シリア:メーターを使用しないタクシー運転手たち(1)

2022年01月24日付 その他 - Snack Syrian.com 紙

■イフバーリーヤ・チャンネルがタクシーの腐敗をとりあげる:彼らはメーターを使用しない

【スナック・シリアン・ドットコム】

シリアのイフバーリーヤ・チャンネルは、アナウンサーであるルバー・ハジャリーさんが自身の番組「可能の芸術」のプログラムのなかで変装を試みる様子を放映した。そのなかでは、変装した彼女が何人かのタクシー運転手に話しかけ、いくつかの場所に行くための合意を得ようとした。 しかし彼らは、ハジャリーさんがメーター価格の2倍ないしは3倍を支払うことを提示したにもかかわらず、車両修理の高騰やガソリンを購入しなければならないとの名目で、彼女の要望を拒否した(これらの運転手たちは全国的にも強欲な方ではある)。

ハジャリーさんはアサド大学病院とカフルスーサの付近で行われたロケのなかで、何人ものタクシー運転手をとめた。彼女がそのなかの一人に対して、ジャルマーナーまで乗せていくよう頼むと、運転手から1万ポンドを支払うよう提示された。その後彼女はメーターを付けるように頼んだが、運転手は「ガソリン価格が450シリア・ポンドになってからも、メーターに改定は加えられていないため、それは無効である」と答えたのである。

ハジャリーさんが引き止めた他のタクシー運転手については、彼女は彼にルクン・ディーン地区のイブン・アミード(パン店)まで乗せていくように頼んだ。すると運転手は、ハジャリーさんが5,000シリア・ポンドを支払うとした提示を拒否し、代わりに8,000シリア・ポンドを求めた。しかし結局運転手は二人の提示額の間をとって、6,000ポンドでの打診を行った。

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翻訳者:メディア翻訳アラビア語班
記事ID:52532