フェトフッラー・ギュレン、服役の弟子らにメッセージ

2022年05月06日付 Hurriyet 紙

フェトフッラー・ギュレンが、クーデター未遂の後に起訴され、判決が下り服役中の弟子らに送った新たなメッセージの中で、「天国が約束されている」[との発言]が判明した。

長年にわたり人々を「信仰につけ込み搾取」し、2016年7月15日にクーデターを企てたフェトフッラー派テロ組織(FETÖ)の首領フェトフッラー・ギュレンの新たなメッセージが判明した。今回は、クーデター未遂の後に起訴され判決が下された服役中の弟子らに「天国が約束されている」[との発言]が明かとなった。

断食明けの祝祭日のため、インターネットサイト上でメッセージを公開したギュレンは、バイラムが自分達にとって「悲しみと苦難の谷でおとずれている」と主張した。ギュレンは、イスラムにおいて地獄の精霊のひとつと信じられている「イフリート」を引き合いに出し、クーデター未遂の後に起訴され、刑務所に送られた弟子たちが「潔白」であると強調した。ギュレンは、「この先たどり着くと信じている天国の夢をもって、慰めようと努めている。我々の目は春の雲のように涙を流す中、内面には将来への希望が芽生え、深まっている。真冬であっても、信仰は我々に新鮮で新たな春を約束する」と述べた。FETÖの首領は、「彼らは神聖なる日々を過ごすだろう」とも主張した。


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翻訳者:関口ひなた
記事ID:53398