シリア:アッバース・ヌーリー氏が「バアス党」を批判した2日前の発言について謝罪 (3)

2022年01月30日付 その他 - al-Souria.net 紙

■アッバース・ヌーリー氏が「バアス党」と「軍事政権」を批判した2日前の発言について謝罪

【スーリーヤ・ネット】

ヌーリー氏は、今回のように軍事政権およびバアス党への批判を行う以前にも、1980年代に「(シリア)中央銀行の金を盗んだ」としてリフアト・アサド氏(元副大統領)に対する間接的な言及を行っていた。

その際同氏は次のように述べた。「人々のなかには、『中央銀行にあったものを全て持っていったが世界は沈黙している。我々のもとには素晴らしく有能で天才の弁護士や法曹がおり、 誰も出頭しろと命じる人はいなかった』といった人がいる」。

そしてインタビュアーがヌーリー氏の言葉を訂正しようとすると、同氏は「中央銀行事件」に関して確かな情報は存在しないと述べ、「数々の情報で満たされている」との見解を述べた。

ヌーリー氏の発言は過去2日間で、親政権の民衆グループに属する数々の著名人による批判と非難の嵐を巻き起こした。とはいえアッバース・ヌーリー氏は、かつてアサド大統領に反対するいかなる立場を示してはおらず、シリア政府に迎合するような主旨の発言も幾度となく行ってきた。

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翻訳者:メディア翻訳アラビア語班
記事ID:52397