モロッコ:年間30万人がドロップアウト。学校改革に着手

2022年11月12日付 al-Quds al-Arabi 紙
■モロッコは学校改革のためのロードマップを採用。年間30万人の児童がドロップアウト

【ラバト:本紙】

モロッコの教育省は、小学生の77%が80語で構成されているアラビア語の文章をきちんと読めず、70%が15語で構成されている文章のフランス語を読むことができていないということを明らかにした。
 
シャキーブ・ベンムーサー大臣は木曜日の記者会見で、「全ての子どもに向けた質の高い公立学校のための2022年から2026年のロードマップ」のアウトラインを提示し、小学5年生の87%が単純な割り算の計算ができず、また初等教育での児童の落第率は23%に達していると強調した。

政府高官は、児童を悩ませる多くの問題を調査した結果、ドロップアウトの数は年間で30万件以上に上っていると話し、中学校での落第率は53%、高校では24%に達していると指摘した。教育省は新計画を通して現在の状況を改善するため、多くのことに努めると断言した。

(後略)


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翻訳者:久木田麗磨
記事ID:54431