ギュッラッチもお高いものに

2023年04月03日付 Cumhuriyet 紙

ラマザン月の愛されるお菓子であるギュッラッチは、今年のイフタールの食卓の欠かせない物になれなかった。ギュッラッチ1キロは、今年、150リラから販売されている。

オスマン朝宮廷料理であるギュッラッチは、牛乳入りで軽い甘さのため、特にラマザン月に最も多く消費されるお菓子の筆頭にあたる。ラマザン月の到来とともに興味を持たれるギュッラッチは、今年もイフタールの食卓を飾った。しかし、購入者は沢山とはなれなかった。

■今年は1キロ150リラから

ブルサ・菓子職人会議所会頭ネジップ・ダシュさんは、軽い甘さが理由でラマザン月に人々がとても興味を示すと述べ、「ギュッラッチは、牛乳入り菓子のため小麦の生地の菓子に比べると少し軽いお菓子である。中に添加物は全くない。牛乳、砂糖、クルミ、装飾のためにザクロが使われている。ラマザン月だけに作られるため人々はとても興味を寄せている。」と述べた。

ダシュ会頭は、「お菓子を買いたい人の約70%がギュッラッチを選んでいる。ラマザン月の始めに私たちは作り始める。ラマザンが終わると作るのを止める。今年は、1キロ100リラ(約691円)から150リラ(約1037円)の間である。」と話した。


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翻訳者:新井慧
記事ID:55348