シリア:保健当局が児童に対するさまざまな医療キャンペーンを実施

2022年12月29日付 al-Watan 紙
■ダマスカス郊外県で学校給食プログラム実施。学校保健局長は本紙に、「精神状態がよくない児童8,826人にセラピーを行う」と述べる

【n.p.:本紙】

教育省のハトゥーン・タワーシー学校保健局長は、今年度の初めより1,085校の534,000人以上の生徒に向けて、コレラの感染拡大防止キャンペーンを行なっていると発表した。

同局長は本紙に、保健省と協力し、6歳から12歳の児童の栄養状態を評価する目的で、全国の420校10,080人の生徒を対象に栄養調査キャンペーンを行うと強調した。加えて、ダマスカス郊外県での給食プログラム実施の開始、ダマスカス、ダマスカス郊外、クナイトラ、ハマー、ホムス、アレッポ、タルトゥース、ラタキア、スワイダー、イドリブの各県での学校の物理的環境を現地視察、学校食堂で義務づけられる衛生条件の発表、医療用マスク257,000枚と医療用手袋60,000枚、医療用ガウン5,600着を含む個人用防護具を確保し、全県の学校保健医療スタッフに配布すると述べた。また、全ての学校に塩素、せっけん、消毒液といった殺菌剤と清潔な水を保証、A型肝炎予防啓発のためのパンフレットとポスターを配布し、学校の保健施設にコレラの予防と治療用具、固形せっけん16,000個、水の殺菌用の塩素剤30,000錠、経口補水塩30,000包、計量カップ318個、亜鉛105缶、そして浄水フィルター74個の配布をすると確認した。

(後略)


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翻訳者:堀江龍之介
記事ID:54713