■国連安保理はイラクで「イスラーム国」の犯罪を調査する国連チームの任期を延長
【バグダード:本紙】
リッチャー氏は、「イラクは、イスラーム国のおぞましい行為に対する責任追及に努める先駆的な存在として、国連安保理の全加盟国同様、調査チームならびにその調査に対する確固たる支持を新たに表明した。ダーイシュの行為は戦争犯罪や人道に対する罪、一部の状況下ではジェノサイドの罪に相当する可能性がある」と強調した。
国連安保理の声明によると、リッチャー特別顧問は「同チームが行った調査の進捗および得られた進展に関する報告書を、安全保障理事会へ180日毎に提出し続ける予定」であり、「リッチャー氏はこれに先立つ2022年6月に提出された第8回報告書において、数多くの調査において得られた進展にならび、調査チームとイラク政府間の強固な連帯に光を当てた」という。
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