トルコ軍部隊、カタール・サッカーワールドカップ警備で駐屯

2022年11月06日付 Milliyet 紙

カタールで開催されるFIFAワールドカップカタール2022の警備を割り当てられたトルコ軍部隊が、共同統合機動部隊としての任務を開始した。

FIFAワールドカップ2022は、2022年11月20日から12月18日にかけてカタールで開催される。百万人以上がカタールに集まり、世界中で最も観覧・視聴されるスポーツの運営組織であるワールドカップのセキュリティ確保に向けた準備もスタートした。カタール政府は友好国および同盟国に対して、警備への支援を要請。トルコを含む各国からの前向きな反応を受け、カタールをホスト国とした会議が重ねられた。その結果、カタール軍を支援するため、トルコ、米国、英国、イタリア、フランス、パキスタンが参加する共同統合機動部隊が組織された。

■戦艦TCG Burgazadaがカタール到着

レジェップ・タイイプ・エルドアン大統領の署名を得て審議案が議会承認された後、FIFAワールドカップカタール任務に任命された国内製造艦トルコ艦TCG Burgazada (F-513) が10月10日にイズミルを出港。 その後、10月31日、兵士らととともにカタール入りしたTCG Burgazada (F-513) は、ウム・アル・ホール海軍基地でカタール海軍による歓迎式典を受けた。この活動の一環で、(同艦のほか)化学・生物・放射線・核防衛を専門とするCBRN分隊、爆発物発見・処理チーム、爆弾探索チーム、ドローン対策チームが先月末にカタールの首都ドーハに到着し、活動を開始している。
大会運営上のセキュリティ確保を目的に組織されたこの共同統合機動部隊への指示および管理は、設けられた調整センターがおこなうこととなる。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:原田星来
記事ID:54404