スエーデン外相「PKKはテロ組織」

2022年07月06日付 Cumhuriyet 紙

スウェーデンのリンデ外相は、テロ組織であるクルディスタン労働者党(PKK)のプロパガンダを行った左党に対して厳しい反発を示した。

スウェーデンのアン・リンデ外相は、「アルメダレン政策フォーラム」でテロ組織PKKを象徴する布切れを広げ、プロパガンダを行った左党に反発した。

リンデ外相は、自身のツイッターのアカウントからモルガン・ヨハンソン法務・内務大臣にも影響を与え、「これは断じて容認できない。PKKは1984年にオロフ・パルメ政権によってテロ組織とされ、多くの無実の人々の命を奪い、良心を傷つけてきた組織である。左党は、PKK[支援]活動をすぐにやめなければならない」と述べた。

モルガン・ヨハンソン法務・内務大臣も自身ツイッターのアカウントから同様の発言をして、左党に警告した。

スウェーデンのゴットランド島で「アルメダレン政策フォーラム」で、左党のダニエル・リアザット議員、モモドル・マルコム・ジャロウ議員、ロレナ・デルガド・ヴァラス議員は、PKKを象徴する布切れを広げ、PKKはテロ組織ではないとのプロパガンダを行った。

一方、クルド人民防衛隊(YPG)、PKK支持者である左党のダニエル・リアザット議員は、6月にテロ組織であるフェトフッラー・テロ組織(FETÖ)の支持者の1人であるエネス・カンターをスウェーデン議会に案内し、スウェーデンがNATOの加盟に申請しないように事前活動を行なっていた。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:伊永勇人
記事ID:53701