選挙前、町の声

2023年05月03日付 Cumhuriyet 紙
街頭インタビューでエルドアン大統領の支持を表明した女性が医師たちについて語った発言がSNSで物議を醸した。

5月14日の重要な選挙までわずかを残す中、街頭インタビューが注目を集め続けている。

「あなたはマイクの前に」というYouTube上のチャンネルは選挙に関するアンケートを行い、その中で語った女性の言葉がSNSで物議を醸した。

選択は「ずっと大統領」と語った女性は、医師への暴力を前面に出して「現在、私たちは医者たちを快く思わない。暴力を振るっている。それが安心だ」と述べた。

■「今では、私たちが暴力を振るっている」

女性の注目を集めた発言は次のようなものだ。

「ずっと大統領。彼がどんなことを行ってきたか?25年前をあなたは覚えていないのだ。私の夫が国立病院で働いている時、保険で子どもを連れて行った。私たちは長い長い列に並んでいた。医者は私を叱責したのだ。早く行けと言った、大学の病院に行けと言われた。私たちはこんな扱いを受けた。今では、私たちが医師たちに暴力を振るっている。」

■「職員にさえ暴力を振るっている」

去年の初めにも他のある市民が発した言葉がSNSで注目を集めた。

この人物は公正発展党以前の時期と現在の状況を比較する際、医療保険制度を例に挙げて次のように述べた。「私たちの一番の財産は私たちの病院と支援だ。私は以前の状況も知っている。父方のおじは病院で手術を受けた。医療費の半分を払ったにも関わらず、私たちの家にあるもの全てを取り上げたのだ。現在ではそのようなことはない。むしろ病院に勤める職員にさえ暴力を振るっている。私たちはそうやって圧力をかけているということだ。私の一番の財産はこれだ。」

■エルドアン大統領「辞めるなら辞めればいい」

エルドアン大統領は、2022年過酷な労働条件の改善を望む医師たちに、「ほら医師たちはお金が少ないと辞めていく。そうしたいなら、辞めるなら、辞めればいい。医者が不足するわけではないだろう」と述べた。


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翻訳者:芝田幸恵
記事ID:55529