パレスチナ・イスラエル:「ライオンのねぐら」が西岸で複数の特殊作戦を実行

2022年10月12日付 al-Quds al-Arabi 紙

■「ライオンのねぐら」を名乗るパレスチナのグループが占領下のヨルダン川西岸地区で五つの銃撃作戦を実行したと認める

【ナーブルス:本紙】

パレスチナの武装勢力は火曜日、イスラエルの複数の標的に対して銃撃作戦を実行し、兵士1人を殺害し、複数を負傷させたと発表した。

「ライオンのねぐら」(アリーン・ウスード)と名のり、ナブルス(北部)に拠点を置くこの組織は、声明のなかで「我々の戦士らは火曜日正午の1時間前に、シャベイ・シショムロン(ナーブルス近郊)作戦を実行し、敵の隊列に確実に負傷者と死者が出た」と述べた。

また「その後、デイル・シャラフ分岐路(ナーブルス西部)作戦を実行、重傷者を発生させ、ねぐらのライオンたちはジェリジム山(ナーブルスにある一つの山)でも入植者の集団に対して特殊作戦を実行した」と付け加えた。

彼らはさらに、「ねぐらのライオンたちはケドゥミム(ナーブルス・カルキリヤ街道沿線)作戦も実行し、我々のライオンたちは、バイター村(ナーブルス南部)に向かう交差点で特殊作戦を実行した」と続けた。

そのうえで「以後数時間のうちに、敵が予測できないサプライズがもたらされるだろう。我々の軍事作戦の火山は始まっており、アッラー以外にそれを鎮めることはない」と述べた。

(後略)


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翻訳者:石山遼・笠井まや
記事ID:54228