アタテュルクの悲恋、映画化

2022年02月22日付 Hurriyet 紙

ムスタファ・ケマル・アタテュルクとブルガリア人女性ディミトリナとの悲恋が映画化される。

ムスタファ・ケマルは、30代初めのまだ若い将校だった頃、ソフィア駐在武官に任命された。ここで彼は、スティルヤン・コヴァチェフ将軍の娘、ディミトリナと知り合うことになる。二人は互いに惹かれ合い、ディミトリナはアタテュルクのプロポーズを喜んで受け入れた。しかし、この大恋愛は結婚に至ることはなかった。アタテュルクが後年、「駐在武官だった頃、私はある女性を愛したが、彼女の家族の反対で叶わなかった。若かりし頃の思い出はソフィアに置いてきた。」と述べた。この恋愛が、この度『ディミトリナ』というタイトルで映画化されることとなった。

■2023年10月27日に公開

『ディミトリナ』の撮影は、映画『ディルベル・アイ』の共同制作会社の一つであるフィクリ・ハーリカ・プロダクションが行う。撮影開始は秋、映画公開日は 2023年10月27日に予定されている。フィクリ・ハーリカ・プロダクション設立者のオズギュル・タリは、このプロジェクトに関し、「我々はたいへん大きな責任を負っていることを自覚している。我々のアタテュルクにふさわしい映画に仕上げようと思う」と言った。


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翻訳者:金子萌
記事ID:52646