ヴァン近郊のエルチェク湖、干上がる危機のなかフラミンゴ来訪

2022年09月20日付 Cumhuriyet 紙

ヴァンから約20㎞の距離にある95km四方のエルチェキ湖は、渡り鳥を出迎えている。地域で発生している干ばつが鳥類たちを脅かしていることは科学者たちを不安に陥れている。ヴァン100周年大学(YYÜ)野生動物保護とリハビリテーションセンター局長教授のロクマン・アスラン氏は、干ばつにも関わらずフラミンゴたちのような渡り鳥たちが未だに流域で飼料を見つけることが出来ていて、このため飛来し続けられたと語った。

トルコの453の鳥種の約半数を迎えいれている、塩湖でありソーダ水を含むエルチェキ湖では、ヴァン湖をはじめとして一帯の数多くの湖そしてまた流水のような日照りの影響を受けた。95km四方の一帯にそしてまた40mの深さを持つ湖のいくつかの沿岸は何mも後退した。この状況は、科学者たちを不安にさせている一方で、湖では未だに渡り鳥たちがやってきている。一帯の鳥種と並行して4月に一帯にやってきてそしてまた11月の終わりまでエルチェキ湖に残ったフラミンゴたちは、素晴らしい光景をもたらしている。

■「今年もまた沢山やってきた」

興味を持っている人々が関心を持って観察をしたフラミンゴたちに関しての発表をおこなったYYÜ外来動物保護とリハビリテーションセンター長ロクマン・アスラン氏は、地域ではいまだに飼料地帯があるために渡り鳥たちが渡来し続けていると注意を引いたアスラン教授は、「ヴァン湖の流域には、湿地帯がたくさんあり、そしてまたこの湿地帯は、外来種たちの観点から、食糧採取そしてまた身の安全を守ることにおいてはいかなる危険ももたらすことがないために、ヴァン湖では外来生物の多様性が豊かです。ヴァン湖のエルチェキ湖の赤フラミンゴそして来客たちは、毎年4月に飛来し始めて、11月の終わりまで留まります。ここに留まり続けている理由は、食糧採取地域が年中存在しているためです。エルチェキ湖は、時折、沢山の数が飛来してきます。今年もまた、水がかなり引いているのが分かります。しかしながら干ばつはフラミンゴの飼料採取にも影響がある程ではありません。湿地帯が干からびない限り、赤フラミンゴたちは更に何年間も挨拶をしにきて、去っていくでしょう。この湿地帯は干からびることはないですし、私たちが守ることが出来れば非常に多くの外来生物もつまりは今日に至るまで見られなかったものも見られる日が来るでしょう。」


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翻訳者:堀谷加佳留
記事ID:54085