ヨルダン: 敬虔なヨルダン王子、ジュエリーデザイナーと結婚

2022年09月05日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ヨルダン:ハーシム家の"敬虔な"王子 、"ブルガリアのジュエリーデザイナー"ミリアム・ガーズィー妃と結ばれる。

【ロンドン:本紙】

ヨルダンのガーズィー・ビン・ムハンマド王子が、婚約者であった新しい妃と結婚したとの発表から数時間後、世間で流布している情報によると、彼女は歴史と地理に精通しており、厳密には、スペインの大学を卒業した、貴石の選別と評価、貴石の宝飾品製造の専門家とのことである。

ガーズィー王子は王宮で最も傑出した顧問で、アブドゥッラー2世に個人的に最も近い人物の一人である。宗教問題全般を統轄しており、非常に敬虔な人物とされている。

首都アンマンで発表された報道によると、その女性宝石職人の方はブルガリア王家にルーツを持つ女性であり、宝石学者やジュエリーデザイナーとして活躍している。従って、彼女はヨルダン国王のいとことの婚姻発表前から、ブルガリアの公妃と王族の称号をもともと持っていたのである。

アブドゥッラー2世の立ち会いのもと、ガーズィー・ビン・ムハンマド王子が土曜日午前、タルノヴォ公妃ミリアム妃殿下と結婚したと公式報道が伝えた中、ヨルダンの人々は新しい妃の写真、ニュース、出自、話題を探す好奇の波に押し寄せ、早速、彼女を“ミリアム・ガーズィー妃”と呼んでいる。

(後略)


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翻訳者:百田凜花
記事ID:54007