モロッコ:「イフタール」提供キャンペーンで歌手ドゥニヤー・バトマが新たな一面を披露

2023年04月13日付 al-Quds al-Arabi 紙
モロッコ人女性歌手ドゥニヤー・バトマ
モロッコ人女性歌手ドゥニヤー・バトマ
■ラマダーン期間に孤児たちに食事「イフタール」を配る歌手ドゥニヤー・バトマの別の姿(動画)

【ラバト:本紙】

モロッコの女性歌手ドゥニヤー・バトマは、モロッコ北部の都市タンジェでラマダーン期間中、毎日1,500人に「イフタール(ラマダーン中に行われる日没後の食事)」を提供する慈善活動の主賓として新たな一面を印象付けた。

慈善団体「ヤッラ ナターアーワヌー(さあ、お互いに助け合おう)」のメンバーたちは、ドゥニヤー・バトマを盛大に出迎えた。玄関からチャリティー会場の大ホールへの通路は、ビデオでもわかる通り、絨毯が敷き詰められていた。

そして歌手ドゥニヤーは、慎み深く、聖なる月への深い敬意を示して、派手なメイクを封印したいつもと異なる装いでビデオに登場した。

本慈善活動を監修する団体のナワ―ル・フィーラーリー代表は、ドゥニヤー・バトマがキャンペーンに参加している様子を熱心に撮影し、「歌手ドゥニヤー・バトマさんは、『毎日1500人にイフタールを提供するキャンペーン』の18日目の主賓です」というコメントを付けて動画をインスタグラムに投稿した。

ナワール代表は、「この女性は何の見返りを求めず、善を愛する気持ちでボランティア活動に参加してくれました。このような行いこそ我々が国内のインフルエンサーやアーティストたちに求めていたことです」とマグリブ方言で述べた。

「ドゥニヤーさんはキャンペーンの終了時まで、最後のイフタールのバスケットを配り終わるまで、私たちと共に活動してくれました。主があなたに恵みをお与えくださいますように…」と続けた。

(後略)


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翻訳者:土屋伶斗
記事ID:55415