■イスラエル軍が9月中に漁師に対して40件の違反を犯す

【ガザ：本紙】

ガザ労働組合は、イスラエル海軍が先月9月中にパレスチナの漁師らに対し、40件におよぶ違反を犯したと発表した。

同組合の代表であるサーミー・アムスィー氏は、イスラエル軍が9月13日に4人の漁師を逮捕したことを明らかにした。彼らのうち一人はゴムでコーティングされた金属弾丸で目と大腿を負傷し、他の2人は手を負傷したという。

同氏は、イスラエルが先月中に2隻の漁船を押収し、同じく2隻の船に部分的な破壊を加えたことを明らかにした。これは各労働組合が1か月間で記録した違反行為の件数のなかでももっとも高い数値であるという。

さらに同氏は、組合が観測したすべての攻撃は発砲のほか、ほぼ毎日にわたる漁師らへの追跡、彼らへの岸への帰還の強制といったかたちでなされたものであると述べた。

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