左派「労働自由連盟」5党、共通候補リスト化

2023年04月08日付 Cumhuriyet 紙

労働自由連盟に所属する6党のうち5党は、「緑と左派の党」共通候補リストから、(労働自由連盟に所属する)トルコ労働者党(TİP)に関しては49の県で独自の候補リストでもって選挙に臨む。

労働自由連盟の代表は、アンカラのアンカラ大学政治学部卒業生協会において記者会見を開き、選挙関連の政治的合意文を発表した。

緑と左派の党の共同スポークスマンの1人であるイブラヒム・アクン氏は、伝統ある選挙に挑む際に進めてきた取り組みが最終段階に到達したことを明かし、「労働自由連盟は、大統領選挙と同じく、トルコ議会選挙においても、基本的にワンマン政治体制に終止符を打つことを目指している。これを踏まえて協議を進めた末に、選挙で、連盟に所属する労働者行動党(EHP)、労働党(EMEP)、人民の民主主義党(HDP)、社会主義者議会組織(SMF)及び社会自由党(TÖP)が81の県において、緑と左派の党単位で共通候補リストに合流することを決定した。連盟に所属するTİPに関しては、独自の候補リストでもって49の県と52の選挙区において選挙に臨み、残りの県と選挙区では、緑と左派の党を補助する見通しだ。」と述べた。

■エルカン・バシュ:連盟は信頼に値する

TİPのエルカン・バシュ党首は、「我々は、声がかき消され、無かったことにされる数百万人の政治意思を後押しするべく長期的な視野を持つ連盟を設立した。労働自由連盟は、選挙前、選挙中、そして最も重要な選挙後、自由・平和・正義の強化、恒久化、そして全ての国民が平和に暮らすことを保障する。」と述べた。

会議には、HDPの共同党首の1人であるミトハト・サンジャル氏、EMEPのエルジュメント・アクデニズ党首及びEHPのハカン・オズトゥルク党首も参加した。


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翻訳者:山口晴夏
記事ID:55373