選挙まであと一か月、クルチダルオール優勢?

2023年04月12日付 Cumhuriyet 紙
大統領選挙まで33日を残し、世論調査の結果は強い関心を寄せられている。メトロポル・リサーチ代表のオゼル・サンジャル氏は、国民同盟の大統領候補である共和人民党党首のケマル・クルチダルオール氏の当選確率に関する調査結果を発表した。

トルコでは5月14日に行われる大統領・国民議会選挙が注目されている。大統領選では、国民同盟の候補者である共和人民党党首のケマル・クルチダルオール氏、民主同盟の候補者である公正発展党党首、現大統領のタイイプ・エルドアン氏、母国党の候補者であるムハッレム・インジェ、父祖同盟の候補者スィナン・オアンが票を競う。

メトロポル・リサーチ代表のオゼル・サンジャル氏は、選挙33日前に自身のSNSアカウントで調査結果を公表した。

サンジャル氏は、大統領選でクルチダルオール氏が当選する可能性に向けた世論の認識を公表し、この4カ月間に注目した。

アンケートは4月1日から3日にかけて28の県で2610人が参加して行われ、有権者に「5月14日に行われる大統領選でクルチダルオール氏は勝つと思うか」という質問がなされた。

調査結果は次のようになった。
必ず勝つ:9.3%
勝つだろう:35.9%
勝てないだろう:32.9%
決して勝てない:12.1%
わからない/無回答:9.8%

■この4カ月間で興味深い増加

有権者の合計45.2%が「勝つ」と答え、45%が「勝てない」と答えている。時間に注目してみると、「勝つ」と答えた人の割合は「勝てない」と答えた人の割合に比べ、この4カ月で13.5%増加している。


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翻訳者:伊永勇人
記事ID:55399