アカル国防相、アゼルバイジャン国防相と面会

2022年10月04日付 Milliyet 紙
アカル国防相は、アゼルバイジャンのザキル・ハサノフ国防相と会談を行った。

フルシ・アカル国防相は、参謀総長のヤシャル・ギュレル大将、陸軍総司令官のムサ・アヴセヴェル大将、海軍総司令官のエルジュメント・タトゥロール提督、空軍総司令官のアティラ・ギュラン大将とともに、アゼルバイジャンの首都バクーを訪問した。アカル国防相は、ハイダルアリエフ国際空港でアゼルバイジャンのザキル・ハサノフ国防相に出迎えられ、国防省では軍事式典によって歓迎された。式典の中でアカル国防相は、両国の国歌斉唱の後、儀仗隊に挨拶をし芳名帳に記帳した。

式典の後に、アカル国防相とアゼルバイジャンのハサノフ国防相の二者会談、続いて代表団間の会談が行われた。アカル国防相はアゼルバイジャン訪問の喜びを表現した。敵によるバクー占領からの解放104年を記念し、アカル国防相は二国間の友好関係は「一つの民族、二つの国家」として最も親密な状態で続いていると明言した。

アカル国防相は、トルコ―アゼルバイジャンの友好関係がアゼルバイジャン共和国軍が占領下にあった地を解放した「一つの国家作戦」により永続的に強固なものになっていると表現し、以下のように述べた。

「アゼルバイジャンが占領下にあった地を解放したことによって、南カフカスにおける永続的な平和と安定のため歴史的機会の窓が僅かに開くこととなった。アルメニアはもうこれ以上の挑発をやめるべきだ。アゼルバイジャンとの間でこぎ着けた和解の枠組みで、和平議論と協力に注力し、平和のために差し伸べられた手を握り返すべきである。また、トルコとしては、これからも今日までのように「一つの民族、二つの国家」という理解のもとアゼルバイジャンの我が兄弟たちと手と手を取り合っていくつもりだ。いつでも我々は愛しきアゼルバイジャンに寄り添っている。アゼルバイジャンはいつ何時も孤立したりなどしない。」


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翻訳者:金子萌
記事ID:54174