テヘラン警察長官、認可されたサイトにおける武器販売の広告を批判

2022年04月23日付 Jam-e Jam 紙

 大テヘラン圏治安維持軍[警察]司令官は、武器や弾薬筒の販売、不道徳な事柄等に関してネット上に掲載されている一部の宣伝広告を批判した。

【ジャーメ・ジャム電子版】ホセイン・ラヒーミー司令官は、いくつかのウェブサイトに掲載された広告の一部の内容について次のように述べた。「残念ながら、一部、認可を受けている複数のウェブサイト上に不適切な広告が掲載されている事案が見られた。これらは、ナイフ、刀剣類、武器として使用可能なもの、弾薬筒の販売や不道徳な事柄等の宣伝広告であり、監視すべき事案である。」

 同氏は、このような広告は法に反する罪深い行為であるとした上で、警察はこの問題に対処する意向があるのか否かという点に関し、こう語った。「我々が監視するつもりはなく、当該ウェブサイトの所有者やこの問題に責任を有する諸機関が監視し、このような広告を防止しなければならない。」

 大テヘラン圏治安維持軍司令官はこう続けた。「法的に認可を受けて運用されているウェブサイトに、武器・弾薬筒の販売広告や、倫理に反する事柄等の宣伝広告を掲載することが違法な犯罪行為であることは明白である。」

 ラヒーミー司令官は、警察もまたこの点について、自身の職責を果たすとした上で、次のように言及した。「しかしながら、ウェブサイトの所有者や責任者、及び関係諸機関も監視に当たり、違法行為があった場合は対処する必要があることに注意せねばならない。」

 ISNA(イラン学生通信)によると、最近、首都警察職員らはある人物の所有する複数の違法な刀剣類やナイフを発見した。この人物は自身の製品を認可されたいくつかのサイトで宣伝していた。


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翻訳者:SK
記事ID:53437