日本の地震調査団、イスタンブル工科大を訪問

2023年03月15日付 Cumhuriyet 紙

カフラマンマラシュを震源とする地震の後、被災地域で調査を行った日本人科学者一行はイスタンブル工科大学付属災害管理研究・対応センターを訪問した。

イスタンブル工科大学、緊急事態・災害管理学科のミクダト・カドゥオール教授は「日本人科学者一行は、これほどの壊滅的被害がどのようにして起こったのか、明らかにしようとしている。 河川域平野部で開発が許可されたの理解できないでいる。こうした建物における被害が設計上のミスであるのを理解するのに苦しんでいる。彼らは、私たちがあまりにも早急に瓦礫を撤去したといい、一部の瓦礫を未来の世代に残すべきと言った。」と述べた。

同教授は、日本人科学者一行に向けて、[来るべき]マルマラ大地震やイスタンブル工科大学の建物について申し出を行ったとし、こう語った。
「彼らに具体的な3つの提案、質問を行った。共同で何が出来るかということ。マルマラ地震において一緒に何ができるのか。そして、イスタンブル工科大学の歴史的・文化的な建物を強化するため、技術的・科学的に協力することを求めた。」

カドゥオール教授は日本の科学者一行が瓦礫の一部を遺構として未来に伝えるという点で注意を喚起したと明らかにした。日本人科学者一行はカフラマンマラシュを震源とする地震の後、何日にも亘り被災地域で調査を行った。11人の日本人科学者たちは調査後、3月13日にイスタンブル工科大学付属災害管理研究・対応センターを訪問した。ミクダト・カドゥオール教授が議事進行をおこなって地震対策会議を実施した。


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翻訳者:伊藤颯汰
記事ID:55236