インジェ母国党党首、署名10万を集め、大統領候補に

2023年03月26日付 Cumhuriyet 紙
5月14日に実施されるトルコ大統領選への立候補に向け、署名集め中のムハッレム・インジェ母国党党首が署名10万筆を達成し、立候補資格を得た。インジェ党首は第一声で、「10万筆完了。しかし気を抜かずに月曜の20時まで署名は続けてください」と呼びかけた。こうしてインジェ党首は大統領候補の資格を得た。

母国党のムハッレム・インジェ党首は、署名期間開始4日目に10万筆を集め、5月14日に実施される大統領選挙に設けられた条件をクリアした。

■まっさきに10万筆を集めた候補者に!

大統領選に立候補するために署名キャンペーンを始めた11人のうち、まっさきに10万筆を集めたのがインジェ党首だった。

高等選挙管理委員会(YSK)の選挙スケジュールによれば、大統領立候補希望者が10万筆署名を集めるために設けられた期間は3月22日から3月27日の20時まで。

現在の候補者リストは次のとおり。

ムハッレム・インジェ 100,117筆
ムハンメド・アリ・ファーティフ・エルバカン 69,151筆
スィナン・オアン 58,045筆
ドウ・ペリンチェキ 19,667筆
ヤクプ・トゥルカル 2,392筆
エルカン・トゥルクテン 1,511筆
テヴフィク・アフメト・オザル 1,001筆
イルファン・ウズン 663筆
ハリル・ムラト・ウンヴェル 360筆
ヒルミ・オズデン 325筆
デヴト・トゥラン 99筆

■「署名は続けて」と呼びかけ

立候補の権利が確実となると、インジェ党首は自身のTwitterアカウントで次のように声明を発表した。

「トルコに感謝、母国の素晴らしい人々に感謝、そして我が子供たちに感謝。10万筆完了。しかし気を抜かずに月曜の20時まで署名は続けてください」

■記者会見の予告

ムハッレム・インジェ党首は、立候補が確実となった後に投稿したツイートの二通目では記者会見についても予告。「今日(3月25日土曜日)18時、母国党本部で記者会見を行う予定」と投稿した。


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翻訳者:原田星来
記事ID:55301