選挙まで11日、世界が注目

2023年05月03日付 Hurriyet 紙

全世界の注目がトルコに集まっている。世界中の多くの新聞社とテレビ局がこの過程においてその目をトルコに向けている状況だ。選挙までのカウントダウンが進み、ワシントンポスト紙は「2023年においてこの世界で最も重要な選挙まで残り10日となった。」と掲載した一方で、ドイツの新聞からは注目を引く、ある言及があった。

世界はアンカラの動向を注視している。

2023年の最も重要とされる出来事の一つとして見做されている選挙の全てをつかむ多くの新聞社とテレビ局は動向を刻々と読者と視聴者に伝えている。

外国にいる有権者のため投票の手続が続く中、アメリカの有力紙であるワシントンポスト紙が注目を引く選挙分析が飛び込んできた。

2023年の最も重要な選挙まで10日となり、トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と主要な野党候補のケマル・クルチダルオール氏、両者間の対立が激しさを増している」と掲載したワシントンポスト紙は数十種類の調査の行い、それぞれ異なる調査結果が出たと報じた。

報道で「世論調査は結果について全てのことに可能性があることを示している。エルドアン大統領が実権を10年延長させる、大統領職を失う、国民同盟が議会の過半数を占める、もしくは失う可能性もある。と言及した。

ドイツのフランクフルター・ルントシャウ紙は野党候補の選定のプロセスに注目し、以下の言及をした。

「反エルドアン同盟は大統領候補の問題のため崩壊した」

ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)のニュースで「エルドアン氏は依然として人気があり、大統領制の下で権限を強化させた」と掲載した。

リダクションズネットワーク・ドイチュランド(RND)の場合、「様々な会社によって行われた世論調査は、大国民議会選挙を前に、混迷の様相を呈している」と言及した。

ギリシャの報道機関も選挙の動向に注目している。

選挙が全世界で最も重要なテーマの一つであることを強調したIN.gr(ギリシャのニュースサイト)は「ヨーロッパはトルコにおける選挙を特に、興味深く見ている。なぜならその結果が現在のバランスを変更し、そしてウクライナ人と難民に影響を与えるかもしれない」と掲載している。

ギリシャのiEidiseisは「エルドアン氏は昨日の会見において、選挙まで残り10日に迫ったトルコにおいて天然ガスに続いて、油田が発見されたことを世界に発信した」と載せた。

ギリシャのエスノス紙は注目を引く選挙のシナリオを掲載した。「有力候補以外の二人の大統領候補であるインジェ氏とオーアン氏が第一回目の投票で5%以上の得票率を得た場合、この両者に投票した人たちが第二回目の投票でエルドアン氏に投票することはありえる」と記載した。同紙は「エルドアン氏が望む 割合の得票を得ることも可能だ」と掲載した。
ギリシャのプロトセーマ紙は「揚陸艦『TCG アナドル』はクルチダルオール氏とギリシャにある『メッセージ』を送るためにイズミルにある」という見出しとともに読者に届けられた。


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翻訳者:伊藤颯汰
記事ID:55527