死者多数の崩壊アドゥヤマンのイスィアス・ホテルから鉄筋採取

2023年03月09日付 Cumhuriyet 紙

アドゥヤマンに所在したイスィアス・ホテル捜査の中で、検察官の監督のもとホテルと周辺の建物から穿孔によるコンクリートと、鉄筋が採取された。
 
アドゥヤマンのイスィアス・ホテルは、カフラマンマラシュを震源とするマグニチュード7.7の地震により倒壊した。ホテルに滞在していた、北キプロスのバレー関係者の生徒と教員の計35人、30人のツアーガイドを含め数十人が犠牲となり、この捜査が続いている。
 
■ホテルの倒壊は隣の建物の倒壊によるもの

アドゥヤマン主席検察局による捜査では、ホテルのオーナーであるアフメト・ボズクルトとマネージャーのファティフ・ボズクルト、エフェ・ボズクルトが逮捕された。
 
裁判では、イスィアス・ホテルに隣接する別のホテルの崩壊が周辺の建物の崩壊の原因となったと弁護が行われ、これを踏まえ検察官は現場検証を行った。

検証では、専門家によりイスィアス・ホテルとその周辺の建物から穿孔によるコンクリートと鉄筋のサンプルが採取された。イスィアス・ホテルに隣接する建物から採取されたコンクリートと鉄筋は、捜索に関する証拠として用いられるもようだ。


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翻訳者:清水志保
記事ID:55183