起こすと公表した。この財政・運営計画は、2025年にエジプトのハーリド・アブドゥルガッファール保健大臣が発令した第220号決定であり、これにより、精神衛生病院で受けられる医療サービスの料金が軒並み引き上げられた。      同キャンペーンは声明で、新しい料金の適用は今月1日に始まり、診 全文をよむ

  • 2025-08-26
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:エジプトで「TikTok」の利用が規制される可能性

■エジプトは「TikTok」を近いうちに禁止するかもしれない...これらの理由で      【ロンドン:本紙】      エジプト当局は、現在動画視聴数で世界第一位となった、中国の有名なソーシャルメディアアプリ「TikTok」を禁止する可能性がある。      エジプト国務院第三部局は、有名アプリ「TikTok」、「Tango」、「Sogo」といった類似するいくつかのアプリを、エジプト国内のインターネットから排除するよう求める訴訟の最初の審理を9月8日に行うことを決定した。      本告訴は、 全文をよむ

  • 2025-08-16
  • al-Quds al-Arabi紙

歌手アフマド・サアド:「奇抜なファッション」の秘密

■アフマド・サアド、「奇抜なファッション」の秘密を語る      【本紙】      歌手アフマド・サアドは、自身の奇抜なファッションについて過去に一部謝罪しているにもかかわらず、多くの機会にそれを選択していることについて語った。      エジプトのテレビ司会者シャリーフ・アーミルの番組「ヤフドゥス・フィー・ミスル(それはエジプトで起きている)」に電話出演したサアドは、次のように語った。「人々は僕の奇抜な服装をふざけていると思っているが、実は僕の芸術的な個性にとっては、自然で伝統的な格好こそ、 全文をよむ

  • 2025-07-25
  • Al-Nahar紙

ガザ:過去24時間で飢餓と栄養失調による2人の死亡者が発生

■ガザ保健省:過去24時間で飢餓と栄養失調による死亡例2件が新たに記録      【DPA通信】      ガザ地区にあるパレスチナ保健省は木曜日、過去24時間で、ガザ地区における飢餓と栄養失調による死亡例が新たに2件記録されたと発表した。      ガザ保健省は今日、フェイスブックページへの投稿のなかで、ガザ地区における飢餓および栄養失調による死亡者数の総数が113人に上ると報告した。      さらに国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、イスラエルによるガザ地区に対する包囲の結果、 全文をよむ

  • 2025-07-24
  • al-Quds al-Arabi紙

アルジェリア:世界人口デーに合わせて、2025年人口統計データを公表

■アルジェリア、結婚率と出生率が低下する中、人口5,000万人に近づく      【アルジェ:本紙】      アルジェリア保健省の統計によると、同国はCOVID-19パンデミック以降、結婚率と出生率の低下が続いているが、2025年7月1日時点で人口は4,700万人に達し、今後10年間で6,000万人を突破する見込みである。      保健省のナーディヤ・ジーラーウン人口動態予測・警戒担当副局長は報道発表で、アルジェリアの人口構成は依然として若年層が多く、15歳未満の子どもが総人口の29%、15 全文をよむ

  • 2025-07-15
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:「粗悪」なイラン製品であふれかえるシリアの市場

■イラン製品であふれかえるシリアの市場...「粗悪品」というやむを得ない選択      【ダマスカス:本紙】      イランとシリアの外交が断絶しているのにもかかわらず、昨今のシリアの市場はイラン製品で溢れかえっている。この状況は、イランからの輸入品に対する監視を強化し、これらの輸入品を必要な規格や基準に適合させることを求める声が上がるなかで、シリア国民の不満を引き起こしている。彼らの不満の原因は、規格に適合しない「粗悪な」鉄筋といった一部のイラン製品の低品質にある。      ある鉄業者が本 全文をよむ

  • 2025-07-01
  • al-Mudun紙

スーダン:性的暴力400件超、戦争の影響深刻化

◾️スーダン戦争の勃発以来、400件の性的暴力事件   【ハルツーム:本紙】      『アフリカの角における女性のための戦略的イニシアティブ』(SIHAネットワーク)によると、2023年4月中旬にスーダン戦争が勃発して以来、400件以上の性的暴力事件が記録されており、全体の事件のうち23.8%が少女に対するものであると指摘している。また、集団レイプ、誘拐、性奴隷化についても言及している。      同ネットワークは、スーダンでは現在も女性や少女たちが、2年以上続く紛争の中で最も凄惨な形の暴力や 全文をよむ

  • 2025-06-21
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:ダマスカスで推進されつつある男女の分離措置

■ダマスカスのエレベーターで男性と女性を隔離!      【ダマスカス:本紙】      女性弁護士のアフド・フージャー氏はSNSで拡散された動画内で、新たな依頼書類に関する公式手続きを行っていた際に、ダマスカスの財務局建物にあるエレベーターの使用を妨害されたことを証言した。フージャー氏は、エレベーターの中にいた男性のうちの1人から、彼女が乗っているエレベーターを作動することを断られ、(男女の)混合を避けるという名目で、エレベーターから降りて「女性専用」の別のエレベーターに乗るよう要求されたと語 全文をよむ

  • 2025-06-20
  • al-Mudun紙

イエメン:コレラとデング熱の感染急増―医療体制逼迫と第3の流行の懸念

◾️イエメンではコレラとデング熱の症例が、急速かつ“恐ろしい”ほど増加している   【サナア:本紙】      最近の公式指標では、コレラとデング熱の感染症例の増加はごくわずかな県に限られているとされているものの、現場の実態、特にコレラの流行状況に関しては、イエメンの大部分で、おそらく、公式に発表されていない新たな(第3の)コレラの流行がすでに発生していることを示している。      これは、11年目を迎える激しい戦争によって生活環境が悪化した当然の結果であり、そのため人々は不衛生な水を使用せざ 全文をよむ

  • 2025-06-17
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエルに対する世界的なアカデミック・ボイコットの波

■イスラエルに対する世界的なアカデミック・ボイコットの波がエスカレート      【ナザレ:本紙】      パレスチナ・イスラエル研究センター(マダール)の報告書によると、ガザ地区に対する戦争が開始して以来、イスラエルの大学や高等教育機関に対するアカデミック・ボイコットはエスカレートし続けている。      報告書によると、公式データは、戦争ぼっ発以来、イスラエルの大学における外国人留学生の数は約50%減少し、学術論文の公刊量は21%減少していることを明らかにしている。      これは科学技 全文をよむ

  • 2025-06-14
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:反体制グループに対するスパイ活動によりドイツでモロッコ人男性が起訴

■反体制グループに対するスパイ活動によりドイツでモロッコ人男性が起訴      【カールスルーエ:諸通信社】      ドイツの検察当局は木曜日、モロッコのために反政府活動家らに対するスパイ活動を行った疑いのある男性を起訴したと述べた。      ドイツ連邦検察局は同国のプライバシー法に基づき、ユースフという名の男性が、2022年1月からモロッコの反体制グループ「リーフ運動」の支持者らに対してスパイ活動をしたとの疑いをかけている。モロッコ北部のリーフ地方で出現した同運動は、社会・政治改革を求め、 全文をよむ

  • 2025-06-05
  • al-Quds al-Arabi紙

サウジアラビア:「二聖モスクの守護者」プログラムの一環としてパレスチナ人巡礼者らを受け入れ

■サウジアラビアがパレスチナ人の殉教者や捕虜の家族らからなる第2陣巡礼者グループを受け入れ      【リヤド:本紙】      サウジアラビアは月曜日、「二聖モスクの守護者」プログラムの一環としてガザのパレスチナ人殉教者、捕虜、負傷者の家族らからなる第2陣グループを受け入れた。      サウジ国営通信『SPA』は、イスラーム・ダアワ・指導問題省が月曜日に、2聖モスクの守護者プログラムのもとでガザから男女併せて500人の巡礼者を受け入れたと述べた。これにより、イスラーム・ダアワ・指導問題省が、 全文をよむ

  • 2025-06-02
  • al-Quds al-Arabi紙

アルジェリア:試験での不正行為に最大15年の懲役刑

■試験の直前に...不正行為者に対する懲役刑の設置が論争を引き起こす      【本紙】      アルジェリアの行政、治安および司法機関が下した決定をめぐって論争が巻き起こっている。この決定は、2024-2025年度の学年末試験を受ける予定の生徒で、不正行為に関与したものに対して厳しい取り締まりを行い、特に最長で15年の拘禁刑を下すことを内容とする。      アルジェリアでは、6月1日から行われる中等教育の修了試験および6月15日から行われる高等教育の修了試験に備えて、公式試験における不正行 全文をよむ

  • 2025-06-01
  • Al-Nahar紙

スーダン:ハルツームでコレラ感染症が拡大、国境なき医師団が警鐘を鳴らす

■ハルツームでコレラの流行が加速、3週間で51人が死亡      【ハルツーム:本紙】      国境なき医師団(MSF)は、スーダンの首都ハルツームでコレラが急速に拡大しており、過去3週間での罹患者が累計2,500人、死亡者は51人に達したと警告した。      同組織は、ハルツーム市内のさまざまな地区で、コレラの疑いがある患者を1日で約500人観測したと述べた。また特に首都西郊に位置するオムドゥルマン市で患者数がかつてない増加を記録しているなかで、自身がスーダン保健省との連携のもとで、この流 全文をよむ

  • 2025-05-24
  • al-Quds al-Arabi紙

イラク:インフラ開発プロジェクトを通した国際観光企業の誘致を発表

■ス―ダーニー首相がインフラ開発プロジェクトを通じた国際観光企業の誘致を発表      【バグダード :本紙】      イラクのムハンマド・シヤーウ・スーダーニー首相は、自国のインフラは国際的な観光企業のために整備されつつあると述べた。同首相は木曜日、リクソス・ホテルズ・グループのファッタ・タミンジェ会長を迎え、イラクの観光投資機会について話し合った。      スーダーニー首相は、「イラクで様々な分野で起こっている発展と復興は、数多くの投資機会の創出に貢献してきた」と明らかにし、「この方向に 全文をよむ

  • 2025-05-04
  • al-Sabah al-Jadid紙

イスラエル、火災によって植林の事実が露呈

■「エルサレムの火災」は、「入植者による植林」が隠していたものを暴き出す      【エルサレム:本紙】      環境・開発活動家で研究者のジュルジュ・クルザム氏は、占領下エルサレムで起きた森林火災の光景を見るや、それは予想された結果であるという事実を思い起こした。というのも、1948年以前及び以後に占領者が持ち込み、エルサレム地域や移住先であるパレスチナの村々の周辺に植えた外来の樹木は、パレスチナの地に耐性があり、昔から継承されてきた樹木の植林としては適さないからだ。      本紙のインタ 全文をよむ

  • 2025-05-01
  • al-Quds al-Arabi紙

アラブ諸国の各地で不安定な気候

■各地で砂埃や雷雨…アラブ4か国は不安定な天候に見舞われる      【ドーハ:アナトリア通信】      アラブ諸国は木曜日、不安定な天候に見舞われ、各地で砂埃や強風、雷雨などが発生した。これはクウェート、カタール、サウジアラビア、シリアで報告された内容によるものである。      〈クウェート〉   クウェート公式通信社が伝えた内容によると、同国の気象局は、「国内は、時速60キロを超えて砂埃を巻き上げる北西風にさらされており、それによって海の波の高さが上昇する見込みである」と明らかにした。さ 全文をよむ

  • 2025-04-10
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:ガルビーヤ県の文化センターでいじめから子どもを守るための啓発セミナーが開催される

■ガルビーヤ県の文化センターでいじめから子どもを守るための啓発セミナーが開催される      【カイロ:本紙】      ハーリド・ルバーン少将が局長を務める文化宮殿総局は、文化省による各県での啓発活動の一環として、ガルビーヤ県でさまざまなイベントや活動を開催した。      これらのイベントは、同局の副局長で作家のムハンマド・ナースィフ氏の監修のもと実施され、そのうち「子どもをいじめから守る」セミナーでは、サンタ文化センターの公共文化部局責任者であるアミーラ・シャルカーウィー氏が噂や脅し、言葉 全文をよむ

  • 2025-04-07
  • Al-Ahram紙

レバノン:レバノン産アルコール飲料に関する委員会が設立

■レバノン産ワインとアラクに関する農業省の重大決定      【本紙】      ニザール・ハーニー農業大臣は、レバノン経済でワイン・アルコール飲料の部門が果たす役割を考慮し、ルイス・ラッフード農業省局長を議長とする「ワイン、アラク、アルコール飲料に関する国家委員会」を設立する決定を発表した。      この決定の目的は、アルコール飲料に関連して、市場アクセス、税制、マーケティング、知的財産権、地理的表示およびフードセーフティ、社会政策を強化・改善することにある。      この委員会のメンバー 全文をよむ

  • 2025-04-02
  • Al-Nahar紙

ガザ:黒い布で覆われたガザのイード・フィトル

■イード・フィトル初日:ガザは黒い布で覆われ、子どもたちは白い布に包まれる      【ガザ:本紙】      祝福すべきイード・フィトルの日にガザは黒で覆われ、イスラエルの攻撃で殺された子どもや男性、女性は新しい服の代わりに白い屍衣を着せられた。通常のイードの挨拶や訪問の代わりに、何十万人もの避難民を含む住民は期待と恐怖のなかで暮らしていた。      イスラエルの空爆と砲撃の音は、イード明けにモスクのスピーカーから鳴り響く慣れ親しんだタクビールの代わりに、さらに大きくなった。      ガザ 全文をよむ

  • 2025-03-30
  • al-Quds al-Arabi紙

スーダン:戦闘激化、即応支援部隊の進軍続く

◾️即応支援部隊の砲撃により、ハルツームと北ダルフールで11人が死亡   【ハルツーム:本紙】      昨日水曜日、即応支援部隊がスーダンの首都ハルツームと北ダルフール州で砲撃を行い、子どもを含む11人が死亡した。首都ハルツーム西部のヌー病院のボランティアは、カラリー地区で即応支援部隊が実施した砲撃により、子供1人を含む5人が死亡したと報告した。      北ダルフールでは、即応支援部隊による難民キャンプへの攻撃が再び発生し、抵抗委員会は、アブー・シューク難民キャンプで即応支援部隊が実施した砲 全文をよむ

  • 2025-03-06
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:地中海で不法移民船が沈没、海軍が乗員らを救助

■エジプトのマトルーフ沖で不法移民船が沈没、42人の乗員を救助      【カイロ:本紙】      エジプト海軍が、同国北西部のマトルーフ県沖から160海里離れた地点で沈没した不法移民船の救助活動に参加した。この船には様々な国籍の42人が乗っていた。      エジプト軍の軍事報道官は、海軍が「エジプト沿岸の安全確保と防衛、そして国家のあらゆる戦略的方針における捜索救助活動への支援を継続する取り組みの一環」として同船の救助に参加したと述べた。      同報道官は、エジプト国防省の捜索救助セン 全文をよむ

  • 2025-03-04
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:瓦礫の間のイフタール、変わり果てたラマダーン

■瓦礫の間のイフタール… 「被災地」となったガザでの変わり果てたラマダーン      【ガザ:諸通信社】      ラマダーン初日のマグリブのアザーンが響くと、ガザ地区のパレスチナ人たちは集まり、イフタールの食卓を囲んだ。しかしそれはいつものように温かい家の中ではなく、破壊された家々の瓦礫の上や間、あるいは最低限の生活必需品すら欠くテントの中だった。      悲痛な光景のなかで、ガザ地区でイスラエルによる約16か月にわたる虐殺を生き延びた人々は、喪失と破壊の悲しみに包まれながら、ラマダーンで最 全文をよむ

  • 2025-03-01
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:今年の犠牲祭での屠殺中止を発表

■モロッコ国王、今年の王国での犠牲祭の屠殺を中止すると発表      【ラバト:アナトリア通信】      モロッコ国王ムハンマド6世は水曜日、「家畜数の大幅な減少」を理由に、今年の犠牲祭での屠殺を中止すると発表した。      これは、モロッコ国王が国民に向けたメッセージによるもので、アフマド・タウフィーク永代財産・イスラム宗教大臣が、国営テレビ第一チャンネルの放送で読み上げた。      同大臣は「犠牲祭は、可能な場合には行うべきスンナ(聖慣習)であることを考慮すると、この困難な状況で儀式を 全文をよむ

  • 2025-02-26
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:ベドウィンによる開発妨害に非難の声

■エジプトのベドウィンによる開発妨害に非難の声、波紋が広がる…アルガーニー氏も反応      【カイロ:本紙】      エジプト観光開発協会メンバーであるハーミド・シーティー氏はベドウィンが観光開発を妨害していると非難する声明を発表し、エジプト国内で大きな論争を巻き起こした。      同氏は土曜日のテレビ放送での発言で、「ベドウィンに関係する問題として、彼らが人々に建物を建てることを許可しないというものがある。これは非常に大きな問題であり、政府が根本的な解決策を見つけられないかぎり、北沿岸部 全文をよむ

  • 2025-02-24
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:北部への経路解放を待ち野宿を行う何万人ものパレスチナ人(3)

■ガザ北部への経路解放を待ち野宿する何万人ものパレスチナ人      【ラーマッラー:本紙】      ガザの保健省は、「この72時間で、23人の犠牲者がガザ地区内の病院に搬送され、そのうち14人の遺体は瓦礫の中から発見されたものであった。さらに5人は傷が原因で死亡し、さらに4人が新しい犠牲者となり、11人が負傷した」と発表した。      ヨルダン川西岸の被占領地では、ガザに関する合意によって解放された捕虜たちへの盛大な歓迎が行われ、国民的団結が呼びかけられた。一方でイスラエルによる攻撃は止ん 全文をよむ

  • 2025-01-26
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:北部への経路解放を待ち野宿を行う何万人ものパレスチナ人(2)

■ガザ北部への経路解放を待ち野宿する何万人ものパレスチナ人      【ラーマッラー:本紙】      同運動のムハンマド・ヒンディー副書記長は放送局「ジャズィーラ」に対し、「我々は、30人のパレスチナ人捕虜の解放を条件として、来週土曜日までにイエフド氏の解放を行うことを受け入れる」と述べた。      イスラエル占領軍はガザ地区南部にいた同地区北部出身の住民らの帰還を禁止し、沿岸部のラシード道路と、サラーフッディーン道路を引き続き閉鎖した。さらにこれ以前には、初日のうちに帰還するつもりであった 全文をよむ

  • 2025-01-26
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:北部への経路解放を待ち野宿を行う何万人ものパレスチナ人(1)

■ガザ北部への経路解放を待ち野宿する何万人ものパレスチナ人      【ラーマッラー:本紙】      昨日日曜日、イスラエルの女性捕虜アルベル・イエフド氏に関する合意が成立した。イスラエルはこれまで、パレスチナ抵抗勢力が交換協定に従って彼女を解放しなかったと主張し、これに対抗するかたちで何十万人もの避難民のガザ北部への帰還を遅らせていた。      『マアリヴ』紙は、来週金曜日、イスラエルによって終身刑の判決を受けた30人のパレスチナ人捕虜の解放と引き換えに、イエフド氏の解放が行われると伝えた 全文をよむ

  • 2025-01-26
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:パンの品質向上を目指し最優秀ベーカリーに報奨金

◾️ダカリーヤ県知事、パンの品質向上を目指し最優秀ベーカリーに報奨金の提供を発表      【カイロ:本紙】      ダカリーヤ県知事のターリク・マルズーク少将は今日(火曜日)、アフマド・アドル副知事、ムハンマド・サラーフ・ダカリーヤ県事務局長、そして多数の行政・治安高官らが出席するなかで、県執行会議を開催した。       マルズーク知事は、パン屋のオーナーが品質基準を守り、パンを改善するよう奨励するために、県内の最優秀ベーカリーに報奨金を与えることを発表した。またベーカリーと販売店を監視 全文をよむ

  • 2025-01-21
  • Al-Ahram紙

エジプト:カイロで中等教育修了試験が順調に実施される

■学生たちが代数と統計の試験を受験…カイロで中等教育修了試験の受験者たちが試験会場に集合      【カイロ:アミーラ・シャルカーウィー】      本日火曜日、カイロ市内の全学校で中等教育修了証の試験委員会が滞りなく運営され、学生たちは代数・統計、そして美術の試験を受験した。      カイロ教育局は学生たちの未来を守るため、すべての学生に対し、不正行為の試みを厳禁し、試験規則を遵守するよう警告した。      一方カイロ教育局は昨日月曜日、技術的な問題が発生したために、イスラーム宗教科目の試 全文をよむ

  • 2025-01-21
  • Al-Ahram紙

モロッコ人教師、世界最優秀教師に輝く

■モロッコ人教師、2024年度「世界最優秀教師」の栄冠に輝く      【ラバト・本紙】      モロッコ人教師マスウード・アラビーヤ氏が、国際的な団体であるAKSエデュケーション・アワードが開催する「国際教師賞」コンテストで、2024年度の世界最優秀教師賞を受賞した。       そのモロッコ人教師は、インドの首都ニューデリーで土曜日に開催された授賞式で、同氏の革新的なプロジェクト“マス・キッズ(こどもの数学)”により評価され、この世界的な賞を受賞した。このプロジェクトは、演劇を通して子ども 全文をよむ

  • 2025-01-13
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:ラマダーン10日シティの住宅、インフラプロジェクトを視察

■「住宅供給」の責任者、ラマダーン10日シティの住宅およびインフラのプロジェクトを視察      【カイロ:本紙】      新都市社会庁の公共施設部門副長官アミーン・ガニーム氏と不動産・商業部門副長官ハサン・シュールバジー氏は、ラマダーン10日シティの住宅およびインフラのプロジェクトを視察した。同庁の責任者および、ラマダーン10日シティ・計画局長のアラー・アブドゥッラー・ムスタファー氏が同行した。この視察はシャリーフ・シャルビーニー住宅・施設・都市社会大臣が委任したもので、事業を推進しあらゆる 全文をよむ

  • 2025-01-12
  • Al-Ahram紙

ガザ:UNICEFが発表、「ガザの子供たちにとって新年は、攻撃と死の苦しみをもたらすだけ」

■2025年、ガザは流血の幕開け… 国連、悪夢のような攻撃を記録… UNICEF、さらなる子供たちの死亡を明らかに      【ガザ:本紙】      国連諸機関は、「パレスチナのガザ地区は、新年も続くイスラエル軍の攻撃で血なまぐさい幕開けを迎えた」と報告した。そして、「2日前に16カ月目に突入した戦争がこれ以上続けば、多大な犠牲が生じる」と警告した。      UNICEF(国連国際児童緊急基金)のキャサリン・ラッセル事務局長は、「ガザの子供たちにとって新年は、攻撃と略奪、そして厳しい寒さによ 全文をよむ

  • 2025-01-09
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:ガザ地区南部の主要病院が燃料不足のため医療サービスの提供停止を余儀なくされる(2)

■ガザ地区南部のナースィル医療複合施設が燃料不足のため複数部門の医療サービス提供を停止         【ガザ:アナトリア通信】      さらに同声明は、「センターに存在する燃料は、小型発電機を3時間しか稼働させることのできない量である」と説明した。      また同施設は、医療サービスを継続的に提供するために毎日約5,500リットルの燃料が必要だと指摘しつつ、国際的な機関に対し病院に燃料を供給するための介入を行うよう呼びかけた。      ナースィル医療複合施設は、ガザ地区南部、特にラファフ 全文をよむ

  • 2025-01-08
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:ガザ地区南部の主要病院が燃料不足のため医療サービスの提供停止を余儀なくされる(1)

■ガザ地区南部のナースィル医療複合施設が燃料不足のため複数部門の医療サービス提供を停止      【ガザ:アナトリア通信】      イスラエルによる集団虐殺が16か月目に突入するなか、ガザ地区南部にある政府運営のナースィル医療複合施設は水曜、燃料切れのため、施設内の複数の医療部門で医療サービスの提供を停止したと発表した。      その多くが避難民である100万人以上のパレスチナ人にサービスを提供する同施設は声明で、医療サービスの提供停止により、病院内の患者らの命を脅かす医療危機が迫っていると 全文をよむ

  • 2025-01-08
  • al-Quds al-Arabi紙

イラク:2028年までにオタワ条約の義務を果たすと明言

■環境省:イラクは2028年までに対人地雷全面禁止のためのオタワ条約の義務を果たすと約束      【バグダード:本紙】      イラク環境省は、「イラクは、2028年までに、すべての対人地雷を廃棄すると規定したオタワ条約(正式名称:対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約)に沿って義務を果たす」と約束した。      環境省のルアイ・ムフタール報道官は記者会見で、「(イラクにおける)地雷問題に関しては、イラクは2028年までに、地雷を廃棄するための世界上限を定めたオタワ 全文をよむ

  • 2025-01-07
  • al-Sabah al-Jadid紙

レバノン:クリスマスのミサで司教が自動小銃を携帯

■司祭がクリスマスに自動小銃を携帯しレバノンで懸念をかき立てる…教会はこの司祭に警告      【ベイルート:本紙】      マトン地区マズラアト・ヤシューア村にある聖マロン教会の信徒らは、主任司祭のワリード・マッラーフ氏がクリスマスのミサに、祭服の上から自動小銃を肩にかけて入場したのを見て驚いた。その後司祭は、武器を捨てる必要性を説く説教を行い、終盤で銃を床に置き、「私たちがキリスト教徒であるなら、敵はいません。私たちの武器は十字架です。私たちは戦争や利益ではなく、博愛と赦しによって勝利する 全文をよむ

  • 2024-12-26
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:2024年に32,000人超の不法移民を逮捕

◾️モロッコ、2024年にモロッコで32,000人以上の不法移民を逮捕   【アナトリア通信:ラバト】      モロッコ治安当局は火曜日、今年度に外国人9,250人を含む不法移民32,449人を逮捕したと発表した。      国家安全保障総局は声明で、「2024年における国家治安機関の努力により、不法移民の組織化や人身取引に関与する123の犯罪ネットワークが摘発され、前年と比べて約2%の増加を記録した」と述べた。      さらに、「移民関連の活動で425人の組織者や仲介者が拘束され、偽造渡航 全文をよむ

  • 2024-12-25
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:世界初となる大麻ベースの抗てんかんジェネリック薬品を発売

■てんかんのための世界初の大麻ベース・ジェネリック薬品を発売      【ラバト:本紙】      モロッコの製薬研究所はてんかん治療向けに世界初の大麻ベースのジェネリック薬品の発売を決定した。これはモロッコ製薬業界の実績とみなされ、また同国で2年前に大麻の仕様が合法化されたことによる恩恵であるといえる。      地元メディアによると、「ファルマ5」という名前で知られるモロッコの製薬研究所は近いうちに、てんかん治療のための大麻をベースとした世界初の「ジェネリック薬品」を発売する。従来、重度のて 全文をよむ

  • 2024-12-20
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:全ての県で電力が復旧

■フースィー派、イスラエルによる爆撃で被害を受けた電力が全県で復旧したと発表      【イエメン:アナトリア通信】      フースィー派は金曜未明、首都サナアと西部のフデイダ県でイスラエルの攻撃を受け停止していた電力が、すべての県で再開したと発表した。      フースィー派メディアによると、イスラエルは昨日、首都サナアのヒズヤズ発電所とザフバーン発電所、またフデイダ県のフデイダ港とサリーフ港、ラアス・イーサー石油施設を攻撃した。      一方、イスラエル軍は木曜日に、イエメンのフースィー 全文をよむ

  • 2024-12-20
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:ダマスカスで学校が再開(2)

■アサド政権崩壊後、ダマスカスで初めて学校が再開      【ダマスカス:本紙】      さらに彼は「学生のほとんどは他の県や都市から来ており、全てが元の状態を取り戻すにはまだ時間がかかるだろう」と述べた。      日曜日の朝には、シリアの首都で住民らが仕事に復帰し、本来の生活が戻った。      下町であるルクン・ディーン地区にあるパン屋の店先には、10人ほどの人々が列をなしてパンを買うための順番を待っていた。      ガーリブ・ハイラートさん(70歳)は「1セットあたりのパン数は前政権 全文をよむ

  • 2024-12-15
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:ダマスカスで学校が再開(1)

■アサド政権崩壊後、ダマスカスで初めて学校が再開      【ダマスカス:本紙】      日曜日、ダマスカスの数十人の学生らがバッシャール・アサド政権崩壊後初めて学校へ戻った。      シャーム解放機構率いる反体制武装連合が12月8日に進駐したシリアの首都の通りでは、バッシャール・アサド政権崩壊の祝賀ムードに代わって、日常生活の平穏が戻ってきた。      3児の母であるラギーダ・グスンさん(56歳)は、「(家族が)学校から4年生から10年生までの生徒を登校させるよう手紙を受け取りました。子 全文をよむ

  • 2024-12-15
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:家族を亡くしたパレスチナ人らがヌサイラート・キャンプで追悼式を行う

■パレスチナ人らが、ガザ地区のヌサイラート・キャンプでイスラエルによる虐殺の犠牲者と告別する      【ガザ:アナトリア通信】      数百人のパレスチナ人は金曜日(13日)、イスラエルによる虐殺の犠牲者たちと告別したが、この虐殺では、イスラエルが14か月前から続くジェノサイドの一環として複数の家屋を攻撃し、ヌサイラート・キャンプで子供や女性を含むパレスチナ人40人が死亡した。      悲しみと涙で満ちた雰囲気のなか、犠牲者の家族たちは、空爆で命を落とした者たちと告別し、その後、犠牲者たち 全文をよむ

  • 2024-12-14
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:停戦交渉の裏で繰り返される虐殺

■停戦交渉の裏で激化する虐殺..占領軍は残虐な攻撃を行い、民間人を殺害      【ガザ:本紙】      ガザ地区での停戦合意達成に向けた活発な動きがあるにもかかわらず、占領軍は同地区の多くの地域に対し、多数の犠牲者を出した残虐な攻撃を複数回行った。      ガザ地区保健省は、占領軍が過去24時間のうちに、ガザ地区の家族4家に対して虐殺を行い、病院に搬送されたうち28人が死亡、54人が負傷したと発表した。また昨年10月7日以降のイスラエルによる攻撃で、死者が合計44,786人、負傷者が合計1 全文をよむ

  • 2024-12-10
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:反体制派諸派によるハマー市掌握を受けて、ヒムス県のアラウィー派を中心とする住民らが避難を開始

■反体制派の進攻に伴い数万人がヒムス県から避難      【本紙】      シリア人権監視団(SOHR)が木曜日(5日)に伝えたところによると、反体制派諸派がハマー市を掌握したのに伴ってシリア軍が同市からの撤退を発表した直後、シリア中部ヒムス市のアラウィー派地区の住民ら数万人が避難したという。SOHR代表のラーミー・アブドゥルラフマーン氏は『AFP通信』に対し、「反体制派諸派による進攻を恐れ、アラウィー派の住民がヒムス市の地区から避難し、そのうち数万人がシリア沿岸部へ向かった」と語った。   全文をよむ

  • 2024-12-06
  • al-Mudun紙

シリア・パレスチナ:アレッポ石鹸、ナーブルス石鹼、ヘナが無形文化遺産に登録(4)

■「称賛」に値するヘナとアレッポ石鹸、ナーブルス石鹸-UNESCOがこれら3点の伝統を無形文化遺産に登録-      【ロンドン:本紙】            1,000年以上前から続くパレスチナのナーブルス石鹸産業の伝統もまた、UNESCOに登録された。      UNESCOは、大半が四角形のナーブルス石鹼は、地元の環境でとれる「オリーブオイル、水、苛性ソーダ」の3種の天然素材を使って手作業で作られると説明した。      さらに同機関は、「オリーブの収穫時期が終わると、複数の家族がともに石 全文をよむ

  • 2024-12-04
  • その他紙

シリア・パレスチナ:アレッポ石鹸、ナーブルス石鹼、ヘナが無形文化遺産に登録(3)

■「称賛」に値するヘナとアレッポ石鹸、ナーブルス石鹸-UNESCOがこれら3点の伝統を無形文化遺産に登録-      【ロンドン:本紙】      切られた石鹸には家族の名前を表す刻印が手作業で押され、その後、石鹸の段の間を空気が通りやすいような円柱型ないしはピラミッド型に石鹸を積み上げることで、乾燥作業が行われる。      この石鹸造りは、原材料の正確なバランスと職人らの忍耐力に依拠している。というのも火入れには数時間かかり、石鹸にするための乾燥には数か月を要すこともあるのだ。      ロ 全文をよむ

  • 2024-12-04
  • その他紙

シリア・パレスチナ:アレッポ石鹸、ナーブルス石鹼、ヘナが無形文化遺産に登録(2)

■「称賛」に値するヘナとアレッポ石鹸、ナーブルス石鹸-UNESCOがこれら3点の伝統を無形文化遺産に登録-      【ロンドン:本紙】      サウジアラビア、アルジェリア、エジプト、イエメンを含む16のアラブ諸国が、古代エジプトを起源とし、現在は中東や北アフリカ、そして南アジアで使われているヘナの推薦を行った。またこの原料を使った染髪やタトゥーは数日から数週間にわたって持続する。            同様にUNESCOは、有名なアレッポのローレル石鹸造りもリストに登録した。この石鹸は世界 全文をよむ

  • 2024-12-04
  • その他紙

シリア・パレスチナ:アレッポ石鹸、ナーブルス石鹼、ヘナが無形文化遺産に登録(1)

■「称賛」に値するヘナとアレッポ石鹸、ナーブルス石鹸-UNESCOがこれら3点の伝統を無形文化遺産に登録-      【ロンドン:本紙】      国連教育科学文化機関(UNESCO)は、ヘナとこれに関連する伝統、そしてナーブルス石鹸とアレッポのローレル石鹸を無形文化遺産に登録した。      無形文化遺産保護条約政府間委員会は月曜日(2日)から、パラグアイの首都アスンシオンで木曜日(5日)まで続く予定の会議を開催しており、そこでコミュニティ的な伝統として新たに推薦された66件の登録が決定された 全文をよむ

  • 2024-12-04
  • その他紙

UAE:トランプ大統領の娘婿、UAEのユダヤ系団体への寄付を表明

■トランプ大統領の娘婿がUAEでのイスラエル人ラビ殺害を受けた最初の行動を明らかにする      【ロンドン:本紙】      チャンネル「CNN」は、ドナルド・トランプ次期米大統領の義理の息子ジャレッド・クシュナー氏が、イスラエルのラビ(宗教指導者)であるズヴィ・コーガン氏殺害に対する自身と自身の妻のイヴァンカ氏の悲しみを表明し、アラブ首長国連邦にある「チャバド」運動に対して100万米ドルを寄付すると約束したと報じた。この寄付は「アブダビとドバイのユダヤ人コミュニティを支援する」ことを目的とし 全文をよむ

  • 2024-11-26
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:UNRWA事務局長「ガザへの冬の到来はより多くの人々の死を意味する」(2)

■国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長:ガザへの冬の到来は、イスラエルによる爆撃によってだけではなく寒さによってもパレスチナ人が死亡することを意味する      【エルサレム:アナトリア通信】      そして「気温が下がり、豪雨が始まったとしても、人々のための安全な避難所や毛布、暖かい服などはなく、暖を取る手段は存在しない。暖を得るための最後の手段はプラスチックを燃やすことだ」と続けた。      加えて、「ガザへの冬の到来は、人々が空襲や病気や飢餓といった理由だけで死ぬわけで 全文をよむ

  • 2024-11-26
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:UNRWA事務局長「ガザへの冬の到来はより多くの人々の死を意味する」(1)

■国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長:ガザへの冬の到来は、イスラエルによる爆撃によってだけではなく寒さによってもパレスチナ人が死亡することを意味する      【エルサレム:アナトリア通信】      国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラッザリーニ事務局長は、ガザへの冬の到来は、雨風に対してぜい弱なテントにおいて、より多くのパレスチナ人が寒さによって死亡することを意味すると述べた。      ラッザリーニ氏は、自身がプラットフォーム「X」上で発表した「ガ 全文をよむ

  • 2024-11-26
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:イスラエル軍はレバノン南部の住民に対し退避を促す

■イスラエル軍は空爆の円滑化のため、レバノン南部の5つの村から退避するよう警告      【エルサレム:アナトリア通信】      イスラエル軍は日曜日(24日)、レバノン南部の5つの村にいる市民に対し、早急に自宅から退去し、アワリー川以北へ向かうよう警告した。      同軍のアヴィハイ・アドライ報道官はSNS「X」上で、「レバノン南部のザウタル・シャルキーヤ村、ザウタル・ガルビーヤ村、アルナウン村、ユフムル村、クサイバ村の住民に対して退避勧告が出された」と述べた。      さらにアドライ報 全文をよむ

  • 2024-11-24
  • al-Quds al-Arabi紙

ユネスコ:レバノン国内の文化遺産34件の保護レベルを強化(2)

■ユネスコがレバノン国内の文化遺産34件の保護レベルを強化      【ジャズィーラ・ネット:本紙】      武力紛争の際の文化財の保護のためのハーグ条約(1954年)は、文化財に対するいかなる侵害は、それが「いずれの人民に属する文化財に対する損傷であったとしても、各人民が世界の文化にそれぞれ寄与していることから、全人類の文化遺産に対する損傷を意味している」と定めている。      ユネスコの対応は、考古学者やアカデミアンらを含む数百の文化機関がユネスコに対し、強化された保護メカニズムの実施を 全文をよむ

  • 2024-11-19
  • その他紙

ユネスコ:レバノン国内の文化遺産34件の保護レベルを強化(1)

■ユネスコがレバノン国内の文化遺産34件の保護レベルを強化      【ジャズィーラ・ネット:本紙】      ユネスコは昨日月曜日、イスラエルによるレバノン空爆によって脅威にさらされている数十の遺跡に対して、より高水準の法的保護を与えるために、「暫定的な強化された保護」の地位を付与したことを発表した。      ユネスコの声明のなかでは、34か所の遺跡が現在「攻撃や軍事目的の利用に対して、最高水準の保護を享受している」と述べられている。      ここ数週間、イスラエルによる空爆は、レバノン東 全文をよむ

  • 2024-11-19
  • その他紙

ガザ:燃料供給の停止により約120万人が安全な水を得られず

■ハーン・ユーニス市自治体:燃料供給の停止により120万人が水を得られず      【ガザ地区:アナトリア通信】      ガザ地区南部のハーン・ユーニス市自治体は土曜日(16日)、イスラエルによるジェノサイドが1年以上続くなか、燃料供給の停止により、120万人以上の市民がハーン・ユーニス市で水を入手できなくなると警告した。      さらに同自治体は声明で、「1週間前から続く供給の停止は、井戸や淡水化施設の稼働を含む必要不可欠なサービスの停止につながるだろう。またこれにより、ハーン・ユーニス市 全文をよむ

  • 2024-11-17
  • al-Quds al-Arabi紙

国連報告書:六か月間に及ぶガザにおける戦争の実態

■国連報告書:ガザにおける戦争で六か月の間に殺害された者の約70%は女性と子供      【ジュネーブ:本紙】      金曜日、国連の報告書が、ガザ地区において2023年11月から2024年4月までの間にイスラエルとの戦争で死亡した者の約70%は女性たちと子供たちであったと明らかにした。これは、犠牲者の代表例の詳細な分析に基づいている。      国連人権高等弁務官事務所は、開戦後の6か月間で記録された3万4500人の死者の中から抽出された8119人の死者の約70%が「子供たちと女性たち」であ 全文をよむ

  • 2024-11-08
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:旧パレスチナ領でデモが行われる

■アラブの街頭での犯罪の悪化とイスラエル警察による犯罪の加担に抗議するため、48年パレスチナ人が民衆デモに加わる      【ナザレ:本紙】      アラブ人街区での犯罪の蔓延とイスラエル警察の共謀に抗議するため、48年占領地(訳注:1948年にイスラエルが占領した旧パレスチナ領)内のバーカ・ガルビーヤ市で民衆デモが行われた。これは「アラブ系イスラエル人フォローアップ高等委員会」の決定に基づくものであり、同組織は同じ理由からパレスチナ人に対して、翌日曜日(10日)にゼネストを行うよう呼びかけた 全文をよむ

  • 2024-11-08
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:「ラアス・ヒクマ」 プロジェクトによって約13万室の宿泊部屋の新設が予定

■「ラアス・ヒクマ」 プロジェクトが観光分野のために約13万室の宿泊部屋を新設      【本紙】      観光・遺跡省は、ロンドンで11月7日まで開催される第43回ワールド・トラベル・マーケットに参加した。      様々な観光市場からエジプトへの訪問者数は、今年の初めから現在に至るまで増加し続けている。      シャリーフ・ファトヒー観光・遺跡省大臣によると、エジプトへの訪問者数は年末にかけて、昨年に比べて5%ほど増加する見込みである。      イギリスの市場はエジプトの観光にとって、 全文をよむ

  • 2024-11-07
  • Al-Ahram紙

サウジアラビア:FIFAが2034年W杯招致評価を完了(3)

■FIFA、サウジアラビアの2034年ワールドカップ招致評価を終了      【リヤド:DPA】      リヤド市は2034年ワールドカップで8つのスタジアムを使用して最多となる数の試合が開催される予定である。なお、8つのスタジアムとは「ファハド国王スポーツシティスタジアム、サルマン国王国際スタジアム、サウード国王大学スタジアム、新ムラッバアスタジアム、ファイサル・ビン・ファハド王子スポーツシティスタジアム、ムハンマド・ビン・サルマーン王子スタジアム、ロシュンスタジアム、南リヤドスタジアム」で 全文をよむ

  • 2024-11-03
  • al-Quds al-Arabi紙

サウジアラビア:FIFAが2034年W杯招致評価を完了(2)

■FIFA、サウジアラビアの2034年ワールドカップ招致評価を終了      【リヤド:DPA】      サウジアラビアサッカー連盟のヤースィル・ミスハル会長は以前、サウジアラビアが140を超える国々からかつてない歴史的な支持を得ていることに触れ、大規模イベントの招致に関する国際社会からの絶大な信頼がこの支持に結びついたと述べている。      また、リヤドでの公式記者会見でミスハル会長は「サウジアラビアは単独で48カ国が参加する史上最大規模のワールドカップを開催する歴史的な瞬間を迎えている」 全文をよむ

  • 2024-11-03
  • al-Quds al-Arabi紙

サウジアラビア:FIFAが2034年W杯招致評価を完了(1)

■FIFA、サウジアラビアの2034年ワールドカップ招致評価を終了      【リヤド:DPA】      サウジアラビアの放送局「イフバーリーや」の情報筋は、国際サッカー連盟(FIFA)がサウジアラビアの2034年ワールドカップ開催に向けた招致評価を完了したと明らかにした。      同局は、「X」アカウントでFIFAが同国を訪問し、インフラや試合開催候補地、各国代表チームの受け入れ場所を視察し、サウジアラビアの2034年ワールドカップ招致に関する評価段階を終了したと報じた。      FIF 全文をよむ

  • 2024-11-03
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:イスラエル人87人が先月の戦闘で死亡

■イスラエルメディア:イスラエル人87人が先月10月のレバノンとガザ地区で殺害      【エルサレム:アナトリア通信】      イスラエル軍ラジオ局は金曜日(1日)、「兵士および治安要員64人と民間人23人を含むイスラエル人87人が、10月の間に殺害された」と報じた。      同局は、「先月10月に兵士および治安要員64人と民間人23人を含むイスラエル人87人が、(イスラエル)南部のガザ地区から北部のレバノンの様々な戦線で殺害された」と伝えた。      さらに、「木曜日(31日)に自国北 全文をよむ

  • 2024-11-02
  • al-Quds al-Arabi紙

サウジアラビア:女性のラクダレース参入

■中東におけるラクダレースの世界に女性が参入      【本紙】      これまで男性の専売特許だった中東のラクダレースの世界に、最近顕著に女性が参入するようになった。      サウジアラビア王国のタイフ市が、祭りの一環として多くの人々が待ちわびるラクダレースグランプリを主催している。このレースではラクダたちがトラックを約250周し、賞金総額1300万ドルを競い合う。      今年で6年目を迎えたラクダレースフェスティバルは、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子の後援で行われ、世界で最も賞金 全文をよむ

  • 2024-10-26
  • Al-Nahar紙

パレスチナ支持者を罰した英国の大学を国連報告者が反イスラム的として批判

■英国の大学がパレスチナ支持者を懲罰、国連報告者が大学を反イスラム的と非難      【ロンドン:本紙】      ガーディアン紙はダニエル・ボッフェイ氏が作成した報告書を発表し、その中で、人権、結社の自由および平和的集会に関する国連報告者が、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)を、パレスチナ支持の抗議活動参加者に対して大学がとった措置を理由に批判したと伝えた。      (報告者の)ジーナ・ロメロ氏は、LSEが「7月に親パレスチナデモを企画した学生らは2005年7月7日のロンドンで 全文をよむ

  • 2024-10-22
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:ガザ再入植を求める集会

◾️イスラエル:ガザでの入植地再建を求める声      【AFP通信】      月曜日、数百人の極右活動家たちがイスラエルとガザの境界付近に集まり、ガザ地区にユダヤ人入植地を建設するよう要求した。この集会には閣僚や国会議員も参加した。      ガザへの「帰還の準備」をスローガンに掲げたこの集会は、ベンヤミン・ネタニヤフ首相率いるリクード党の議員や、入植活動を支持する政党・団体の呼びかけで開催された。      イタマル・ベン・グビル国家安全保障大臣は、参加者が拍手する中、「我々が望めば、再び 全文をよむ

  • 2024-10-21
  • Al-Nahar紙

レバノン:日々爆撃にさらされるダーヒヤ地区の住民たちの生活(5)

■戦争と「戯れる」ダーヒヤ地区の住民たち:がれきと隣り合わせの「通常の」生活      【本紙:ファラフ・マンスール】      マンシーヤ街区では、ムハンマドさんは「ムルーク・ハディーサ」(新たな王たち)という肉屋を所有しているが、破壊は街区全体だけでなくこの肉屋にもおよんでいる。しかし、ベイルート市およびその郊外部での家賃高騰の影響により、彼は肉屋を開け、顧客への配達サービスを始めるよう促された。彼は同紙に対し、「我々はこの地域に2店舗所有していますが、2週間にわたって完全に閉めており、ベイ 全文をよむ

  • 2024-10-16
  • al-Mudun紙

レバノン:日々爆撃にさらされるダーヒヤ地区の住民たちの生活(4)

■戦争と「戯れる」ダーヒヤ地区の住民たち:がれきと隣り合わせの「通常の」生活      【本紙:ファラフ・マンスール】      数日にわたって激しい空襲にさらされたマリージャ街区では、店主たちが地域の活性化を図り、そこに活力を広めようとしている。同街区で食糧協同組合の組合長を務めるアフマドさんは、ムドゥン紙による独占インタビューで次のように説明した。「我々は、商品を売るために自らの商店に戻ることを決めました。商店を閉め続けることはできないと思ったので、毎日8時間は店を開け始めました」。     全文をよむ

  • 2024-10-16
  • al-Mudun紙

レバノン:日々爆撃にさらされるダーヒヤ地区の住民たちの生活(3)

■戦争と「戯れる」ダーヒヤ地区の住民たち:がれきと隣り合わせの「通常の」生活      【本紙:ファラフ・マンスール】            シヤーフ街区ではサロン「Dido」の店主が開店を決めた。彼は『ムドゥン』に対し、「約2週間前にベイルートの都市部に向かってここを去りましたが、私たちは毎日お客さんと連絡を取っており、彼らには開店の準備ができたと伝えました」と語った。そして彼は、「毎日4人くらいのお客さんが訪れますが、ダーヒヤ地区での空爆が激しくなるにつれ、数が減っています。また例外的な状況 全文をよむ

  • 2024-10-16
  • al-Mudun紙

レバノン:日々爆撃にさらされるダーヒヤ地区の住民たちの生活(2)

■戦争と「戯れる」ダーヒヤ地区の住民たち:がれきと隣り合わせの「通常の」生活      【本紙:ファラフ・マンスール】            実際にはダーヒヤ地区から住民が完全に去ったわけではなく、同地区では漸進的な避難が起こってきた。イスラエルによる空襲が激しい夜が明けると、住民は自身の地域を訪れ、自宅や自身の商店、そして同国による直前の空襲が引き起こした破壊を観察する。そして彼らは、まるで戦争の影響を除去し、たとえ部分的にでも通常の生活を取り戻したいかのように、あたりに散らばったがれきを取り 全文をよむ

  • 2024-10-16
  • al-Mudun紙

レバノン:日々爆撃にさらされるダーヒヤ地区の住民たちの生活(1)

■戦争と「戯れる」ダーヒヤ地区の住民たち:がれきと隣り合わせの「通常の」生活      【本紙:ファラフ・マンスール】      ベイルート南部ダーヒヤ地区の住民たちに重くのしかかっている戦争の影は、彼らの生活のすべての側面を圧迫している。1か月弱前から渋々、不安のなかで「生業」についてきたこの住民たちは職を失い、なかなか見えない突破口を待っている。この突破口とは、彼らがそこから避難した地区や住宅、商業が戻ってくる兆しをもたらすものである。      今日では、商店の店主らの「休業」が3週間目に 全文をよむ

  • 2024-10-16
  • al-Mudun紙

パレスチナ:アマゾンの女性マネージャー、歴史的地図が書かれたネックレスを身に着け炎上

■祖国の「歴史的」地図が描かれたネックレスを身に付けたアマゾンのパレスチナ人女性マネージャーに対するキャンペーン(動画)      【ロンドン:本紙】      『デイリー・テレグラフ』紙は、サムエル・モントゴメリー氏の記事を掲載し、パレスチナの地図と国旗で飾られたネックレスを身に付けた同社の役員が登場する動画を、アマゾンが削除したと伝えた。      同社は、アマゾンウェブサービス(AWS)のワールドワイドチャネルおよびアライアンス担当副社長のルバ・ボルノ氏の出演は政治的な立場を示す意図はなか 全文をよむ

  • 2024-10-15
  • al-Quds al-Arabi紙

イラク:レバノン難民への対応

■イラク:戦争勃発から約7千人を受け入れるも、レバノン人難民に永住権は付与しない      【バグダード:本紙】      イラク移民難民省は、約7千人のレバノン人難民が継続中の戦争から逃れて、イラク領内に到着したと推定しているが、イラクには国内で「彼らを定住させる」意思はないと否定した。      移民難民省のアリー・アッバース・ジハーンキール報道官は『シャルク・アウサト』紙に対し、「イラクに到着したレバノン人の総数はまだ正確ではない。というのも、カーイム郡やナジャフ国際空港、バグダード国際空 全文をよむ

  • 2024-10-10
  • その他紙

レバノン:ギリシャ正教大主教「崩壊した国のために、国民は団結すべきである」(2)

■「ただちに大統領を選出」…アウダ氏「国家だけが人々にとっての傘、安全な避難場所となりうる」      【本紙】      同氏は聖ジョージ大聖堂で行われた日曜ミサの説教で次のように述べた。「レバノン人は自らに差し迫った危険に対して、指導者らが歴史的な救済の姿勢を見せることを待っている。救済の方法について立場が一つにならないかぎり、我々の崩壊した国は長く耐えられないだろう。開かれた広場やレスリングのリングとして我々の国を放置しておくことはもはや許されない。我々はどう猛で容赦のない敵に直面している 全文をよむ

  • 2024-10-06
  • Al-Nahar紙

レバノン:ギリシャ正教大主教「崩壊した国のために、国民は団結すべきである」(1)

■「ただちに大統領を選出」…アウダ氏「国家だけが人々にとっての傘、安全な避難場所となりうる」      【本紙】      ギリシャ正教のベイルート府大主教であるイリヤース・アウダ氏は「我々の国が経験していることはすべての国民にとって、自らの良心へと回帰し、発生したことに思いを馳せ、自らの国を守るために自らの国家のもとに団結するための機会である。これは国会議員らがすみやかに会議を行い、大統領を選出し、発展を追求し続け、必要な措置を講じ、国境と国の治安を保護する責任を単独で負っているレバノン軍の支 全文をよむ

  • 2024-10-06
  • Al-Nahar紙

モロッコ:パレスチナの苦しみを忘れない…モロッコ最大の労働組合が各地で「15分間」のスタンディングを呼びかけ

■パレスチナの苦しみを思い出させるために…モロッコ最大の労働組合が「15分間」のスタンディングを呼びかけ      【ラバト:諸通信社】      モロッコ労働組合(同国最大の労働組合)は各地域の労働組合本部前で来週月曜日に15分間のスタンディングを実施するように呼びかけた。これは国際社会に対して、パレスチナの労働者と人民の苦しみを思い出させるためのものである。      この呼びかけは同組合がディーセント・ワーク世界行動デーに際して、またジェノサイドから1年経過したことを機に、国際労働組合総連 全文をよむ

  • 2024-10-02
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプトの芸術家たちがレバノン支援を表明

◾️エジプト俳優労働組合の代表アシュラフ・ザキーが、芸術家たちによるレバノンを支援する大規模な連帯デモを発表      【カイロ:本紙】      俳優の職業労働組合団長のアシュラフ・ザキー氏は、レバノン国民を支援するためにエジプトの芸術家による連帯デモの開催を発表した。      同氏は、「カイロと人民」チャンネルで放送された「カイロ・トーク」番組でジャーナリストのカリーマ・アワド氏との電話対談で次のように述べた。「私の名において、そしてエジプト芸術家たちの名において、私たちは兄弟であるレバノ 全文をよむ

  • 2024-10-01
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:イスラエルの侵害行為に対し、レバノン、パレスチナと連帯(2)

■モロッコ…イスラエルの侵害行為に対し、レバノンとパレスチナと連帯するスタンディングデモ      【ラバト:アナトリア通信】      デモ参加者らは、先週金曜日にイスラエルがベイルート南郊を襲撃したことにより、ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長が「暗殺」されたことを批判した。      また、(NGO団体である)「支援と勝利のためのモロッコ委員会」をはじめとする民間団体が呼びかけたこのスタンディングデモの参加者らは、西側による継続的なイスラエル支援を非難した。      2023年10 全文をよむ

  • 2024-09-30
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:イスラエルの侵害行為に対し、レバノン、パレスチナと連帯(1)

■モロッコ…イスラエルの侵害行為に対し、レバノンとパレスチナと連帯するスタンディングデモ      【ラバト:アナトリア通信】      イスラエルによるパレスチナ、レバノンへの爆撃が1年近く継続し、数万人の犠牲者を出したことを受け、日曜夜、数十人のモロッコ人がモロッコ北部のタンジェ市でパレスチナとレバノンへの支持を表明するスタンディングデモに参加した。      アナトリア通信特派員は、タンジェ市のデモ参加者らがパレスチナとレバノンの支援し国家の主権を「侵害する」イスラエルを阻止する必要性を求 全文をよむ

  • 2024-09-30
  • al-Quds al-Arabi紙

ベニ・スエフ:90万人以上が100日健康キャンペーンのサービスを受ける。

■ベニ・スエフ県知事:90万人以上が100日健康キャンペーンの恩恵を受ける      【ベニ・スエフ:ムスタファー・フアード】      ベニ・スエフ県のムハンマド・ハーニー・グナイム知事は、保健分野を支援するための大統領主導の取り組みとして、県内の市町村や保健センターで保健サービスを無料提供した、『100日健康』キャンペーンの実施結果に関する保健局の報告書について意見を交わした。同キャンペーンは、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領の後押しにより、保健分野における大統領主導の国家計画を実 全文をよむ

  • 2024-09-26
  • Al-Ahram紙

レバノン:イスラエルによる攻撃で子供数十人が死亡

■イスラエルがレバノンの子供数十人を殺害したのち、UNICEFは「早急な鎮静化」を呼びかける      【イスタンブール:アナトリア通信】      国際連合児童基金(UNICEF)は、特にレバノンの子供数十人が死亡したという報告が伝えられたのを受けて、イスラエル・レバノン間の衝突激化に関して大きな懸念を表明するとともに、両者に対して「早急な鎮静化」を呼びかけた。      UNICEFのキャサリン・ラッセル事務局長は声明で、「私は、レバノン・イスラエル間の致命的な攻撃が激化し続け、その結果今日 全文をよむ

  • 2024-09-24
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:週刊誌、国内の危機対応におけるアハヌーシュ政権の不在を批判(4)

■仏語週刊誌が、深刻な危機への対応におけるアハヌーシュ政権の「重大な不在」を批判      【ラバト:本紙】      「経済社会環境審議会」の報告によると、このグループはモロッコに約150万人おり、同国の経済にとって大きな負担となっている。しかし同誌は、このグループを負担とみなすべきではなく、労働市場に適切に組み込まれれば、経済成長の大きなチャンスとなりうると述べた。また、このグループを無視した場合の影響についても、さまざまな機関が繰り返し警告を発しているにもかかわらず、政府はこの危機に対処す 全文をよむ

  • 2024-09-22
  • al-Quds al-Arabi紙

スーダン:5つの州で新たに401人がコレラに感染、うち6人が死亡

■スーダンの5つの州で、新たに401人がコレラに感染、うち6人が死亡      【ポート・スーダン:アナトリア通信】      スーダン当局は日曜午後、5つの州で新たに401人のコレラ感染者を記録し、うち6人が死亡し、8月以来の死者数は388人となったと発表した。      保健省は声明で、5つの州で新たに401人のコレラ感染者を記録し、うち6人が死亡したと発表した。      これらの症例はカッサラ、ガダーレフ、紅海(東部)、北部、ナイル川(北部)の各州で記録されたと説明した。また、18ある州 全文をよむ

  • 2024-09-22
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:週刊誌、国内の危機対応におけるアハヌーシュ政権の不在を批判(3)

■仏語週刊誌が、深刻な危機への対応におけるアハヌーシュ政権の「重大な不在」を批判      【ラバト:本紙】      同誌は次のように続けた:「この悲劇的な出来事が北部で起きている間、首相であるアハヌーシュは、独立国民連合(RNI)の代表として、アガディール市で開かれた政党の活動に出席していた。セウタで深刻化した不法移民の危機に対処する代わりに、アハヌーシュ首相は政敵を攻撃する政治演説を行うことを重視した。アハヌーシュのスピーチは若者に向けられたものであったにもかかわらず、彼は若者たち、なかで 全文をよむ

  • 2024-09-22
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:週刊誌、国内の危機対応におけるアハヌーシュ政権の不在を批判(2)

■仏語週刊誌が、深刻な危機への対応におけるアハヌーシュ政権の「重大な不在」を批判      【ラバト:本紙】      同誌は、こうした不法移民の試みは新しい現象ではないとしつつ、新たな波を特徴づけているのは、就労年齢の若者や学齢期の子どもまでもを含んだその人口構成であると指摘した。彼らのなかには9歳に満たない子どももおり、彼らをこのような危険な旅に出るに至らしめた状況について数々の疑問を呼んでいる。「テル・ケル」によれば、この移民の波は明らかに、モロッコが経験している根深い社会危機を反映してい 全文をよむ

  • 2024-09-22
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:週刊誌、国内の危機対応におけるアハヌーシュ政権の不在を批判(1)

■仏語週刊誌が、深刻な危機への対応におけるアハヌーシュ政権の「重大な不在」を批判      【ラバト:本紙】      モロッコのフランス語週刊誌「テル・ケル」はその最新号で、「アズィーズ・アハヌーシュ: 不在者」というタイトルで、失業率上昇、生活費高騰から不法移民、洪水にいたるまで、モロッコで増大する社会的・経済的課題に首相がどう対処しているかについての分析ファイルを掲載した。      同誌は、これらの危機はモロッコ人の日常生活に深刻な影響を与えていると伝えた。しかし、アハヌーシュ首相は具体 全文をよむ

  • 2024-09-22
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:戦争開始以降の死者数が計40,939人に増加

■ガザ地区での保健状況:10月7日以降の死者数が計40,939人に増加      【ガザ地区:アナトリア通信】      ガザ地区保健省は土曜日(7日)、昨年10月7日以降続いているイスラエルのガザ地区に対する戦争によって「死者数が計40,939人、負傷者数は計94,616人」に増加したと発表した。      同省は戦争開始から337日目の統計報告書で、「イスラエルの攻撃により、10月7日以降の死者数が計40,939人、負傷者数は計94,616人に増加した」と述べた。      さらに同省は、「 全文をよむ

  • 2024-09-07
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:イスラエル、パレスチナ人ジャーナリスト52人を依然として拘留中

◾️囚人協会:パレスチナ人ジャーナリスト52人がイスラエルの刑務所に拘留される      【ラマッラ:アナトリア通信】   パレスチナ囚人協会は月曜日、イスラエルが昨年10月7日以降、約98人のパレスチナ人ジャーナリストを逮捕し、そのうち52人が依然として刑務所に拘留されていると発表した。      協会は声明の中で、「10月7日以降、占領当局はジャーナリスト98人を逮捕し、そのうち52人を引き続き拘留している」と付け加えた。      また、現在の拘留者の中には、「行政拘留されているジャーナリ 全文をよむ

  • 2024-09-02
  • al-Quds al-Arabi紙

イエメン:洪水による死者数が増加

◾️フーシー派:イエメン、フダイダでの洪水による死者数が84人に増加      【サナア:アナトリア通信】         フーシー派は金曜日、イエメン西部フダイダ県での洪水による死者数が今年8月初旬から84人に増加したと発表した。      これは、主にフーシー派が支配している同県の緊急委員会が発表した声明で、フーシー派が運営する「サバ通信社」によって報じられた。      声明は、「今年8月初旬からフダイダ県での洪水と集中豪雨による死者数が84人、負傷者数が25人に増加した」と述べた。   全文をよむ

  • 2024-08-30
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:UNRWAはガザ地区での水の供給量が85%減少したと発表

■UNRWA:イスラエルの戦争を原因とした水不足がディール・バラフで85%に達する      【アナトリア通信】      国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は月曜日(26日)、水の供給がガザ地区中部のディール・バラフで85%減少したと発表し、11ヶ月続くイスラエルの戦争によって、18本の井戸のうち稼働しているのはわずか3本のみであると明かした。      UNRWAはプラットフォーム「X」上に投稿した声明で、「ディール・バラフで続いている軍事作戦の影響で、18あるうちの3つの井戸のみ 全文をよむ

  • 2024-08-26
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:深刻な水不足に対して当局は対応を模索(3)

■地方住民たちが各県に対して「渇きの行進」を組織する   ■当局は水不足の解決方法を模索する      【ラバト:本紙】      モロッコ国営チャンネルで放送された国王演説のわずか1日後、アズィーズ・アフヌーシュ首相は「飲料水・灌漑用水供給のための国家プログラム2020-2027運営委員会」の会議を召集し、政府は水資源の結集・管理分野における投資ペースを上げる決意があることを強調した。多くの大臣が出席したその会議では、首相はさまざまな関係省庁に対し、水関連の投資の加速や、決められたスケジュール 全文をよむ

  • 2024-08-12
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:深刻な水不足に対して当局は対応を模索(2)

■地方住民たちが各県に対して「渇きの行進」を組織する   ■当局は水不足の解決方法を模索する      【ラバト:本紙】      同決定は、カサブランカ市議会議長のナビーラ・ラミーリー氏が「市とその郊外の水事情は憂慮すべきであり、危機的である」と述べた声明の数日後に下された。また同氏は経済首都(カサブランカ)の状況が、昨年8月に創設されたモロッコ初の「水の高速道路」プロジェクトを通してアブー・ルグルグ川から引かれた水に完全に依存していることを指摘した。      カサブランカ市長は責任者らに対 全文をよむ

  • 2024-08-12
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:深刻な水不足に対して当局は対応を模索(1)

■地方住民たちが各県に対して「渇きの行進」を組織する   ■当局は水不足の解決方法を模索する      【ラバト:本紙】      モロッコの辺境の村、特にモロッコ南東部と中部の村の住民たちは、時に20km以上にも及ぶ「渇きの行進」と呼ばれる徒歩行進を組織するのに慣れている。これは、さく井やダム水の活用、貯水地の建設により水不足問題の解決策を見出すべく、関連地域の知事たちに彼らの声を届けることを目的としている。地方当局者たちは平和的かつ文明的な方法で介入し、問題解決策を約束することで抗議者たちの 全文をよむ

  • 2024-08-12
  • al-Quds al-Arabi紙

社会連帯大臣と日本大使、日本モデルの活用について話し合う

社会連帯大臣と日本大使は、義肢と高齢者介護の分野での日本モデル活用について話し合う      【カイロ:本紙】      マーヤー・ムルスィー社会連帯大臣は、新行政首都にある社会連帯省庁舎で、岡浩駐エジプト大使と国際協力機構(JICA)の代表団と会合した。      話し合いの主題      会合には、アイマン・アブドゥルマウジュード社会連帯大臣市民社会組織担当補佐、同省のの実務責任者複数が出席し、共同事業を強化する方法を議論した。      「草の根」プロジェクト   会合では、日本政府イニシ 全文をよむ

  • 2024-08-10
  • Al-Ahram紙

イエメン:サナアーアンマン間のフライトが1日3便で再開

■フースィー派:サナアとヨルダン間のフライトが毎日再開      【サナア:アナトリア通信】      イエメンのフースィー(フーシ)派は、国際的に承認されている政府との停戦合意に基づき、木曜日からサナア市とヨルダン間のフライトを再開すると発表した。      フースィー派が運営する『サバア』通信によると、これはサナアにあるイエメン航空局(フースィー派傘下)が発表した声明によって明らかにされた。      声明には「サナア国際空港からクイーン・アリア空港への航空便を今日木曜日から再開する」と記載 全文をよむ

  • 2024-07-25
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザで繰り返されるスレブレニツァのトラウマ

■心理学専門家:スレブレニツァの虐殺のトラウマが今日のガザで再現されている      【アンカラ:アナトリア通信】      心理学専門家のメフメト・ヤセル・ジェベジ氏によると、スレブレニツァとガザの集団虐殺は同様のトラウマを生み出しており、ボスニアの人々は30年前に経験した戦争の後遺症とトラウマに苦しんでいる。      トルコの「パレスチナのための精神科医」グループコーディネーターであるジェベジ氏は「スレブレニツァで集団虐殺が発生し、それはすでに終わったとみなされているが、ボスニアでは今でも 全文をよむ

  • 2024-07-14
  • al-Quds al-Arabi紙

UAE:パレスチナ解放を唱えた学生を国外退去に

■アラブ首長国連邦で、クーフィーヤを被り「パレスチナ解放」を唱えた大学生を逮捕、国外退去に      【ワシントン:本紙】      アラブ首長国連邦当局は、5月にニューヨーク大学アブダビ校で行われた卒業式で、学生の一人がパレスチナのクーフィーヤを被り、ステージを横切りながら「パレスチナ解放」を唱えたことを受け、その数日後にその学生を国外へ退去させた。      アラブ首長国連邦は、表現の自由に厳しい制限を課す7つの首長国の連邦国家であり、政党の活動は違法で、アラブ世界を席巻したような、いかなる 全文をよむ

  • 2024-07-11
  • al-Quds al-Arabi紙

カナダ:トロント大学の親パレスチナキャンプに撤去命令が下される(2)

■カナダ裁判所は警察にトロント大学での親パレスチナキャンプの解散を許可      【トロント:ロイター通信】      一方トロント大学は声明のなかで裁判所の決定を歓迎した。      大学は「我々はキャンプにいる人々が裁判所の命令に従い、裁判所が設定した期限までにキャンプを退去することを確信している。 この期限以降にキャンプに留まることを選ぶ者は、大学の方針と法律に基づいた処罰を受けることになる」との声明を出した。      カナダ最大の大学であるトロント大学は、キャンプから人々を退去させる責 全文をよむ

  • 2024-07-03
  • al-Quds al-Arabi紙

カナダ:トロント大学の親パレスチナキャンプに撤去命令が下される(1)

■カナダ裁判所は警察にトロント大学での親パレスチナキャンプの解散を許可      【トロント:ロイター通信】      カナダのオンタリオ州の裁判官は、親パレスチナ派の抗議者らに対し、彼らがトロント大学に2か月間にわたって設置していたキャンプから水曜日の夕方までに退去するよう命じ、大学による司法令状発行の要求を認めた。      これにより警察は命令に従わない者を逮捕し、退去させる権限を持つことになったが、抗議者らは同決定が自らの要求のためのキャンペーンを妨げるものではないと述べた。      全文をよむ

  • 2024-07-03
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:食糧不足に苦しむガザの女性たち

■ガザ地区の女性557,000人が食糧不足に苦しんでいる      【ガザ:本紙】      国連女性機関(UN Women)はガザ地区の少なくとも557,000人の女性が深刻な食糧不足に直面していると発表した。さらに同機関はガザ地区の現状は、他人に食事を与えることを優先することで、食料を得るにあたって男性よりも困難に直面することが多い母親らや成人女性らにとって「特に懸念すべき」であると強調した。      同国連機関は今回の新たな報告書のなかで、ガザの現状は「多くの女性が、子供たちに食事を確実 全文をよむ

  • 2024-06-28
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:サウジとの間で運用開始された特別便で巡礼者ら840人が帰国開始

■サウジとエジプト間の空輸で抽選に選ばれた巡礼者840人が帰国開始      【メッカ:本紙】      エジプトの内務省行政担当次官兼ハッジ公式団長は、今日月曜日、同国とサウジアラビアの間で、抽選で選ばれた840人の巡礼者を帰国させるための特別航空路線の運用が開始したと発表した。      同次官は、抽選で選ばれた最初のグループにはミヌーフィーヤ県在住の計840人の巡礼者が該当することを明らかにし、彼らがジェッダ市のキング・アブドゥルアズィーズ国際空港を経由して、3便に分けて母国に帰国すること 全文をよむ

  • 2024-06-24
  • Al-Ahram紙

UAEの歌手、ガザへ人道支援

■フサイン・ジャスミー氏:危険とはいえ、私のガザ訪問は人道的義務である      【ガザ:本紙】      「特命親善大使」とのあだ名で知られるUAEのアーティスト、フサイン・ジャスミー氏がガザ地区のパレスチナ市民への人道支援キャラバンを率いた。      同氏はUAE赤新月社とともに、カイロからアリーシを経由し、ラファ検問所を通ってガザ地区に到着した。この訪問の目的は、「日々イスラエルによる攻撃と敵対行為にさらされているガザ地区のパレスチナ市民への支援」であった。      同氏は爆撃の被害を 全文をよむ

  • 2024-06-24
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:約55万人のイスラエル人が戦争の最初の6か月間に自国を離れ、いまだ帰国せず(2)

■ヘブライ語ニュースサイト:55万人のイスラエル人が戦争の最初の6か月間に自国を離れ、いまだ帰国せず      【エルサレム:アナトリア通信】      タイムズ・オブ・イスラエルは、戦争下でのイスラエル人の一時的な避難、また帰国にあたっての技術的な困難に起因するものであったと思われる現象が、今では恒常的な傾向(永続的移住)に変化したと述べている。      2024年4月時点でのイスラエル統計局の最新データによると、イスラエルの人口は約990万人で、そのなかには200万人以上のアラブ人(194 全文をよむ

  • 2024-06-23
  • al-Quds al-Arabi紙

イスラエル:約55万人のイスラエル人が戦争の最初の6か月間に自国を離れ、いまだ帰国せず(1)

■ヘブライ語ニュースサイト:55万人のイスラエル人が戦争の最初の6か月間に自国を離れ、いまだ帰国せず      【エルサレム:アナトリア通信】      ヘブライ語メディアが日曜日に報じたところによると、ガザ地区に対する昨年10月7日以来の戦争が続くなかで、過去6か月間で55万人以上のイスラエル人が自国を離れ、いまだに帰国していない。      イスラエルによる戦争により、そのほとんどが子供や女性である12万3千人以上のパレスチナ人が死傷したほか、甚大な被害と飢餓が発生するなかで1万人以上が行方 全文をよむ

  • 2024-06-23
  • al-Quds al-Arabi紙

サウジアラビア:今年のハッジ中に亡くなった巡礼者の大半が「巡礼ビザなし」

■サウジアラビアは今年1,301人の巡礼者の死亡を発表…彼らの83%が「巡礼ビザなし」      【リヤド:諸通信社】      サウジアラビアは日曜日、1,300人以上の巡礼者が熱波の発生と重なったハッジの儀礼中に死亡したことを明らかにし、彼らの大多数が「ハッジの許可を受けていない人々であった」と指摘した。      国営サウジ通信『SPA』は、ファフド・ジャラージル保健大臣がテレビのインタビュー中に行った発言を次のように引用した。「死亡者数は1,301人に達した。神が彼ら全員に御慈悲をお与え 全文をよむ

  • 2024-06-23
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:2024年内に1万6千人のシリア人難民が帰国(2)

■国連:2024年内に16,000人のシリア人難民が自国に帰還      【本紙】      同ネットワークは数十件の報告書のなかで「帰還した難民たちはシリア在住の人々が苦しんでいるものと同じパターンの侵害行為にさらされた。その主な理由は法の欠如、抑圧と専制の支配、権力の集中である」と述べ、「人権を尊重する民主主義体制への政治的移行の実現なしでは難民たちにとって自由で尊厳ある帰還はないだろう」と強調した。      同報告書は、「シリアで今も行われている侵害行為は数百万人のシリア人が国外逃亡した 全文をよむ

  • 2024-06-20
  • al-Mudun紙

シリア:2024年内に1万6千人のシリア人難民が帰国(1)

■国連:2024年内に16,000人のシリア人難民が自国に帰還      【本紙】      国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、少なくとも16,000人のシリア人難民が2024年最初の5か月間に自国に帰還したと述べた。      UNHCRは7,693人のシリア人難民がトルコから、4,205人がレバノンから、2,320人がヨルダンから、1,048人がエジプトから、928人がイラクから帰還したと明らかにした。      同事務所はこれらの国から約9,000人のシリア人難民を第三国に再定住さ 全文をよむ

  • 2024-06-20
  • al-Mudun紙

モロッコ:非政府系組織が「イード期間中もパレスチナ問題を忘れない」よう呼びかけ

■モロッコ民族問題支援局がイード期間中にパレスチナ問題を意識するよう呼びかける      【ラバト:アナトリア通信】      モロッコ民族問題支援局は土曜日、イスラエルのガザ地区に対する戦争が継続している状況下で、イード期間中にもパレスチナ問題を念頭に置くよう呼びかけた。      同局(非政府系)は声明で「我々のイードをあなたたちの支援でさらに偉大に」というスローガンのもと、「ガザを支援するためにイード期間中に多くの活動を組織する」よう呼びかけた。      モロッコのワクフ・イスラーム問題 全文をよむ

  • 2024-06-15
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:居住地区に33万トン以上のゴミ

■UNRWA:ガザの居住地区に33万トン以上の廃棄物が蓄積―(ブログ)      【ガザ:アナトリア通信】      国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は木曜日、ガザ地区全域の居住地区に33万トン以上の廃棄物が蓄積していると発表し、「壊滅的な」環境と健康のリスクを警告した。      「UNRWA」は「X」で、「ガザ地区全域の居住地区には33万トンを超える廃棄物が蓄積しており、壊滅的な環境と健康上のリスクをもたらしている」と述べた。      また、「子供たちは毎日ゴミを物色している」 全文をよむ

  • 2024-06-13
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:学生たちが試験中にパレスチナのクーフィーヤを身に纏う

■バカロレア受験の間、パレスチナのクーフィーヤを身に纏うモロッコの学生たち      【ラバト:アナトリア通信】      モロッコの学生たちは月曜日(10日)、2023年10月7日以来イスラエルによる戦争にさらされているガザ地区(の人々)に連帯するために、一般中等教育修了試験を受ける際にパレスチナのクーフィーヤを身に纏った。      月曜日の早朝、モロッコ内の様々な教育機関で一般中等教育修了試験が開始した。      モロッコ国民教育省の情報によると、49万人を超える学生が、6月10日から1 全文をよむ

  • 2024-06-10
  • al-Quds al-Arabi紙

ドイツ:議会が運転中の大麻使用の規制にかかわる法改正案を可決

■ドイツ議会が運転中の大麻使用の規制にかかわる法改正案を可決…大麻使用の部分的合法化から2か月後      【ベルリン:DPI通信】      ドイツで大麻の娯楽目的使用が部分的に合法化されてから約2か月が経った今週木曜日、同国議会で運転中の大麻使用への規制強化を目的とした待望の法律改正案への投票が行われた。      木曜夕方に可決された同改正案では、大規模な麻薬農場の出現を防ぐことを目的として、「大麻クラブ」と呼ばれる場所における大麻栽培に対して新たな条件が規定された。      長年にわた 全文をよむ

  • 2024-06-07
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナ:「ナクサ」から57年

■「ナクサ」からガザ戦争まで…57年間の「殺戮と移住」      【ラマッラ:カイス・アブーサムラ】      水曜日(6月5日)はアラブで「ナクサ」、または1967年戦争として知られている事態から57周年に相当する。この「ナクサ」はイスラエルがアラブ軍に勝利し、パレスチナ、エジプト、シリアの広大な領土を占領することで終わった。      戦後長い年月が経ったにも関わらず、パレスチナ人たちは、2024年も、ガザ地区とヨルダン川西岸双方でイスラエルが開始した「殺戮戦争」の中を生きていると主張する。 全文をよむ

  • 2024-06-05
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:進化する「エジプトの家庭を維持する」ための国家プロジェクト

■カッバーグ社会連帯相:「マワッダ」は民間社会との協力によりターゲット層とのコンタクトに成功      【カイロ:本紙】      エジプトの家族(ウスラ)を維持し、尊厳ある生活の実現に向けて強い絆で結びついた家族を築くために必要な技能や情報を、結婚を控えた若者たちに教育することは、エジプトの最も重要な国家目標の一つである。それに関して、ネヴィーン・カッバーグ社会連帯大臣は、エジプトの家族を維持するための国家プロジェクト「マワッダ(真心/親密さ)」は、その基本的な目標である「エジプトの家族の保持 全文をよむ

  • 2024-06-05
  • Al-Ahram紙

モロッコ:児童婚慣行根絶に向けてのアプローチ

■モロッコ経済社会評議会議長:未成年者の結婚が身体的、心理的、精神的健康に与える悪影響      【ラバト:本紙】      モロッコの児童婚に関する議論が再び最前線に戻ってきた。経済社会環境評議会のアフマド・リダー・シャーミー議長が「モロッコにおける少女たちの結婚」について公表し、この事態が「少女たちの身体的、心理的、精神的健康に悪影響を及ぼし、教育の機会を奪っている」と強調した。      同議長は、モロッコ議会第一議場の「司法、立法、人権」委員会で、モロッコの法律、特に未成年者の結婚に関す 全文をよむ

  • 2024-06-01
  • al-Quds al-Arabi紙

スーダン:「壊滅」状態の子ども世代

■紛争勃発から1年を経て、スーダンでは子ども世代全体が「壊滅」している。      【ポートスーダン:AFP】      ダルフールからの国内避難民であるアーミナ・イスハク氏は、彼女の子供たちに1日に1度しか、時には1度も食べ物を与えることができていない…。スーダンで戦争が勃発してから1年が経過し、国連は「全世代が壊滅しかねない」と警告し、また数百万人もの子供たちが国内避難民となり、飢えに苦しみ、戦闘や結婚を強いられているとした。      南ダルフールに20年前に設立されたオタシュ国内避難民キ 全文をよむ

  • 2024-04-11
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:東方教会の宗派間交流(2)

   また、大主教はエジプト国家がシナイ半島と聖カタリナ地域で取り組んでいる広範な開発運動と、観光客の移動を支援するために建設中の空港を称賛した。   修道院長は教皇とアポロ南シナイ司教の愛のつながりを示し、教皇と教会会議員を修道院訪問に招待した。      タワドロス教皇は、コプト教会と聖カタリナ修道院の共同事業を称賛し、主イエスが我らに期待しておられる協働と奉仕の価値を高く評価した。      また、教皇は社会的ケアの分野におけるコプト教会の貢献と、エジプト社会の利益に寄与するこの活動の重要 全文をよむ

  • 2024-04-10
  • Al-Ahram紙

エジプト:東方教会の宗派間交流(1)

■タワドロス教皇が聖カタリナ修道院長と面会      【カイロ:アミーラ・ヒシャーム】      アレクサンドリア教皇並びに聖マルコ管区総主教のタワドロス2世は、聖カタリナ修道院・ワーディー・フィーラーン及びエルトール大主教、並びにエジプトのアル=ウバイディーヤ学園財団理事長であるドミトリ・サマツィス・デミアノスと彼の代表団と面会した。      この会談は水曜、アッバースィーヤの聖マルコ大聖堂にあるコプト教皇公邸にて行われた。      タワドロス教皇は来賓を歓迎、面会への喜びを表明し、全ての 全文をよむ

  • 2024-04-10
  • Al-Ahram紙

レバノン:対イスラエル紛争がもたらす水問題

■攻撃に立ち向かうため…「南レバノン水公社」が南部の町に貯水タンクを提供      南レバノン水公社の生産局は4月8日月曜日、水資源部門に対するイスラエルの攻撃の影響を軽減する取り組みの一環として、イスラエルの攻撃にさらされている町村に、赤十字国際委員会から提供された予備用公共タンクを提供・設置したと発表した。これらのタンクはそれぞれ1万リットルの容量を有しており、具体的にはアドシート、クサイル、ダイルスィルヤーン、ユフムルといった町村に設置されたという。      またこれに先立ち、南レバノン 全文をよむ

  • 2024-04-09
  • al-Mudun紙

エジプト:補助金付きパン屋に対する不正撲滅キャンペーン

■カイロで違法な補助金付きベーカリーを閉鎖      【カイロ:アミーラ・シャルカーウィー】      カイロの供給庁は、パン屋を対象とした集中的なキャンペーンの中で、公定価格に上乗せした価格で違法にパンを販売したとして、補助金付きパン屋を閉鎖した。なお、このキャンペーンの結果、首都全域で様々な違反が報告された。      カイロ供給庁のナースィル・サービト長官は、違反を防ぎ、市場の安定を達成し、規格を満たしたパンを入手する市民の権利を保護するため、遅滞なくキャンペーンの強化を継続することを強調 全文をよむ

  • 2024-04-04
  • Al-Ahram紙

レバノン:クファルデビヤーン村が「2024年アラブ冬期観光地の首都」に選出(4)

■クファルデビヤーン村が「2024年アラブ冬期観光地の首都」に選ばれたことを祝福…「レバノンをトップに」      【本紙】      一方でピエール・アシュカル観光組合会長兼国家観光評議会議長は、「クファルデビヤーン村が2024年アラブ冬期観光地の首都に選ばれたことは、観光全般における、また特に冬期の観光におけるレバノンの特徴的な長所を示している」と述べつつ、「このことはレバノンの観光に良い影響を与え、戦争が終わり、安定が広まった際に、旅行客の誘致に貢献する」と強調した。      アシュカル 全文をよむ

  • 2024-02-24
  • Al-Nahar紙

レバノン:クファルデビヤーン村が「2024年アラブ冬期観光地の首都」に選出(3)

■クファルデビヤーン村が「2024年アラブ冬期観光地の首都」に選ばれたことを祝福…「レバノンをトップに」      【本紙】      「このイベントはアラブの兄弟たちがレバノンで再び集まる良い兆しであり、我々が見て取ったことは、戦争や分断は終わるべきだということです」。      サラーマ氏は、クファルデビヤーン村がアラブ観光の首都に選ばれた理由として、「雪、ゲレンデから首都ベイルートからの近さ、古代の城跡、石橋や様々な自然にいたるまで、主が我々にお与えくださった自然の要素に由来するもの」を挙 全文をよむ

  • 2024-02-24
  • Al-Nahar紙

レバノン:クファルデビヤーン村が「2024年アラブ冬期観光地の首都」に選出(2)

■クファルデビヤーン村が「2024年アラブ冬期観光地の首都」に選ばれたことを祝福…「レバノンをトップに」      【本紙】      サラーマ氏は、「今日あなた方がいるということは明日のレバノンや、この国がアラブ諸国において果たしている先駆的な役割に対する信仰、そして愛の証左である。2024年冬季アラブ観光地の首都クファルデビヤーン村へようこそ」と付言し、「純白な雪がこの先数世紀にわたって残り続けるために、この村はアラブ冬期観光地の首都であり続けるだろう。この村がトップになったとき、レバノン全 全文をよむ

  • 2024-02-24
  • Al-Nahar紙

レバノン:クファルデビヤーン村が「2024年アラブ冬期観光地の首都」に選出(1)

■クファルデビヤーン村が「2024年アラブ冬期観光地の首都」に選ばれたことを祝福…「レバノンをトップに」      【本紙】      アラブ観光協会は、(レバノンの)クファルデビヤーン村が旅行客を惹きつけている多くの要素に焦点をあて、同村が「2024年アラブ冬期観光地の首都」であると発表した。      クファルデビヤーン村はこの機に際した今日(24日)午後、ワーリド・ナッサール観光大臣とワーリド・ブハーリー駐レバノン・サウジアラビア大使の出席のもと祝典を開催した。この祝典では、アラブ諸国の大 全文をよむ

  • 2024-02-24
  • Al-Nahar紙

ガザ:イスラエルが95人を超える大学学長、大学教員を殺害

■イスラエルが95人を超える大学学長、大学教員を殺害      【ロンドン:本紙】      「欧州地中海人権モニター」は金曜日、「昨年10月7日から実行されている大量虐殺の裏で、イスラエル軍の組織的かつ広範囲に渡る大学や文化財に対する攻撃により、ガザの生活の最後の側面が破壊されている」と述べた。      同団体は、以下のことを明らかにした。「ガザ地区に対するイスラエル軍の継続的な攻撃の結果、あらゆる総合大学、ユニバーシティ・カレッジ、コミュニティ・カレッジにおける教育課程が中断されたが、悲惨 全文をよむ

  • 2024-02-16
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:大麻売人らがガザ侵攻を理由にイスラエルの同業者をボイコット(2)

■モロッコの大麻売人らがガザ侵攻を理由に「イスラエルの同業者をボイコット」      【n.p.:本紙】      この売人は、「モロッコの大麻」1kgがイスラエルでは30万シェケルで売られていることを明らかにした。また、「モロッコでの麻薬取引に関わるイスラエル人の多くはモロッコの最北部の場所に住んでおり、彼らは地元やイスラエル人の密売人らに助けを求め、海を超えてスペインに逃亡し、そこからヨーロッパに商品を流通させている」と語った。      チャンネル12はモロッコの売人の発言を次のように伝え 全文をよむ

  • 2024-02-10
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:大麻売人らがガザ侵攻を理由にイスラエルの同業者をボイコット(1)

■モロッコの大麻売人らがガザ侵攻を理由に「イスラエルの同業者をボイコット」      【n.p.:本紙】      イスラエルの「チャンネル12」は金曜日、モロッコの麻薬売人らがイスラエル人に対してボイコットを行っていることを明らかにした。      イスラエルの同チャンネルは、「モロッコの大麻売人らは、ガザに対するイスラエルの戦争を背景に、イスラエルの大麻売人らに麻薬を販売することを拒否している」と伝えた。      ウェブサイト「ジャルマク」によると、同チャンネルは「(イスラエルの)シャロン 全文をよむ

  • 2024-02-10
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:イスラエル製モバイルゲームのボイコットが呼び掛けられる(2)

■レバノンでイスラエル製モバイルゲームのボイコットが呼びかけられる      【ベイルート:本紙】      声明はさらに「1つ目のゲームは2019年8月にリリースされて以降、1,000万回以上のダウンロード回数によって成功と拡散を実現し、また2つ目のゲームは2022年のリリース以降100万回以上ダウンロードされている」と付言した。      同運動は次のように表明した。「これらのゲームに特化した複数のアプリはイスラエル発祥であり、ゲーム中に流れる広告と追加機能の購入を通じて利益を実現してきた。 全文をよむ

  • 2024-02-02
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:イスラエル製モバイルゲームのボイコットが呼び掛けられる(1)

■レバノンでイスラエル製モバイルゲームのボイコットが呼びかけられる      【ベイルート:本紙】      「レバノンのイスラエル支持者ボイコット運動」は、携帯電話で利用できるイスラエル製の2つのゲームのボイコットを目的とした新たな運動を立ち上げた。そのゲームとは「Dice Dreams」と「Domino Dreams」で、ゲームをプレイする手順中にシオニストの物語を含んでいる。      この運動が声明のなかで述べたところによると、この運動は特にパレスチナの大義を支持する全ての賛同者が「X」 全文をよむ

  • 2024-02-02
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:北部アッカール県で銃撃事件が発生

■アッカール県ブルジュ・アラブ町で激しい無差別銃撃が発生      【本紙】      アッカール県のブルジュ・アラブ町で軍用武器を用いた激しい無差別銃撃が発生し、地域の住民を恐怖の状態に陥れた。事態の重大性を理由に、運転手や住民に対してはSNSを通じて同町中心部の主要道路の通行を避けるように喚起するメールが送信された。住民からは軍や治安部隊、地域の活動家らに対し、事態を収束させ現状に歯止めをかけるせるための迅速な介入を求める声が上がった。      報じられた内容によると、流れ弾によって複数の 全文をよむ

  • 2024-01-22
  • Al-Nahar紙

エジプト:国家女性委員会が社会における家族の役割に関するシンポジウムを開催(2)

■女性のための国民会議は、社会における家族の役割に関するシンポジウムを開催      【本紙】      シャーズリー博士は、女性はエジプトの家族の形成、子供の育成のための重要なパートナーであると強調した。      同シンポジウムには、アレキサンドリア大学の社会学のムハンマド・ビダイウィー博士、保健局の母子福祉部長のリーム・リファーイー博士のほか、関心を持つ人々やメディア関係者のなかから選抜された人々が参加した。      この文脈において、国家女性委員会アレキサンドリア支部のメンバーで技術者 全文をよむ

  • 2024-01-20
  • Al-Ahram紙

エジプト:国家女性委員会が社会における家族の役割に関するシンポジウムを開催(1)

■女性のための国民会議は、社会における家族の役割に関するシンポジウムを開催      【本紙】      エジプトの国家女性委員会と創造の自由センターは、アレキサンドリアにある同センター内のタウフィーク・ハキーム・ホールで、「家族の形成における社会的責任と社会の役割」と題されたシンポジウムを開催した。      国家女性委員会アレキサンドリア支部に所属するパネリストのマージダ・シャーズリー博士は、「家族の役割は社会の核のようなものである」と述べたうえで、「家族が健全であれば社会も健全であり、家族 全文をよむ

  • 2024-01-20
  • Al-Ahram紙

イスラエル:イスラエルのガザに対する行為が「ジェノサイド」でなくて一体何なのか?

■イスラエル人作家:これが「ジェノサイド」でないならば、何なのか?      【ナザレ:本紙】      イスラエル人作家ギデオン・レヴィ氏はイスラエルがガザ地区で始めた戦争を批判し続け、イスラエル紙「ハアレツ」のオピニオン面に掲載された記事の中で「これがガザ地区での大量虐殺(ジェノサイド)でないとしたら、何なのか?」と問いかけた。      自国イスラエルによるパレスチナ人の大量虐殺に批判的なスタンスを取る、イスラエルでは数少ない作家の一人である彼は、「今なお続く想像を絶する規模の無差別大量虐 全文をよむ

  • 2024-01-14
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:イスラエルの侵攻により通信・インターネットサービスが遮断

■ガザ地区のほとんどで通信・インターネットサービスが遮断される      【エルサレム:アナトリア通信】      ガザ地区で活動するパレスチナの通信会社2社が金曜日、同地区の大部分でインターネットと通信サービスが切断されたと発表した。これはガザ地区に対するイスラエル侵攻の間発生した9回目の切断である。      「ジャッワール・パレスチナ通信」社は声明で、「継続中の侵攻により、ガザ地区とのすべてのサービス(携帯電話、電流、インターネット)の完全な切断を発表することを遺憾に思います」と述べた。  全文をよむ

  • 2024-01-12
  • al-Quds al-Arabi紙

パレスチナの忍耐強さと抵抗の象徴であるジャーナリスト、ワーイル・ダハドゥーフ氏

■ワーイル・ダハドゥーフ氏はパレスチナ人の抵抗と忍耐強さの象徴であり、アラブメディアのアイコンである。      【ベイルート:本紙】      イスラエルは、ガザでもレバノン南部でもジャーナリストを標的とし続けている。「アルジャジーラ」チャンネルの特派員でジャーナリストのワーイル・ダハドゥーフ氏は、悲哀、苦しみ、痛みという真の悲劇を体現している。イスラエルが犯している大量虐殺をはじめとするあらゆることがガザ地区で起こっている真っ只中で、同氏はニュース報道のために特派員としての使命を果たし続け、 全文をよむ

  • 2024-01-09
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:国連による人道支援資金の削減がもたらす影響

■シリア北部における国連支援の削減が人道組織および人々に与える影響とは?      【アルジャジーラ・ネット:シリア北部】      ザーヒル・ウバイドゥーさんは、10年以上にわたってシリア北西部で活動している人道組織内で公衆衛生の分野における新たな仕事の機会を探している。      ザーヒルさんはかつて同地域で活動する国際組織で働いていた。しかしシリア北部における国連食料計画(WFP)のプロジェクトが停止したことで、彼やそのほか100人以上の被雇用者が職を失った。      彼はアルジャジーラ 全文をよむ

  • 2024-01-06
  • その他紙

レバノン:大雨の影響で洪水が発生、被害の様子

■写真で見る―大洪水後…山間部と北部の村々で明らかになった「洪水」の被害      【n.p.:本紙】      「もし山間部が雪に覆われていたなら、激流がレバノンの複数の地域を飲み込むことはなかっただろうし、洪水や氾濫は発生しなかっただろう」。北方の山間部の老人は「昨日の洪水」についてこのようにコメントした。      さらに、「山間部が豪雨になればなるほど、沿岸部では激流となって轟音をたてる。冬にこのようになれば、さらなる災害が予期される」と付け加えた。昨日は高地と高い山頂にしか雪が降らず、 全文をよむ

  • 2023-12-24
  • Al-Nahar紙

レバノン:ベイルート便の再開により1日18,000人がベイルートに到着

■ベイルートへの新しい航空路線と1日18,000人の到着客      【本紙:経済】      空港情報筋が確認したところによると、ベイルート空港を経てレバノンに到着する客の数が過去数日間で記録的な数に達した。到着客数は1日18,000人を超え、クリスマスから正月の時期にかけて数がさらに増加することが予想されている。      これは、ガザでの紛争やレバノン南部での衝突によって運行が停止された後、多数の外資系企業がベイルート便を再開し、航空便が集中的に運行されたためである。      昨日、ベイ 全文をよむ

  • 2023-12-22
  • al-Mudun紙

レバノン:南部の住民、イスラエルの爆撃にさらされるも村を去らない決意(5)

■レバノン南部の住民はイスラエルの爆撃下でも自らの仕事を続ける      【カフラキラー(レバノン):AFP通信】      マンスールさんは、「我々は自分たちの土地に残ります。現在の住民数は少なくなりましたが、収入がある人は残り続けるでしょう」と主張する。      隣接するアダイサ村では、アフマド・タッラーブさん(23歳)が働いており、先週まで住民にハンバーガーを提供するために開いていた小さなレストランが残った。      タッラーブさんはAFP通信に、「戦争の開始から今まで我々は去りません 全文をよむ

  • 2023-12-22
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:南部の住民、イスラエルの爆撃にさらされるも村を去らない決意(4)

■レバノン南部の住民はイスラエルの爆撃下でも自らの仕事を続ける      【カフラキラー(レバノン):AFP通信】      ―我々は自分たちの土地に残る―      イスラエルの爆撃が達し、12月11日には爆弾で村長が死亡したレバノン南部国境付近のタイバ村の入り口でガソリンスタンドを経営するアリー・マンスールさんもまた、日々の爆撃に抗って家から出てくる数少ない客を待っている。      それにもかかわらず彼は、「爆撃が遠い限り我々は収入を得るために働きます」と断言する。      50代のマン 全文をよむ

  • 2023-12-22
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:南部の住民、イスラエルの爆撃にさらされるも村を去らない決意(3)

■レバノン南部の住民はイスラエルの爆撃下でも自らの仕事を続ける      【カフラキラー(レバノン):AFP通信】      レバノン南部の軍事的エスカレーションが原因でレバノンでは少なくとも、約100人のヒズブッラー戦闘員や、少なくとも3人のジャーナリストを含む民間人17人など計140人が死亡した。      レバノン南部の軍事エスカレーションによりレバノンでは少なくとも140人が死亡した一方で、イスラエル側では11人が死亡し、うち6人が軍人であった。      国際移住機関(IOM)によると 全文をよむ

  • 2023-12-22
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:南部の住民、イスラエルの爆撃にさらされるも村を去らない決意(2)

■レバノン南部の住民はイスラエルの爆撃下でも自らの仕事を続ける      【カフラキラー(レバノン):AFP通信】      彼はAFP通信に、「我々は爆撃下にいても、働き店を閉めるつもりはありません。お金を持っている人にも持っていない人にも、空腹な人全員に食事を与えます。これも神のためのジハードなのです」と語った。      10月7日にハマースがイスラエル領内で未曾有の急襲攻撃を開始して以降、イスラエルはガザ地区で破壊的な爆撃と地上作戦でこれに反撃しており、レバノン南部国境付近の地域ではイス 全文をよむ

  • 2023-12-22
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:南部の住民、イスラエルの爆撃にさらされるも村を去らない決意(1)

■レバノン南部の住民はイスラエルの爆撃下でも自らの仕事を続ける      【カフラキラー(レバノン):AFP通信】      レバノン南部に構える小さなファラーフェル屋で、フサイン・ムルタダーさんは数少ない客のためにサンドウィッチを準備している。そのようななかで、イスラエルの無人偵察機が国境付近でほぼ無人となったクファルキラー村上空を旋回する。      髪と髭がもう白くなった60歳のムルタダーさんは小さな店内でファラーフェルの種を入れる前の油を加熱しながら、「数日前ここから200メートル以内に 全文をよむ

  • 2023-12-22
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:沿岸部の養蜂に危機

■養蜂家: イスラエルによる爆撃と殺虫剤の散布により、スールの養蜂の環境は大きな打撃を受ける      【ベイルート:本紙】      新レバノン農家・養蜂家協会は声明で、「スールにおいて環境汚染が500以上に上る養蜂箱に打撃を与えている。毒性のある農作物用の殺虫剤が散布されたことが原因である」と明かした。      また同協会は次のように述べた。「我々は養蜂家として、戦争による危機を経験してきた。戦争による損失は、数多くの養蜂箱の焼失や、残った養蜂箱の放棄であり、これは敵意を持った継続的な爆撃 全文をよむ

  • 2023-12-20
  • Al-Nahar紙

イエメン:ハドラマウトのウラマーが声明を発表

■ハドラマウトのウラマー:シオニストである敵とは和平も正常化もない      【アデン:本紙】      ワーディー・ハドラマウト(イエメン東部)のウラマー、首長、布教者たちによるフォーラム(同涸谷のアル=アクサー協会主催)が声明を発表し、「シオニストである敵とは和平も正常化もない」と強調した。      土曜日、ガザ地区とその他の占領地のパレスチナ人を支援するために、寄進・指導省の事務所の後援によって開催されたフォーラムで、ウラマーや布教者たちは「パレスチナの土地を解放し聖地を解放するためのイ 全文をよむ

  • 2023-12-10
  • al-Quds al-Arabi紙

スペイン人のスター、イツィアル・イトゥーニョがパレスチナ人に対する虐殺の停止を要求

■スペイン人のスター、イツィアル・イトゥーニョがパレスチナ人に対する虐殺の停止を要求      【マドリード:本紙】       『ペーパー・ハウス』(La casa de papel)シリーズのヒロイン役で有名なスペイン人女優イツィアル・イトゥーニョ氏が、ゲルニカの町でイスラエルのパレスチナ人に対する攻撃を非難する何百人もの支持者とともにパレスチナ人を擁護する動画が拡散した。       イトゥーニョ氏はゲルニカの抗議集会に参加して以下のコメントを残した。「ゲルニカからパレスチナ、ゲルニカ 全文をよむ

  • 2023-12-10
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:スィースィー政権下でアスワン県の教育が推進(3)

■アスワンの教育における空前の成果…学校数が75%増加、「ハヤー・カリーマ」イニシアチブの対象村では学校数が410校に      【アスワン:イッズッディーン・アブドゥルアズィーズ】      1,500校…2014年以前から75%増加      アティーヤ氏は、スィースィー大統領の多大な関心のもと、各中心部・都市における教育施設の数は722棟内の1,500校に到達、それらには40万人の学生が通っており、学校数は2014年前後から75%増加したと説明した。さらにこの事実が、一般教育であれ技術教育 全文をよむ

  • 2023-12-09
  • Al-Ahram紙

エジプト:スィースィー政権下でアスワン県の教育が推進(2)

■アスワンの教育における空前の成果…学校数が75%増加、「ハヤー・カリーマ」イニシアチブの対象村では学校数が410校に      【アスワン:イッズッディーン・アブドゥルアズィーズ】      アスワンの教育に対する大統領による無制限の支援      アスワン県知事のアシュラフ・アティーヤ少将は、エジプト国家がスィースィー大統領の率いる新共和国のもとで、それが「新しいもの全てを通じた祖国の進歩と発展における重要性」を有していることから、学術的な研究を最大限活用することに熱心であると強調した。また 全文をよむ

  • 2023-12-09
  • Al-Ahram紙

エジプト:スィースィー政権下でアスワン県の教育が推進(1)

■アスワンの教育における空前の成果…学校数が75%増加、「ハヤー・カリーマ」イニシアチブの対象村では学校数が410校に      【アスワン:イッズッディーン・アブドゥルアズィーズ】      「南の魔女」アスワンとドゥッラト・マシャーティーは、「教育は次世代に繁栄の未来へと国家を導く資格を与える」との観点から、学問と学術研究が発展の過程において果たす重要な役割を信じるアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領以前には、大学教育と大学以前の教育の分野において実現された成果を想像することさえなかっ 全文をよむ

  • 2023-12-09
  • Al-Ahram紙

レバノン:ガザでの休戦がレバノン南部にもたらした影響

■ガザでの休戦の発効によるレバノン南部の穏やかな雰囲気と海岸線の平常通りの交通      【ベイルート:本紙】      レバノン南部は今日の午前7時以降、ガザでの休戦の発効により、顕著な静けさを経験し、国境の村や町は半ば平常な雰囲気に覆われ、スールからナークーラに続く海岸線では妥当な交通量が見られた。      南部の平穏は、イスラエル占領軍とヒズボラ(ヒズブッラー)両者による軍事作戦における前例のない激化の後にもたらされた。それは、南部の町への敵対的な激しい爆撃と、「抵抗への忠誠」ブロックの 全文をよむ

  • 2023-11-24
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:シリアの反体制系チャンネル「オリエント」の閉鎖が突如発表される

■シリアの反体制チャンネル「オリエント」の閉鎖が決定…労働者らが「衝撃的な知らせ」の影響を語る      【フッラ・ドットコム】      シリアのチャンネル「オリエント」の労働者らとトルコのイスタンブール市で働く人々は金曜日、いかなる兆候や事前の準備がないままに「衝撃のようなニュース」を受け取った。これによると、同チャンネルのオーナーであるシリア人ビジネスマンのガッサーン・アッブード氏は、今年の年末を越えない期限内に同チャンネルを完全かつ恒久的なかたちで閉鎖することを決定したとされている。   全文をよむ

  • 2023-11-18
  • その他紙

白リンにさらされた後で…境界地域のオリーブとオリーブオイルは食べられるのか?

   【ナハール】       今年のオリーブの季節は不作だった。そして、南部の地域で治安事件が起きて、事態は悪化している。なぜなら、治安事件は境界地域の農民に今期の収穫をできなくしたし、全部、あるいは一部の収穫ができてそれを売った者には、それが売り手にオリーブやオイルやお金を損する原因になるかもしれず、彼に後悔しか残さないからだ。       なぜか?   なぜなら、敵が投下した白リン弾が、これらの事件と同時期のオリーブの収穫期を含む自然の恵みや農業部門全体に影響したからだ。       ここ 全文をよむ

  • 2023-11-17
  • Al-Nahar紙

パレスチナ:ニューヨーク市でパレスチナ支持者らがFOXニュースの建物を襲撃

■ガザでのイスラエルによる虐殺を正当化する虚偽報道に抗議して、デモ参加者らがFOXニュースチャンネルの建物を襲撃 - (ビデオ)      【ニューヨーク:本紙】      金曜日の朝、デモ参加者らがニューヨーク市でFOXニュース・ネットワークの本社がある「ニュース・コープ」ビルを襲撃した。      チャンネル「NBCニュース」によると、デモ参加者らはエントランスホールで「FOXニュース、FOXニュース、隠れることはできない、あなたたちの嘘は大量虐殺を隠蔽している」と叫んでいたという。     全文をよむ

  • 2023-11-17
  • al-Quds al-Arabi紙

レバノン:クリスマスシーズンは自粛ムードか(2)

さらに、「12月22日から1月2日まで(約)10日間続くクリスマスシーズンは、観光業界やレバノンにとって重要だが、3か月ないし40日続く他の観光シーズンほどの重要性はない」と強調した。      また同氏は、「ネガティブな雰囲気はレバノンだけでなく、地域の国々に広がっていて、そのせいでクリスマスシーズンを再び盛り上げるが難しくなっている」と主張した。そして、「ヨルダン人旅行客がレバノンへ来られず、厳しい状況に悩まされている。一方で、エジプト人旅行客はエジプトポンドの下落に悩まされ、今日ではガザ地 全文をよむ

  • 2023-11-16
  • Al-Nahar紙

レバノン:クリスマスシーズンは自粛ムードか(1)

■南部の緊張が高まる中で...レバノンのクリスマスシーズンはどうなるのか      【本紙】      観光組合連合の会長で、全国観光評議会議長のピエール・アシュカル氏は今日(16日)声明で、「レバノン人および国内の観光業界が待ちわびているクリスマスシーズンは過去のものとなった」と明かにした。また、「ガザ地区での戦争とレバノンの南部戦線での緊張が終わるかもしれないという希望のもと、今からすべての観光業者は2024年の春と夏を待ちわびるようになった」と指摘した。      同氏は、「レバノン国境付 全文をよむ

  • 2023-11-16
  • Al-Nahar紙

ガザ:燃料枯渇で木曜にも通信サービスが停止か

■パレスチナの大臣:燃料切れのため、来週木曜にガザ地区で通信・インターネットサービスが完全に停止するだろう      【ラマッラ:本紙】      イツハク・シドル通信情報技術大臣は、燃料切れにより、来週木曜日にガザ地区での通信・インターネットサービスが完全に停止すると述べた。      同大臣はラマッラ市の記者会見において、市民が応急・救援・救助サービスと連絡を取ることができなくなるため、通信の停止は人道的大惨事の深刻化を助長するとみなしている。      また、この問題は市民防衛隊や赤新月社 全文をよむ

  • 2023-11-12
  • al-Quds al-Arabi紙

スペイン:レアル・ソシエダのファンがガザへの連帯を表明

■スペイン、レアル・ソシエダのファンが赤く汚した服とパレスチナの旗でガザへの連帯を表明      【ロンドン:本紙】      スペインのサッカーチーム、レアル・ソシエダのファンは、バスクを本拠とする当チームがベンフィカに3対1の大勝利を収めたUEFAチャンピオンズリーグの試合にて、ガザへの連帯を表明しそこでの占領軍による虐殺を非難した。      試合開始前、多くのソシエダファンが白い服と白いマスクを着用し、ガザで犠牲になった殉教者たちにちなみ、それらを赤く染めた。ファンの数は11,000人を 全文をよむ

  • 2023-11-12
  • al-Quds al-Arabi紙

「パレスチナ映画デー」:レバノン北部でガザ地区を取り上げた映画が上映

■「パレスチナ映画デー」フェスティバル開催:ガザ地区の苦々しい現実を取り上げた映画がレバノン北部で公開      【ベイルート:本紙】      イスラエルは(パレスチナ人の)心、夢、人生計画を壊しながらも、それらを集めた「パレスチナ映画デー」を壊すことはできなかった。このフェスティバルは世界中に拡がり、バルフォア宣言の記念日と同日に41カ国171のホールで上演された。フェスティバル開催の世界的キャンペーンの一環として、レバノン北部のクバイヤートで映画「ONE MORE JUMP」が上映された。 全文をよむ

  • 2023-11-11
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザを支援しての西側メーカーのボイコットキャンペーン…レバノン人はこれにどう反応するのか、また、その経済的影響は?

【ナハール】       ガザ地区の住民と子供たちを支援するための西側メーカーボイコットキャンペーンが、アラブのくにぐにを席巻している。レバノンはこのできごとにどのようにかかわるのだろうか?また、レバノンは呼びかけに応じるのだろうか?       問いは明確だ。なぜなら、レバノンの分裂は、様々な提案、計画、考えに対して深刻だからだ。現在、ある考えの成功はそれを提案したり提案されたりする者の身許だけではなく、考えの背景にかかっている。       カリームは、スーパーマーケットでペプシやコカ・コー 全文をよむ

  • 2023-11-10
  • Al-Nahar紙

ガザ:小児専門病院が機能停止、腎不全患者への透析治療は絶望的(2)

■ガザ地区の医療事情:小児腎不全患者38人が透析治療を拒否される      【ガザ:アナドル通信社】      カイラ保健相は先月10月24日の記者会見で、「誠に遺憾ながら、我々パレスチナ保健省はガザ地区の医療体制の崩壊を発表する。今後、ガザ地区の様々な医療施設で治療を受けているすべての患者や負傷者が命の危機に瀕することになる」と述べた。      「医療体制の崩壊で、これから子供、女性、高齢者を含むすべての傷病者は治療の機会を失い、がん患者は化学療法(抗がん剤療法)を受けられず、腎不全患者は透 全文をよむ

  • 2023-11-10
  • al-Quds al-Arabi紙

ガザ:小児専門病院が機能停止、腎不全患者への透析治療は絶望的(1)

■ガザ地区の医療事情:小児腎不全患者38人が透析治療を拒否される      【ガザ:アナドル通信社】      ハマスが運営するガザ地区保健省のアシュラフ・キドラ報道官は木曜日、ガザ地区で唯一のこどもセンターでの小児腎不全患者38人の透析治療が難しくなったと発表した。      キドラ報道官は、「ランティシ小児病院が燃料不足のために機能停止に陥り、38人の小児腎不全患者がガザ地区で唯一のこどもセンターでの透析治療が難しくなった」と述べた。      同報道官は木曜日未明、「ランティシ小児病院とナ 全文をよむ

  • 2023-11-10
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:警察が治安管理キャンペーンを全国的に開始

■ギャング行為との対立中..警察は235の刃物を取り押さえた      【エジプト:ムハンマド・ムフサブ】      内務省の諸機関は、ギャング行為に立ち向かい、法律違反者や銃器、ナイフの保持者を逮捕し、治安管理を強化するため、共和国全土の様々な治安局との連携のもとで大規模な治安キャンペーンを開始した。      麻薬、薬物事件の取り締まり分野における当該キャンペーンの奮闘により、235点の刃物が押収された。      必要な法的措置が講じられ、捜査を請け負った検察に送致された。      (後 全文をよむ

  • 2023-11-08
  • Al-Ahram紙

イエメン:サイクロンTEJはハドラマウト東部を直撃する。避難民は2万人にのぼり、その半数は子供。

アフマド・アグバリー サナア 【クドゥス・アラビー】       低気圧に変わったサイクロンTEJの気象状況は、人的被害はなかったがイエメン東部のハドラマウト県東部の諸地区の社会基盤に大きな損害をもたらした。被害は、アラビア海からのこの熱帯低気圧の気象状況の影響下で火曜日の昼から大雨が続いたことによるものだ。この熱帯低気圧は、先にインド洋上のソコトラ島の南部と東部、イエメン最東端のマフラ県の低地、そしてオマーン・スルターン国の諸地域に被害を与えていた。       国際連合児童基金(UNICEF 全文をよむ

  • 2023-10-25
  • al-Quds al-Arabi紙

国連:フランス政府によるヒジャーブ着用禁止を批難

■国連、フランスがオリンピック大会中に女性アスリートのヒジャーブの着用を禁止することを批判      【パリ:クドゥス・アラビー】      フランスのアメリー・ウデア・カステラスポーツ相は、政教分離の名の下に2024年のパリオリンピック大会に出場する女性アスリートのヒジャーブ着用に関して発言した。それを受けて、国際連合は昨日火曜日、女性が何を着るべきで、何を着るべきではないかを押し付けることに原則的に反対であると改めて表明した。      人権高等弁務官事務所のマルタ・フルタド報道官は、ジュネ 全文をよむ

  • 2023-09-26
  • al-Quds al-Arabi紙

モロッコ:地震の被災地で授業が再開

■地震被災地のモロッコ人学生たちが学校に戻る      【アミミズ(モロッコ):アナトリア通信】      モロッコの地震被災地の多くで月曜日、学校として用意されたテント内で授業が再開された。      授業の場所まで子供に付き添った保護者がいた一方で、自力で向かうことにした学生もいた。      授業が再開した地域には、アミミズ市(マラケシュ南部)、アニ村やタルーダントの村々(南部)が含まれている。      日曜日、アル=ホウズ州の教育局は声明で、「地震被災地の生徒たちが学習を続けられるよう 全文をよむ

  • 2023-09-18
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:学校で顔を覆うニカーブが禁止に(5)

■学校でのニカーブ着用の禁止…髪の覆いは選択的に…教育省は新年度に禁止される内容を決定…専門家ら「(教育省の)決定は適切」      【カイロ:イーマーン・フィクリー】      【ニカーブは義務ではなく、スンナでもない】      アズハル大学のフィクフ、イスラーム法の教授であるアフマド・カリーマ博士は、「教育機関内でのニカーブ禁止についての教育省の決定は適切なものであり、エジプトでその禁止命令が出されるのは非常に遅かった。ニカーブは義務でもスンナでもないが、義務なのは女性が髪の毛を覆うことで 全文をよむ

  • 2023-09-13
  • Al-Ahram紙

エジプト:学校で顔を覆うニカーブが禁止に(4)

【ニカーブの禁止は社会を守るための手段】      保護者らは次のことを理解しなくてはならない。つまりニカーブやヒジャーブの着用は、少女が道徳や宗教を遵守していることを意味しない。むしろ衣服よりも重要なのは、振る舞いや人々との関わりにおいて宗教的・道徳的教育に従うことであり、優れた教育を行うともに少女年齢にふさわしい衣服を着用させることが、あらゆるものから彼女を守る最善の手段である。      【学校や病院でニカーブを禁止した国々】      公共の場やいくつかの機関、特定の場所でニカーブを禁止 全文をよむ

  • 2023-09-13
  • Al-Ahram紙

エジプト:学校で顔を覆うニカーブが禁止に(3)

■学校でのニカーブ着用の禁止…髪の覆いは選択的に…教育省は新年度に禁止される内容を決定…専門家ら「(教育省の)決定は適切」      【カイロ:イーマーン・フィクリー】      【学校でのニカーブ着用禁止の重要性】      教育の専門家であるターミル・シャウキー博士は、「世界中の全ての国には、様々な機関において行動を統制する法律が存在する。そのような法律は、いかなる社会の道徳的、宗教的、社会的な価値観および伝統と矛盾しておらず、道徳や宗教に反しない限り、全員がこうした法律を遵守しなくてはなら 全文をよむ

  • 2023-09-13
  • Al-Ahram紙

エジプト:学校で顔を覆うニカーブが禁止に(2)

■学校でのニカーブ着用の禁止…髪の覆いは選択的に…教育省は新年度に禁止される内容を決定…専門家ら「(教育省の)決定は適切」      【カイロ:イーマーン・フィクリー】      【髪の覆いは選択的】      女子らの髪の覆いに関しては、選択的なものとなる。すなわち女子生徒が自身の希望で選択した覆いで、顔を隠さないもの以外に規定され、こうした規定に反するものは、頭の覆いを表現するいかなるモデルやデザインも認められない。同時に管轄する教育局が指定する色が遵守されることにならび、保護者が娘の選択を 全文をよむ

  • 2023-09-13
  • Al-Ahram紙

エジプト:学校で顔を覆うニカーブが禁止に(1)

■学校でのニカーブ着用の禁止…髪の覆いは選択的に…教育省は新年度に禁止される内容を決定…専門家ら「(教育省の)決定は適切」      【カイロ:イーマーン・フィクリー】      2023年から2024年にかけての新学期が近づくなかで、教育・技術教育省は、今月9月30日から始まることになっている次年度の間、学校内におけるニカーブの着用を禁止すること決定した。同省はまた、教育的取り組みに結びついた目標を継続させ、男女生徒らに対して、教育機関内での規律や秩序に関するルールや法律や規則の尊重を根付かせ 全文をよむ

  • 2023-09-13
  • Al-Ahram紙

レバノン:カッハーラ事件…当日の軍の動きについて投げかけられる疑問(5)

■カッハーラ事件に際するレバノン軍の動きについて、いくつかの質問が投げかけられる      【ベイルート:本紙】      軍はどのように反応するのか?      中東研究センター所長のヒシャーム・ジャービル准将は次のように述べた。「軍は後れをとっておらず、むしろ事件の発生と目下の緊張を知ると、ただちに介入した。しかしカッハーラの曲がり角で起きたことを知ってから、巡察隊の準備をし、介入のために現場に到着するまでには20分から30分といった幾ばくかの時間がかかった。そしてその時、衝突は既に起こって 全文をよむ

  • 2023-08-12
  • Al-Nahar紙

レバノン:カッハーラ事件…当日の軍の動きについて投げかけられる疑問(4)

■カッハーラ事件に際するレバノン軍の動きについて、いくつかの質問が投げかけられる      【ベイルート:本紙】      本紙によるインタビューのなかで、ジュマイイル氏は次のように続けた。「軍は動かなかった。カッハーラの現場でミスが生じたのち、軍はトラックを接収した。しかし軍は、トラックの積載物、出発地、所有者の身元について何も明らかにすることはなかった」。さらに同氏は、軍の介入が遅れた理由とヒズブッラーのトラックの行方について軍に質問を提起するよう促した。      さらにジュマイイル氏は、 全文をよむ

  • 2023-08-12
  • Al-Nahar紙

レバノン:カッハーラ事件…当日の軍の動きについて投げかけられる疑問(3)

■カッハーラ事件に際するレバノン軍の動きについて、いくつかの質問が投げかけられる      【ベイルート:本紙】      レバノン軍は同様に、政治レベルでは実現できないことを負わされることを拒否している。また軍は、政治的なアクションがなされたのち、あるいは国内の政治的方程式が変化したのちに必ず変更が加えられる閣僚声明を常に遵守する存在なのである。またその声明によれば、市民の安全の保護は依然として軍の優先事項のひとつである。      ジュマイイル氏からナハールへ…「犯罪は起こったが、軍は動かな 全文をよむ

  • 2023-08-12
  • Al-Nahar紙

レバノン:カッハーラ事件…当日の軍の動きについて投げかけられる疑問(2)

■カッハーラ事件に際するレバノン軍の動きについて、いくつかの質問が投げかけられる      【ベイルート:本紙】      ここで明確にしておきたいのは、限定的な衝突が発生し、(ヒズブッラーのメディア部門の声明によると)カッハーラ住民側から1人、ヒズブッラー側から1人の犠牲者が生じたとはいえ、軍は国民とヒズブッラー・メンバーらの間の血塗られた衝突は回避したという事実である。      おそらく軍はレバノン人の願望に完全には応えることはできなかったのだろうが、いくつかの例外が生じているとはいえ、依 全文をよむ

  • 2023-08-12
  • Al-Nahar紙

レバノン:カッハーラ事件…当日の軍の動きについて投げかけられる疑問(1)

■カッハーラ事件に際するレバノン軍の動きについて、いくつかの質問が投げかけられる      【ベイルート:本紙】      ベイルート・カッハーラで発生した事件をきっかけに、レバノン軍は広範な批判を受けた。この事件は、「ヒズブッラー」に属する弾薬を積んだトラックが横転し、武力衝突を経て、人々の怒りと反応が巻き起こされるに至るまで、軍のパフォーマンスと犯罪への対処法についてクエスチョンマークをつけることとなった。      こうした流れのなかで、政党「カターイブ」は議員・指導者らの口を介して、軍を 全文をよむ

  • 2023-08-12
  • Al-Nahar紙

エジプト:教員採用試験で一部の人を敬遠(2)

■エジプト..スィースィー大統領が始めた採用試験で過体重の人や妊婦を敬遠したため論争に      【カイロ:本紙】      さらに、議員は次のように続けた。「本決定は憲法違反であるという側面に加えて、過体重の人をことさらに取り上げて体育教師でもないのに敬遠することや、妊婦および最近出産した女性を敬遠することは、以前に教育省が発表した条件や、憲法が保障する家族の紐帯を守るという観点から減給なしに産前産後休業や育児休業を取得する権利を女性に与えた法律に反するものだ。」      同議員は、3万人の 全文をよむ

  • 2023-08-11
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:教員採用試験で一部の人を敬遠(1)

■エジプト..スィースィー大統領が始めた採用試験で過体重の人や妊婦を敬遠したため論争に      【カイロ:本紙】      エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は、教員不足に歯止めをかけ新たな教育システムに貢献するために、同国で年間3万人の教員を任命すると発表した。      しかし、過体重の人や妊婦、出産直後の女性全てがこのイニシアチブで敬遠されていた。このため、エジプト議会の議員の一人が大統領と教育大臣に議会質問を行った。      その議員は次のように述べた。「大臣の決定 全文をよむ

  • 2023-08-11
  • al-Quds al-Arabi紙

シリア:「救済政府」教育省が学校内で遵守が求められる新たなシャリーア規定を発表(3)

■「救済政府」教育省が学校内で遵守が求められる新たなシャリーア規定を発表      【イナブ・バラディー】      「救済政府」のイブラーヒーム・サラーマ元教育大臣が伝えたところによると、同政府が支配する地域の学生数は昨年、全ての教育課程の男女をあわせて約52万人に達した。      サラーマ氏は2022年10月、第1レベル(小学校1年生から4年生まで)に分類される学校が(当時)465校あると述べ、そのうち341校は補助金を受けており、124校は補助金を受けていないと説明した。      さら 全文をよむ

  • 2023-08-07
  • その他紙

シリア:「救済政府」教育省が学校内で遵守が求められる新たなシャリーア規定を発表(2)

■「救済政府」教育省が学校内で遵守が求められる新たなシャリーア規定を発表      【イナブ・バラディー】      「救済政府」はこれまでにも、大学の男子学生らと女子学生らそれぞれに異なる登校日を規定することによって、彼らの分離を強いていた。また一部の大学に関しては、女性向けの学部と男性向けの学部が設置されていることもあった。      「救済政府」の教育省は複数の教育部門のほか、異なる任務にあたっている複数の教育局を監督している。今年5月末からは、ムハンマド・ナズィール・カードリー氏が同省大 全文をよむ

  • 2023-08-07
  • その他紙

シリア:「救済政府」教育省が学校内で遵守が求められる新たなシャリーア規定を発表(1)

■「救済政府」教育省が学校内で遵守が求められる新たなシャリーア規定を発表      【イナブ・バラディー】      イドリブ市で活動する「救済政府」の教育省は、私立の教育機関に向け、複数のシャリーア規定を含み、それらの遵守を求める通達を発布した。      この通達は8月6日(日曜日)に発布され、本サイトによってその信憑性を確認することができた。通達に含まれる7つの条項は次のとおりである。      ・学校の壁に描かれた違法な絵や画像を消去すること。      ・初等教育課程と中等教育課程に属 全文をよむ

  • 2023-08-07
  • その他紙

シリア:ハサカ社会問題労働局が障がい者による発明品の展示会を開催

■ハサカ社会問題労働局が障がい者による発明品を展示      【シリア国営通信:ハサカ】      ハサカ市の文化センターは、ハサカ県にある障がい者発明家協会の会員による発明品の展示会を主催した。      同展示会は文化局および「シリア・ヤマーマ」財団の協力のもと、社会問題労働局が主催したものであり、そこでは産業、農業、建築、機械、技術などの複数の分野に関連するさまざまな種類の発明品が展示された。なお発明者らのなかには、特許を取得している人もいる。      社会問題労働局局長のイブラーヒーム 全文をよむ

  • 2023-07-31
  • その他紙

シリア:シリア開発信託の各チームがラタキア県田園地帯での火災被害に対応

■シリア開発信託の各チームは、ラタキア県の田園地帯で発生した火災の被災世帯のニーズに手を差し伸べ続けている      【シリア国営通信:ラタキア】      シリア開発信託の各チームは4日間連続で、火災が発生した土地に隣接する村々で被害を受けた世帯への対応を続けている。今回支援の対象となったのは、周辺地域で火災が続いたために、予防措置として自宅からの避難を余儀なくされた人々である。      同信託は自身の公式フェイスブックページ上で、「シリア開発信託の各チームは初期段階から、市民団体や政府機関 全文をよむ

  • 2023-07-28
  • その他紙

シリア:ビッル社会福祉協会がイドリブ県の田園地帯で住民らに乳児用粉ミルク缶を配給

■イドリブ県の田園地帯にある解放されたシンジャール市の住民らに乳児用粉ミルクを配給      【シリア国営通信:イドリブ】      「あなたたちの子供たちは私たちの信頼です」というスローガンのもと、イドリブ県のビッル社会福祉協会はシリア開発信託の協力を受けて、生後12か月から36か月までの乳児のために乳児用ミルク缶を提供した。この活動は、テロ組織から解放され、イドリブ県の田園地帯にあるスィンジャール市の住民らを対象としたものであった。      同協会の理事長であるハーリド・トゥルク氏は本紙特 全文をよむ

  • 2023-07-27
  • その他紙

シリア:ユネスコ国内委員会会議で教育、文化、科学の分野における取り組みについて議論(3)

■ユネスコ国内委員会の会議で教育、文化、科学の分野における地域的・国際的な参加の活性化を議論      【シリア国営通信:ダマスカス】      イブラーヒーム氏は、大統領との会合で議論された高等教育評議会の戦略的ビジョン、なかでももっとも顕著なものとして大学受け入れ、教育政策、卒業生の将来像、彼らの分布、労働市場のニーズについて説明した。またユネスコ事務所との地域的・国際的規模でのパートナーシップの重要性を指摘した。一方で、ユネスコ国内委員会事務局長のニダール・ハサン博士は、活動や昨年の計画で 全文をよむ

  • 2023-07-26
  • その他紙

シリア:ユネスコ国内委員会会議で教育、文化、科学の分野における取り組みについて議論(2)

■ユネスコ国内委員会の会議で教育、文化、科学の分野における地域的・国際的な参加の活性化を議論      【シリア国営通信:ダマスカス】      同委員会委員長である教育大臣のダーリム・タッバーア博士は演説のなかで、委員会活動の重要性や、教育、文化、科学の分野における地域的・国際的な参加を活性化させることにならび、それをコミュニティ活動やユネスコが発表した奨学金プログラムやコンテストに若手スタッフが参加する機会の改善に反映させる必要性を強調した。      さらにタッバーア氏は、バッシャール・ア 全文をよむ

  • 2023-07-26
  • その他紙

シリア:ユネスコ国内委員会会議で教育、文化、科学の分野における取り組みについて議論(1)

■ユネスコ国内委員会の会議で教育、文化、科学の分野における地域的・国際的な参加の活性化を議論      【シリア国営通信:ダマスカス】      教育、文化、科学に関連する分野における地域的・国際的な参加の活性化や、これをコミュニティ活動の発展や、国際連合教育科学文化機関「ユネスコ」が発表した奨学金プログラムやコンテストに若手スタッフが参加するための機会の改善に反映させることは、ダマスカスにある教育省の施設内で今日開催された会議を通して、シリア・ユネスコ国内委員会のメンバーが焦点を当てたもっとも 全文をよむ

  • 2023-07-26
  • その他紙

エジプト:独立系人権団体、過去10年間「テロとの戦い」が抑圧の建前になっていたと批判 (2)

さらに、上述の「権限移譲に関する演説での目的は、エジプト近現代史において最も長期間の抑圧政権を築くために、国民の承認を確保するためことだったし、現に何万人もの人権侵害の犠牲者をもたらしている」と付け加えた。      「権限移譲演説」の記念日に、署名団体は「エジプトにおけるテロとの戦いの体制の徹底的な改革の必要性」を訴えた。また、「平和的な野党、メディア、市民社会を標的にすることを停止し、過去10年間にエジプト当局が犯し続けてきた拷問や免責、その他の重大な権利侵害に終止符を打つ」よう求めた。   全文をよむ

  • 2023-07-25
  • al-Quds al-Arabi紙

エジプト:独立系人権団体、過去10年間「テロとの戦い」が抑圧の建前になっていたと批判 (1)

◾️人権団体:シーシー大統領は「テロとの戦い」を抑圧の権限移譲に変えた      【カイロ:本紙】      エジプトの7つの独立系人権団体が昨日、月曜日の声明で述べたように、過去10年間のエジプトは人権に関して最悪の状況だった。      声明に署名した組織の一覧は以下のとおり。「カイロ人権研究所」(Cairo Institute for Human Rights Studies)、「エジプト人権戦線」(The Egyptian Front for Human Rights)、「シナイ人権財団 全文をよむ

  • 2023-07-25
  • al-Quds al-Arabi紙