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ヒット件数: 200件

エルズルムの55番名の地理的表示保護産品、トルトゥーム果実固形ペースト

トルコで地理的指定特産品の様々な種類の中でガズィアンテプとコンヤに次いで最も多くの産品ををもつエルズルムでトルトゥーム果実固形ペーストもトルコ特許庁により登録された。      トルトゥーム市によって2022年に特産商標を得るためにトルコ特許協会に申請されたトルトゥーム果実固形ペーストは、エルズルムの55番目の地理的指定特産品となった。エルズルム・トルトゥーム産の西洋サンシュユ(kızılcık)が厳選されジャム状にされる。そのあとこのジャム状のものはシート状の形で引き延ばされ乾燥させられ、酸味 全文をよむ

  • 2024-04-19
  • Cumhuriyet紙

環境保全技術者委員会、ローマ都市イディロスの保全に危機感

昨今行われている木の伐採で注目を集めるイディロス古代都市地域で建設が予定されているホテルに関し、環境保全技術者委員会のアンタルヤ支部から警告が届いた。      環境保全技術者委員会のアンタルヤ支部は、ケメル・アユシュウ海岸近くの地域のホテル建設計画が自然破壊、生態系の喪失、古代都市の遺跡の破壊、歴史的遺物の密輸の原因になりうると指摘した。      環境保全技術者たちは、ホテル建設計画に伴う環境への影響評価報告書が、発掘で発見された歴史的遺物や、地域の現在の自然状況をきちんと配慮しないまま用意 全文をよむ

  • 2024-04-18
  • Cumhuriyet紙

トルコ、鉄道の旅はいかが?

トルコのユニークな地理環境を体験するための最も楽しい方法の一つは間違いなく、鉄道の旅である。自然の美しさや彩りにあふれた風景とともに旅し、歴史的、文化的な豊かさを体感するため、完璧な機会である。      トルコの素晴らしい自然の美を体験するために最も良い手段の一つは間違いなく鉄道で旅をすることだ。鉄道路線は国内のあらゆる場所の息を呑むような風景に出会うため、完璧な選択肢である。歴史的な町を訪れたい人も、山々や平原の美しさを探検したい人も、トルコの最高の鉄道路線はあらゆる好みに応える。トルコの鉄 全文をよむ

  • 2024-04-17
  • Cumhuriyet紙

ベイオール区、カラキョイ海岸を市民に開放

ベイオール区は、カラキョイ海岸で同所の市民利用を制限する原因となっていたプレハブの警備室と海岸区域を囲っていた柵を撤去した。      ベイオール区でカラキョイ海岸として知られるケマンケシュ地区に位置するトルコ海運社の波止場にコンクリートが流し込まれ、一般の利用場所が制限され、歩行者の流れが妨げられており、またこの場所で船の停泊が行われていたことが判明した。市民たちが歩行区域制限の実施に対して反対したことを受け、波止場に赴いた区当局は海岸にあった警備室を撤去した。      区当局は都市美学と海 全文をよむ

  • 2024-04-17
  • Cumhuriyet紙

カルスの歴史的民家、崩壊の危機

カルスの最も歴史ある建物の一つであるアフメト・テヴフィク・パシャ邸宅は日に日に崩れている。心痛む状態にある歴史的邸宅が誰の所有物であるかもわかっていない。      カルス城のすそ、歴史的な石橋やハマムが保存されている地域に所在する、19世紀に建てられたアフメト・テヴフィク・パシャ邸宅は、修繕を受けず放置されていることで崩壊に向かっている。      内部は盗掘者によって漁られ、窓、扉、壁の一部が崩れた歴史的な邸宅は、誰の所有物かわかっていない。何の保護もされていない邸宅は、人々の目の前で崩壊し 全文をよむ

  • 2024-04-13
  • Cumhuriyet紙

キャプテン翼、43年の旅を終える

日本の漫画シリーズ「キャプテン翼」が、作者高橋陽一の引退発表とともに43年間の連載を終えた。      共同通信社の報道によると、「キャプテン翼」の作者で63歳の高橋陽一は引退する一方、創作活動は続行すると発表した。      「絵を描くことやストーリーを考えることはまだ好きです。」と述べた高橋氏は、「キャプテン翼」の主人公について、物語の構想を練っていくと説明した。      公共放送局のNHKは、国際的に広く親しまれる漫画シリーズが43年に渡り50ヶ国以上で累計9000万部を超える販売を遂げ 全文をよむ

  • 2024-04-07
  • Cumhuriyet紙

ビザンツ時代教会跡新整備、観光に開放へ―カイセリ

ようやく新整備されたエルデムリ峡谷が観光客らを待ち受けている。      [カイセリ県]イェシリヒサル郡のエルデムリ地区の境界付近で、エルジェス山が活火山だったときに噴火した溶岩流が地表を浸食して生成された深い峡谷状の谷は、ビザンツ時代の何十もの洞窟教会と構造物を保っている。      市中心部へ65kmの場所に位置する、10kmの全長を持つエルデムリ峡谷の特徴的な構造物には、宮殿修道院教会、聖エウスタティオス教会、聖ニコラウス教会と礼拝堂、ミカエル教会、十二使徒教会、四十人殉教者教会、単身廊教 全文をよむ

  • 2024-03-20
  • Cumhuriyet紙

「そこはあんたの実家じゃない」イスハク・パシャ宮でビデオクリップ撮影のヒクメト・エラスランに非難殺到

歴史的なイスハク・パシャ宮殿において、Mr. Dosso Dossi という変名を持つ実業家のヒクメト・エラスラン氏は、DJブース、スモークマシーン、そしてスピーカーを設置し、レーザー光線、花火、紙吹雪を使ったクリップ映像を撮影した。2分29秒にもなるクリップ映像は、精神的価値を軽視していることや歴史的建造物がダメージを受けているとの議論を巻き起こした。      アール県ドウべヤズトで実業家のヒクメト・エラスラン氏がUNESCOの世界遺産暫定リストに掲載されているイスハク・パシャ宮殿にて撮影し 全文をよむ

  • 2024-03-06
  • Hurriyet紙

「トルコ人初の宇宙飛行士」として日本人をだました男の話

偽医者から偽学生まで、多くの職業が詐称されてきた。しかし、宇宙飛行士の嘘に関しては誰も聞くことがなかった。セルカン・アヌルルのストーリーを知るまでは。全世界を、特に日本人を「トルコ人初の宇宙飛行士」と言って欺いたセルカン・アヌルルは、真実が判明すると姿を消した。      編集:べテュル・ヤセミン・ケスキン/Milliyet.com.tr   ソーシャルメディアは、想像上の人格が現実であるかの如く存在し続けられる領域だ。ある人が自分の身元を明らかにして投稿する一方、ある人は異なるユーザーネームで 全文をよむ

  • 2024-03-01
  • Milliyet紙

作家フリューザン、死去

トルコ文学の重要人物、フリューザンさんが世を去った。      現代トルコ文学の重要人物で作家のフリューザンさんが2月11日、85歳で亡くなった。葬儀には家族と親しい人々が参列し、名作家はズィンジルリクユ墓地に埋葬された。   葬儀で挨拶した娘のアスル・セルチュクさんは「母は私の母であった以外に、トルコや世界文学で最も愛された作家の一人で、物語作家、小説家で詩人でした。映画に興味があって監督を務め、『私の映画』という作品を撮影して脚本を執筆しました。『夜のもう一つの顔』でも監修を務めました。(映 全文をよむ

  • 2024-02-17
  • Cumhuriyet紙

アヤソフィアをめぐり有識者会議

アヤソフィア・モスクのプロジェクトと実施に関して科学委員会は会合を開いた。      ワクフ総局のSNSアカウントによると、会合では同モスクで続いている修復工事及び観光客向け通路につき実施された暫定的な運用について意見交換が実施された。      会合にはUNESCO常任代表大使ギュルヌル・アイベト氏、ワクフ総局副局長ハイルッラ・チェレビ氏、UNESCOトルコ国民委員会(UTMK)専門委員会委員長ネヴラ・エルテュルク氏、UTMK専門委員会メンバーのゼイネップ・アクトゥレ氏、イスタンブル用地活用総 全文をよむ

  • 2024-02-10
  • Cumhuriyet紙

トルコ人初の宇宙飛行士ゲゼルアヴジュ、地球へ帰還へ

トルコ初の宇宙飛行士であるアルペル・ゲゼルアヴジュ氏を地球に運ぶクルードラゴンは、国際宇宙ステーションから17時20分に離れた。クルードラゴンは48時間後にフロリダ沖に到着すると予想される。      トルコ初の宇宙飛行士であるアルペル・ゲゼルアヴジュ氏を含む4人が行う「アクシオム・ミッション3」が終了した。国際宇宙ステーションに1月20日にドッキングしたゲゼルアヴジュ氏と3名のメンバーは、本日、地球に帰還するため国際宇宙ステーションを離れた。国際宇宙ステーションで14日間にわたって13もの科学 全文をよむ

  • 2024-02-07
  • Hurriyet紙

アヤソフィア上階への回廊で文化破壊

アヤソフィアの上階歩廊部分の階段と廊下で石材が剥がされ、ラミネートフローリング材が張られているとの申立てに対して、文化観光省当局は以下の情報を発表した。「階段とスロープは損傷したり摩耗したため、保護措置がとられた。大理石の床は滑りやすいため、取り外しできる木材のカバーが使われた。」      数百年の歴史をもつアヤソフィア・モスクは文化観光省によって修復されている。この修復チームには専門家のゼイネプ・アフンバイ教授、建築家のジャン・ビナン教授、建築家のハサン・フラト・ディケル教授、イフサン・サル 全文をよむ

  • 2024-01-20
  • Hurriyet紙

トルコ人初の宇宙飛行士ゲゼラヴジュさん「訓練は大変ではなかった」

F-16のパイロットであるアルペル・ゲゼラヴジュ氏は、トルコの科学戦略のため、宇宙に行く。21年間、空軍で重要な任務と成果を果たしてきたゲゼラヴジュ氏の新たな任務先は、国際宇宙ステーションである。彼を宇宙に運ぶロケットは1月18日から19日にかけての夜間に打ち上げられる。CNNTürkのハスレット・カヤ記者はアルペル・ゲゼラヴジュ氏に歴史的任務を前に取材を行い、注目される点について質問した。      トルコで最初の宇宙飛行士となるアルペル・ゲゼラヴジュ氏の宇宙への旅路が始まるまであと数時間とな 全文をよむ

  • 2024-01-17
  • Hurriyet紙

高等教育機構、AI関連授業を大学カリキュラムに追加

高等教育機構(YÖK)は、情報通信技術局(BTK)が提供する人工知能とデジタル技術のコースが大学のカリキュラムに追加されると発表した。      高等教育機構の声明によると、「トルコが戦略的分野で必要とする有能な人的資本を育成し、大学とセクターの協力を発展させるために、BTKアカデミーのコースコンテンツの使用に関する協力議定書がYÖKとBTKの間で署名される。1月16日(火)に高等教育機構で署名される議定書に従い、BTKアカデミーが提供する人工知能とデジタル技術に関するコースを大学のカリキュラム 全文をよむ

  • 2024-01-11
  • Cumhuriyet紙

大学入学資格獲得者のうち、50万人以上が大学希望登録せず

ユスフ・テキン国家教育相はCHPマニサ選出国会議員であるベキル・バシェヴィルゲン議員の国会質問に回答した。テキン教育相はトルコ共和国建国100周年にあたる2023年には学生15万7576人が大学入学の権利を得たにも関わらず(大学希望)登録を行えず、登録をしなかった学生は直近5年間で51万8549人に上ったと述べた。直近5年で学校をやめた学生の数は26万8714人になったと明かした。      CHPマニサ選出国会議員であるベキル・バシェヴィルゲン議員は大学入学資格を得たにも関わらず登録を行えなか 全文をよむ

  • 2024-01-06
  • Cumhuriyet紙

ストラトニケイアの2発見、2023世界の十大考古学発見の1つに

文化観光省の後援でパムッカレ大学の人類・社会学部考古学学科の教員ビラル・ソーウト教授を筆頭に実施されたストラトニケイア古代都市発掘作業における2つの発見は、2023年の十大考古学発見の一つとなった。      パムッカレ大学人類・社会学学部考古学学科の教員ビラル・ソーウト教授の指導下でストラトニケイア古代都市において実施された発掘作業で重要な発見が得られた。      文化観光省の後援で行われた発掘作業が、2023年の十大考古学発見の一つとなったことがわかった。      ■2つの重要な発見は次 全文をよむ

  • 2024-01-05
  • Cumhuriyet紙

今年の「一番」は?

ゆく年に別れを告げるまで残り数時間となり、2023年のいろいろな「ベスト」が発表された。   オプティマル研究所が発表した調査結果によれば、2023年のベスト討論番組はCNNトルコで放送された「Tarafsız Bölge(訳:ニュートラルゾーン)」。ベスト・ウェイとしては国産車メーカーTOGGが選ばれ、(2023年にこの世を去った人物として)ミュージシャンのオズカン・ウールの死が最も惜しまれた。      ヒルミ・ダシュデミル氏が経営するオプティマル研究所が「2023年の年間ベスト」調査結果を 全文をよむ

  • 2023-12-31
  • Hurriyet紙

トルコ発のスマホゲーム、利益世界一!

トルコ初のゲームが、世界で一番高い利益を得たゲームとなった       トルコ初のユニコーン企業(10億ドルの評価額に達した会社)である技術企画企業のドリームゲームズが開発した「ロイヤルマッチ」というゲームが、全世界で最も利益を得たスマホゲームとなった。    産業技術省の書面による声明によると、トルコのゲーム会社のドリームゲームズは世界のほかのライバル社と差をつけ、2023年には収入を2倍にした。    AppleとGoogleのアプリストアで、支出を報告するData.ai調査会社のデータによ 全文をよむ

  • 2023-12-31
  • Cumhuriyet紙

文化観光相「ハタイ考古学博物館、開館は2025年に」

メフメト・ヌリ・エルソイ文化観光相は、ハタイで調査を行った。エルソイ文化観光相は、地震に襲われたハタイ県のアンタキヤで再建された歴史的建築群に関しても重要な宣言を行った。詳細は以下の通り。      メフメト・ヌリ・エルソイ文化観光相は、地震に見舞われたハタイ県アンタキヤで再建された歴史的建築群の調査を行った。エルソイ文化観光相は、「考古学博物館は2025年の開館を目標としています。近々詳細を共有します。」と話した。   メフメト・ヌリ・エルソイ文化観光相は、視察のためにハタイへ赴いた。エルソイ 全文をよむ

  • 2023-12-28
  • Hurriyet紙

イスタンブルの秘宝:カラキョイにあるロシア正教会

カラキョイで19世紀にロシア人巡礼者の宿泊のために作られた商館(han)の屋根に建設された教会は、地域の国際的豊かな情景に色を添えた。日曜日と宗教的祝祭日に信徒達を集わせていたロシア正教会は、さらに好奇心のある人も訪問可能である。      イスタンブルで1800年代の終わりにエルサレムに巡礼に行き、旅行をするロシア人を泊めるために作られた商館の屋根に建設された「屋根の教会」は今日も礼拝を望む人々に対して扉を開いている。      幾多の時代にわたって多くの名称で記憶されてきたイスタンブルは、ロ 全文をよむ

  • 2023-12-24
  • Cumhuriyet紙

バッハのコンサート開催

イシュ・サナト・ホールの舞台でバッハの夕べを味わう   イシュ・サナトの聴衆は、グラミー賞を受賞したドイツの弦楽団コンチェルト・ケルンの伴奏で、有名なイタリア人のヴァイオリンの巨匠ジュリアーノ・カルミニョーラが、ヨハン・セバスチャン・バッハの協奏曲をいかに素晴らしく解釈し演奏できるかを目の当たりにした。      コンサートで三曲のバッハのヴァイオリン協奏曲を演奏したカルミニョーラは、アンコールとしてバッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲を、弦楽団の第一ヴァイオリン奏者とともに演奏した。弦楽団 全文をよむ

  • 2023-12-18
  • Cumhuriyet紙

図書館改革の時代

文化観光省ラミ図書館とマルマラ大学の協働で進められている「図書館改革」プロジェクト(İKÜP)のプロモーションが行われた。「ビブリオセラピー」を中心に据えた同プロジェクトは、本が人の精神と健康に良い作用をもたらすことに着目している。      図書館に改築された元のラミ兵舎で開かれたプロジェクトのプロモーションには、マルマラ大学学長ムスタファ・クルト教授、図書館局メフメト・デミル副局長、ラミ図書館アリ・チェリク館長に加え、プロジェクトを担う学者らと来賓が参加した。クルト学長は、プロジェクトに参加 全文をよむ

  • 2023-12-15
  • Hurriyet紙

新たな列車の旅「湖エクスプレス」

交通・インフラ省は、夜間にイズミル―ウスパルタ間を運行する「湖エクスプレス」に加え、日中の新しい列車サービスを導入すると発表した。同省はまた、カルス―エルズルム―カルス間の観光地を走る列車が運行を開始することを明らかにした。       省が発表した文書で、イズミルとウスパルタを結ぶ現在の湖エクスプレスは夜間のみの運行であり、市民の要望を受けて日中運行する新しい列車サービスが導入されることが報告された。1993年以来、湖エクスプレスはイズミル、アイドゥン、デニズリ、ブルドゥル、ウスパルタの各県 全文をよむ

  • 2023-12-13
  • Hurriyet紙

イスタンブルのシンボル・テルジュマンビル、49年で解体

ゼイティンブルヌのロンドン・アスファルトに建つ、築49年のテルジュマン新聞社ビルが地震のリスクにより解体された。コンクリートブロックが翼を広げるように空中に浮かぶT字のビルが取り壊された後、ソーシャルメディア上では「まちの思い出だった」というコメントが寄せられた。      イスタンブルのE-5路線の乗客は必ず目にしていたゼイティンブルヌの旧テルジュマン新聞社ビルが、地震のリスクによる警告を受けて取り壊された。      ■デザインはコンペで      テルジュマン新聞社ビル建設計画は、新聞社の 全文をよむ

  • 2023-12-10
  • Hurriyet紙

「博士号、売ります」、政治家も利用

ソーシャルメディアには「政界に進出しようとする皆さん、短期間で博士号をとりましょう」といった広告があふれ、4万9000トルコリラ(245,000円)で学位や博士号が販売されている。      ソーシャルメディアは、学位や博士号といった称号の広告で溢れている。特にトルコ国内で有効性がなく、トルコ高等教育評議会 (YÖK) にも認可されていない卒業証書が販売されている。      BirGün紙のイスマイル・アル記者の記事によれば、ソーシャルメディアで掲載されているような広告には「国際的な大学を卒業 全文をよむ

  • 2023-12-03
  • Cumhuriyet紙

ガラタ塔、レストレーション

ガラタ塔において11月1日から始まった修復工事が続いている。訪問者に展望台が閉鎖される工事に関した情報を提供したイスタンブル復元・文化財局の高等建築家であり修復の専門家であるネブヒズ・デニズ・コユカン氏は「銅製の尖塔を4つに分けて下に下ろします。この保存は特別に準備された場所、温度において行われ、金箔細工によって100冊近くの金箔を使用し、10から12メートルの表面を全て覆います。尖塔は270キロもの重さがあり、解体後により詳しい重量がわかるでしょう。」と述べた。      1349年に建設され 全文をよむ

  • 2023-11-22
  • Hurriyet紙

高等教育機構、欧米大学と協働する大学を支援

高等教育機構(YÖK)のエロル・オズヴァル理事長は、「我々は、教育・研究のあらゆる分野において欧州の大学と協力しようとする我が国の大学を支援し、奨励する」と述べた。      YÖKのオズヴァル理事長は、自身を訪ねた欧州大学協会(EUA)のジョセフ・ガレル会長及びアマンダ・クロウフット事務局長とアンカラで会談した。      YÖKで行われた会談では、欧州の大学とトルコの高等教育機関の間で、科学的及び技術的研究分野において協力を強化することが決定された。      オズヴァル理事長は、トルコは大 全文をよむ

  • 2023-11-08
  • Milliyet紙

カフラマンマラシュの洞窟遺跡、12000年目の墓所発見か?

ディレクリ洞窟で2007年から現在まで継続されている発掘で3つの墓所が発見された。発掘リーダーのジェヴデト・メリヒ・エレッキ准教授は「この時代にはまだ定住生活はありませんでした。ディレクリ洞窟の居住者達はここでは周期的に毎年来て居住して生活をしていました。」と話した。      カフラマンマラシュ県に位置するディレクリ洞窟で行われた発掘においておおよそ1万2千年前につくられたと推測される墓所が見つかった。      発掘リーダーであり、アンカラ・ハジュバイラムヴェリ大学考古学科教員のジェヴデト・ 全文をよむ

  • 2023-10-22
  • Cumhuriyet紙

ロシア、ジョージ・ソロスの大学の活動を禁止

ロシア検察庁は、ビジネスマンのジョージ・ソロス氏が設立した大学の同国内における活動を禁止した。      ロシアで、ジョージ・ソロス氏が設立した中央ヨーロッパ大学の活動が停止された。      検察庁の発表によると、オーストリアにある同大学国際メディアセミナーでロシアの立場に反する内容の授業が行われているということだ。      発表の中では、同大学は公式には旧ソ連の中央・東ヨーロッパ諸国で「開かれた社会と民主主義」の価値を支えることを目標として明記していると強調され、同大学の財務はソロス氏が管 全文をよむ

  • 2023-10-20
  • Cumhuriyet紙

マルディン郷土料理ウロク、登録商標に

マルディンの伝統料理「ウロク」が、トルコ特許及び商標協会によって、登録商標となった。      マルディン・アルトゥクル大学は、マルディンに代々伝わる伝統料理の保護、発展及び世界規模で知名度を上げる目的で重要な企画に着手している。      この活動は、「古マルディン料理の知名度を上げようプロジェクト」と名付けられ、活動の一環としては、郷土料理とされるものの商標登録を行うことが挙げられている。      会見において、イブラヒム・オズジョシャル学長は、以前にアルジエ及びフルキエ等の郷土料理が商標 全文をよむ

  • 2023-10-07
  • Cumhuriyet紙

メリチ元在日トルコ大使に、旭日重光章

日本大使館は、トルコの元駐日大使であるアフメト・ビュレント・メリチ氏へ、両国間の関係強化に果たした貢献を理由に「旭日重光章」を贈呈した。メリチ氏は「親愛なる日本国民に心から感謝の意を表する。」と述べた。      日本政府は、元駐日トルコ大使であるアフメト・ビュレント・メリチ氏を両国間の関係の強化と相互影響の促進に貢献したことを讃え「旭日重光章」でもって表彰すると決定した。これにより、メリチ氏の栄誉に対しアンカラの日本大使館で授与式が行われた。授与式には勝亦孝彦駐トルコ日本大使、在外公館職員、来 全文をよむ

  • 2023-10-07
  • Milliyet紙

イズミルで7700年前の「人形」出土

イズミルのケマルパシャ郡ウルジャク遺跡における発掘調査で、7700年前の人形が三体発見された。発掘責任者のオズレム・チェヴィク教授は、「二体の人形は同じ装いをしているため、ペアであると考えている。帽子を被り、尖った鼻を持つ。」と発言した。      文化観光省、イズミル広域市、ケマルパシャ自治体、ケマルパシャ集約産業地区の後援を受け、8850年前から存在し、イズミルの最古の集落であるウルジャク遺跡での発掘調査が継続している。      トラキア大学文学部先史学・西南アジア考古学科のオズレム・チェ 全文をよむ

  • 2023-10-05
  • Cumhuriyet紙

エルドアン大統領、航空大学長にアラブ文学者を任命

AKP(公正発展党)所属のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、アラビア語・アラブ文学の専門家であるラフミ・エル教授を、航空分野の専門教育を行うトルコ航空大学校の学長に任命した。      AKP所属のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、7つの大学の学長を任命した。官報の発表によると、アルトゥンバシュ大学の学長にはチャール・エルハン教授、アトゥルム大学の学長にはセルカン・エルユルマズ教授、バフチェシェヒル大学の学長にはエスラ・ハティポール教授、イスタンブル文化大学の学長にはファディメ・ユク 全文をよむ

  • 2023-09-15
  • Cumhuriyet紙

19年前にディヤルバクルで盗難のタイル136片、発見

ディヤルバクルを象徴する遺産の一つであるアリ・パシャ・モスクから、2004年に盗まれた136片の歴史あるタイルが戻ってきた。      16世紀にマムルーク朝様式で作られたことがわかった。タイルはワクフ総局が収容した後に、修復が続くディヤルバクル・アリ・パシャ・モスクに再び取り付けられると思われる。      ■「タイルはディヤルバクルで作られた」      タイルはオスマン朝のイズニックやキュタヒヤのタイルとは違い、マムルーク朝様式でディヤルバクル地域において作られたと考えられている。     全文をよむ

  • 2023-09-08
  • Hurriyet紙

トルコ、大英博物館に盗品の返還要求

トルコ文化観光省文化財・博物館総局密輸対策局局長のゼイネプ・ボズ氏は、2000点あまりの収蔵品が30年間に渡って盗難されていると判明したロンドンの大英博物館には、アナトリアから持ち込まれたと見られる重要な収蔵品があると話した。ボズ氏は、作品の状態について把握するために、同博物館に書簡で問い合わせ、併せて返還要求をしていることを明らかにした。      ■「適切に保管している」とのコメントにショック      文化観光省文化財・博物館総局密輸対策局局長のゼイネプ・ボズ氏は、大英博物館で起きた盗難事 全文をよむ

  • 2023-09-06
  • Cumhuriyet紙

新学期に向け、1億9200万冊の教科書・教材、配布終わる

国民教育省により、2023-2024年度向けの1億9200万冊の教科書・教材が各学校に配付された。      国民教育省は、2003年から始まった教科書の無料配布に加え、2022-2023年度以降、生徒への補助教材の無料配布も開始した。      9月11日から始まる新年度を前に、同省により準備された教科書が各学校へ送られた。チャンカヤ区のアイテン・シャバン・ディリ小学校では、教科書や教材が並べられた。教育省の情報によると、生徒たちへ2003年から2022年までの間に39億4600万冊の教科書が 全文をよむ

  • 2023-09-01
  • Milliyet紙

デブリイー大モスク、修復へ一時閉鎖

シヴァスのディヴリーイ郡にある、世界で比類のないディヴリーイ大モスクと療養院が、修復工事のため、しばらくの間完全立ち入り禁止となった。      シヴァスのディヴリーイ郡に所在し、メンギュジェック侯国時代の1229年にアフメト・シャーと妻のメリケ・トゥラン・メレクによってつくられたディヴリーイ大モスクは、多くの特徴で驚嘆させている。      UNESCOによってトルコで保護された最初の作品であるディヴリーイ大モスクと療養院は、独特な建築的特徴で普請頭が作った唯一の作品として知られている。   全文をよむ

  • 2023-08-22
  • Cumhuriyet紙

イスタンブルの最高級チーキョフテ屋

私はイスタンブルのカラキョイにオープンした「高級チーキョフテ屋」、オセス・グルメに行った。大理石の上で、たたいた肉から作った、古典的なチーキョフテとともに、様々な調理法で作られた料理を味わった。トルコの味を生かしたいと思っているレストランの装飾もかなり魅力的だ。      ヴェダト・ミロルの「イスタンブルにチーキョフテがない、すべて不毛だ」という言葉の反響が続くなか、トルコのチーキョフテチェーンのオセスが、カラキョイにオープンした「オセス・グルメ」をもって市場に乗り出した。そこは巷の典型的な「チ 全文をよむ

  • 2023-08-20
  • Hurriyet紙

ディズニープラス、今度はソルトベイのドキュメンタリーを配信

アタチュルクのドラマを放送しないとの決定が原因で批判の的となっているディズニープラスが、ソーシャルメディアの奇才であるヌスレト・ギョクチェ氏の人生をドキュメンタリー映画化すると発表された。      有名な俳優のアラス・ブルト・イイネムリ氏が主演を務めるはずであったドラマ「アタチュルク」がディズニープラスによって中止された。大きな反響を呼んだ同サービスに登録している多くの人々は登録を解除した。      T24紙のニュースによると、ソルトベイを流行させた有名な肉屋でありソーシャルメディアの奇才、 全文をよむ

  • 2023-08-16
  • Cumhuriyet紙

ギリシャ正教総主教、スメラ修道院での儀式への反対に対し反論

ギリシャ正教コンスタンティノープル総主教座のバルトロメオス総主教は新福祉党イスタンブル選出議員のドアン・ベキン議員がスメラ修道院での儀式の実施に反対しながら「ローザンヌ条約に違反する可能性がある」と発言したことに反発した。      バルトロメオス総主教はトルコ当局が8月15日にトラブゾンのスメラ修道院で「神聖な儀式」を行うための許可書を総主教座に未だ送付していないと述べた。   同総主教は「現在まで書面での許可を受け取れず、口頭での連絡があったのみだ。我々はこれに対して告知し、儀式は今年スメラ 全文をよむ

  • 2023-08-13
  • Cumhuriyet紙

ウクライナ戦争を理解するための本

東欧において何年も前から続いていた米ロ間の緊張が、昨年、激しい戦争に変わった。トルコのすぐ隣で続き、私たちに、そして国際社会にも影響を及ぼしたこの戦争は、二つの側面がある。ある側面ではこの戦争はロシアとウクライナといった2つの主権国家の間で行われている。しかし、別の側面ではこの戦争はロシアと西側諸国の間の戦争だ。近くから見れば、ウクライナが西側諸国の武器を手にしていること、兵士が西側諸国で訓練されていること、さらに西側諸国が戦争の早期終結に公然と反対していることがわかる。そのため、ウクライナでの 全文をよむ

  • 2023-08-11
  • Hurriyet紙

ボドルムでバレー・フェスティバルはじまる

第20回国際ボドルム・バレエ・フェスティバルが、アンカラ国立オペラ・バレエ団によって上演された「ハレム」というバレエで始まった。      文化観光省国立オペラ・バレエ総局によって、ボドルム城の北堀で準備されていたフェスティバルの開幕が行われた。      メリフ・チメンジレルが監督し、美術と衣装をアレクサンダー・ヴァシリエフが、照明デザインをタフシン・チェティンが担当した二幕からなる「ハレム」というバレエは、クドゥム(小太鼓)、ネイ(葦笛)、バイオリン、カーヌーン(撥弦楽器)、ピアノの伴奏とと 全文をよむ

  • 2023-08-06
  • Cumhuriyet紙

ハンデ・イェネルのコンサート、AKP市長は中止、CHP市長は招致

公正発展党(AKP)派のバルケスィル広域市が7月9日に開催される予定だったハンデ・イェネルのコンサートを中止した後、共和人民党(CHP)派のブルハニイェ市から目を引く声明が発表された。アリ・ケマル・デヴェジレル・ブルハニイェ市長は、8月19日にハンデ・イェネルのコンサートを開催すると発表した。      AKP派のバルケスィル広域市は、ブルハニイェ市で行われるアロマテラピーフェスティバルの一環として、7月9日にハンデ・イェネルのコンサートを開催する予定だった。しかし、コンサートの数日前にトルコ青 全文をよむ

  • 2023-07-23
  • Cumhuriyet紙

18歳~25歳の若者の博物館カード、無料に

オスマン・アシュクン・バク青年スポーツ省大臣は、18歳から25歳までの全ての若者に対し、無料の「GNSミュージアムパス」を配布すると公表した。      ▪18歳から25歳までの若者に無料のミュージアムパスを配布      若者を対象とした無料のミュージアムパスの運用が再開された。青年スポーツ省のオスマン・アシュクン・バク大臣は、18歳から25歳までの全ての若者に向け、博物館や遺跡に無料で入場可能な「GNSミュージアムパス」プロジェクトの運用を開始すると発表した。      バク大臣は、18歳か 全文をよむ

  • 2023-07-13
  • Hurriyet紙

マズハル・フアト・オトカン(MFÖ)のオズカン死去

音楽グループMFÖ(マズハル・フアト・オズカン)グループのメンバーである有名なアーティスト、オズカン・ウウル氏の死は、トルコを悲しみで締め付けた。MFÖグループのメンバーであるマズハル・アランソン氏は、出演した生放送の中で泣いて何も話せなかった。      有名なミュージシャンで映画俳優であるオズカン・ウウル氏は、治療を受けていた病院で69歳で亡くなった。有名なアーティストの死はファンを悲しみで締め付けた。      MFÖグループのメンバーの一人であるマズハル・アランソン氏は、オズカン・ウウル 全文をよむ

  • 2023-07-09
  • Cumhuriyet紙

トルコ、ローマ帝国セウェルス帝像の頭部の返還要求

トルコは3月にアメリカが返却したセプティミウス・セウェルス帝像の失われた頭部をコペンハーゲンに返還するよう求めている。      トルコはデンマークの首都、コペンハーゲンに所在する博物館で展示されている、西暦145年から211年まで生きたローマ帝国のセプティミウス・セウェルス帝像の頭部を返還するよう要求している。ニューヨークのメトロポリタン美術館に個人コレクションの一部として貸し出されたローマ皇帝像が3月に頭部を破損した状態でトルコに返還された。この像は1960年代に行われた違法な発掘調査でボル 全文をよむ

  • 2023-07-05
  • Hurriyet紙

オスマン朝「デリ」の伝統行事、ブルサで―動物の毛皮や皮のコスチューム

ブルサのムスタファケマルパシャ郡で、犠牲祭で屠殺された動物の部位から作られた衣装を身に纏った人々によるユニークな光景が見られた。      オスマン朝時代の陸軍に属し「デリ(狂気じみている)」と呼ばれる騎兵から成る部隊「アラバシュ」はその勇猛果敢さと変わった服装が目を引き、ブルサのムスタファケマルパシャ郡から36kmの距離にあるシェフリマン街区で毎年犠牲祭の2日目に行われる祭事で知られる。「デリ」たちの一団で有名なこの祭事は200年にわたって続けられている。       ■目的は周囲の者を怖がら 全文をよむ

  • 2023-07-01
  • Milliyet紙

大学入試センター長官、最年少と最高齢の受験者と面談

大学入試センター(ÖSYM)の長官であるバイラム・アリ・エルソイ教授は高等教育機関入学試験(YKS)を受験した最年長の受験生であるミュフィト・オネル氏(89)と最年少の受験生のスメイエ・ギュムシュさん(15)と対面した。      エルソイ教授は2023年度、高等教育機関入学試験をケチオレン・アクテペ・シェヒト・キョクサル・カシャルトゥ・アナトリア高校にて受験したミュフィト・オネル氏とジズレ・アフメト・エル=ジェゼリ中学校にて受験したスメイエ・ギュムシュさんを執務室に迎えた。エルソイ教授は一定の 全文をよむ

  • 2023-06-21
  • Milliyet紙

大学入試共通テスト、二日目進行中

大学入学試験の第二部である分野別学力テスト(AYT)が終了した。180分の試験を250万人以上の学生が受験した。      大学入試センター(ÖSYM)によって基礎学力テスト(TYT)、分野別学力テスト(AYT)、外国語テスト(YDT)の三部に分けて実施される高等教育機構試験(YKS)の第二部が終了した。      81県とレフコーシャで行われ、352万7466人が出願していた高等教育機構試験(YKS)の第一部である基礎学力テスト(TYT)が実施された。      本日10時15分に開始した第二 全文をよむ

  • 2023-06-18
  • Cumhuriyet紙

イズニク城壁発掘現場から多数の人骨―墓所あと?

ブルサ県イズニク郡の歴史的な城壁で、ブルサ・ウルダー大学(BUÜ)人文科学部考古学部門の考発掘作業中に人骨が発見された。発掘調査が続くイェニシェヒル門区域で、二つの城壁の間のエリアがビザンツ期とオスマン朝期に墓地として使用されていたことが明らかになった。      ブルサ県イズニク郡で考古学発掘調査が続く城壁は、紀元前316年、マケドニアのアレクサンダー大王に仕えた将軍の一人であるアンティゴノス・モノフタルモス(アンティゴノス1世)によって建造された。ビテュニア、ローマ、ビザンツ、セルジューク、 全文をよむ

  • 2023-06-18
  • Hurriyet紙

オスマン時代から残る泉水をガラタサライのチームカラーに塗るなんて!

イスタンブル、ファーティフ郡で、造船所長官、大宰相サーリフ・パシャによって造られた200年の歴史を持つサーリフ・パシャの泉は、サッカーチーム、ガラタサライの優勝に伴い黄色と赤に染められた。美術史の専門家フェフミ・ユルマズ氏は「勝利の興奮はもっと別の形で、文化財に干渉しない形で行われなければならない」と述べた。      ウンカパヌ地区にあり、造船所長官、大宰相サーリフ・パシャによって造られた200年の歴史を持つサーリフ・パシャの泉の一部が黄色と赤に染められた。ガラタサライ・ファンだと思われるグル 全文をよむ

  • 2023-06-15
  • Cumhuriyet紙

骨董品密売摘発、1100年前の聖書など押収

イスタンブル県軍警察司令部の隊員により、3つの別々の住所で行われた家宅捜査で、違法な手段で手に入れた骨董品の顧客を探していた4人の容疑者が逮捕された。家宅捜査では、ローマ、ビザンツ時代の101個の硬貨やヘブライ語で書かれた1100年前のものと思われる聖書が押収された。      イスタンブル県軍警察司令部隊員は、四人が所持するヘブライ語で書かれた聖書を50万ドルの値で売るために顧客を探していたとの情報を得た。調査の末、容疑者らがエユプスルタンに住んでいることが確認された。軍警察隊は骨董品を売る顧 全文をよむ

  • 2023-06-11
  • Milliyet紙

イスタンブルに近い良いキャンプ地

6月の訪れともにイスタンブルで暮らしている自然愛好家たちが、キャンプをするために最も理想的なルートを探している。そして、イスタンブルに近く、無料のキャンプ場は...。      ■ドゥト港入江(Dut Limanı Koyu) -テキルダー県      自然保護区に当たる自然が素晴らしい「ドゥト港入江」は、テキルダー県スレイマンパシャ郡クンバー地区から5㎞離れたところにある。利用者に楽しい時間を提供する散策地でキャンプをする許可は与えられるが、火を使うことはできない。その場所には自家用車で行くこ 全文をよむ

  • 2023-06-05
  • Cumhuriyet紙

オスマン史家ザーフェル・トプラク、死去

トルコ史専門家の中で最も重要な人物の一人、オスマン史と共和国初期に関する社会経済の研究者、ザーフェル・トプラク氏が77歳で亡くなった。      歴史専門家、著者で学者のザーフェル・トプラク教授(博士)が亡くなった。トプラク氏の訃報は、メフメト・アルカン教授がSNS上の共有で明らかにした。       アルカン教授は、投稿で以下のように述べた。「皆さんに悲しいお知らせをしなければなりません。ザーフェル・トプラク先生が亡くなりました。非常に悲しく思っています。大切な先生で、仲の良い友人であり、同僚 全文をよむ

  • 2023-06-03
  • Cumhuriyet紙

カンヌ映画祭、最優秀主演女優賞にメルヴェ・ディズダル

俳優で芸術家でもあるメルヴェ・ディズダルさんは、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の新作「乾いた草の上で」の役でカンヌ映画祭の「最優秀主演女優賞」を受賞した。      今年で76回を迎えるカンヌ映画祭で受賞者が発表された。最優秀主演女優賞は、「乾いた草の上で」の演技でメルヴェ・ディズダルさんに与えられた。      ■脱出を模索する村の先生がテーマ      映画は、トルコの辺境での義務的任期を終え、他の教師のヌライ(メルヴェ・ディズダル)と出会うまで[任地を]離れることができるかについて絶望してい 全文をよむ

  • 2023-05-27
  • Cumhuriyet紙

トルコ人女性研究者、アメリカの大学で初のトルコ人学長に

   フロリダ・ガルフコースト大学(FGCU)の評議会での投票の結果、学長としてアイシェギュル・ティムール教授を選んだ。ティムール氏は、アメリカ合衆国で学長を務める初のトルコ人であると同時に、(同大学の)初の女性学長となった。      アメリカにあるフロリダ・ガルフコースト大学(FGCU)で戦略及びプログラム開発担当副学長を務めるアイシェギュル・ティムール教授は、アメリカ合衆国で学長を務める初のトルコ人であると同時に、(同大学の)初の女性学長となった。ティムール氏は、投票のあとの演説で、「この 全文をよむ

  • 2023-05-07
  • Hurriyet紙

高等教育機構、2022-23 教育年の統計数値発表

トルコ高等教育委員会 (YÖK) は、2022-2023年度(教育年度)の年間データ上、208の高等教育機関に学生695万142人、教員18万4566人が在籍していることを発表した。      トルコ高等教育の最新の統計が発表された。2022-2023年度の年間データに基づけば、トルコ国内の208の高等教育機関には学生695万142人、教員18万4566人が在籍している。データによれば、2022-2023年までの教育年度では、695万142人の学生のうち620万4078人が国立大学、73万543 全文をよむ

  • 2023-04-30
  • Milliyet紙

中東工科大で「アルメニア追放」コンフェランス

中東工科大学アタチュルク主義思想研究会によって、同大学で1915年諸事件(*アルメニア人強制移住)に関する会議が行われた。歴史研究者のセチル・カラル・アクギュン教授は、「歴史とは史料そのもである。史料に向き合う必要がある。そうすれば、我々が無罪であることが明らかになるだろう。」と述べた。一方でウルチ・ギュルカン元国会副議長は、「民族抹殺に関して、法的に有効な裁判判決はただの一つも下されていない。反対に、民族抹殺がなかったという司法判決が出ている。世界のどの国も及ばないほど、我々は歴史的にも法的に 全文をよむ

  • 2023-04-25
  • Cumhuriyet紙

ラマザン・バイラムはどうして「砂糖祭」になったのか

年長者たちが口々に「昔のバイラムはどこへ行ったのか」と懐かしむラマザン・バイラムは、またの名を砂糖祭と言う。昔から現在までに、バイラムのお祝いは多くの変化を経てきたものの、今日の風習の主要な部分はオスマン朝時代にまでさかのぼる。では、なぜラマザン・バイラムを砂糖祭とも言うのだろうか。オスマン朝時代にはバイラムの朝はどのように始まったのだろうか。3日間にわたるバイラムのお祝いでは、スルタンの一日はどのようであったのだろうか。食卓にはどんなお菓子が欠かせなかったのだろうか。ゼイネプ・タルム教授が説明 全文をよむ

  • 2023-04-21
  • Milliyet紙

イズミルの「異教徒街区展」の野外展示、襲われる

イズミル広域市主催で昨年よりアーティストのアフメト・ギュネシュテキン氏の「異教徒街区」展が開催された。その野外展示コーナーで芸術愛好家にお目見えした彼の作品が、破壊者の攻撃にあった。大理石の塊と塊の間に押し込まれ展示されていたかばんを盗ろうと、単独、または複数の人物によって石塊のいくつかが倒され、いくつかは盗まれた。      イズミル広域市主催で、昨年11月にアトラス・パヴヨヌ文化園で展示を始めた、アーティストのギュネシュテキン氏の「異教徒街区」展が芸術愛好家らをもてなし続けている。      全文をよむ

  • 2023-04-16
  • Hurriyet紙

イスタンブルの城壁、崩壊の危機

イスタンブルの城壁は崩壊の危機に直面している。ファーティフ区である一角が崩壊した後、城壁の深いひびが注意を引いている。イスタンブル広域市文化財局のオクタイ・オゼル局長は、崩壊の危機にある城壁に近い地域を閉鎖すると発表した。イスタンブル広域市科学委員で、イスタンブル技術大学教員にして、上級土木技師でもあるフェリドゥン・チュル教授は、修復作業が3か所で行われていると述べた。チュル氏は、崩壊し、1人が犠牲になった地域に関して触れ、「1987年に城壁でかなり表面的な修復が行われたが修復ともいえない、崩壊 全文をよむ

  • 2023-04-14
  • Hurriyet紙

水没間近かのユスフエリ、最後の訪問者を迎える

地区の大部分がダムに沈むアルトヴィンのユスフエリでは、グルジアからやってきたグルジア人観光客らが歴史的建造物を見納めに、そして記録を残しにやって来ている。      アルトヴィンのユスルエリ郡チョルフ川上で建設が完了したアーチ型ダムは本体の高さは275mを誇り、トルコで最も高く世界では5番目の高さとなっている。このダムでは2022年12月22日から貯水が始まった。ダムのゲートが閉じられると水深は106m以上となった。道路をはじめとし村の家々や地区が水に沈む中、ついに地区中心部の大部分もダムに沈ん 全文をよむ

  • 2023-04-11
  • Hurriyet紙

トルコ初の偵察衛星、4月11日に宇宙へ

公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、トルコ初の高解像度偵察衛星「İmece」が4月11日に宇宙へ打ち上げられると発表した。      AKPのエルドアン大統領は、初の高解像度偵察衛星である「İMECE」が4月11日に軌道に打ち上げられると発表した。      エルドアン大統領は、自身のツイッターアカウントで行った発表で、「私たちが総力を挙げて製造した初の高解像度偵察衛星『İmece』が、4月11日に軌道に打ち上げられます。人材の育成、機会の提供、技術開発のおかげで、私た 全文をよむ

  • 2023-04-09
  • Cumhuriyet紙

修復中のスルタン・アフメト・モスク、バイラム礼拝で利用可に

メフメト・ヌリ・エルソイ文化観光大臣は、修復中のスルタン・アフメト・モスクを断食月明けのバイラムの礼拝に合わせて再び礼拝向けに開放すると述べた。      エルソイ大臣は、自身のツイッターアカウントに投稿した説明で、「スルタン・アフメト・モスクを調査していた。われわれの歴史的建造物をバイラムの礼拝と一緒に再び礼拝向けに開放する」と述べた。 全文をよむ

  • 2023-04-02
  • Hurriyet紙

16世紀ハレム長官の遺産をめぐる裁判の行方は?

イスタンブルで君主バヤズット2世期のハレム長官の1人ヒュセイン・アアの、キュチュク・アヤソフィアモスクの中庭にあるチャルダクル・ハマム及び取り壊された屋敷の土地の地券が、子孫の63年に及ぶ法廷闘争の結果、16人の土地権利者の名義で2023年3月24日に登記された。2か所の価値は約750万ドルであると述べられた。      ヒュセイン・アアは、1510年、バヤズット2世の時代に斬首されて殺され、「ケシクバシュ」とも呼ばれる。ヒュセイン・アア[の子孫]は、イスタンブルのファーティヒ郡イサク・パシャ地 全文をよむ

  • 2023-03-28
  • Hurriyet紙

共和国で建設された初の教会、間もなく開所

イェシルキョイに建設されたシリア正教聖エフレム教会は、共和国建国後初めて造られたキリスト教会で、そのすべての建設工程と細かな内装作業が終了した。       イスタンブルシリア正教財団トップのサイト・ススィン氏は、「教会をほぼ完成させており、細かな仕事も終わりを迎え開所の準備ができています。大統領は2019年に起工式に出席されました。これは私たちにとって大変な栄誉です。開所式にお越しいただければ有難く思います。お知らせを待っています」と話した。       2019年に行われた起工式にはレジェ 全文をよむ

  • 2023-03-17
  • Hurriyet紙

シャンルウルファの考古学博物館で水害被害

文化観光省の文化財博物館総管理局は、シャンルウルファ考古学博物館の地下階層とハレプリバフチェ・モザイク美術館の地下階層で水害被害を受けたと発表した。      文化観光省の文化財博物館管理局は、洪水災害の発生したシャンルウルファにある博物館及び遺跡に関し書面による発表を行った。「ギョブクリテペ、カラハンテぺ、セフェルテペ、サイブルチ、チャクマクテペ、ハラン遺跡、シャンルウルファ城、ソマタルといった考古学上の遺跡ではなんら問題が生じなかった。しかしシャンルウルファ考古学博物館の地下階層及びハレプリ 全文をよむ

  • 2023-03-16
  • Milliyet紙

日本の地震調査団、イスタンブル工科大を訪問

カフラマンマラシュを震源とする地震の後、被災地域で調査を行った日本人科学者一行はイスタンブル工科大学付属災害管理研究・対応センターを訪問した。      イスタンブル工科大学、緊急事態・災害管理学科のミクダト・カドゥオール教授は「日本人科学者一行は、これほどの壊滅的被害がどのようにして起こったのか、明らかにしようとしている。 河川域平野部で開発が許可されたの理解できないでいる。こうした建物における被害が設計上のミスであるのを理解するのに苦しんでいる。彼らは、私たちがあまりにも早急に瓦礫を撤去した 全文をよむ

  • 2023-03-15
  • Cumhuriyet紙

地震被害の猫、ブルサで新生活

カフラマンマラシュにおいて発生した地震で、11県で何百匹もの動物が負傷または飼い主と離れ離れになった。動物権利連盟(HAYTAP)は地震の被害を受けた地域でテントを設営し、寄せられた通報を基に、当地域で負傷した動物及び迷子の動物に手を差し伸べ、治療や住処を設けた。地震で負傷した猫50匹は、治療を受けた後、ブルサにある引退動物農園に移され、保護施設へと変えられた古い民営バスで新生活をスタートさせた。      カフラマンマラシュにおいて発生し、11県で被害をもたらしたマグニチュード7.7及び7.6 全文をよむ

  • 2023-02-25
  • Milliyet紙

AKPのチェリキ元教育相、エルドアンに「大学オンライン化断念」を進言

ヒュセイン・チェリキ元国民教育相は公正発展党(=AKP)のエルドアン大統領に向けた書簡を公開し、大学遠隔教育への移行の決定を取り消すよう呼びかけた。      公正発展党の設立者の一人でもあるヒュセイン・チェリキ元国民教育相は、震災による大学遠隔教育実施への移行に対し、公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領に向けた公開書簡を書いた。      ソーシャルメディア・アカウントでエルドアン大統領に呼びかけたチェリキ氏は「大学の遠隔教育への移行に関して下された決定が取り消されるべきであること 全文をよむ

  • 2023-02-24
  • Cumhuriyet紙

歴史遺産の修復が始まる

ヒッタイトの王シュピルリウマは地震の被害を免れた。ハタイのモザイク画も無事だった。被害があった博物館の作品は、他の博物館に輸送され、修復がはじめられた。       ハタイ考古学博物館のシンボル作品であるヒッタイト王シュピルリウマ像は、一部の展示で被害がみられた博物館の中で被害を受けずにいる。戸惑い、心配そうな表情で、地震を理解しようとしているかのように佇むシュピルリウマ象が無傷であったことは幸いであった。文化観光省は、地震当初から、博物館は一瞬たりとも無人とすることなく、作品の修復作業が始まっ 全文をよむ

  • 2023-02-20
  • Hurriyet紙

カラキョイ旧公娼地区、ついに解体

ベイオールにおいて感染拡大のために閉鎖されていた娼館があるズュラファ地区の31棟の建物は解体される一方で、あらわになった歴史的なハマム(浴場)を保存修理し、社会文化施設を造ることが予定されている。      ベイオール文化街道の一部として文化芸術のセンターにするために、カラキョイのズュラファ通りの築200年の娼館が6ヶ月の工事の末、解体された。解体の際、周辺にあったシナゴーグ、教会、ハマムといった歴史的建造物があらわになった。      ベイオール区調査プロジェクト長のユスフ・ソユエル氏工事の最 全文をよむ

  • 2023-02-04
  • Milliyet紙

アナトリア豹、2か所で目撃情報!

ヴァヒト・キリシュジ農林大臣は「アナトリア豹が二つの異なる地域で再び目撃されました。期待を込めてその行方を追っていきます」と話した。      キリシュジ農林大臣は、写真に写った絶滅危惧種であるアナトリア豹の画像を自身のツイッターアカウント上で共有し、「アナトリア豹が二つの異なる地域で再び目撃されました。期待を込めてその行方を追っていきます。この古の大地が永遠にその住処であり、その威光がいつまでも続きますように」と発信した。      農林省の発表では、近年トルコでトレイルカメラによってアナトリ 全文をよむ

  • 2023-01-26
  • Hurriyet紙

トゥルハン・テケッリオールの新ドキュメンタリー

トルコが100年目を迎える時、トルコが子供たちの価値に向き合うドキュメンタリー      トゥルハン・テケッリオールさんは、「伝説」というドキュメンタリーの後、再びアクサ生命の支援により、今回は対象を子供たちに向けている。      このドキュメンタリーでアナトリアの全く異なる土地土地で生まれ、全く異なる家族構造の中で育った6歳から13歳の子供たちの声を聞くことになるだろう。この声は、私たちに普段気づいていなかった、日常生活で見逃していた、あるいは慣れっこになっていた真実をありのままの形で子供た 全文をよむ

  • 2023-01-23
  • Cumhuriyet紙

ラーミー兵舎の歴史とラーミー図書館開館予定は?

18世紀半ば頃に建てられたラーミー兵舎は、修復作業後ラーミー図書館として使用される予定である。オリジナルに忠実に修復・改修されたラーミー兵舎図書館が公開される予定である。エルドアン大統領が落成式を行う予定のラーミー図書館は36000平方メートルの建築面積を持ち、51000平方メートルの国立公園も備えている。さて、ラーミー兵舎はどこにある?ラーミー兵舎図書館はいつ開館する?ここではラミーミー兵舎の歴史と重要性を見ていく…      ラーミー兵舎に関する研究が話題になっている。修復されたラーミー兵舎 全文をよむ

  • 2023-01-11
  • Hurriyet紙

イスタンブルの聖アントニオ教会でクリスマス・ミサ

ベイオール・イスティクラル通りの聖アントニオ教会で、カトリック信者にとってイエス・キリストの降誕日とされる12月24日夜にクリスマス・ミサが行われた。教会を訪れた人々は、教会の中でろうそくに火をともして新年の祈りを捧げた。      イスタンブルに住むキリスト教徒らが、イスティクラル通りの聖アントニオ教会で催されたクリスマス・ミサに集まった。国内や海外からの観光客も大きな関心を寄せるミサに、ハイダル・アリ・ヤヴズ・ベイオール区長や来賓が参加した。      ミサ前には多くの市民がろうそくに火をと 全文をよむ

  • 2022-12-25
  • Hurriyet紙

宗務庁、国外在住者向けファトワー発出機関創設

宗務庁は、国外在住のトルコ国民とムスリムの宗教的な問題に対処するべく、「ファトワー」機関を創設した。      宗務庁は、折々発出する説教とファトワー(イスラム法学の専門家による法的見解)で社会的・政治的生活に関わる問題にも介入することから議論を呼んでいたが、この分野で国外でも活動を開始する。       宗務高等機構のファティフ・メフメト・アイドゥン副委員長は、宗務庁の支援により創設された機関について、「国外にはAlo190ファトワー相談ラインが存在しないため、様々な困り事があった」とした。ア 全文をよむ

  • 2022-12-23
  • Cumhuriyet紙

東方特急、大人気

4泊5日の東方特急でのカルス観光の価格は一人あたり9千380リラ(2022年12月時点で役6万7千円)でだ。人々は、旅行会社が企画するツアーに参加するため、何ヶ月も前から予約をしている。      アンカラからカルスに向かう東方特急のツアー旅行は、旅行会社を通して販売されている。アンカラを出発する4泊5日の、物語を辿るようなツアーの参加者は、1泊目を東方特急の寝台車で過ごす。3泊のホテル宿泊、往路の東方特急、復路の飛行機が全て込みで、一人9千380リラである。      東方特急で旅行をするには 全文をよむ

  • 2022-12-21
  • Milliyet紙

エルドアン大統領、ユダヤ教ハヌカー祭にメッセージ

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ハヌカー祭についてメッセージを送った。      エルドアン大統領は、自身のメッセージの中で、「ユダヤ教徒に属する市民のハヌカー祭を心から祝福します。団結力、連帯感、帰属感を持って共に暮らしてきたユダヤ人市民は、今まで同様、今日も私たち社会の不可欠な一員です。今日、多くの国で、反ユダヤ主義、イスラモフォビア、ゼノフォビアは、社会平和及び世界平和を脅かしますが、我が国ではいかなる差別もなく、全ての市民が相互に尊重と愛情の念を抱いて生み出している団結と連帯は、 全文をよむ

  • 2022-12-18
  • Milliyet紙

TÜYAPイスタンブル・ブックフェア、来月再開

国際イスタンブル・ブックフェアは、2年間のコロナによる中止を経て12月3日から11日の日程で39回目が開催される。      イスタンブルの全フェア事業制作株式会社(TÜYAP)フェア及びコングレス・センター(ビュユクチェクメジェ)で行われる予定のフェアは、国内外の出版社、作家、読者を引き合わせる。何百もの文化活動と何千ものサイン会を取り持つことになる。      ■名誉作家ナズル・エライ      フェアの昨日の記者会見で話したTÜYAPフェア制作株式会社イルハン・エルソズル代表取締役は、「わ 全文をよむ

  • 2022-11-28
  • Cumhuriyet紙

3000年前の牛像、押収―ネヴシェヒル

ネヴシェヒル県のアヴァノス郡で、ヒッタイト時代のものであることがわかっている3000年前の牛像が押収され、4人が逮捕された。       県軍警察司令部の職員達は、アヴァノス郡オルタ地区在住のN.B.、A.R.O.、 S.Ç.、A.U.の四名が所持している歴史的作品を売却しようとしているという情報を得た。これを受け、被疑者らの住所に強制捜査を行い、ヒッタイト期に当たる3000年物の牛像が押収された。像が陶器製であることが明らかになった。逮捕された被疑者らは、郡軍警察司令部に連行された。 全文をよむ

  • 2022-11-11
  • Hurriyet紙

トルコTVドラマ「3姉妹」、間もなくスペインで放映

チャンネルDで毎週火曜日の夜に最新話が放映され、アイワルクで撮影された、イジラル・アイドゥン氏の同名の小説を原作としたドラマ「三姉妹」がスペインでの放映に向け準備を進めている。      スペインへの販売が実現した「三姉妹」は近日中に、スペインの多くの人が視聴するアトラス・メディア・アンテナ3チャンネルにて放映が開始される。放映が開始されてから現在まで全話視聴率1位を記録しているドラマはスペインでも大きな反響が期待されている。      ・キャスト   制作会社のアリ・ギュンドウドゥ氏とインジ・ 全文をよむ

  • 2022-11-03
  • Milliyet紙

俳優ルザー・アクン死去、妻のシホさんショック

「再現(kerr)」、「ミルク」、「私はあの人ではない」などの重要なトルコ映画作品に出演していた俳優兼作家兼新聞記者のルザー・アクンさんが65歳で亡くなった。11月3日木曜日にアトラス・シネマで彼のための追悼式が行われる。有名な俳優は、11月4日金曜日にアダナで埋葬されることになっている。      数多くの成功したプロジェクトに参加しており、最新の映画「愛していないと言わないで」にも出演していた俳優のルザー・アクンさんが亡くなった。      つらいニュースに俳優のメンデレス・サマンジュラルは 全文をよむ

  • 2022-11-02
  • Hurriyet紙

歌手ギュルシェンの国外出国禁止、解かれる

速報によると、裁判所は有名歌手であるギュルシェン氏の国外出国禁止を解除した。ギュルシェン氏の弁護士であるエメク・エムレ氏は、出国禁止に対して異議申し立てし、この決定が不当で違法であると述べていた。      有名歌手であるギュルシェン・チョラコウル氏は、ステージ上でオーケストラの仲間と冗談で言った際に発したイマーム・ハティップ高校の生徒に関する発言が理由で起訴されたが、裁判所によって「国外出国禁止」が解かれた。      チョラコウル氏の出国禁止命令は25万トルコリラの保証金の支払いと引き換えに 全文をよむ

  • 2022-10-26
  • Cumhuriyet紙

ヴァン猫の館、今年の出産終了、さて来年は?

世界的に有名なヴァン猫たちが、保護下にあるヴァン猫センターで今年の出産を終えた。センターでは、2020年には88匹、2021年には87匹、今年は8月までに130匹の子猫がこの世に生まれた。アブドゥッラー・カヤ センター長は、「2023年に向け動き始めました。猫たちの面倒、ワクチン接種、健康管理がもう一度行われている。今年は我々にとってとても恵まれた年となった。すべての手続きが完了したら、繁殖作業を開始する。」      ヴァンで重要な価値があるものの1つであり、片方の目が青く、もう片方の目が琥珀 全文をよむ

  • 2022-10-22
  • Cumhuriyet紙

アランヤ城で大発見

アランヤ城クズルクレ前の海岸で、今年の厳しい冬が作り出した波が興味深い発見に導いた。発掘調査団長オスマン・エラブシャル教授は、「今年の冬は厳しかった。波が幸運なデータを明らかにした。クズルクレの前にある海藻と砂の下にあるローマ時代の造船所または船の係留場所の存在が明らかになった。」と述べた。      アンタルヤ県アランヤ郡で海抜250mほどの高さの半島上にあり、街のシンボルであり、歴史的な建造物の一つである6.5kmにおよぶ城壁、83の塔と140の櫓、セルジューク朝時代の建造物であるクズルクレ 全文をよむ

  • 2022-10-17
  • Cumhuriyet紙

「大学生生活・経済状況調査」結果、発表

トルコでの生活費の高騰は、何百万人もの大学生を迎え入れるイスタンブルにやってくる若者にとって大きな危機と化した。イスタンブルで学生になることは、若者や家族らに大きな経済的コストを背負わせている。2022-2023学年度には、実家住まいの学生の年間の生活費は2万1918TLだが、寄宿舎に住む大学生の生活費は6万4278TLにものぼった。      2018年半ばから続くトルコ経済危機の影響を最も受けている都市はイスタンブルだ。イスタンブルは、国立、ワクフ大学で教育を受ける合計107万3384人の学 全文をよむ

  • 2022-10-09
  • Cumhuriyet紙

盗まれた先祖のモスク碑文、オランダで発見

シレに所在するボズゴジャ・モスクの碑文をオランダのせりで発見し、トルコへ移送を行なった調査チームには、モスクを建設したエル=ハジュ・イブラヒムザーデ・フルシト・ベイの子孫に当たり、イスタンブル県文化観光省に勤めるアイシン・デニズ・クルもいた。彼女はデミロレン通信社に対し、「私の家族は非常に喜んだ。曽祖父は、私の祖先であるイブラヒムザーデ・フルシトのことを懐古していた。彼は、3年前に他界したが、とても重要視していた。彼も見られたら良かったが。大叔父と大叔母もここに来て対面する予定だ。彼らの生涯で最 全文をよむ

  • 2022-10-08
  • Cumhuriyet紙

ヴァン湖アクダマル島、うさぎ被害深刻

ヴァン湖のアクダマル島では、かつて観光客の注目を集めるために放されたウサギの個体数が急速に増加している。ウサギは島と教会の周りに巣穴を掘り、木の根を傷つけ、植物を枯れさせてしまう。      ゲヴァシュ区において都市の最も重要な歴史的および観光地の1つであるアクダマル島、また島にある歴史的なアルメニア教会は、毎年多くの観光客が国内外から訪れている。   過去に観光客を引き付ける目的で島に残されたウサギの数が急速に増加し、島や教会の周りに巣穴を掘るウサギが木や植生に損害を与えているため、2015年 全文をよむ

  • 2022-09-24
  • Milliyet紙

ヴァン近郊のエルチェク湖、干上がる危機のなかフラミンゴ来訪

ヴァンから約20㎞の距離にある95km四方のエルチェキ湖は、渡り鳥を出迎えている。地域で発生している干ばつが鳥類たちを脅かしていることは科学者たちを不安に陥れている。ヴァン100周年大学(YYÜ)野生動物保護とリハビリテーションセンター局長教授のロクマン・アスラン氏は、干ばつにも関わらずフラミンゴたちのような渡り鳥たちが未だに流域で飼料を見つけることが出来ていて、このため飛来し続けられたと語った。      トルコの453の鳥種の約半数を迎えいれている、塩湖でありソーダ水を含むエルチェキ湖では、 全文をよむ

  • 2022-09-20
  • Cumhuriyet紙

タルカン・コンサートを前にステージ、崩落

イズミル解放100周年祝賀会の中で、タルカンがコンサートを行う巨大ステージが崩落した。この事故に関してタルカンはSNSアカウントで声明を発表した。      イズミル広域市は、9月9日の市の占領解放100周年を祝うため様々な催しを企画した。その中でビッグスターのタルカンも10,000人が収容できる共和国広場付近のプロムナードでコンサートを行うことが明らかになっていた。      数日前に発表されたこのニュースがファンを熱狂させる中、コンサートが開かれる場所ではおよそ1週間前に巨大なステージ建設の 全文をよむ

  • 2022-09-08
  • Milliyet紙

ヴァン湖に浮かぶアクダマル教会、アルメニア教会の第十儀式を実施へ

ヴァン湖に浮かぶアクダマル島にあり、アルメニア人にとって大きな重要性を持つ歴史遺産・アクダマル教会で日曜、第10儀式が開催される。ヴァン県文化・観光局のエロル・ウスル氏は「平和・連帯・平穏の象徴であるアクダマル島のアクダマル教会で再びアルメニア教会の儀式が開催されるのに際し、ヴァン県としてその素晴らしい景色を示したい」と述べた。      信仰旅行の中心地の1つであるアクダマル教会には、毎年数千人の地元・外国からの観光客が訪れている。アクダマル教会では2005年に開始された修復工事が完了した後、 全文をよむ

  • 2022-09-02
  • Cumhuriyet紙

逮捕のギュルシェンに支援の声

先月イマーム・ハティプ出身者に関して述べたことによって政権の標的となったギュルシェンが、昨夜抑留された。芸能界や政界からギュルシェンへ支援の声が届いた。      イスタンブル共和国主席検事によってこの件について「人々の悪意や敵意を助長し、軽蔑した」罪で捜査が開始された歌手のギュルシェンは検察局での供述の後、担当の裁判官によって「人々の悪意や敵意を助長し、軽蔑した」罪で逮捕され、刑務所に移送された。      ギュルシェンの逮捕へ芸能界や政界から、多くの人が反応を示した。      コメントは以 全文をよむ

  • 2022-08-26
  • Cumhuriyet紙

「イスタンブルの中心」柱、状況悲惨

スレイマン一世の命で、ミマール・スィナンによって「イスタンブルの中心」として建てられた、シェフザーデバシュ・モスクの中庭の一角に築470年になる緑の石柱がある。その最新の状態は衝撃を与えた。      緑の石柱は、イスタンブルの中心を確かめ、子息の皇子(シェフザーデ)メフメトのためにモスクを建設するようにとスレイマン一世が望んだことで、ミマール・スィナンにより作られた。ミマール・シナンはイスタンブルの城壁内で測量を行い、イスタンブルの中心を確かめ、その場所に緑の石柱を据えた。緑の石柱は、以前は今 全文をよむ

  • 2022-08-26
  • Milliyet紙

ローマ時代の墓跡、財宝狙いで爆破

トカト県のクズク村近郊にあるローマ時代の洞窟墓跡が、財宝狙いたちによりダイナマイトで爆破され破壊された。洞窟墓跡がある洞窟の入り口には、ドリルで穴が開けられていた。トカット・ガジオスマンパシャ大学の科学文学学部歴史学科長のアルパスラン・デミル教授は、この類の人々はお金持ちになることを夢見て数多くの歴史的建造物に被害を与えているとし、「財宝狙いは病気である。治療が必要な病気だ。」と話した。      トカト県クズク村南部の河床の端に位置するローマ時代の洞窟墓は、違法な財宝狙いに略奪された。自然写真 全文をよむ

  • 2022-08-26
  • Cumhuriyet紙

スレイマニエ・モスクの破損?ワクフ総局発

ワクフ総局は、スレイマニエ・モスクの第4ミナレットの第一バルコニーと、庭のいくつかの円柱が亀裂をもたらしているという主張に関する発表を行った。      ワクフ総長によると、オスマン朝建築の最も重要な例の一つは、ユネスコ世界遺産リストにおけるミーマル・スィナンの作品であるスレイマニエ・モスクの第四ミナレットの第一バルコニーと庭のいくつかの円柱において亀裂と破砕が見受けられるということに対しての発表がなされる必要性があるということが述べられた。1551-1557年にスレイマン一世の名で建築がされた 全文をよむ

  • 2022-08-23
  • Milliyet紙

伝説のグループMFÖ、復活コンサート

トルコの伝説的音楽グループであるMFÖ(訳注:1970年代から活動を続けるトルコのポップ・ロックバンド。メンバー3人の名前Mazhar-Fuat-Özkanが正式名称で、略称がMFÖ)      は、一時期治療を続けていたオズカン・ウール氏がステージに帰還したことにより、長期間ののちに初めてメンバー全員がパラフ・クルチェシュメ屋外ステージでファンと邂逅した。デミルオレン・メディアグループのスポンサーシップによって、ポラト・ヤージュのオーガニゼーションによって実現がされたコンサートでは、MFÖとフ 全文をよむ

  • 2022-08-16
  • Milliyet紙

NYツインタワーの建築家ニシャン・ヤウブヤン氏、死去―イスタンブルで葬儀

ツインタワーとして知られるワールド・トレード・センターの建設に携わった建築家ニシャン・ヤウブヤン氏が94歳で亡くなった。ヤウブヤン氏は12日、サルプ・ガラベト教会にて葬儀が執り行われた後、最期の旅路へと見送られた。      ツインタワー建設に携わり、ミーマール・スィナン大賞を受賞した建築家ニシャン・ヤウブヤン氏が8月9日に治療を受けていたイェディクレ・サルプ・プルギチ病院で亡くなった。      ヤウブヤン氏の葬儀は12日、ウスキュダルのサルプ・ガラベト教会で13時から執り行われた。葬儀にはカ 全文をよむ

  • 2022-08-12
  • Cumhuriyet紙

イスタンブル「地下宮殿」いつ入れる?値段は?

イスタンブル地下宮殿の入場時間と入場料が関心を集めている。イスタンブルの歴史的建造物の一つであるイスタンブル地下宮殿は、修復作業の後観光客に開放された。さて、イスタンブル地下宮殿はいつ開いているのだろうか。2022現在、イスタンブル地下宮殿の入場料は以下の通りである。      イスタンブルの壮大な建造物の一つであるイスタンブル地下宮殿は、修復作業が完了して観光客に開放された。壮大な造りによって観光客の目を引く建物は、都市最大の地下貯水槽である。現在のイスタンブル地下宮殿の入場時間と入場料は…  全文をよむ

  • 2022-08-10
  • Hurriyet紙

名優ジュネイト・アルクン、死去-ユルマズ・ギュネイの思い出

トルコ映画界の名優ジュネイト・アルクンさんが85歳で亡くなった。アルクンさんは、1972年のアルトゥン・コザ映画祭で受賞予定だった賞を辞退したことについて、「その賞はユルマズが受賞するはずだった。ユルマズ当人や分別のある人たちがこのことを知っているのに、この賞には私がふさわしかっただろうか。違うだろう。」と述べていた。      映画界の名優ジュネイト・アルクンさんは、自宅で体調不良を起こし搬送先の病院で亡くなった。85歳だった。アルクンさんは、トルコの映画界に名をとどろかせ何百もの映画に出演し 全文をよむ

  • 2022-06-28
  • Cumhuriyet紙

ローマ時代のトンネル発見、14軒立ち退き―ウルファ

シャンルウルファで、昨日道路が陥没し、地下からローマ時代のものとされるトンネルが発見された。この通りにある14軒の家が、危険を考慮し立ち退き対象となった。これらの家は設立される委員会が下す決定で公有化され、取り壊される可能性があるという。      深さ3メートルの陥没で、街区は大混乱となった。作業員が穴に入ったところ、数メートルの深さでローマ時代のものだと評価されたトンネルを発見した。      これを受けて警察が現地に派遣され、歩行者と車両の通行を禁止した。穴の上が鉄板で覆われ、道路の出入り 全文をよむ

  • 2022-06-24
  • Milliyet紙

カーバ神殿にフェンス設置-巡礼者から反発も

サウジアラビア・巡礼ウムラ省が導入した新たな規制の枠組みで、カーバ神殿前のフェンス設置によりムスリムたちはアル=ムルタザム、黒石、カーバ神殿の壁に触ることができなくなる。      聖地にたどり着いた巡礼者は、コロナ禍後に導入された規則に驚きを隠せなかった。オスマン帝国がカーバ神殿への敬意を表して建設した、カーバ神殿周辺の歴史的な柱廊の撤去から始まった議論に、サウジアラビア・巡礼ウムラ省がコロナ禍により新たに導入した規制が加わった。      ■フェンス設置      これまで黒石とカーバ神殿の 全文をよむ

  • 2022-06-19
  • Cumhuriyet紙

文化観光省管轄の観光地、入場料等大幅値上げ

トルコでの値上げラッシュの最後の犠牲者は美術館や遺跡であった。文化観光省は、7月1日以降の引き上げリストを公表した。新料金によると、美術館や遺跡は30%から45%値上げされた。ガラタ塔への入場料は175リラ(約1434円)になった。      夏季の訪れとともに美術館や遺跡への需要が高まり、毎日新たな値上げのニュースとともに目覚める市民らに、文化観光省から悪いニュースが届いた。      ソズジュ紙のラティフ・サンスル記者の情報によると、美術館・遺跡に対する最新の値上げに伴いギョベクリテペ、ガラ 全文をよむ

  • 2022-06-17
  • Cumhuriyet紙

MHPバフチェリ党首「大学から試験をなくす」

民族主義者行動党(MHP)党首のデヴレット・バフチェリ氏は、週末に高等教育機関試験(YSK)を受験する学生たちの成功を祈り、「近い将来、大学試験が廃止されると信じている。この点における我々の約束と公約が実現することをこの機会に表明し、全ての人が確信するよう望む」と述べた。      MHP党首のバフチェリ氏は自身のツイッターのアカウントから声明を発表し、YSKを受験する学生たちの成功を祈った。バフチェリ氏は、「300万人を超える若者一人ひとりに、神があなたに明晰さを与えてくださいますように、と願 全文をよむ

  • 2022-06-16
  • Milliyet紙

ダッチャのオスマン時代のモスク、劣悪修復?

ムーラ県ダッチャ郡郊外のジュマル街区にある、広域市当局によって修復が行われた2世紀前のモスクで、漆喰上に瓦の破片を接着し、壁を白く塗装したことに反発が起こった。ムーラ広域市当局がこの件に関して行った発表では、修復は承認済の計画に沿って行われたと述べられ、「モスクの修復実施において既存の漆喰層が保存できないほど劣化していたため、漆喰を剥がし既存の壁の補強が実施された。」と述べられた。      ムーラ広域市のオスマン・ギュリュン市長は6月10日にTwitterアカウントから、およそ2世紀の歴史を持 全文をよむ

  • 2022-06-11
  • Milliyet紙

モスクの碑文、取り戻せた!-シレ

シレのボズゴジャ・ジャーミーから盗まれたエル=ハジ・イブラヒムザーデ・フルシド・ベー碑文が返された。碑文を覚えているというシレ地元民らは返還を望んでいると伝えた。      シレ・ボズゴジャ村にあるモスクが所蔵するエル=ハジ・イブラヒムザーデ・フルシド・ベー碑文が違法なルートで海外に持ち去られた。2021年9月17日にオランダでオークションにより売却された。シレ検察当局は違法ルートで海外に持ち去られた碑文に関する捜査を開始した。この捜査の一環で、トルコへの歴史的碑文返還のために法務省により返還請 全文をよむ

  • 2022-06-05
  • Hurriyet紙

エルドアン大統領、外国首脳へのプレゼント用に巨大花瓶50個発注

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、文化観光省の陶芸家アフメト・タシュホムジュ氏に外国首脳へのプレゼント用に花瓶を50個発注した。この花瓶は全長2.5mで、エルドアン大統領が過日タシュホムジュ氏から贈られたものと同じ大きさである。花瓶制作にあたり、メネメン自治体のアイドゥン・ペフリヴァン副市長は「我らがメネメンで作られた作品が世界の首脳に紹介されるということで、我々はたいへん嬉しく思っている。」と述べた。      文化観光省の陶芸家のタシュホムジュ氏は、昨年11月に行われたエルドアン大統領 全文をよむ

  • 2022-06-01
  • Hurriyet紙

イスタンブル小農園公園で春の祭典

5年後にイスタンブルを再訪したバルカン音楽の人気音楽家ゴラン・ブレゴビッチとアナトリア・ロックグループのババズーラは、観客を興奮させた。厳しい北東風(ポイラーズ)にもかかわらず、BBQで作られた屋台の食事でピクニックを行い、ビールを飲みながら楽しんでいる人々は、祭典を味わった。      春の祭典は、バルカン音楽のノリの良い楽曲によって春のつぼみのように祝宴に様変わりし、盛り上がった、[イスタンブルのハルビイェにある]小農園公園で。ババズーラからゴラン・ブレゴビッチへと生演奏に飽き足りない人々は 全文をよむ

  • 2022-05-09
  • Cumhuriyet紙

カラギョズ師メティン・オズレン氏、死去

カラギョズ師のメティン・オズレン氏が治療を受けていたウムラニエ教育・研究病院で亡くなった。82歳だった。      オズレン氏の訃報は、昨晩ファーレッティン・コジャ保健大臣がソーシャルメディアアカウントの投稿で発表した。コジャ大臣は、投稿で以下のように述べた。「カラギョズ師のメティン・オズレン氏が集中治療を受けていたウムラニエ教育・研究病院で82歳でお亡くなりになりました。夢を与える(カラギョズの)カーテンからあの世へと旅立ちました。オズレン氏に対してご冥福をお祈りするとともに、彼の訃報に際し、 全文をよむ

  • 2022-05-05
  • Hurriyet紙

私有地のアポロン神殿の不正利用、刑事告発

アンタルヤ県マナヴガト群の古都シデにあるナイトクラブが、私有地にあるアポロン神殿の発掘現場に繋がる遺跡を入口として使用したとして、シデ博物館総局は、このナイトクラブ支配人を刑事告発した。      毎年地元や外国から何千人もの観光客が訪れるアポロン神殿は、マナヴガトの海に面する古都シデで西暦150年頃に建てられた。ローマ神殿であるアポロン神殿のすぐ近くにある私有地で5月2日の晩に、「アポロン」という名のナイトクラブがオープンした。ここは、シデ博物館総局の監督の元、アナトリア大学教員のフェリシュタ 全文をよむ

  • 2022-05-04
  • Cumhuriyet紙

トラブゾンのスメラ修道院、修復を終え一般公開開始

トルコで最大の信仰ツーリズムの中心地のひとつであるトラブゾンのマチュカ郡のアルトゥンデレ村の歴史的なスメラ僧院で、約6年前に始まった修復作業と、岩壁の補強作業が95%完了し日曜日に来訪者に対して開かれた。      2015年9月22日に修復作業のために来訪者に対して閉鎖がされたスメラ修道院で岩壁の補強作業が2016年2月に始まった。24名の産業分野の登山作業者と5人のエンジニアが参加をしているメンバーによってスタートした修復作業においては、鉄線を引く作業とその固定化が行われるなか、巨大な岩を安 全文をよむ

  • 2022-05-03
  • Milliyet紙

放送開始のディズニー・プラス、トルコドラマもラインナップに

トルコで6月14日に放送開始が予定されており、全世界で何百人もの会員を有するウォルト・ディズニー・カンパニーのデジタル放送プラットフォーム「ディズニー・プラス」が初めてトルコのコンテンツを放送することを明らかにした。      03メディアとSame Filmが制作を手掛け、エンギン・アクユレキがストーリーを制作、また、シナリオをアリ・ドアンチャイが執筆した感動的で、アクション、冒険的なこのドラマは、監督をヤウズ・アルプ・アカイドゥンが務める。また、ドラマでは、エンギン・アクユレキのほか、イレム 全文をよむ

  • 2022-04-21
  • Cumhuriyet紙

ギリシャ正教会イスタンブル総主教座で「聖油の儀」

正教会での洗礼のために10年ごとに使用するために、フェネル・ギリシャ総主教座で準備された「ミロン」と呼ばれるバプテスマの聖油は、バルソロメオス総主教の手によって儀式に使用された。聖油はイスタンブルから世界中の正教会に送られる。      10年ごとにクレタ島から送られてくるオリーブオイルと、異なる修道院から運ばれてきた57種類の材料で作られた「ミロン」と呼ばれるバプテスマの聖油のための祝福式がフェネル・ギリシャ総主教座で行われた。    この礼拝は、ローマ・ギリシャの総主教であるバルソロメオス総 全文をよむ

  • 2022-04-21
  • Milliyet紙

イラン映画:イラン人新鋭監督アリ・アスガリ新作『明日まで』公開ー母親になることではない、母親で「あり続けること」

アリ・アスガリ監督は、「明日まで」において倫理的な価値を有していて、類似しているものをほとんど見たことのない「スリラー」を提示している。非常にシンプルな物語を、社会的な観点から敏感な時代における国に位置づけながら、しかし決して図解的な語りに陥ることなく、インパクトがあり、心を奪うようであり、そしてまた非常にしっかりとしているある事件を編み込んでいる映画へと転換している。      第41回イスタンブル映画祭の一環で上映された『明日まで』は、イラン人映画監督であるアリ・アスガリ氏の二作目となる長編 全文をよむ

  • 2022-04-15
  • その他紙

アヤソフィア・マドラサ、再建・公開開始

アヤソフィア・マドラサが今日、再開されている。86年の後に再開されたアヤソフィア・マドラサは、関心を集める話題の一つとなった。 マドラサは、文化観光省及びワクフ総局により、元のように再建された。では、アヤソフィア・マドラサはどこにあるのか?アヤソフィア・マドラサを誰が壊したのか?関心を集めていることは…      アヤソフィア・マドラサがどこにあり、誰が破壊したのかが関心を集めている。今日再開したアヤソフィア・マドラサはメフメト2世が建設した。メフメト2世は、1473年に[アクコユンル朝の]ウズ 全文をよむ

  • 2022-04-15
  • Hurriyet紙

カラキョイ赤線地区取り壊し、跡地には歴史的遺跡が

ベイオール区による文化・芸術センターへの開発プロジェクトの中で取り壊しが行われていたカラキョイの売春宿の発掘作業にて、オスマン朝時代の浴場と礼拝堂の遺跡が発見された。      ギョクハン・カラカシュ記者-ベイオール文化通りプロジェクトの一環として文化・芸術センターへ改造するため、取り壊しが行われていたカラキョイの200年の歴史を持つ売春宿の下から登記された2つの歴史的遺跡が発掘された。取り壊しの前、遺跡委員会によって確認されていたこの遺跡は、およそ120年の歴史を持つことで知られる礼拝堂とオス 全文をよむ

  • 2022-04-14
  • Milliyet紙

イラン映画:アスガー・ファルファディ、新作『英雄の証明』にスキャンダル!―盗作の告発と私たちの救いがたさ

二つのオスカーを受賞しているイラン出身の映画監督アスガー・ファルファディ氏について投げかけられた、「盗作」の主張は、文化・芸術世界にまるで爆弾のような衝撃を与えた。ファルファディ氏を告発した人物は、かつての学生であるアザデ・マシフザデフだ・・・   もしくは、ファルファディ氏の伝説は終わってしまうのだろうか?      文化・芸術世界において2022年で現在に至るまで最大の「ショック!ショック!ショック!」の進展は私たちの隣人であるイランからやってきた・・・『別離』そして『セールスマン』の映画に 全文をよむ

  • 2022-04-09
  • Milliyet紙

廃刊ザマン紙のコラムニスト・トゥルクオニュらに15年求刑:ギュレン派

廃刊されたザマン誌の元コラムニストであるミュムタゼル・トゥルクオニュ氏を含む5人の被告に関する再審の中で検察官は訴因に関し意見を述べた。検察は、「テロ組織支援」の罪状により最大15年の禁固刑を課すよう請求した。      2016年7月15日のクーデター未遂の後、ザマン誌は廃刊となった。同紙のミュムタゼル・トゥルクオニュ氏を含む11人のコラムニストは、「武装テロ組織の一員である」との罪状で逮捕され、10年6か月の禁固刑を言い渡されていた。      この判決は、被告5名に関して最高裁判所第16法 全文をよむ

  • 2022-04-07
  • Milliyet紙

ブルサのジェムエヴィ、依然停電つづく

アレヴィー文化協会ブルサ支部のジェムエヴィと遺体安置所が停電した。ネスィミ・ウチュレリトプラウ支部長は「我々も等しく市民権をもつという意味においては、この礼拝堂であるジェムエヴィの電気代は政府に支払っていただきたいと思う。」と述べた。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は2月16日の閣議後、「NGOの電気契約形態は商業施設のステータスから住宅のステータスに変えられることになる。このため協会やワクフ、ジェムエヴィを含む商業施設のステータスで電気代を支払う組織の電気料金が大きく下がるだろ 全文をよむ

  • 2022-04-02
  • Cumhuriyet紙

トルコで一番人気の芸能スターは?

調査会社メトロポールはトルコで最も人気を集めている芸能人に関するアンケートの結果を公表した。3月に実施されたアンケートによると、ハルーク・レヴェントが1位、タルカンが2位を獲得した。      調査会社メトロポールは、「トルコの鼓動2022年3月」という名のアンケート結果を公表した。28県、1535人に実施されたアンケートデータによって、トルコで最も人気を集めている芸能人が決定された。貧しい人々を支援するAHBAP協会での活動でしばしば話題にのぼるハルーク・レヴェントが79%で一位となった。   全文をよむ

  • 2022-03-23
  • Cumhuriyet紙

ボアジチ大学法学部学部教育「使用言語の30%英語」規定

メリヒ・ブル氏の学長任命後に創設されたボアジチ大学法学部の学部プログラムで、授業言語は「少なくとも30%が英語」となる。変更はボアジチ大学学部教育評議会で決定され、官報で告知された。      ボアジチ大学法学部の学部教育で、授業言語は「少なくとも30%が英語」となる。ボアジチ大学は英語を授業言語とするが、法学部では英語の重みが下がったことになる。      この変更で法学部が「ボアジチ大学の授業言語は英語とする」との規定に例外をもたらした。規定には「法学部の学部教育は授業言語の少なくとも30% 全文をよむ

  • 2022-03-19
  • Cumhuriyet紙

通信庁「ともに私たちはトルコ」歌、発表

トルコ国民の連帯と団結を強調する歌手のシュクリヤ・トゥトゥクンさんが歌った「ともに私たちはトルコ」が大統領府付属の通信庁によってリリースされた。通信庁のファーレッティン・アルトゥン長官は、自身のSNSアカウントで歌のために制作されたミュージックビデオを共有した。      通信庁が出した書面による発表によると、トルコ国民の連帯と団結を強調する「ともに私たちはトルコ」という歌がリリースされた。歌手のシュクリヤ・トゥトゥクンさんが歌ったミュージックビデオでは、トルコの国民的価値観、団結及び連帯感が強 全文をよむ

  • 2022-03-19
  • Milliyet紙

パレスチナ系アメリカ人作家エタフ・ルム氏『女性の声はない』が出版

「この物語を、今ままで聞いたことはなかったでしょう・・・私が来た場所ではこの物語は自分の中に隠してしまいます。そのほかの人たちに向けて説明される、伝えられることではないのです。危険であり、大きな恥なのです。」と言っている。エタフ・ルムは、その初となる小説『女性の声はない』で・・・      エタフ・ルム氏が、一人のパレスチナ人女性として、自身の体験をペンにとり、そして2019年に出版をしたところ、大きな反響をよんだ『女性の声はない』が、3月2日から読者と邂逅した。アルズ・アルトマヌ氏がトルコ語に 全文をよむ

  • 2022-03-01
  • Milliyet紙

スルプ・フリプスィミヤンス教会の鐘が2年ぶりに鳴らされる

サリイェルにある約2年修繕が行われていたスルプ・フリプスィミヤンス・アルメニア教会の鐘が今日2年ぶりに鳴らされた。      コロナ禍の初期から修繕作業が行われていたスルプ・フリプスィミヤンス・アルメニア教会が本日再び門を開いた。教会の天井に絵画が描かれて、周辺の整備が行われた。教会の落成式にトルコ・アルメニア司教のサハク・マシャリヤン2世が参加した。多くの人々が参加した落成式で儀式が行われた。      ■45の絵画が追加された   教会で行われた作業に関して述べたスルプ・フリプスィミヤンス教 全文をよむ

  • 2022-02-25
  • Milliyet紙

アタテュルクの悲恋、映画化

ムスタファ・ケマル・アタテュルクとブルガリア人女性ディミトリナとの悲恋が映画化される。      ムスタファ・ケマルは、30代初めのまだ若い将校だった頃、ソフィア駐在武官に任命された。ここで彼は、スティルヤン・コヴァチェフ将軍の娘、ディミトリナと知り合うことになる。二人は互いに惹かれ合い、ディミトリナはアタテュルクのプロポーズを喜んで受け入れた。しかし、この大恋愛は結婚に至ることはなかった。アタテュルクが後年、「駐在武官だった頃、私はある女性を愛したが、彼女の家族の反対で叶わなかった。若かりし頃 全文をよむ

  • 2022-02-22
  • Hurriyet紙

ラジオ・テレビ高等委員会「タルカンの楽曲放送禁止に関し政府から指示を待っている」

ラジオ・テレビ高等委員会(RTÜK)のイルハン・タシチュ委員は「RTÜKは、政府が親愛なるタルカンの素晴らしい楽曲を『テレビで放送しないように』とこっそり指示するかしないか、最大限の注意をもって聞いています」と述べた。      〔ポップ歌手の〕タルカンが最新の楽曲「Geççek〔いつか終わる〕」を発表すると、ソーシャルメディアはこの話題でもちきりとなった。楽曲は何度も投稿されたが、その歌詞が問題とされ標的とされた。      RTÜKのイルハン・タシチュ委員はソーシャルメディアTwitterア 全文をよむ

  • 2022-02-18
  • Cumhuriyet紙

春の訪れ「ジェムレ」は2月19日・20日に起きる?

民間信仰において「春の知らせ」として知られるジェムレは、2月19日・20日頃に始まる。      ジェムレとは「火」「〔薪の〕おき」「残り火」といった意味〔をもつ表現〕で、民間信仰においては〔ジェムレが〕一週間ごとに〔空気に〕落ちることで、寒い冬の日々の終わりとともに空気や水、土を暖めると信じられている。      ジェムレは気温の上昇を象徴し、春の祭りであるネヴルーズが近づいたことを示すものであり、最初のジェムレは2月19日・20日に空気に落ちる。      二回目のジェムレは2月26日・27 全文をよむ

  • 2022-02-18
  • Cumhuriyet紙

TİNK大学、閉校

第一キャンパスをイスタンブルのサマンドゥラに開校した、民間の科学技術・人間高校(Teknoloji ve İnsan Koleji, 以下TINK)の代表として知られるゼイネプ・デレリ氏は、学生たちを他校へ転入させると唐突に発表した。デレリ氏は、発表動画の中で学校の資金不足を説明し、現状は経済援助を得ながらこの危機をしのいでいると話した。      TINKは2017年9月に開校した。資金不足を原因とした危機が、保護者と学校関係者との間で危機を生むことになった。      この学校は、実業家とし 全文をよむ

  • 2022-02-16
  • Cumhuriyet紙

カラブルンでスズキ釣り大会開催

カラブルン市役所によって今年で12回目になるスズキ釣り大会が、バレンタインデーにちなんで「恋人はスズキ」というスローガンのもとで行われた。スズキ釣り大会において、県内外からの参加者の他にドイツやブルガリアから釣り竿を持って参加する人たちもいた。      カラブルン市長のイルカイ・ギルギン・エルドアンは、大会は競技の名の下に行われているが、主目的は、青い故郷である海を汚染せず、魚が代え難い食料源であることを強調することにあると指摘した。エルドアンは「この大会はより大きくよりたくさんの魚をとるより 全文をよむ

  • 2022-02-14
  • Cumhuriyet紙

バングラデシュでトルコTVドラマ人気

トルコのテレビドラマはバングラデシュでも大きな関心を呼んでいる。首都ダッカの街にはポスターが掲げられた。      バングラデシュでは「復活エルトゥールル」、「救世主オスマン」、「叙事詩(Destan)」、「誓い(Söz)」といったトルコのテレビドラマが人気となり、首都ダッカの街には「救世主オスマン」のポスターがお目見えした。これらのドラマは吹き替え版が民放チャンネルを通して放送され、都市部だけでなく農村部でも視聴されている。シャルミン・アフタルさんは、トルコドラマは文化的に親和性があるため分か 全文をよむ

  • 2022-02-12
  • Hurriyet紙

イスタンブルでパン値上げ

イスタンブル広域市は市が運営するハルク・エクメッキ(民のパンの意)のパンの値段を60%値上げをし、1.25リラから2リラに引き上げた。イスタンブルベーカリー協会の値上げ請求はイスタンブル商工会議所で承認された。イスタンブル商工会議所に属するパン屋は210gのパンを3トルコリラで売り始めた。値上げされたパンの販売は本日より始まった。      イスタンブル広域市が運営するハルク・エクメッキ販売店で1.25リラで売りに出されていた250gの通常のパンは、本日より2トルコリラより販売され始めた。値上げ 全文をよむ

  • 2022-02-11
  • Milliyet紙

宗務庁「我々の預言者とその父に関する侮辱を許さない」

メフメト・アジムリ教授(博士)の本に関して、宗務庁は「はっきりと表現せねばならないが、話題の本では我々の預言者とその父に関して礼儀や敬意に欠ける言葉と受け入れ難い表現が用いられていた。我々はこの不敬、畏れを知らない態度を許さない」という発表をした。      宗務庁は発表の中で、ヒッタイト大学神学部に勤めるメフメト・アジムリ教授(博士)の、聖ムハンマドの生涯について記述した本の一部が問題になっていると伝えた。発表では、「はっきりと表現せねばならないが、話題の本では我々の預言者とその父に関して礼儀 全文をよむ

  • 2022-02-09
  • Hurriyet紙

イスタンブルで喜ばしい発見!

イスタンブル考古学博物館館長のラフミー・アサル氏は、地下鉄工事のために長期間保護発掘が行われていたイスタンブルのボスポラス海峡でクルガン文化に関する重要な調査結果が出たことを明らかにして、「今日に至るまで発掘調査が行われた狭い範囲で合計47の墳丘が発見された。墳丘の周囲には120個ほどの副葬品を伴った埋葬跡が発見された」述べた。      トラキア大学文学部考古学科教員のアフメト・ヤラシュ教授によって主導された第12回「トラキアの考古学」オンライン学会は「東トラキアにおける重要な発見:ベシクタシ 全文をよむ

  • 2022-01-31
  • Milliyet紙

トルコ映画:サンダンス映画祭、ウクライナ・トルコ合作映画『クロンダイク』製作陣に賞

映画『クロンダイク』は、重要な映画祭の一つであるサンダンス映画祭にて「最優秀監督賞」を受賞した。      ウクライナートルコ製作の映画『クロンダイク』は、最初の上映を行った世界映画の中で最も重要な映画祭の一つであるサンダンス映画から「最高監督賞」を獲得した。      監督をマリア・エル・ゴルバッチが、共同制作をメフメト・バハドゥル・エルが努めた映画は、ウクライナ―ロシアの国境に生活をして、村の人種差別主義者グループによって取り囲まれているにも関わらずその家を放棄することを拒否している一人の女 全文をよむ

  • 2022-01-31
  • Cumhuriyet紙

トルコ・ロック:青、赤そしてその向こうにあるもの―トルコロック界重鎮モル・ヴェ・オテスィ10年ぶりの新作アルバム『サイレン』を発表!

「楽曲についてあなたたちと語り合うことを、あなたたちのそれらに関して考えていることを、感じていることを、書くことを私たちはどれほど恋焦がれていたことでしょう・・・何日間もあなたたちの中に入っていくことができないために、私たちは黙っていますが、とても関心があるのです。『サイレン』(最新アルバム名)はあなたたちには一体何を語りかけたのでしょうか?そしてまた一体どの楽曲が一番気に入ったのでしょうか?」      10年の間断ののちに11曲入りの「宝」である『サイレン』(ラクン・ミュージック)をリリース 全文をよむ

  • 2022-01-27
  • Milliyet紙

剣、古銭、古文書、、、骨とう品762点押収

イスタンブルの4地域で、骨とう品密輸業者に対して行われた捜査で、共和制初期に属すると考えられる勅令や印章、サカリヤ広場の戦いの最中の書簡なども含む計762点の骨とう品が押収された。また、この捜査で7人が拘束された。      イスタンブル密輸犯罪対策支部局チームは、骨とう品の密輸を防ぐため、1月16日、エセンレル、シシュリ、ウスキュダル、カドゥキョイの地域内の該当の住所へ捜索を行った。      骨とう品の密輸業者に対して行われた捜索では、ローマ、ビザンツ帝国、オスマン帝国時代に属するとされる3 全文をよむ

  • 2022-01-27
  • Yeni Safak紙

名女優で政治家、ファトマ・ギレキとの別れ

映画監督で製作者のテュルケル・イナノール氏は、コロナウィルスと関連する多臓器不全のために昨日の朝、治療を受けていた病院でその生涯を終えたファトマ・ギレキ氏に別れを告げた。感動的なメッセージを発表したイナノール氏は、ファトマ氏の死によってイェシルチャムから一人の星が消えた。その星は存在する中で最も輝いているものの一つだった。」という表現を用いた。      1.ボドルムに暮らし、約6か月前に治療のためにイスタンブルにやってきたファトマ・ギルギキ氏は、昨日の朝にその生涯を終えた。テュルケル・イナノー 全文をよむ

  • 2022-01-25
  • Milliyet紙

盗難14出土品、アメリカから返還

文化観光省密輸防止局の2年に渡る努力の末、世界最大の古代美術品収集家の1人であるマイケル・スタインハートが盗んだと確認されたアナトリア起源の14の出土品は、トルコに返還するためマンハッタン地検によって在ニューヨーク・トルコ総領事館に引き渡された。アンカラに持ち運ばれる予定の出土品は特別な形で紹介された後、インスタンブル考古学博物館に展示される予定である。      文化観光省文化財・博物館総局付属の文化観光省密輸防止局によると、世界最大の古代美術品収集家の1人であるマイケル・スタインハートがアナ 全文をよむ

  • 2022-01-21
  • Milliyet紙

トルコ文学:アゼルバイジャンで最もよく読まれているトルコ人作家たち―ソヴィエト統治期から現在まで

2007年にアゼルバイジャン大統領は、『150巻世界文学図書館』というタイトルの翻訳プロジェクトをスタートさせた。プロジェクトの目的は世界文学の重要な作家たちをアゼルバイジャン・トルコ語へと翻訳することだ。このプロジェクトではトルコ文学を代表するユヌス・エムレ、ナーズム・ヒクメト、ナジプ・ファズル・クサキュレクそしてオルハン・パムクの書籍が出版された。         ソヴィエト時代に(1920-1991)アゼルバイジャンでトルコ文学に対しての大きな関心があっても政治的な理由のためにトルコ人作家 全文をよむ

  • 2022-01-15
  • Yeni Safak紙

スコットランドでスレイマン一世の肖像画が見つかる

スコットランドにおいて数世代にわたって同じ一家に所有されていた家の屋根裏で5枚のオスマン帝国皇帝の油絵が発見された。   サザビーズ競売会社の告知においてこれらの絵画は17世紀に作成されたものであると書かれている。   これらの絵画はほぼ100年の間陽に晒されなかったと説明されている。   発見された6枚の絵画の中に一枚のスレイマン一世の肖像画がある。   サザビーズは、2021年に他のスレイマン一世の肖像画を35万ポンドで売却している。   屋根裏で見つかった他の皇帝の絵画はバヤズィット一世、 全文をよむ

  • 2022-01-15
  • Hurriyet紙

ウミト・クワンチ氏から「フラント・ディンク」のドキュメンタリー

1月10日「働く新聞記者の日」の祝賀で、殺害された新聞記者が追悼された。メティン・ギョクテペ氏の追悼ののちに新聞記者のウミト・クワンチ氏が作成したフラント・ディンク氏のドキュメンタリー上映、そして追悼が行われる。         先週火曜日、1月10日の『働く新聞記者の日』を祝賀するためにイズミル新聞記者協会の招待を受けて私はイズミルへと向かった。      ディレク・ガッピ会長そしてメンバーは、バイラクル区の協力の下で、ある連続イベントを開催した。「働く新聞記者の日」は、ただ私たちの国に固有の 全文をよむ

  • 2022-01-14
  • Cumhuriyet紙

オミクロン拡大、大学の対応は?

新たな変異株であるオミクロン株の影響による感染急増は、期末試験期間に入る大学が新たな対応を決めることにつながった。高等教育機構(YÖK)は試験を対面か遠隔かどちらで実施するかの判断を各大学に委ねた。各大学が対応を決めた。幾つかの大学の最終決定は次の通り。      ■İTÜはハイブリッドに移行      イスタンブル工科大学(İTÜ)はハイブリッド教育に移行する決定をした。2021-2022年秋学期末まで適用される決定の枠組みで、教員は教室で講義する。学生は教室か遠隔のどちらかで授業をフォローす 全文をよむ

  • 2022-01-09
  • Hurriyet紙

トルコ映画:映画批評誌『アルトゥヤズ』の年鑑2021年版が刊行

映画批評誌アルトヤズの2021年鑑は、昨年の特筆すべき作品を、映画そしてテレビの話題を様々な観点の下で考察をしている。      映画雑誌『アルトヤズ(訳注:トルコ語で字幕の意味)』が、アーカイブを出版する目的で準備した「2021年鑑」は、昨年の特筆すべき作品を、映画そしてテレビの話題を様々な観点から分析をおこなった特別号だ。出版をアイチャ・チフチ、そしてアリ・デニズが校閲を担当し、ビル・フィルムの協力で準備がなされた192頁のこの号に対しては36人もの作家が参加をした。      2021年の 全文をよむ

  • 2022-01-08
  • Cumhuriyet紙

ミッリイェト・サナト 50歳に

最初の号を1972年9月に出版したミリイェト・サナトは、2022年に50歳を祝う。50周年となる最初の号が、各書店の棚に並んだ。      文化芸術サービス   - 雑誌は2022年1月号の表紙にはトルコの画家の半分以上にとっての先生であるマグノリアの画家イブラヒム・チャッルを紹介している。   アス・マロそして「今月の話題」分野では、パンデミックのために間断を空けた「ドン・キホーテ」の演劇をサンチョ・パンサとしてイタリアで公演を行っているセッラ・ユルマズ氏のルポタージュが含まれる中で、劇場芸術 全文をよむ

  • 2022-01-04
  • Milliyet紙

新年を迎えたカッパドキアに舞う熱気球

トルコの一大観光地カッパドキアで、国内外の観光客が熱気球に乗り、2022年の元旦を舞った。      カッパドキアを訪れた国内外の観光客は、2022年の元旦を空に舞った。年が明けてすぐ、観光客はそれぞれが宿泊するホテルから、気球ツアーの一大拠点であるギョレメ町の熱気球発着場に集められた。気球が膨らむのを待って旅行者はカゴに乗り、空からカッパドキアの自然が織りなす光景を眺め、思い出を写真に収めた。熱気球の飛行時間はおよそ1時間。      アンカラから来たギュルシャフ・バイラクタルさんは、「去年の 全文をよむ

  • 2022-01-01
  • Milliyet紙

エフェス遺跡にAKPの危険な計画

エフェス古代遺跡は9000年に渡り途切れることなく定住地であり、ヘレニズム時代、ローマ、東ローマ、侯国時代、オスマン朝時代の証人であり、さまざまな文化や文明の舞台であった。建築の影響によって発想の源泉となり、世界七不思議の一つであるアルテミス神殿や、聖母マリアの家があることで信仰の中心地として、世界の要衝である場所だ。      このため、エフェス古代遺跡は毎年何百万人もの人が訪れる。   またエフェス古代遺跡は2015年にUNECO世界遺産リストに登録された。   エフェスは本来港湾都市だった 全文をよむ

  • 2021-12-31
  • Cumhuriyet紙

オスマン王家子孫、オーストリアで結婚

アブデュルハミト2世の子孫であるダニエル・ハミド・カディル・オスマンオールさんが、先日交際相手のロシア人女性ダリア・リャコヴァさんとオーストリア・ザルツブルグで結婚式を挙げた。      44歳のダニエル・ハミド・カディル・オスマンオールさんは、アブデュルハミト2世のひ孫であるローランド・セリム・カディル・オスマンオールさんの息子だ。ザルツブルグの歴史的建造物であるミラベル宮殿で行われた結婚式には家族も同席した。 全文をよむ

  • 2021-12-31
  • Hurriyet紙

「今年の10冊」発表

パンデミックの日常に百年前のそれを鏡写しにした作品や、現代の激しく議論をよぶ難民問題を扱った小説...詩人の手紙、トルコの伝統の食卓、都市文化をまとめた出版物などなど……。      ■フィクション部門      第1位 『Veba Geceleri(ペストの夜、英題:Nights of Plague)』 著者:オルハン・パムク/イレシュティム出版      オルハン・パムクの最新刊『ペストの夜』は、彼の文学的世界観がすべて細部まで詰め込まれた長編で、歴史背景や緻密なフィクション、そしてディティ 全文をよむ

  • 2021-12-26
  • Hurriyet紙

アンタリヤのハンガリー・モスク、落書き消しに40日

アンタルヤのセリキ区にある古い歴史を持つマジャール(ハンガリー)・モスクの壁に落書きが行われ、これは5人からなる専門家チームの40日間に亘る作業によって消された。      アンタルヤ環境監視調整局(YIKOB)の文化財課の関係者たちは、セリキ区のゲビズ地域にある13世紀から15世紀の間に建てられたと推定されるマジャール・モスクの壁に卑語や罵り言葉を含む落書きが行われており、これの清掃に取り掛かった。      エルスィン・ヤズジュ知事の指示のもと、保護と修復の専門家含む5人からなる対策班が結成 全文をよむ

  • 2021-12-09
  • Milliyet紙

セリミエ・モスクの一部、礼拝に閉鎖

エディルネ県知事エルケム・ジャナルプ氏は、ユネスコ世界文化遺産のセリミエ・モスクがまもなく行われる金曜礼拝の後に、一部が礼拝に封鎖されると明らかにした。      ジャナルプ知事は、公的機関・組織の代表者たちと参加した市内の会議で、ミマル・スィナンの傑作であるセリミエ・モスクの改修に関する発表を行った。      知事は、セリミエ・モスクで改修工事がまもなく始まると明らかにし、市民たちが礼拝、来訪ともに継続できるようにしたいと述べた。      このためワクフ地域支部が請負建設会社と新たな取り組 全文をよむ

  • 2021-12-09
  • Milliyet紙

宗務庁、礼拝での並び方を「正常化」

宗務庁が宗務局に向けて発した文書では、衛生面とマスク着用のルールを適用することを条件に、モスクでの集団礼拝を通常通りの並び方で行うことができるようになると通達された。      モスクでの並び方に関するこの文書はアリ・エルバシュ宗務長官の署名付きで、COVID-19の感染拡大から市民の健康を守るため、2020年3月13日以降モスクで必要な対策を実行していたことが書かれている。      同文書では、宗教関係者や市民がこのことに注意していたため感染拡大を原因とした問題は起こらなかったこと、冬には屋 全文をよむ

  • 2021-11-12
  • Hurriyet紙

トルコ文学:オルハン・パムク『ペストの夜』で訴えられる―ファシズムのナショナリズムそして凡庸な卑劣さ

オルハン・パムクのことが好きであろうとなかろうと、その書いたものを気に入ろうが、気に入るまいが、その考えを間違いだということもあるだろう。しかしながら、彼のことを最後まで支援し続けることは、この国で次第にその姿を消している思想の自由そして民主主義を守ることなのである。      機会を見つけては、オルハン・パムクにたてつくこと、自身に対して知識人という形容をする左派右派のファシズム傾向のある国家主義者たち、凡庸さを乗り超えることのできない嫉妬深い心理の犠牲に、服を着ていない強欲さの、誰かを消耗さ 全文をよむ

  • 2021-11-10
  • その他紙

アンカラのギョルバシュ、ハラッチル・メフメト・アー邸修復へ

アンカラ広域市は、独立戦争の最も重要な歴史的建造物の一つであるギョルバシュ・ハラッチル・メフメト・アー邸を元々の形を守りながら修復する予定である。      首都の歴史を保護し将来の世代に伝えるために活動を起こした広域市は、独立戦争の重要な歴史的建造物の一つであるギョルバシュ・ハラッチル・メフメト・アー邸の修復事業のために活動を始めた。      アンカラ広域市文化自然財局は、1923年に建築が始まり1929年に完成したギョルバシュ・ハラッチル・メフメト・アー邸を元々の造りに適した修復をする予定 全文をよむ

  • 2021-11-07
  • Cumhuriyet紙

カモンド階段物語

石も地面も歴史が薫るイスタンブルのあらゆる街角は、映画の脚本に着想を与えるドラマチックな物語であふれている。それらのうちの1つは写真愛好家たちには欠かすことのできない「愛」、またの名をカモンド階段という。      カラキョイでヴォイヴォダ通りとバンケル通りのぶつかるところにあるカモンド階段の物語は1870年に始まる。建設に13年の時がかかった階段の物語は非常に興味深い。      カモンド階段は、その名前を当時の有名な富豪一家であったカモンド家から取っている。一家の長老の1人であるアブラハム・ 全文をよむ

  • 2021-11-04
  • Hurriyet紙

新アタチュルク文化センターのオペラ演目、「建築家スィナン」

10月29日共和国記念日にオープンが実現した新アタチュルク文化センターで演目が上演され始めた。      最初は更地になることを大きな悲しみを抱いてことの経緯をおっていた。その後、段々と崩されていくのを。ある場所で感じた匂いは、私たちに過去からの記憶を思い出させる。私もかつて家族とともに行った旧アタチュルク文化センターで感じた匂いを思い出した。その多くの営為、多くの芸術家たちの汗はアタチュルク文化センターの舞台には今はない。今度は新アタチュルク文化センターで大きな営為、豪華なショー、演劇を見るこ 全文をよむ

  • 2021-11-01
  • Cumhuriyet紙

「キャプテン翼」について知られざること

特に90年代に幼少期を過ごした人々にとってのスーパースターは大空翼だった。アニメやゲームで子どもたちの心を掴んだ。さて、あなたはキャプテン翼についてどれほど知っているだろうか?ミッリイェト紙・モラティキがキャプテン翼について知られざることをまとめた。      ◾️初の作品ではなかった      日本人のサッカー人気を支えた作品は数多くあった。しかしキャプテン翼は初めての作品ではなかった。日本のナショナルチームが1968年のメキシコシティオリンピックで銅メダルを獲得したことが日本人のサッカー人気 全文をよむ

  • 2021-10-30
  • Milliyet紙

イスタンブルのシンボル。アタチュルク文化センター82年の歴史

イスタンブルは、明日新たに開館するアタチュルク文化センター(AKM)のオープンを心を高鳴らせ待ちわびている。世界の最も総合的芸術センターの一つになるであろうAKMは、1939年の構想から始まり、役人の怠慢、火事など様々な記憶に満ちている。またAKMには最初の「庇護者」リュトゥフィ・クルダル博士と関係の深い長い物語がある。      かつてのイスタンブル[知事兼]首長であるリュトゥフィ・クルダル市長は、建設・インフラ整備同様にイスタンブルの芸術・文化活動でも抜きん出ていた。イスタンブルが近代的な劇 全文をよむ

  • 2021-10-28
  • Hurriyet紙

トルコ映画:第9回ボスフォラス国際映画祭開幕!

ボアズィチ文化芸術ワクフによって開催される第9回ボアズィチ映画祭は10月23日に始まる。      文化芸術サービスーダニス・タノヴィチ氏がワールドプレミアを第27回サラエボ映画祭でおこなった「Not So Friendly Neighbourhood Affair」映画によってスタートする予定のフェスティバルは、国内そして国際コンペティションにおける興奮は高まる予定である。      国内長編映画コンペティションにおいて「最優秀映画賞」のために競い合った10の映画は、レイス・チェリキ氏が会長を 全文をよむ

  • 2021-10-20
  • Milliyet紙

Netflix:ギョクチェ・バハドゥル氏が主役を務めるNTFLIXドラマ『クラブ』から予告編が公開!

ギョクチェ・バハドゥルが主役を務めるNetflixドラマ「クラブ」から最初のものとなる予告編が公開された。視聴者たちを1995年へと連れ出す用意のあるドラマは、11月に公開される予定である。      ギョクチェ・バハドゥル氏が主役を務めるドラマ「クラブ」から初となる予告編が公式に公開された。Netflixにおいて公開される予定の『クラブ』は、ユダヤ人の母親の物語を取り上げている。      ベヤズペルデが伝えたところによれば、『クラブ』のドラマの俳優陣には、最新では『結婚についてのすべてのこと 全文をよむ

  • 2021-10-12
  • Cumhuriyet紙

タクシムのアタテュルク文化センター、10月29日の開館へ

タクシムで10月29日の共和国宣言記念日98周年に開業するアタテュルク文化センターでは最終準備が行われている。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領によって2019年2月10日にアタテュルク文化センターの定礎が行われた。この建物の最初の建築士であるハヤティ・タバンルオウル氏の息子であるムラト建築士が手がけた現センターの建設が完了した。      タクシムのアタテュルク文化センターの新たな看板が掲げられた。下からLEDライトで照らされた「アタテュルク文化センター」と書かれた看板は、建物の 全文をよむ

  • 2021-10-01
  • Cumhuriyet紙

ゼウグマ・モザイク博物館、9か月で12万5千人の来訪者

世界最大級のモザイク博物館のひとつとして知られるゼウグマ・モザイク博物館に、今年9か月で12万5千人が訪れた。オズギュル・チョマク館長は、新型コロナウイルスによって来訪者数が減少したが、ここ2カ月で9万人が訪れたと話した。      ゼウグマ・モザイク博物館は、ガズィアンテプといえばと言えるような「ジプシーの少女」、「アレース像」、「ローマ時代の泉水」、ユーフラテス川岸の邸宅群にあったモザイクなど、歴史を垣間見ることのできる作品の数々を展示し、来訪客をもてなしている。      ガズィアンテプ博 全文をよむ

  • 2021-09-22
  • Cumhuriyet紙

トルコ映画:『アナトリアヒョウ』がトロント映画祭で受賞

世界の重要な映画祭のうち、トロント映画祭が終了した。      最高の映画を発表する「国民選出賞」を素晴らしいイギリスの映画監督であるケネス・ブラナー氏の新作映画『ベルファスト』が獲得した。トロント映画祭の国民選出賞は、このフェスティバルで始まった賞のシーズンにおける成功にとって重要なサインとしてみなされている。1960年代の初頭の北アイルランドを舞台とした映画は、中産階級のある家族の物語を取り上げている。      トロント映画祭で上映されたトルコ制作の作品である『アナトリアヒョウ』は、各賞と 全文をよむ

  • 2021-09-21
  • Milliyet紙

ザ・バットマン:バットマンのトルコ上陸まであと一週間!-DCのアンソロジーコミック新作『バットマン:ザ・ワールド』にトルコ人クリエイター参加

9月18日に出版される予定の『バットマン:ザ・ワールド』アンソロジーにおいて、14ヵ国から14の物語が集まっている。トルコが舞台となっている物語の作家であるエルタン・エルギル氏とイラストレーターのエセム・オヌル・ビルギチ氏と語り合った。エルギル氏は、「一人のコミックス・ファンとして、私は自分が見たいと思ったものを書きました。」      全世界からバットマン・ファンたちが9月18日を今や遅し、と待ち焦がれている。なぜならばその日に祝われる「世界バットマン・デー」において新たなアンソロジーが公開さ 全文をよむ

  • 2021-09-12
  • Hurriyet紙

ギリシャの音楽家テオドラキスに別れ

最新の情報によると、その死がトルコでも大きな悲しみを生んだ偉大な音楽家が祖国に埋葬された。ハ二ヤで行われた葬式では伝統衣装を身につけた人々が目を引いた。      ギリシャ人で、チェシュメ・ウルラ氏を母に持つ音楽家ミキス・テオドラキスさんが本日故郷のクレタ島で告別されている。クレタ島のハ二ヤで執り行われた葬儀には何百人もの人が参列した。観光客らは携帯電話でその光景を撮ろうと揉み合っていた。      ギリシャメディアは、アサンプション大聖堂前に大勢の人々が集結し、教会の生徒たちがミキス・デオドラ 全文をよむ

  • 2021-09-09
  • Milliyet紙

ヴァン湖アクダマル教会で9回目のミサ

ヴァン県ゲヴァシュ郡にあるアクダマル島の教会で、9回目のミサが今年執り行われた。このミサは年に一度執り行われ、(今年は)感染拡大の影響で参加者数が制限された。ミサは、トルコ・アルメニア総主教座事務局長で宗教会議議長のタトゥル・アヌシャン聖職者長により執り行われた。ミサの時間帯は、アクダマル島は観光客に対して閉鎖された。また、ミサはインターネットを介してライブ視聴が可能とされた。      ヴァン県およびその周辺地域にとって重要な観光的価値をもち、毎年数千もの人々が訪れるゲヴァシュ郡のアクダマル島 全文をよむ

  • 2021-09-05
  • Hurriyet紙

リミニ・プロトコル:イスタンブルを人口知能で再発見!―『リモート・イスタンブル』パフォーマンスが開催

イスタンブルをステージへと移り変わらせ、参加者たちが人工知能の同伴によって都市を発見する体験へと招待するパフォーマンスである「リモート・イスタンブル」が、8月7日金曜日にクンドゥラ・ステージで始まる。      今年、第二回が開催されてベイコズ・クンドゥラとドキュメンタリー演劇(訳注:現実の社会で起こった出来事を劇的形式を用いて舞台でとりあげる演劇のジャンル)を牽引する存在であるリミニ・プロトコルが合同で開催する予定であるリモート・イスタンブルが、観客たちをパンデミックの時期に遠い存在となってし 全文をよむ

  • 2021-08-04
  • Hurriyet紙

エルドアン大統領、アヤソフィア・モスク化一周年にメッセージ

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はアヤソフィア・モスクが再び礼拝へ解放されてから一周年をメッセージで祝った。      エルドアン大統領は1周年を記念して、86年ぶりに行われた初の金曜礼拝の光景も入った動画をつけて、ソーシャルメディアのアカウントから投稿を行った。      エルドアン大統領は「我らが文明の再びの夜明けの象徴であるアヤソフィアの復活をもう一度お祝い申し上げる。」と話し、以下のように述べた。   「我々に幸福をもたらす我らが主に賛美あれ…願わくばこの大寺院のドームからアザーンや 全文をよむ

  • 2021-07-24
  • Hurriyet紙

15世紀イタリアでメフメト2世に捧げられた5千行の詩写本発見

イタリアにある図書館の書庫で、メフメト2世のためにイタリア詩人が書いたおよそ5千行ものラテン語の叙事詩が発見された。      アンカラ社会科学大学のフィリズ・バルン・アクマン講師と研究者のバヤズィト・アクマン氏は、メフメト2世紀を讃えるルネサンス期のイタリア詩人によって書かれた、およそ5千行ものラテン語叙事詩を発見した。作品名は「アミール:トルコの皇帝メフメト2世の生涯と征服(Amyris, de vita et gestis Mahometi Turcorum imperatoris)」で、 全文をよむ

  • 2021-07-22
  • Milliyet紙

越境文学:トルコ文学へのイラン文化の接触-イラン人トルコ語作家シャフザーデ氏の文学的冒険

「テュルク語に根付いた数多くのペルシャ語の単語が存在しています。私の小説作品においては、二つの言語の間にこれらの単語によって結び目を作っているのです。   トルコ人の、イラン人たちが知っている言葉とともに、私の詩行を、それぞれに結びつけているのです。;これはペルシャ語とトルコ語の結婚として定義をすることが出来ます・・・」      「私の言語の限度というのは、私の世界の限度を明らかにするのです。」と語っている。 言語論を哲学と混ぜ合わせつつ、私たちの種自身、そして世界を理解する旅へと光を当てる偉 全文をよむ

  • 2021-07-21
  • Cumhuriyet紙

宗務長官、アヤソフィアモスク化1年でメッセージ

宗教庁のアリ・エルバシュ長官が、アヤソフィア大聖堂(聖アヤソフィア大モスク)がモスクとして再出発して一年が経つとして、ソーシャルメディアで思いを共有した。      エルバシュ長官は、ツイッターアカウントへの投稿に「Ayasofya Camii(アヤソフィアモスク)」とハッシュタグをつけ、「一年前の今日、親愛なるレジェップ・タイイプ・エルドアン大統領の調印をもって発布された歴史的な法令に基づき、聖アヤソフィア大モスクは本来の姿を取り戻し、再び信徒を迎えた。最後の審判の日まで、ミナレットからのエザ 全文をよむ

  • 2021-07-11
  • Hurriyet紙

ウミト・ウナル氏の手掛けた『愛、魔法など』、バルセロナ国際映画祭で最優秀映画に選出

ウミト・ウナル氏の手掛けた『愛、魔法など』は、国外のフェスティバルのツアーを続けている。トルコにおいて参加をしたフェスティバルから数多くの賞を獲得した映画は、今回、バルセロナにおいて今年第25回目が開催されたファイア‼バルセロナ国際映画祭において最優秀映画賞の受賞者となった      イスタンブルの初となるLGBT映画祭であるファイア!は1995年以来開催されている。フィクション、ドキュメンタリーそして短編映画作品が上映されたイベントの名前は、1920年代の後半に、同性愛者であり黒人作家のリチャ 全文をよむ

  • 2021-07-02
  • Cumhuriyet紙

メフメト2世とスレイマン1世の肖像、対面!

メフメト2世の肖像画に続いて、ある寄贈者からイスタンブル広域市に寄付されたスレイマン1世の肖像画もサラチハーネで保管されることになった。イスタンブル広域市のエクレム・イマームオール市長は、2点の肖像画をハリチ造船所に建設予定の美術館に展示すると明らかにした。      イタリアの有名画家ジェンティーレ・ベッリーニのアトリエで製作されたメフメト2世の肖像画は、イスタンブル広域市によって購入され、現在サラチハーネで展示されている。クリストファノ・デル・アルティッシモの筆によるスレイマン1世の肖像画も 全文をよむ

  • 2021-06-24
  • Hurriyet紙

サルトで、レシャト・エクレム・コチの『イスタンブル・アンサイクロペディア』アーカイブ化

ALTで2011年から現在まで続いている『さあ誰がいるだろう?』というタイトルのトークショーは、10周年を迎えて、組織の事業そしてまた事業の協会を取り上げるビデオシリーズとして継続している。SALTの傘下で様々な調査プロジェクトに対して、また展覧会そしてプログラムなどに対しての貢献をしている政府の参加者たちとともに用意がなされたビデオ作品が、一週間ごとにサルトオンライン.orgそしてSALTオンラインのソーシャルメディアチャンネルで公開される。      SALTの事業そして事業協力者に関しての 全文をよむ

  • 2021-06-21
  • Yeni Safak紙

これらは芸術でなくコメディ彫刻!ー作った本人もがっくり

最近巷では、一部の町にある、その地域を代表するために作られたと思しき「オブジェ」が話題だ。これらの作品には、SNS上で「オブジェテロ」とコメントがつけられるなど、激しい批判が寄せられている。常識的な美的センスすら感じられず、ほとんど3Dの落書きと言ってもよいこれらの「作品」を制作した職人や会社を直撃した。しかし、どのオブジェについても「これはわれわれが作った」と言う者は現れなかった。      ハリル・ケクリクオールは、この分野で最も大きな会社のうちの1つのオーナーだ。約30年間アンカラでこの類 全文をよむ

  • 2021-06-19
  • Hurriyet紙

最低!パムッカレ大学の期末試験にクルド系政党問題

パムッカレ大学経済行政学部経済学科の期末試験で、スキャンダラスな問題2問が学生たちに出題された。      デニズリにあるパムッカレ大学の期末試験で学生たちに出題された問題が反発を呼んだ。   ソズジュ紙の報道によれば、経済行政学部の英語経済学科の第一クラスの最終期末試験として、まず「トルコ検察庁は国の高等裁判所に対し、いずれの主力クルド系野党の禁止を求めたか?」という問題が学生たちに出された。   問題の解答選択肢には「善良党(İYİ)、民族主義者行動党(MHP)、人民の民主主義党(HDP)、 全文をよむ

  • 2021-06-12
  • Cumhuriyet紙

アメコミ:イスタンブル舞台のバットマンが来る!―DCコミックス世界のクリエイターと共同プロジェクト始動

DCコミックスは、2021年9月18日を祝う「世界バットマンデー」に公開されるアンソロジーにおいて14の異なる国の、14人の作家とともに描いたバットマンの冒険を一同に会するということを伝えた。      アンソロジーにおいては、トルコからのイラストレーターとしてエセム・オヌル・ビルギチ氏が、作家としてはエルタン・エルギル氏が参加をする予定である。ビルギチ氏は、アンソロジーのトルコバージョンのために描いた表紙をシェアしながら「私の子供時代の夢の一つが現実となりました。」と述べた。184ページからな 全文をよむ

  • 2021-05-29
  • Milliyet紙

テクカレ修道院址、盗掘で倒壊の危機ーアルトヴィン

 アルトヴィン県ユスフェリ郡テクカレ村のテクカレ修道院址は盗掘者の違法な発掘によって強奪被害を受けていた。崩壊のリスクに直面している教会の修復のために計画的活動が始まった。       ユスフェリ郡テクカレ村に位置するテクカレ修道院はこの周辺の中世の修道院の形成が(その様式に)表れているが、盗掘者が行った違法な発掘により、強奪被害を受けた。村の住民は歴史に挑戦する教会がこれ以上破壊されずに修復されて、観光に利用されることを望んだ。崩壊のリスクに直面している教会の修復のために活動が始まった。委員会 全文をよむ

  • 2021-05-29
  • Hurriyet紙

今日、タクシム・モスク開扉

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の出席で今日実現したタクシム・モスクのオープニングセレモニーの前に、タクシム広場やモスク付近にウスパルタ市からやってきたバラ水を散布した。      最新ニュースによると、タクシムでの歴史的な開扉の数時間前、ウスパルタ市からタクシム・モスクと周辺に25トンのバラ水が撒かれた。ウスパルタからバラ水を運んできたと伝えたウスパルタ副市長ファフレッティン・ギョズギュン氏は次のように述べた。      「市長の指示のもとに、今タクシム・モスクの開扉に際してタクシム広場と 全文をよむ

  • 2021-05-28
  • Milliyet紙

トルコ映画:レーニン像が黒海の村に漂着!―映画『あなたと私とレーニン』がイスタンブル映画祭で初上映

監督のトゥハン・タシュタン氏が、シナリオをバルシュ・ブチャクチュ氏と共に執筆した最初の長編映画である『あなたと私とレーニン(Sen Ben Lenin)』の特別な広告が公開された。ソビエト連邦から海に放りだされて、デュズジェにて陸に打ち上げられたレーニンの真実の物語から出発した映画はトルコプレミアを、この先の日々において第40回映画祭において開催される予定である。      トゥハン・タシュタン氏の最初の長編映画である『あなたと私とレーニン』は、先月にワールドプレミアを由緒ある映画祭の一つである 全文をよむ

  • 2021-05-26
  • Milliyet紙

イスタンブル考古学博物館、2分館計画

考古学の観点から世界で最も豊饒な博物館の一つであるイスタンブル考古学博物館の貯蔵室にある作品の一部をアタテュルク空港に、もう一部をマルテペの文化・観光局に属する場所へと運びこみ「貯蔵室博物館」が作られる予定となっている。イスタンブル考古学博物館における運送の議論に関する発表をおこなったイスタンブル県文化・観光局長ジョスクン・ユルマズ氏は、「私たち文化観光省はひとつは、アタテュルク空港を、もうひとつはアナトリアの沿岸のマルテペをはじめとする二つ場所を建築しました。そして二つの場所は短期間のうちに 全文をよむ

  • 2021-05-25
  • Hurriyet紙

エルドアン大統領、8新学部・研究科新設承認

何件かの学部・研究機関の設立、何件かの学部・研究所・高等教育機関の閉鎖、またあわせていくつかの学部の名称変更に関連する大統領の決定が、官報に掲載された。      レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の署名により公表された決定によると、ニシャンタシュ大学に歯学部・医学部、イスタンブル新世紀大学にスポーツ科学学部、エーゲ大学にはオデミシュ健康科学学部、トラブゾン大学にコーラン研究・暗誦研究所、ギュムシュハーネ大学に大学院教育研究所、ユーラシア大学にコミュニケーション学部、ディジュレ大学に応用科学部 全文をよむ

  • 2021-05-21
  • Hurriyet紙

パレスチナ問題:若手トルコ人映画監督パレスチナに対して『パレスチナの首都』アニメーション映画で支援!

フィダン芸術ワクフの傘下として業務を継続しているハサン・ビン・サビト映画アカデミーの学生たちは、制作した編映画の数々でパレスチナ国民に対しての支援を続けている。      メディアと通信部門の学生、若手映画人のエミネ・ユクセル・テュルクメン氏が「パレスチナの首都」というタイトルのアニメーション映画を共有すると、すぐにソーシャルメディアにおいて関心をもって鑑賞された。      テュルクメン氏は、2年間にわたりアカデミーで教育を得ていたということを述べながら、「全員の共通の困難であるエルサレムの名 全文をよむ

  • 2021-05-19
  • Milliyet紙

セリミエモスクでラマザン月最後の金曜礼拝

エディルネの歴史あるセリミエ・モスクにおいて、ロックダウン期間と重なったラマザン月最後の金曜礼拝が行われた。マスクを着け、礼拝用敷物をもってモスクを訪れた信徒らは、ソーシャルディスタンスに従って並び、一部の人々はモスクの庭で礼拝を行った。      ユネスコ世界文化遺産リストに登録された、ミーマール・スィナンの「傑作」であるセリミエ・モスクでラマザン月最後の金曜礼拝が行われた。ロックダウンと重なった金曜礼拝では、開始前に歴史あるモスク内で消毒作業が行われ、モスク内にはテープが引かれて信徒がとるべ 全文をよむ

  • 2021-05-07
  • Milliyet紙

豊穣と恵みの祭り、フズルッレズ

パンデミックの影響で自宅で過ごす時間が増えている今日この頃、毎年5月5日から6日にかけての未明を祝い恵みがもたらされることを祈るフズレッレズの祭りを多くの人が待ちわびている。多くの人々が薔薇の枝に願い事を括り付け、機会があれば願いの成就を祈って夜明け前にそれを海に放り投げた。      さて、フズレッレズの祭りの意味は何なのだろうか?   フズレッレズは、世界の恵まれない人々を助けることで知られるフズルと、海の支配者と信じられているエリヤが地球上で出会う日で、春の訪れと考えられ祝福されているもの 全文をよむ

  • 2021-05-07
  • Hurriyet紙

トロイ博物館、ヨーロッパ博物館年間最優秀特別賞受賞

文化観光省が「ヨーロッパ博物館年間優秀賞」に、トロイ博物館、オドゥンパザル近代美術館、そしてバイブルト・ケナン・ヤヴズ民俗博物館が選ばれたことを発表した。      文化観光省は次のように文書で声明文を出した。      「ヨーロッパ評議会の後援の下、ヨーロッパ博物館フォーラム(EMF)によって毎年与えられる歴史と名声ある博物館賞である「ヨーロッパ年間優秀博物館賞」の受賞者が、5月6日の夜、発表された。トロイ博物館は、2020年の年間最優秀特別賞を獲得した。      トロイ博物館表彰の翌年、同 全文をよむ

  • 2021-05-06
  • Hurriyet紙

マルディンで9施設、世界遺産暫定リスト入り

マルディン県ミディヤト郡で「トゥル・アビディン」として知られる地域にあるモル・ソボ教会、聖母マリア教会、デイル・ル・ザファラン修道院、モル・ガブリエル修道院、モル・アバイ修道院、モル・ロゾル修道院、モル・ヤクプ修道院、モル・クルヤコス教会、モル・アゾゾ教会が、ユネスコ世界文化遺産の暫定リスト入りした。      ユネスコ世界文化遺産暫定リストに入った修道院と教会は、毎年、何千人もの人々が訪れている。      ■観光に大きな貢献をするだろう      ミディヤト市のヴェイスィ・シャヒン市長は、昨 全文をよむ

  • 2021-05-03
  • Cumhuriyet紙

トルコ・ラップ:疎外された人々が、世界へラップミュージックで声を上げる

イスタンブルにおいて、貧困そして迫害といった問題が数多く存在している地区は、同時にラップ音楽もまたよく聴かれている場所の一つである。ボアズィチ大学政治学・国際関係学部で研究員をしているウムト・ミシェ氏は、この地区のうちスルクレそしてバージュラルに集中した研究において、ラップ音楽は若者たちが疎外を表現するために用いた一つのツールであると主張している。しかしながら、ミシェ氏が見たところではバージュラルのラッパーたちは、スルクレのラッパーたちと比べ、著名になり、かつお金を稼ぐためにその言葉における批判 全文をよむ

  • 2021-04-28
  • その他紙

トルコ文学:漫画と文学の融合―ユーモア雑誌「アルバム」が創刊!

漫画と文学を繋げた雑誌テルス「アルバム」は、先週に各書店の本棚、そしてインターネットの各販売拠点に置かれ始めた。         アルバムには、出版、文学そしてユーモア界の著名な人物たちと共に数多くの若い作家そして漫画家が登場する。108頁に渡る雑誌アルバムには、社会/歴史的なユーモア小説から、文学的な実験作品、愛される漫画キャラクターたちから、ユーモア記事に至るまで60人の作家そして漫画家が貢献を果たしている。ビュレント・アラバジュオール氏、ベヒチ・ペキ氏、ジャン・バルサラン氏、ガーニ・ミュジ 全文をよむ

  • 2021-04-21
  • Milliyet紙

トラブゾンに野外博物館

トラブゾン県で、駐車場建設計画での発掘中にローマ時代およびビザンツ時代の遺跡が発見された区画が野外博物館となることになった。      西暦117~128年頃のローマ帝国ハドリアヌス帝時代のものと考えられるこの都市最初の城壁の南東の角の一部と、同時代のオベリスク柱、そしてビザンツ後とされる1460年という日付が記された塹壕壁が、発掘により白日の下に姿を現した。      これらの考古学的発見は、黒海地域とトラブゾン県の両方によって重要な財産だとする観光専門家らが、同地域に考古学公園を建設すること 全文をよむ

  • 2021-04-18
  • Milliyet紙

ヒュッレム妃、墓廟で追悼

ヒュッレム妃が、没後463年目に墓廟で追悼された。      イスタンブル県文化観光局によってヒュッレム妃のスレイマン霊廟にある墓廟の傍らで昨日追悼式が行われ、ジョシュクン・ユルマズ県文化観光局長、イスタンブル大学のマハムト・アク学長、県のムフティー(イスラム法解釈者)であるメフメト・エミン・マシャル氏が参列した。追悼式では聖典クルアーンの朗読に続いて祈りが捧げられた。         ■「歴史に刻まれた」      県文化観光局長ジョシュクン・ユルマズ氏は追悼式の後、「ヒュッレム・スルタン※は 全文をよむ

  • 2021-04-16
  • Hurriyet紙

アフリカ映画:アフリカ出身の女性監督たちの作品がイスタンブル現代美術館に集結

イスタンブル現代博物館の映画部門?は、オンラインのプログラムにおいてセルマ・ギュルビュズ氏の「世界という場所」の展覧会からインスピレーションを受けた「決して一人ではない(Asla Yalnız)」というタイトルのプログラムとともに継続をしている。中東そして北アフリカの女性監督たちの各監督たちの映画作品からのセレクションとして準備が行われた「決して一人ではない」は、4月15-25日の間に観客との邂逅を果たす。      イスタンブル現代映画祭は、テュルクツボルグ株式会社とフランス文化センターの支援 全文をよむ

  • 2021-04-10
  • Milliyet紙

トルコ文学:作家オルハン・パムク、新作小説『ペストの夜』を解説

パムク氏は「最近10年間の間、検疫がどのように行われるのか、検疫に対してどのような反対運動が行われたのかという興味が沸き始めました。今日では、細菌については全員知識を持っていますが、19世紀では人々はこれらのことを信じてはいなかったのです。小説においてもまた検疫の歴史について関心をもちました。」と語った。      ノーベル賞作家のオルハン・パムク氏は、最近出版された『ペストの夜(Veba Geceleri)』というタイトルの物語を読者に共有をおこなった。      D&Rの主催で、オイルム・タ 全文をよむ

  • 2021-04-07
  • Hurriyet紙

スレイマン1世の肖像画、35万ポンドで売却

イギリスのオークション会社サザビーズによって開催されたオークションでオスマン帝国のスルタンであるスレイマン1世の肖像画が諸費用を含め43万8千ポンド(500万リラ)で落札された。      イギリスのオークション会社サザビーズによって開催されたオークションでオスマン帝国のスルタンであるスレイマン1世の肖像画が35万ポンド(400万リラ)で落札された。      オンラインと電話で行われたオープンオークションは、現地時間10:30(トルコ時間12:30)に始まった。      「イスラーム世界とイ 全文をよむ

  • 2021-03-31
  • Hurriyet紙

フォークロア研究者イルハン・バシュギョズに関わる二作品

最近私が読んだ2冊の興味深い電子書籍について述べたい。『トルコで最初のフォークロア・サマースクール:イルハン・バシュギョズのギュレでの夏季講習』、『イルハン・バシュギョズとギュレ・フォークロア・サマースクール参加者の会合:2020年7月18日』のことである。この2冊の本は、かつてアメリカからトルコに戻った有名なフォークロア研究者イルハン・バシュギョズと彼の研究を直接取り上げていないが、彼の周囲、特に彼の試みを扱っている。2冊とも作成したのは、セルピル・アイギュン・ジェンギズ教授である。      全文をよむ

  • 2021-03-22
  • Cumhuriyet紙

ディヤルバクルでウラルトゥ、ローマ時代の盗品発見

ディヤルバクルで、軍警察隊は通報を受けて行動を起こした。2人の容疑者に対する身体検査でウラルトゥ、ローマ時代の腕輪、ベルト、オブジェ、彫像、青銅板など歴史的遺物45点が押収された。      県の軍警察司令メンバーによって行われた捜査により、ヴァンに滞在していた2人が市場価格20万リラにのぼる様々な歴史的遺物をディヤルバクルへ売却のため持ちこもうとしているという情報が得られた。      軍警察隊はすぐに技術的な追跡調査を行い、容疑者らが乗車していたバスをビスミル郡で停車させた。      バス 全文をよむ

  • 2021-03-18
  • Milliyet紙

電子図書販売増、書籍販売減

トルコ出版社協会が作成した「2020年トルコブックフェアレポート」によれば、オンラインそしてオーディオブックの販売において増加があったということ、小売り書籍市場の規模は11.26%の下落とともに785万5000TLまで落ち込んだということが伝えられた。      トルコ出版社協会は、各カテゴリー区分ごとに作成されて、そして各セクターのデータを含んでいる「2020年トルコ書籍市場レポート」を発表した。      報告によれば、全世界に影響を及ぼしているパンデミックのためにトルコにおいて2020年の 全文をよむ

  • 2021-03-16
  • Cumhuriyet紙

失われてしまった女性芸術家たちの足跡を辿ってートルコ最初の女性画家「ミフリ・ミュスフィキ女史」のドキュメンタリー映画完成

ミフリとは誰なのか?エレニ・イリアディス氏とは誰か?イヴィとは誰か?ハーレ・アサフ?詩人のニーガルとは?ファトマ・アリイエそしてエミネ・セミイェ氏とは誰か?サフィイェ・エロールとは?スアト・デルヴィシュ氏とは?メブルレ・アレヴォク氏とは?ファトマ・ヌディイエ・ヤルチュ、ネジヘ・・ムヒッディン、アフィフェ・ジャレとは、マジーデ・タヌル?一体ユルドゥズ・モラン氏とは誰か?まず第一にこれら全員は女性であり、私たちの文化芸術史の埃をかぶっているのではなく、金箔で覆われた各ページを闊歩して、見ようとするの 全文をよむ

  • 2021-03-10
  • Cumhuriyet紙

2021年メッカ巡礼決定延期、小巡礼はなし

宗教庁は2021年の大巡礼と小巡礼に関する声明を出した。声明では、「サウジアラビアが正常化プロセスを断食月明けの祭日以降まで延期したため、トルコから小巡礼の訪問も行われない。」と述べられている。      以下が宗教庁により出された声明である。      2021年の大巡礼と小巡礼に関して国民から多く寄せられた質問に関して以下のような発表を行う必要があると感じられた。      2020年の大巡礼は新型コロナウイルス感染症の流行により行われなかったため、大巡礼について抽選で選ばれた志願者の権利は 全文をよむ

  • 2021-03-09
  • Hurriyet紙

トルコ文学:セマ・カイグスズ氏の『あなたの顔のどこか』英訳が翻訳賞受賞

ブリティッシュ・カウンシルの協力のもと、2017年に組織されたトランスレイターズ・アソシエイションは、イギリス連合王国とアイルランドで出版された文学作品の数々に対して与えられる翻訳賞へ、セマ・カイグスズ氏の『あなたの顔のどこか(原題:Yüzünde Bir Yer)』というタイトルの小説を英語に翻訳したニコラス・グラストンベリー氏と編集者のサバ・アフメト氏が受賞した。      『エブリー・ファイア・ユー・テンド(英訳タイトル:Every Fire You Tend)』、という題名でタイトルド・ 全文をよむ

  • 2021-03-08
  • Milliyet紙