在イスタンブル・ドイツ領事館など、安全上の理由で1日閉鎖

2023年02月02日付 Cumhuriyet 紙
イスタンブルのドイツ領事館が、「安全上の理由」で1日閉鎖すると発表した。

オランダとイギリスに続き、ドイツもイスタンブルの領事館を「安全上の理由」で閉鎖したことを発表した。

領事館のSNSアカウントに、「当領事館は、安全上の理由から本日(2月1日)閉館致します。ビザやパスポートの手続きのための予約はキャンセルされます。ご理解に感謝します」とメッセージが投稿された。

■オランダのトルコに関する決定

イスタンブルのベイオール地区にあるオランダ領事館は、「抗議行動の可能性と、欧米諸国を標的とした脅威の増加」を理由とし、一時的に訪問者の受け入れを停止した。この決定に対する領事館の声明には、次のように記されている:

「イスタンブルのオランダ領事館周辺での抗議活動の可能性及び欧米諸国を標的とした驚異の増加により、イスタンブルのオランダ領事館は2023年1月30日から一時的に閉鎖されます。」

■イギリスが警告


イギリスは、「イギリス国民は2022年に333万人以上がトルコを訪れ、そのほとんどが問題なく行われた」とし、「イギリス国民は、テロのリスクが高まっていることに注意し、祭りの時期を含め、外国人が集まる人混みでは警戒する必要がある」と声明を出した。

さらに、「欧米諸国の国民は、特に大都市で標的にされたり、攻撃に晒される可能性がある。現在、イスタンブルでは教会、シナゴーグ、大使館や領事館など、その他欧米人が訪れる場所に対するテロ攻撃の脅威が高まっている状況である。イスタンブルの英国総領事館も現在予防措置として閉鎖している。国民には細心の注意を払い、現地の治安当局の助言に従い、メディアの報道をチェックし最新の警戒情報を追うようお願いする」と述べられた。



 


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翻訳者:田原紗樹
記事ID:54935