イラク:経済情勢に関する大統領の見解(1)

2022年12月14日付 al-Sabah al-Jadid 紙
■ラシード大統領が国際金融公社の対中東地域使節団を歓迎…「我々は先進的かつ繁栄した国を築くことを可能にする人的・自然資源を有している」

【バグダード:本紙】

アブドゥッラティーフ・ジャマール・ラシード大統領は昨日火曜日、「先進的かつ繁栄した国家を建設することへと繋がる、国家の自然・人的能力を伴いつつ」、形式主義を削減し、国内の銀行システムを発展させる必要性を確認した。

ラシード大統領の広報室は声明で、同大統領が「地域局長であるアフターブ・アフマド氏が率いる、国際金融公社の中東地域、パキスタン、アフガニスタン向けの使節団を、バグダードの(大統領府)宮殿で歓迎した」ことを明らかにした。

さらに「この会談では、それが国内の経済状況の改善に向けて政府部門を支える動因となるよう、民間部門への支援を通してイラクでの投資・サービス計画を推進する方法について議論がなされた」と加えた。

同声明によれば、共和国大統領は経済状況について語り、「これまで、イラクの様々な都市が怠慢やテロ行為、経済状況の悪化がもたらす結果に苦しんできた」ことを示した。さらに、「イラクは現在、政治、治安、経済の観点から安定しており、それに先進的かつ繁栄した国家の建設を可能にする自然や人的資源を有している」と述べた。

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翻訳者:萩原優太
記事ID:54477