シリア:シリア全土で犯罪の水準が悪化、5歳の少女でさえ犠牲に

2022年01月29日付 その他 - Snack Syrian.com 紙
■マンビジュ市で5歳の少女がレイプされたのち殺害される、SNS上では大規模な連帯キャンペーン

【スナック・シリアン・ドットコム】

アレッポ県郊外に位置するマンビジュ市を凶悪犯罪が襲った。28日金曜日に発見されていた5歳の少女の遺体を法医学医が検査したところ、彼女がレイプされていたことが判明したのである。

反体制組織「シリア人権監視団」は少女ヤースミーンちゃんの遺体がゴミ箱で発見されたことを明らかにし、彼女がレイプされたのちに自身の親戚の手によって殺害されたと付言した。彼女の遺体はマンビジュ市内のフラート病院に搬送されたという。

この犯罪によって、SNSでは広範な連帯キャンペーンが巻き起こった。SNS利用者らはわずか5歳の少女がさらされた二重の犯罪を糾弾しつつ、犯人を見つけだし、これに対しもっとも厳しい刑罰を下すことを求めた。

昨今、シリアでは全ての都市において暴力の水準が悪化している。特に女性に対する犯罪については、その対象は特定の年代に限られていないように思われ、児童であることでさえレイプ犯や犯罪者に対し犯行を思い留まらせる理由とはなっていない。


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翻訳者:メディア翻訳アラビア語班
記事ID:52349