プーチン大統領の病気と健康状態悪化の報道 ロシア当局による最初の公式反応

2022年05月30日付 Hamshahri 紙

 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、ウラジーミル・プーチン大統領が様々な公務のスケジュールの中で、日々公の場に姿を現していることに言及しつつ、病気に関する噂を否定した。

【ハムシャフリー電子版】ラブロフ外相は、フランスのTF1テレビのインタビューの中で、「大統領は毎日公の場に姿を現している。誰もがテレビで彼の姿を見て、演説を聞き、演説の文章を読んでいる。分別のある人ならば、大統領からはいかなる病気や体調不良の兆候も見て取れないだろう」と指摘した。

 同外相は、「日々大統領を見ることができ、彼の健康に関する証言があるにもかかわらず、そのような噂を広める者たちは、自分の良心に立ち返るべきだ」と付け加えた。

 2月のウクライナにおけるロシアの特殊作戦開始以来、西側のメディアは、クレムリンに対する大規模な心理戦の中で、ロシア軍の士気を下げるために、プーチン大統領の病気について多くの噂を広めた。

 2022年2月21日(イラン暦1400年エスファンド月2日)、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、モスクワの安全保障上の懸念に対する西側の無配慮を批判し、ドンバス地方におけるドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立を承認した。

 3日後のエスファンド月5日(西暦2月24日)木曜日、プーチン大統領は、いわゆる「特殊作戦」と呼ばれる軍事作戦をウクライナに対して開始し、かくしてモスクワ―キーウ間の緊張関係を軍事的衝突へと変えた。ウクライナにおける戦闘とロシアの行動への反応は依然として続いている。


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翻訳者:SK
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