シリア:ドイツ司法当局がユダヤ教礼拝所の爆破を試みたシリア国籍の若者1名を起訴(1)

2022年03月03日付 al-Watan 紙

■ドイツ司法当局がハーゲン市内でユダヤ教礼拝所の爆破を試みたシリア国籍の若者1名を起訴、爆発物の製造方マニュアル「イスラーム国」の爆弾製造業者から入手

【ダマスカス:本紙】

複数の反体制系ウェブサイトが昨日報じたところによると、シリア人の少年が、テロ組織「イスラーム国」に所属するある爆弾製造業者から爆発物を製造するためのマニュアルを入手したのち、ドイツ国内のユダヤ教礼拝所の爆破を試みた容疑で、同国で裁判にかけられた。これに関連し、ドイツの『ビルト』紙が報じたところによると、同国の警察は昨年9月に同礼拝所への爆弾攻撃を阻止した際、シリア人の少年「ウダイ・J」(17歳)を逮捕していた。

同紙によると、ウダイ少年は公衆から隔離された拘置所に収容されており、同国司法長官が述べたところによると、同少年は「国家を脅威にさらす危険な暴力行為を準備した」疑いがかけられているという。

同紙が報じたところによると、「シリア人高校生(ウダイ・J)は過去数週間の間に過激思想に傾倒し、は数週間以内に急進化し、宗教が原因で洗脳されてしまった」のだという。さらに同紙が伝えたところによると、「同少年は昨年9月の『贖罪の日』に際して、「シナゴーグ・ハーゲン」への攻撃を計画し、可能な限り多くの人々を殺害することを目指した」。

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翻訳者:メディア翻訳アラビア語班
記事ID:53023