パレスチナ:青年団体による「私たちの街のゴミ箱」イニシアチブ (4)

2022年02月12日付 al-Quds al-Arabi紙

■ガザ:青年団体は家庭ごみの収集とリサイクルのために「私たちの街のゴミ箱」イニシアチブを始める

【本紙:イスマーイール・アブドゥルハーディー】

ザク―ト氏は、イニシアチブは若者の新たな就業機会の創出を目的としていることを明らかにした。さらに、廃棄物の定期的で継続的な分別体制を設けること、一般廃棄物の安全な管理及び有効利用の方法を実現すること、そして廃棄物の量を最小にまで減らすことも目的とされている。これらはリサイクルできる廃棄物のリサイクルと、リサイクルできない廃棄物の安全な方法による処理を通じて目指される。

また、イニシアチブは複数の実績を残しており、そのうち最も重要なものは廃棄物の分別制度の適用や、様々なメディア上で注目を集めることを通じた住民の分別の重要性に関する意識向上への貢献、そして廃棄物の分別作業を容易にする特別なアプリケーションの開発である。

団体の活動が直面した諸課題について聞かれると、ザクート氏は「家庭ごみの約50%が生物分解性廃棄物(生ごみ類)であり、その廃棄物を再利用する際に色々な課題に直面していた点で団体のメンバーは不運であった。ガザ地区にはそれらを処理できる大規模施設など無いという状況であった」と答えた。

そして同氏は以下のように付言した。イニシアチブは様々な関連機関からの支援をまだ必要としている。例えば、生物分解性廃棄物については、肥料製造の際に廃棄物を利用するうえで、施設や関係者への政府の支援が必要である。一方で、類似製品の輸入を停止する必要もあり、これにより経済が活性化して、私たちは全ての廃棄物を利用することができるようになる。


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:中鉢夏輝
記事ID:52611