エジプト:公共事業大臣とサウジアラビア大使との戦略的パートナーシップ強化に向けた協議

2022年09月09日付 Al-Ahram 紙
会合の様子
会合の様子
■エジプト公共事業大臣が相互協力強化の話し合いのために、サウジアラビアの駐エジプト大使をカイロに迎える

【カイロ:アブドゥルファッターフ・ヒジャーブ】

エンジニアでもあるエジプトのマフムード・イスマト公共事業大臣は、サウジアラビアのウサーマ・ビン・アフマド・ナクリー駐エジプト大使を迎え、兄弟国である2国間の協力関係を促進する方法について協議した。

会合の冒頭、イスマト大臣はサウジアラビア大使を歓迎した。大使は、イスマト氏の公共事業大臣就任に祝意を表明し、変わらぬ成功と幸運を祈った。

大臣は、極めて強固な(エジプトとサウジアラビアの)二国間関係と、両国および2つの兄弟民族を結ぶ親密で強い絆、さらに両国の戦略的パートナーシップの重要性を強調した。そして、国内外の民間部門と協力し、サウジアラビアの投資家たちが直面するあらゆる障害を克服するために、省を挙げて取り組む意欲を示した。そして、両国の優れた指導者の関心と意識のもと、様々なレベルでの実りある両国の協力関係がいかに異例の進展を見せているかを指摘した。

一方、大使は、深く根付いた歴史ある両国結びつきを評価し、サウジアラビアがエジプトとの協力分野の開拓と戦略的な協力体制の強化に意欲的であると断言した。彼は、エジプトとサウジアラビアのパートナーシップが両国内にとどまらず、世界市場へ拡大する必要性を指摘した。特に、地理的優位性、高度な熟練技能、天然資源、インフラなどエジプトが持つ多くのポテンシャルによって国際的な産業および商業の中心になりうると強調した。

(後略)


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翻訳者:星野 明里
記事ID:54027