338戸の暫定の職場、マラティヤに

2023年03月28日付 Milliyet 紙
マラティヤでエムラック・コヌット(トルコの不動産投資会社)によって被災した中小業者を経済的に支援するため、2万6000㎡の土地に338の仮の職場の建設が開始された。ムラト・クルム環境・都市整備・気候変動相は、ソーシャルメディアで建設現場の様子をシェアした。

「世紀の大災害」とされるカフラマンマルシュを震源とした地震によりマラティヤの中小業者は仕事場に被害を受けた。彼らに対する経済的支援として、環境・都市整備・気候変動省は、エムラック・コヌットに委託し2万6000㎡の土地に338の職場の建設を開始した。

ムラト大臣は、ソーシャルメディアの公式アカウントで投稿を行い、地震の被害を受けた11県の商業活動を継続させていくことが重要と訴えるとともに、被災したマラティヤでエムラック・コヌットの手によって開始された338の仮の職場の建設現場の様子をシェアした。

同相は、ソーシャルメディアで、「11県が元通りになるためには、街の復興と商業活動の継続が重要である。我々は、仮設住宅を設置するのと同様に中小業者のためにも仮設の職場を設ける。」とコメントした。

プロジェクトのバルバロス・コスフ主任は、マラティヤで建設が開始された仮の職場に関する情報を以下のように伝えた。「ここはおよそ2万6000㎡の土地だ。ここに商店街の雰囲気をまとった338の店舗を建設する。このプロジェクトでは、まず基礎を構築する。そして鉄骨構造を建て、上下に鋼板で屋根と壁を組み立てる。下水、雨水、電気、通信設備のようなあらゆるインフラを整え、権利者に引き渡す。」


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翻訳者:金子萌
記事ID:55313