ラバト:スウェーデンでモロッコ人家族から子供が引き離される(2)

2023年04月04日付 al-Quds al-Arabi 紙

モロッコ外務省はさらに続けて、「問題の根源は、近年スウェーデンに移住したかなりの数の人々が、子育ての根本的違いやカルチャーギャップに加えて、スウェーデンの法律や同国が重要視する子どもの権利を理解していないことにあるのは明らかである」と述べた。

また、「スウェーデン外務省は、政府が故意にアラブ人やムスリムのコミュニティーの子供を家族から引き離しているとするすべての告発を否定した。そして、引き離しは移民の家族に限られたことではなく、子供への虐待が認められたスウェーデン社会のすべての家族に行われている。」と伝えた。

児童保護(18歳未満)に関わるスウェーデンの法律は、「ソーシャル」の名で知られる社会サービス組織に「調査によって、家族が子育てに不適切だったり、虐待をしていると認められた場合は、子供を家族から引き離し、新たな家族に移されるまでは社会福祉組織が代わりに保護する」権利を与えている。

しかしながら、多数の移民は「差別」の存在や、移民に関しては子供の引き離しが法律に則っていないこと、また、子供への被害が認められない場合にも引き離しが行われる時があることを非難した。そのため(引き離しを非難する)デモ参加者の大多数は移民、特にムスリムで、そのほとんどがアラブ人だった。


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翻訳者:土屋伶斗
記事ID:55382