シリア:女性教師たちが英語で歌っているビデオが拡散され批判の的に(2)

2022年01月31日付 その他 - Snack Syrian.com 紙

■女性教師たちが英語で歌っているビデオが拡散され批判の的に

【スナック・シリアン・ドットコム】

ほとんどの学校で相互的な教育活動がなされておらず、生徒たちのために素晴らしいイニシアチブを発揮した女性教師たちがこのような多量のいじめにさらされたという現状において、今後このような教育を行いたいと考えている教師たちはおそらくそれをやめてしまうだろう。こうしたイニシアチブが「いじめ」の取り組みによって中断させられてしまったのち、教育は一方向的かつルーティン的な通常通りのシステムに戻った。

多くのフォロワーたちは、女性教師たちに対して投げかけられたいじめの数を厳しく批判した。そのなかには次のように述べたアフマドさんがいる。「シリアにおける教師の給与は1足の靴を買うのに十分でないことを知っているだろうか?厳しくもなく、慣れ親しんでもいない方法で子供たちを助けようとする試みは、単にそれ自体が成果である。仮にその内容や手法が誤っていたのだとしても、子供たちを喜ばせようとしている人の心を壊すことから遠く乖離した優しく繊細な忠告というものが存在するだろう」。

ここで我々が留意しておくべきなのは、アラビア語を学ぶ外国人も我々が行う発音と同じようには発音できないという事実である。これは日常会話においても極めて自然なことである。メロディーの観点であれ発声能力の観点であれ、アマチュアの人やプロでない人が歌う歌に関してはどうだろうか。今回女性教師たちがとったイニシアチブは彼女たちにとって苦い経験として終わってしまったが、我々としてはそれを単なる優しい試みとして残していこうではないか。

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翻訳者:メディア翻訳アラビア語班
記事ID:52444